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【メーカー最強カメラ】プロ向けカメラのフラッグシップモデルをまとめてみた!

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※2024年4月4日に内容を更新しました!

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

恐らく多くの方が「凄いなぁ」と眺めることしか出来ないカメラ。

それがメーカーのフラッグシップモデル。

 

Leicaとかのカメラに比べれば安いですが、それでも一般ユーザーにとって手が届かないほど高額なカメラが、メーカー最強のカメラであるフラッグシップです。

 

プロカメラマン・写真家向けに作られていて、メーカーの技術をすべて詰め込んだ夢のカメラ。

以前はフルサイズ一眼レフで大体500,000前後の価格だったと思うのですが、最近ではさらに値上がりしてしまい、700,000~800,000円の世界に…。

 

宝くじでも当たらないと手にすることが出来ないカメラですが、新型が発表されるたびにワクワクさせてくれる存在でもあります。

今回は各メーカーのフラッグシップモデルをまとめてみました!

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.5現在登録者数4600人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

 

フラッグシップモデルの特長

 

フラッグシップモデルはメーカー最強のカメラ

 

フラッグシップモデルはメーカーを代表するカメラ。

「ウチはこんな最先端技術がありますよ!」と言うアピールするための物であり、超高性能カメラです!

 

フラッグシップモデルはプロが愛用しているイメージがあると思いますが、プロが愛用する理由は高性能・高耐久・信頼性。

特に耐久性と信頼性は他のモデルに比べ圧倒的に高く、防塵防滴・耐低温などのスペックが高いですね。

カメラを持ってみれば分かりますが、剛性が強く塊り感を感じます。

 

写真を撮る性能に関しては、AF性能と連写速度が速いのが、フラッグシップ機の特長。

なので動物やスポーツ、レースなど動体撮影をされる方に向いているカメラとなっています。

 

以前であれば、フラッグシップ機と言えば、画素数を1000万~2000万画素に抑え、連写速度と高感度性能が高いモデルでした。

最近は高画素化し、8K動画撮影が出来るモデルなどが出てきており、写真だけでなく動画撮影もハイレベルにこなせるフラッグシップモデルが登場しています!

 

 

Canonのフラッグシップモデル

デジタルカメラの売り上げで、18年連続1位を記録しているキングオブカメラメーカー「Canon」

ちなみに「キャノン」じゃなくて「キヤノン」が正式名称だそうです。

 

フルサイズミラーレス市場では大きく出遅れてしまったものの、今ではSONYに迫るシェアを獲得しつつありさすが王者だなと感じます。

 

撮って出しでも人間が「キレイ」だと感じる色味が特長で、多くのプロカメラマンさんが愛用していますね。

またEOS Kissシリーズの存在のおかげで、女性ユーザーも非常に多い印象があります!

 

 

Canon EOS-1D X Mark III

Canon EOS-1D X Mark IIIの画像

※画像引用元:キヤノン

 

現在Canonのラインナップの中で、最高性能を誇る一眼レフが「EOS-1D X Mark III」です。

 

EOS-1D X Mark III

  • GDローパスフィルターを搭載し、モアレや偽色を低減しつつも、従来のローパスフィルターより高い解像度が得られます。

  • これまではフラッグシップモデルは1000万画素代でしたが、今回から2000万画素へ突入!
    画素数が低い理由は画素数を少なくすることで、1画素辺りの面積を大きくしダイナミックレンジやノイズ耐性を高めるためです。

  • EOS-1D X Mark IIIの常用ISO感度はISO102400となっており、拡張ではISO819200まで使用することが出来ます!
    ノイズ耐性も非常に高く、ISO25600で撮影した写真でも、かなりの高画質を維持していますので、暗い場所でシャッタースピードが遅い時、躊躇なくISO感度を高められますね。

  • 一眼レフとしては圧倒的な連写性能を持っていて、最高約16コマ/秒を達成。
    ライブビューでは最高約20コマ/秒の高速連写が出来るようになっています。

 

梅野
この他にもとんでも無いスペックがわんさかとあり、さすがフラッグシップと言ったカメラに仕上がっています!

