2022年11月25日に内容を更新しました!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
Skylum社の大ヒットレタッチソフト「Luminar(ルミナー)」の最新モデルが2022年2月にリリースされました。
最新モデルの名前は「Luminar NEO(ルミナーネオ)」
これまで得意としてきたAIレタッチ機能がさらに強化され、新機能もたくさん追加されています!
メーカー純正の無料レタッチソフトから、ステップアップのソフトとして非常におススメ。
Luminar 3・Luminar 4・Luminar AIとこれまで3つのLuminarを使ったことがある梅野が、Luminar NEOについてご紹介させて頂きます!
-
■海外風のレタッチが手軽に出来てしまう「Luminar 3」を使ってみた!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 先日、SKYLUM様のご厚意でRAW現像ソフト「Luminar 3(ルミナー3)」をゲットしました! 写真が趣味の方に圧倒的な人気を誇る「lightroo ...
続きを見る
-
【Luminar 4(ルミナー4)が遂に登場】お得意のAI機能が超絶進化していた!
※2023年11月10日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ルミナーが得意としている、AIによる自動レタッチ機能がかなり強化され、より魅力的なソフトへと進化しました! ...
続きを見る
-
【Luminar AIレビュー】さらに進化したAI技術!RAW現像・レタッチするルミナーAIがおすすめ!
※2021年3月20日に内容を更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! Luminar AIではAI技術が進化している点と、これまでのルミナ―で不満だっ ...
続きを見る
Luminar(ルミナー)ってどんなレタッチソフト?
Luminarとは?
Luminar(ルミナー)はいち早く、AIによるレタッチ機能を推してきたソフト。
クリック1つでレタッチが完了する手軽さで人気となりました!
2018年にリリースされたLuminar3で大幅にAIでのレタッチ機能が搭載され話題になり、2019年に登場したLuminar4はAI機能をさらに強化し大ヒットしました。
2020年に出たLuminar AIではAI機能強化と共に、ルミナーの欠点であった「動作が重い」のを解消し、よりサクサクと動くソフトへ進化。
そして2022年にリリースされたのがLuminar NEO(ルミナーネオ)なのです。
実際に使ってみたレビュー記事はこちらからどうぞ!
-
【Luminar Neoレビュー】AIを活用し誰でもすぐ使える最強RAW現像ソフト
※2022年12月4日に内容を更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! AIを活用したRAW現像ソフト「Luminar(ルミナー)」シリーズ。 2022年に最新モデルの「Lumin ...
続きを見る
レタッチソフトと言えば・・・
レタッチソフトとして有名なのがAdobeのlightroom。
以前まではlightroom1強の時代ですが、日本にLuminarが入って来てからはlightroom派とLuminar派に分かれるようになりましたね。
現在は他のレタッチソフトも多数のAI機能を持っていますが、その分野ではやはりLuminarがリード。
手軽に高度な処理をしたい方はLuminarがオススメです!
Luminar(ルミナー)が人気の理由
Luminarが人気の理由
現在、レタッチソフトの中でも高い人気を誇るLuminar(ルミナー)ですが、その大きな理由の1つは価格の安さです。
サブスクが主流となっており、レタッチソフトを利用するには月1,000円前後のランニングコストが掛かるソフトが多いですが、Luminar(ルミナー)は買い切りタイプ。
一度お金を払ってしまえば、あとの費用は要らないのが魅力です!
多機能なソフトの場合、買い切りだろ20,000円~30,000円という高額なソフトもありますが、Luminar(ルミナー)は多機能なソフトなのに10,000円を切るお値段なのも人気の理由ですね。
Luminar NEOの価格
価格 | |
Luminar NEO(1ライセンス) | 9,580円 |
Luminar NEO(2ライセンス) | 11,980円 |
Luminar NEOは新型の編集エンジンを搭載
Luminarの欠点と言えば、ソフトの動作が重く古いパソコンではもっさりとした挙動になってしまう事。
歴代のLuminarも悪いレビューで必ず書かれていることですね。
Luminar AIでだいぶ改善されてきていましたが、Luminar NEOでは編集エンジン自体がまったく新しい新型になりました!
これによってソフトの動作は軽くなっていますし、複数のツールを同時に使用することも可能に。
Luminar NEOの新機能
Luminar NEOでは従来のAI機能強化の他に、便利な新機能が追加されています!
Luminar NEOの新機能
- リライト AI
- マスク AI(アップデートで追加予定)
- ポートレート背景削除 AI(アップデートで追加予定)
- レイヤー機能
- ほこりを除去
- 電線除去AI
これらの機能が追加されています。
でれも「こんなのがあったら便利なのに…」と思っていた機能が追加され、さらに魅力的なソフトへと進化しました!
リライト AI
新機能:リライト AI
自然なトーンと露出になるよう、スライダーを動かすだけでレタッチ出来る機能。
これは素晴らしい機能ですね!
似たような機能はありましたが、写真全体が明るくなったり暗くなったりしていましたので、細部は手作業で調整していくしかありませんでした。
しかし「リライトAI」では写真を3Dスキャンし、前景・中景・後景を認識し、細部に渡るまで適切な明るさに調整してくれます。
今までなら時間を掛けてチマチマと作業していた処理を、スライダーを動かすだけで出来るようになりましたので、かなりの時短に繋がりますね!