 

 

発売日 2020年2月14日
タイプ 一眼レフ
センサーサイズ フルサイズ
画素数 2010万画素
高感度 標準:ISO100~102400
拡張:ISO50、204800、409600、819200
連写速度 ファインダー撮影時:最高約16コマ/秒
ライブビュー撮影時:最高約20コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/8000秒~0.5秒
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒
AF測距点 191点(クロス測距点:最大155点)
液晶モニター 3.2型(インチ)・210万ドット
ファインダー倍率 0.76倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:2850枚
液晶モニタ使用時:610枚
記録メディア CFexpressカードTypeB
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 158(幅)x167.6(高さ)x82.6(奥行) mm
重量 1250g
実売価格 730,000円前後(ボディのみ)

 

 

Canon EOS R3

Canon EOS R3の画像

キャノン最高のミラーレスとして登場予定

 

現在、開発が発表されている「EOS R3」

ミラーレスのEOS-1D X Mark IIIと言う立ち位置で、ミラーレスのフラッグシップモデルとなります!

 

EOS R3

  • 裏面照射積層CMOSセンサーを採用する予定で、高感度性能が高くデータ処理速度も高速化。
    AF・AE追従撮影で30コマ/秒を発揮する予定です!
     
  • また注目の機能の1つが「視線入力対応ファインダー」
    目で見ている位置にピントが合うため、被写体への高速なピント合わせが可能です!
    実はフィルムカメラ時代にも実装されていた機能なんですが、現在の技術でどれだけ高性能になったのか楽しみですね。
     

 

 

 

Nikonのフラッグシップモデル

 

 

カメラ界ではCanonに次ぐ2番手がNikon(ニコン)

しかし残念ながらフルサイズミラーレス市場に大きく出遅れてしまい、現在では3番手に後退してしまいました。

 

Nikonのカメラと言えばCanonやSONYのような派手さは無いものの、実質剛健さが最大の売り!

 

最新技術で言えばSONYやCanonがとても目を惹きますが、実はNikonも知られていないだけで凄い便利な機能を搭載していたりします。

でもなぜかその部分はプッシュしないので、知られていないことが多い。

 

写真は余計な味付けはせず、自然なままの色味を出すのが特長。

風景写真家さんやカメラの専門学校でよく使われている印象があります。

 

また撮る人の事を考えてカメラを作っているので、非常に使いやすく初めてのカメラとしてもおススメです!

 

 

Nikon D6

 

Nikonのフラッグシップ一眼レフ「D6」!
前モデルのD5はNASAが「宇宙で使うためのカメラ」として53台購入したことも話題になりました。

 

Nikon D6

  • 「高密度105点AFシステム」と「新開発AF専用エンジン」を採用し、Nikon史上最強のAF性能を謳っています!
    ピントが合う速度と精度の向上はもちろんの事、小さな被写体も速やかに捉えられるように。
    また暗所にも強くなっており、-4.5EVまでAFが対応出来るようになりました。
     
  • 連写速度はAF/AE追従で約14コマ/秒。
    画像サイズが1920×1080まで小さくなりますが、60コマ/秒の撮影にも対応します。

 

発売日 2020年6月5日
タイプ 一眼レフ
センサーサイズ フルサイズ
画素数 2082万画素
高感度 標準:ISO100~102400
拡張:ISO50相当、3280000相当
連写速度 約10~14コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 105点(全点クロスタイプセンサー)
液晶モニター 3.2型(インチ)・236万ドット
ファインダー倍率 0.72倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:3580枚
記録メディア XQDカード
CFexpressカードTypeB
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 160(幅)x163(高さ)x92(奥行) mm
重量 1270g
実売価格 700,000円前後(ボディのみ)

 

 

Nikon Z 9

Nikon Z9の画像

8K動画撮影にも対応するミラーレスのフラッグシップモデル

 

Nikonのミラーレスとしてフラッグシップモデルとなる「Z9」

現在開発中となっています。

 

詳細はまだ不明ですが、8Kに対応するなど最新技術が積み込まれるみたいなので、その性能には期待大ですね!

 

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SONYのフラッグシップモデル

 

 

カメラ界の勢力図を塗り替えた黒船。

「フルサイズミラーレス」と言う当時では初のカメラを世に送り出しました。

 

カメラと言えばCanonかNikonと言う時代でしたので、「SONYのカメラwww」と馬鹿にされることもありましたが、たったの数年で圧倒的なシェアを獲得し、フルサイズミラーレスはSONY1強の時代が続いています。

モデルチェンジの度に革新的な技術を投入し話題性もあるため、最近ではカメラを始める時の選択肢で「SONY」が一番初めに挙がってくるような存在になりました。

 

写真は色が濃い目に出る印象。

朝焼けや夕焼けのグラデーションがとても綺麗に写ります。

また写真だけでなく動画性能も高いカメラがあり、どちらの要求にも応えてくれます。

 

ユーザー数が多いため目立つだけなのかも知れませんが、カメラの耐久性は低いイメージがあります。

身近でSONYのカメラを使っている方も2名中2名壊れた…。

昔はソニータイマー(保証期間が切れたころに壊れる)なんて言葉もあり、耐久性より性能を重視する傾向なんでしょうか。

 

 

SONY α1

 

これまではα9がフラッグシップモデルの様な状態でしたが、SONYはプロ機ではないと明言していました。
そしてαシリーズが始まって初めて、プロモデルのフラッグシップ「α1」が登場しました!

 

SONY α1

  • これまでのフラッグシップモデルは、高感度性能や連写速度も高めるために低画素でしたが、α1は驚きの5010万画素。
    しかも30コマ/秒で連写出来てしまいます。
     
    最近は高画素でもダイナミックレンジが広かったり、高感度でのノイズが抑えられていたりしますので、5010万画素でも問題は無かったんだと思います。
    しかしこれだけの画素数でAF/AE追30コマ/連写出来るとは、驚異的な処理能力を持つカメラですね!

  • ピクセルシフトマルチ撮影にも対応し、1億9900万画素の写真を撮影することも可能。

 

発売日 2021年3月19日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ フルサイズ
画素数 5010万画素
高感度 標準:ISO100~32000
拡張:ISO50~102400
連写速度 最高約30コマ/秒(AUTO/電子シャッター時)
最高約10コマ/秒(メカシャッター時)
シャッタースピード 電子:1/32000~30秒
メカニカル:1/8000~30秒
AF測距点 759点位相差AF+425点コントラストAF
液晶モニター 3型(インチ)・144万ドット
ファインダー倍率 0.9倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:430枚
液晶モニタ使用時:530枚
記録メディア CFexpressカードTypeA
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 128.9(幅)x96.9(高さ)x80.8(奥行) mm
重量 652g
実売価格 750,000円前後(ボディのみ)

 

 

PENTAXのフラッグシップモデル

 

現在、唯一ミラーレスを出していないメーカー。

過去にはPENTAX Q-S1と言うカメラがありましたが、後継機が出ておらず今は一眼レフのみとなっています。

 

PENTAXは耐久性が超高いカメラとなっており、防塵防滴仕様となっていますが防水並みの性能となっています。

海外の動画で、PENTAXのカメラに砂を掛けまくり、そのあとシャワーで入念に洗っても、通常通り動作しているのは衝撃でしたね。

 

モデルチェンジの間隔が他社より長いため、スペック値だけを見ると劣っているように見えますが、高感度性能(シャッタースピードを速める機能)では圧倒的な数値を誇り、明かりが一切ない環境でも撮影出来てしまいます。

最新のカメラでは「最高ISO感度1,600,000」というとんでもないスペックとなっており、ISO12800で撮影した写真もノイズがかなり抑えられていて非常にキレイです!

 

モデルチェンジが遅いせいもあり、AF性能や連写性能が低いなどデメリットもありましたが、最新の一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」では大幅に改良されており、APS-C一眼レフカメラの最強格になっています。

また数少ない中判カメラを販売しているメーカーでもありますね!

 

余談ですが熱狂的なPENTAXファンのことは「ペンタキシアン」と呼びます。

 

 

PENTAX K-1 Mark II

 

「PENTAX K-1 Mark II」はPENTA初のフルサイズ一眼レフ「PENTAX K-1」のマイナーチェンジ版。

 

PENTAX K-1 Mark II

  • 3640万画素フルサイズセンサーでローパスフィルターレス仕様。
    高い解像度を発揮してくれる上に、「ローパスセレクター」の機能により、ローパスフィルターレスにも関わらずモアレや偽色を低減してくれるので、安心して使えますね!
     
  • 超高解像度写真を写せる「リアル・レゾリューション・システムII」を搭載!
    これまでは三脚が必須でしたが、リアル・レゾリューション・システムIIは手持ち撮影にも対応し、使える機会が大幅に増えました。
     
  • そしてPENTAXと言えば規格外の高感度撮影!
    使える使えないは別としても、常用ISO感度819200まで選択可能です。
    ノイズも少なくISO12800までは見れる画質になりますので、三脚禁止の場面や夜間で活躍してくれること間違いなし!
     