マスク AI
新機能:マスクAI
新機能の「マスクAI」を使用すると自動でマスクを行ってくれます。
写真内の道や空、車などオブジェを自動認識してくれるので、マスクを掛けたい場所をクリックするだけでマスクを掛けてくれます。
精度も高く、「マスクAI」と似た機能を持っているレタッチソフトは他にありますが、その中でもLuminar NEOの精度は頭一つ抜けているなと感じます!
これもエグい機能です!
マスクを掛けた部分だけ、色味や明るさを調整することがありますが、細々とした部分はマスクを掛けにくいですよね。
空にマスクを掛けたいのに木とかがあると本当に邪魔ですからねぇ・・・。
ポートレート背景削除 AI
Luminarさんお得意の写真を置き換えることができる機能。
ポートレイトを撮影していて、「表情やポーズは完ぺきなのに背景がイマイチだなぁ…」って思うことありますよね?
そんな時は「ポートレート背景削除 AI」を使うことで解決することが出来ます。
ポートレート背景削除 AI
人物を認識し背景だけを別の写真に置き換えることが出来る機能で、部屋で撮影した写真でも背景を大都会の写真に置き換えることも可能!
これまでだと人物を切り抜いて背景を差し替えて…と、慣れていないと何十分もかかる作業をワンタッチで行うことが出来るようになりました。
しかもさらに凄いのは、背景だけ差し替えると光の感じが変わるので、人物に凄い違和感を感じてしまいます。
Luminar(ルミナー)はそこも認識して、背景に溶け込むように被写体の露出や色味も自動補正してくれるので、違和感のない写真に仕上がるようになっています!
レイヤー機能
新機能:レイヤー機能
新機能と言うより復活した機能ですが、Luminar AIでは削除されてしまった「レイヤー機能」がLuminar NEOで復活しました。
レイヤー機能は複数の写真を重ねることができ、あとから前ボケを作ったり玉ボケを追加したりすることが出来ますね!
Photoshopに比べると簡易な機能ですが、レイヤーもアップデートで強化されていくようですので、今後が楽しみです。
ほこりを除去
新機能:ほこりを除去
「ほこりを除去」は写真に写りこんでしまった、レンズやセンサーのゴミをワンタッチで除去してくれる機能です。
通常はゴミ1つ1つを円形フィルターみたいなので囲って除去していかなくてはならないので、非常にめんどくさい作業。
特にミラーレスをお使いの方は、センサーにゴミが付着しやすいため、青空の写真を撮るとビックリするくらいゴミが写りこむことがあります…。
電線除去AI
新機能:電線除去AI
その名前の通り電線をなぞるだけで消すことが出来ます。
一括で消すことは出来ず手作業となりますが、消した後の背景とかも違和感なくキレイな仕上がり!
これまでは電線を消した背景、例えば雲とかの形が変になっちゃって、使いたいけど使えないってことも多かったんですが、「電線除去AI」ならガシガシと使っていけそうです!
Luminar NEOの動作環境
パソコンスペックが足りていないと、ソフトが立ち上がらない・落ちるという現象が起きますので、必ずお使いのパソコンスペックを確認して下さい!
Windows | Mac | |
OS | Windows10 バージョン1909もしくはそれ以上 (64-bit OSのみ) |
MacOS 10.14.6か、それ以降のOS MacOS 10.13はサポートされていません。 |
CPU | CPU Intel® Core™ i5以上、AMD Ryzen™ 5以上 | CPU Intel® Core i5以上 |
メモリ | メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨) | メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨) |
グラフィックボード | OpenGL 3.3以降対応のグラフィックカード | 指定なし |
ストレージ | ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。 | ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。 |
ハイスペックなパソコンは必要ではありませんが、100,000~150,000円くらいのミドルスペックはあった方が良さそうですね。
メモリは8GBからとなっていますが、16GBあった方が良いです。
昔、メモリ8GBのパソコンでルミナーAIを動かしたときは、写真の書き出しの時にソフトが頻繁に落ちました。
まとめ
定番のRAWレタッチソフトとなったLuminar(ルミナー)
今回のLuminar NEOは、これまでの不満点を解消しつつさらにAI機能が強化されました!
複雑で手間のかかる作業はほぼワンタッチで処理できるようになっており、レタッチ初心者の方でも思い描いた編集を直感的に行うことが出来ます。
おまけに買い切りタイプのソフトでお値段も安いので、初めてのレタッチソフトとしておススメ!
今ではLuminarを使っている方もかなり増えましたので、分からないことがあってもネットを見ればすぐに解決することが出来ます。
これから有料レタッチソフトの購入をお考えの方は、ぜひLuminar(ルミナー)を使われてみてはいかがでしょうか!
-
【Luminar Neoレビュー】AIを活用し誰でもすぐ使える最強RAW現像ソフト
※2022年12月4日に内容を更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! AIを活用したRAW現像ソフト「Luminar(ルミナー)」シリーズ。 2022年に最新モデルの「Lumin ...
続きを見る