 

発売日 2018年4月20日
タイプ 一眼レフ
センサーサイズ フルサイズ
画素数 3640万画素
高感度 ISO100~819200
連写速度 最高約4.4コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 33点測距(中央25点クロスタイプ)
液晶モニター 3.2型(インチ)・103.7万ドット
ファインダー倍率 0.7倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:670枚
記録メディア SDHCカード
SDカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth ×
NFC ×
本体サイズ 136.5(幅)x110(高さ)x85.5(奥行) mm
重量 925g
実売価格 190,000円前後(ボディのみ)

 

 

PENTAX K-3 Mark III

 

センサーサイズや画素数ではPENTAX K-1 Mark IIには勝てませんが、それ以外の部分では圧勝していると言える、APS-Cセンサーフラッグシップモデル。

 

PENTAX K-3 Mark III

  • PENTAXの弱点だった部分が大幅に進化しており、オートフォーカスや連写性能が超パワーアップ!
    APS-Cセンサーの一眼レフではトップクラスのカメラになっています。
     
  • お得意の高感度撮影は、ついにISO1,600,000にまで到達!
    ISO25600での撮影も全然イケるレベルの高感度性能を得ました。
     
  • 一眼レフでは珍しい、ボディ内手ブレ補正も「5.5段分」へと進化し、撮影をサポートしてくれます。 
     

 

発売日 2021年4月23日
タイプ 一眼レフ
センサーサイズ APS-C
画素数 2573万画素
高感度 ISO100~1600000
連写速度 最高約12コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 101点測距(25点クロスタイプ)
液晶モニター 3.2型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 1.05倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:800枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 134.5(幅)x103.5(高さ)x73.5(奥行) mm
重量 735g
実売価格 251,000円前後(ボディのみ)

 

 

FUJIFILMのフラッグシップモデル

使い捨てカメラ「写ルンです」で、非常に認知度の高いメーカー。

今はAPS-Cセンサーと中判センサーを搭載した、ミラーレスを販売しています。

 

カメラのデザインがクラシカルとなっており、若い世代のユーザーが男女問わず多く人気!

 

またフィルムを長年製造してきた経験を活かし、ミラーレスカメラでもフィルムカメラの様な描写をする「フィルムシミュレーション」の機能が非常に魅力的となっています。

このフィルムシミュレーションを目当てに、FUJIFILMのカメラを手にする方も多いと思います。

 

APS-Cセンサーでフルサイズに迫るの高画質を発揮し、少し前までは「画質の邪魔になる」と言う理由で、ボディ内手ブレ補正も採用しなかったほどの拘りよう。

レンズはあまり低価格な物がありませんが、性能は非常に高く、APS-Cセンサーの性能を存分に発揮してくれるレンズが揃っています。

 

また中判センサーを採用したミラーレスにも力を入れており、4機種もラインナップに登場しています。

 

 

FUJIFILM X-H2S

FUJIFILM X-H2Sの画像

富士フイルム史上、最高のAF性能!

 

第5世代となる、新型センサー「X-Trans CMOS 5 HS」と、新型画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載。

センサーは従来機の4倍以上、画像処理エンジンは2倍以上の高速処理が可能となり、AF性能や連写性能が大幅にパワーアップしました!

 

これまでのFUJIFILMのカメラは、撮る楽しさや画質の良さを追求したカメラで、動体撮影特化のカメラはありませんでした。

ですが、FUJIFILM X-H2Sは初めての動体撮影特化のカメラでありながら、いきなり業界トップクラスのスペックを引っ提げて登場!

 

FUJIFILM X-H2S

  • 狙ったものを逃さない、最速40コマ/秒の高速連写性能
    第5世代となった新型センサーと、新型画像処理エンジンの恩恵で、これまでにない連写性能を得ました!
     
  • AIを活用し、FUJIFILM史上最高のAF性能を発揮
    ディープラーニング技術を用いて、従来機とは段違いのAF性能となりました。
    APS-C機の中では最強クラスの動体撮影機となっています! 
     

 

発売日 2022年7月14日
タイプ ミラーレス
レンズマウント FUJIFILM Xマウント
センサーサイズ APS-Cセンサー
画素数 2616万画素
高感度 標準:ISO160~12800
拡張:ISO80、100、125、25600、51200
連写速度 約40コマ/秒(電子シャッター使用時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
シャッタースピード 電子:1/32000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
AF測距点 425点
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 エコノミーモード時: 約720枚
ノーマルモード時: 約580枚
記録メディア CFexpressカードTypeB
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  136.3x92.9x84.6mm
重量 579g
実売価格 310,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

 

FUJIFILM X-T5

FUJIFILM X-T5の画像

 

一時「X-H1」がフラッグシップ扱いとなっていましたが、X-T4でX-Tシリーズが再びフラッグシップモデルに返り咲きました。

 

FUJIFILM X-T5

  • 第5世代イメージセンサー「X-Trans CMOS 5 HR」
    APS-C機では最大画素となる4020万画素となりました!
     
  • 写真機としての性能を追求
    ミラーレスは動画性能も高いカメラが多いですが、X-T5は写真撮影の能力に重点を置いています。
     

 

FUJIFILMのAPS-C機は高画質で好評でしたが、これまでよりも更にワンランク上の解像力を得ましたので、非常に高精細な写真を撮ることが出来ます!

シャープさもそうですが、作例を色々と見てみると、とても透明感のある写真が撮れるようになったなぁと思いますね。

 

発売日 2022年11月25日
タイプ ミラーレス
レンズマウント FUJIFILM Xマウント
センサーサイズ APS-C
画素数 4020万画素
高感度 標準:ISO125~12800
拡張:ISO64、80、100、25600、51200
連写速度 約20コマ/秒(電子シャッター、1.29Xクロップ時)
約15コマ/秒(メカニカルシャッター使用時)
シャッタースピード 電子:1/180000秒~15分
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分
AF測距点 425点
液晶モニター 3型(インチ)・184万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:590枚
液晶モニタ使用時:580枚
エコノミーモード:740枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  129.5x91x63.8mm
重量 476g
実売価格 231,000円前後(ボディのみ)

 

 

OM-SYSTEMのフラッグシップモデル

フルサイズに比べれば小型のマイクロフォーサーズセンサーを採用し、カメラもレンズも小型に仕上がっているのが特長。

女性に高い人気を誇る「PENシリーズ」

男性に人気の「OM-Dシリーズ」があります。

 

PENシリーズは可愛らしいデザインに、カラーバリエーションが3色。

自撮りしやすいカメラ設計にいち早くしたため、初めてのミラーレスとして人気モデルとなりました。

 

OM-DシリーズはPENシリーズのライトな雰囲気から一変、本格派のカメラとなっておりプロも愛用するシリーズ。

デザインはクラシカルな雰囲気となっており、男性に人気が高いですね!

 

チェック

残念ながらOLYMPUSはカメラ事業を日本産業パートナーズに売却してしまいましたが、OLYMPUSのカメラは今後も展開していく予定となっています。

※OM-SYSTEMと言うブランドに生まれ変わり、新しいカメラをリリースしています!

 

マイクロフォーサーズセンサーの利点を活かした機動力や連写速度。

5000万画素相当の高精細な写真を撮影出来る「ハイレゾ撮影」

そして業界最強の「ボディ内手ブレ補正7.5段」と、魅力的な機能が目白押しとなっています!

 

 

OM SYSTEM OM-1

OM SYSTEM OM-1の画像

※画像引用元:OM-SYSTEM

 

 

OM-SYSTEMとブランド名が変わって一発目のカメラがフラッグシップ機!被写体認識AFや連写速度が速い動体撮影機です。

 

OM SYSTEM OM-1

  • 1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF
    一眼レフの様なクロスセンサーを搭載!動体への追従性と精度が非常に高いAFシステムです。
     
  • 圧倒的連写性能「AF/AE追従 50コマ/秒・AF/AE固定で 120コマ/秒」
    プロキャプチャー機能も搭載されており、1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAFと合わせれば、撮り逃すなんてことは無くなるかも知れません。
     

 

その他にもマイクロフォーサーズ最強クラスのカメラとして、様々な機能が盛り込まれています。

OLYMPUSのフラッグシップモデル「OM-D E-M1X」が出た時も、その性能に驚かされましたが、今回の「OM SYSTEM OM-1」もあらゆる面が数段パワーアップしていますね!

特にオートフォーカスや連写性能、高感度性能の向上は非常に大きなポイント。

 

動体撮影をするためにマイクロフォーサーズのミラーレスを選ぶ方も多いと思いますが、そのために性能が軒並みパワーアップしていますし、お値段もかなりバーゲン価格だと思うのでヒットしそうなカメラですね。

 

発売日 2022年3月
タイプ ミラーレス
レンズマウント マイクロフォーサーズ
センサーサイズ マイクロフォーサーズ
画素数 2037万画素
高感度 標準:ISO80~25600
拡張:ISO102400
連写速度 連写:約10コマ/秒
静音・プロキャプチャー:約20コマ/秒
静音・プロキャプチャー(SH1):約120コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/32000~60秒
電子先幕:1/320~60秒
メカニカル:1/8000~60秒
AF測距点 1053点クロス
液晶モニター 3型(インチ)・162万ドット
ファインダー倍率 1.65倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 520枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  134.8x91.6x72.7 mm
重量 511g
実売価格 245,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

LUMIXのフラッグシップモデル

 

 

ミラーレスを始めて世に出したパイオニア。

OLYMPUSと同じくマイクロフォーサーズセンサーを採用したミラーレスが、多くラインナップに加わっています。

 

そしてSONY・Canon・Nikonに続いて、フルサイズミラーレスにも参入しました!

レンズマウントは「Lマウント」を採用し、LUMIX・SIGMA・Leicaの3社協業でシェアを奪いに掛かっています。

 

マイクロフォーサーズセンサーを採用したカメラを「Gシリーズ」

フルサイズセンサーを採用したカメラを「Sシリーズ」と分けています。

-

マイクロフォーサーズセンサーでは圧倒的な性能を持って登場した「LUMIX G9 PRO」

動画性能に力を入れ、YouTuberにも大人気となった「LUMIX GH5」「LUMIX GH5S」

フルサイズセンサーでは4730万画素を誇る「LUMIX S1R」

シネマクオリティの動画性能を持った「LUMIX S1H」

-

と、主役級のカメラが何台も存在しています。

 

フルサイズミラーレスには参入したばかりですが、3社協業によってレンズラインナップはすでに豊富と言っても良いほどそろっていますので、あとはどれくらいシェアを伸ばせるか楽しみですね!

 

 

LUMIX G9 PRO(DC-G9)

LUMIX G9 PROの画像

 

これまでLUMIX(ルミックス)のフラッグシップモデルと言えば「GH」シリーズでした。
そこに割って入ってきたのが、静止画のフラッグシップモデルとなるLUMIX G9 PROです!

 

LUMIX G9 PRO(DC-G9)

  • 発売当時、世界最速約0.04秒でピントが合う爆速オートフォーカス。
    AF固定連写60コマ/秒・AF追従連写20コマ/秒の連写性能を持って登場しました!
     
  • 120fpsのフレームレート表示が可能な高精細368万ドットOLEDファインダーや、後にOLYMPUSに抜かれるまでは世界最高だった6.5段分のボディ内手ブレ補正を装備し、ミラーレスの中では最強のカメラでしたね。
     

 

そして何故かお値段が安かったのも魅力の1つ。

人気のあったカメラなのですが、あれよあれよと値下がりし続け、半年もしない内に3割から4割も値下がりしました。

現在の実売価格は113,000円前後となっており、メーカーのフラッグシップモデルとしては破格のお値段となっております!

 

発売日 2018年1月25日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ マイクロフォーサーズ
画素数 2033万画素
高感度 標準:ISO200~25600
拡張:ISO100
連写速度 メカシャッター/電子先幕:12(AFS/MF)9(AFF/AFC)コマ/秒
電子シャッター:60(AFS/MF)20(AFF/AFC)コマ/秒
シャッタースピード 1/32000~60秒(シャッター方式自動切換)
AF測距点 225点
液晶モニター 3型(インチ)・104万ドット
ファインダー倍率 1.66倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:360枚
液晶モニタ使用時:380枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 136.9(幅)x97.3(高さ)x91.6(奥行) mm
重量 586g
実売価格 113,000円前後(ボディのみ)

 

 

SIGMAのフラッグシップモデル

 

サードパーティのレンズメーカーとして有名なSIGMA(シグマ)

他を犠牲にしても解像度を高めると言う特化したレンズを開発しており、ファンもとても多いです。

レンズメーカーとしてのイメージが強いですが、実はこれまで沢山のカメラも販売してきました!

世界唯一の三層構造垂直色分離方式を採用した「Foveonセンサー」を搭載し、多くのカメラファンから注目を集めています。

 

Foveonセンサーは解像度が高い上に、偽色が発生しないためローパスフィルターも必要がありません。

「空気感まで写し出す」と言われており、デジタル写真なんですが実際にその場で景色を見ているような感覚になるほど、生の表現をしてくれます!

 

現在は中止状態ですが、フルサイズでのFoveonセンサーに期待が高まっており、フルサイズFoveonセンサーを搭載したミラーレスを登場させると、フルサイズミラーレス業界の勢力図が変わるかも知れませんね。

 

 

SIGMA fp L

SIGMA fp Lの外観

6100万画素フルサイズ 裏面照射型CMOSセンサー搭載

 

世界最小のフルサイズミラーレスなのが、SIGMAのfpシリーズ。
SIGMA fp Lは6100万画素センサーを搭載した高画素モデルとなっています。

 

SIGMA fp L

  • Foveonセンサーは採用されていませんが、本格的な動画撮影が可能なカメラ。
     
  • 際立って高いスペックがあるわけではありませんが、豊富なアクセサリーが用意されており、撮影の用途に応じてカメラをカスタマイズすることが出来ます!
    またカメラの小ささもあり、静止画ではスナップ撮影やお散歩用として需要がありますね。

 

発売日 2021年4月16日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ フルサイズ
画素数 6100万画素
高感度 標準:ISO100~25600
拡張:ISO6、12、25、50、51200、102400
連写速度 最高10コマ/秒
シャッタースピード 電子:1/8000~30秒
AF測距点 49点
液晶モニター 3.15型(インチ)・210万ドット
ファインダー倍率 -
ファインダー視野率 -
撮影可能枚数 液晶モニタ使用時:240枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
外部SSD(USB3.0接続)
Wi-Fi ×
Bluetooth ×
NFC ×
本体サイズ 112.6(幅)x69.9(高さ)x45.3(奥行) mm
重量 375g
実売価格 250,000円前後(ボディのみ)

 

 

プロ向けカメラのフラッグシップモデルに関するよくある質問

 

Q1: フラッグシップモデルとは何ですか?

A1: フラッグシップモデルは各メーカーの最高性能を誇るカメラで、プロカメラマンや写真家向けに作られています。メーカーの最新技術が詰め込まれた、夢のような高性能カメラです。

 

Q2: フラッグシップモデルの特長は何ですか?

A2: 高性能・高耐久・信頼性が挙げられます。特に耐久性と信頼性は他のモデルに比べて圧倒的に高く、防塵防滴や耐低温などのスペックが特徴です。また、AF性能と連写速度が速く、動体撮影に向いています。

 

Q3: フラッグシップモデルの価格帯はどのくらいですか?

A3: 最近では価格が上がり、700,000円~800,000円の範囲が多いです。ただし、メーカーやモデルによって価格は異なります。

 

Q4: フラッグシップモデルを選ぶメリットは何ですか?

A4: フラッグシップモデルは、撮影性能の高さ、耐久性、信頼性が非常に高いため、プロの要求を満たすことができます。また、過酷な環境でも安定して撮影を行えるため、どんなシチュエーションでも高品質な写真を撮ることができます。

 

 

まとめ

 

梅野
メーカー最高の技術を詰め込んだカメラですので、とてつもないスペックですね!
また撮影する性能だけでなく、カメラ自体の耐久性もかなり高いのも特長。

 

砂漠から雪山、果ては宇宙まで。

 

過酷な環境でも安定して動作するのが、フラッグシップモデルの何よりの性能ではないでしょうか。

 

フルサイズセンサーを搭載したフラッグシップモデルは、700,000円オーバーのモデルも多く、なかなか手が出るカメラではありませんが、APS-Cやマイクロフォーサーズのモデルだとフラッグシップモデルでも100,000円台のカメラもあり買いやすいですね!

「写真が上手くなりたければ、始めからフラッグシップモデルを買え!」と仰るプロカメラマンの方も居ますし、エントリーモデルとかすっ飛ばして、初めてのカメラがフラッグシップモデル!と言うのも良いと思います。

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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