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【Nikon Z9実写レビュー】初めてのフラッグシップ機を約1年使った感想は!?

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※2024年3月26日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Nikon初のフラッグシップミラーレス「Nikon Z9」を使い始めて1年が経ちました。

風景・野鳥・ポートレートなど、さまざまなジャンルで撮影をしてきましたので、そのレビューをお届けします。

 

発売当初は入手困難でしたが、最近は予約なしでも購入できるようになってきました。

また、価格も徐々に下がりつつあります。これから購入を検討している方にとって、参考になれば幸いです。

 

記事の信頼性

  • 写真歴 9年目
  • ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
  • メーカー様からのレビュー案件多数
  • YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.4現在登録者数4300人)

お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。

 

Nikon Z9の外観

 

 

正面

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

正面

Nikon Z9の正面には、ボタンを割り当てられる「Fn」ボタンが3箇所配置されています。

一直線に並んでいるので、カメラを持った時に押しにくいのでは?と思われるかもしれません。

しかし、実際に使ってみると、人差し指や中指で押す指を変えることで、ちょうど良い位置に配置されていることがわかります。

また、Fn2だけボタンの形状が違うので、触るだけでどのボタンか分かりやすいです。

 

僕はFn1にAFの切り替え、Fn2に撮影範囲切り替え(FX・DX・1:1)Fn3はモニターの表示を消すやつを割り当てています。

 

軍艦部

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

軍艦部 右肩

右肩にはサブモニターとセンサー位置のマークが配置されています。

スッキリとしたデザインですが、Z9の文字がデッドスペースになっているのがやや惜しい印象です。

 

軍艦部 左肩

左肩には、Nikon伝統の四つ葉ボタンが配置されています。僕はNikon D5300からカメラを始めたため、憧れの部分でしたが、最初は「思ったより使いにくいな」と感じていました。

しかし、使い続けるうちに、四つ葉ボタンの使いやすさや有難さがわかってきました。

特に動体撮影時には非常に便利です。連写モードの切り替えや、Aモード・Mモードの切り替えが、ファインダーを見ながら行えるので助かります。

 

 

背面部

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

背面部

「Z9」の背面部は、豊富なボタン配置が特徴的です。正直こんなにたくさんのボタンがあるのは使いこなせるのかと不安に思う方も多いでしょう。

しかし、実際に使ってみると、撮影の際にほぼすべてのボタンを使うことに驚くはずです。

ミラーレスのZシリーズでは、ボタンは右側に集約されているので、上から下まで親指で押すことができ、撮影時に非常に快適です。

 

 

ファインダー

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

ファインダー

Nikon Z9のファインダーは、一見すると丸形に見えます。

しかし、よく見るとアイピース部分が丸形で、ファインダー本体は四角形になっているのです。

多くの人はフラッグシップ機であるZ9には、丸形ファインダーが搭載されるものだと期待していたので、この仕様は発売当初から話題になりました。

Nikon Z9のファインダーは、四角形ファインダーを採用することで、製造コストを抑えつつも、歪みを抑えた高画質なファインダーを実現したと言えると思います。

 

 

メディアスロット

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

メディアスロット

Nikon Z9のメディアスロットは2つ。CFexpress Type Bスロットと、XQDスロットに対応しています。

 

メディアスロットの蓋はしっかりとロックできる構造で、プロ機らしい堅牢性を備えていますが、
逆にしっかりし過ぎて開けづらいというのが微妙にストレスを感じます。

 

 

バッテリー

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

バッテリー

Nikon Z9のバッテリーは、撮影枚数740枚と、Nikonのミラーレス機では圧倒的な電池持ちを誇ります。

※スペック上はバッテリー満タンで740枚撮影出来るとのことですが、野鳥撮影で2500枚撮った時も、バッテリーは目盛り2つ分ほど残っていました。

 

 

縦横4軸チルト式液晶モニター

 

Nikon Z9のレビュー画像

Nikon Z9のレビュー画像

 

縦横4軸チルト式液晶モニター

Z9で初採用となったこの液縦横4軸チルト式液晶モニターはさまざまなアングルから撮影が可能になります。

特に、縦構図のローアングル撮影が便利です。

従来は、ファインダーを覗きながらローアングルで撮影すると、ファインダーの視野が狭くなったり、ファインダーを覗くためにしゃがんだりする必要がありましたが

縦横4軸チルト式液晶モニターがあれば、ファインダーを覗かずに、そのままモニターを見ながら撮影できます。

 

 

シャッターシールド

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

シャッターシールド

Nikon初となる「シャッターシールド」

シャッターシールドとは、カメラの電源を切ると、センサーの前にシャッター幕が下りて、レンズ交換時のホコリや砂の侵入を防ぐ機構です。

従来、Nikonのミラーレスカメラは、シャッター幕がないため、レンズ交換時にセンサーにホコリや砂が付着するリスクがありました。しかし、シャッターシールドの搭載により、このリスクを大幅に軽減することができるようになりました。

 

 

悪評を払拭するAF性能

 

Nikon Z9の画像
※画像引用元:ニコン

 

AF性能

Z9はAIを用いた被写体認識AFを搭載し、人物、犬、猫、鳥、車、バイク、自転車、列車、飛行機を自動で認識し、

最適な場所へピントを合わせてくれます。ピントの追従性も、これまでのZシリーズとは全く別物の性能となっており、

一度ピントを掴むとほぼ離すことなく追従します。

 

 

これまでではAFで撮るのが難しかったツバメも、AFエリアに捉えられれば被写体認識が働きます!

僕は飛びものの腕がまだまだですので、ツバメに翻弄されていますが、初心者でもこれだけ撮れました。

 

 

プリキャプチャで最高120コマ/秒の連写

 

Nikon Z9で撮影した写真

飛び出す瞬間も簡単に撮れる!

 

最高120コマ/秒の連写

Nikon Z9の通常の連写速度は20コマ/秒ですが、1100万画素のJPEGでは最速で120コマ/秒の連写が可能です。

積層型センサーや豊富なバッファ、CFexpressカードTypeBの恩恵で、連写が止まらないという驚異的な性能を誇ります。

 

各画質モードごとに連写可能枚数が異なり、

  • 最も高画質な「ロスレス圧縮RAW」では79コマ
  • 次に画質が良い「RAW(高効率★)」では685コマ
  • RAW(高効率)では1000コマ以上となります。

さらに、ファームウェアVer2.00で、最大で1秒間遡って撮影できる「プリキャプチャ」にも対応しました。

 

Nikon Z9で撮影した写真

こんな瞬間もプリキャプチャで簡単!

 

プリキャプチャは以下の3種類があります。

  • 30コマ/秒(Jpeg 4571万画素フルサイズor1940万画素APS-C)
  • 60コマ/秒(Jpeg 1940万画素 APS-C固定)※Ver3.00で追加
  • 120コマ/秒(Jpeg 1100万画素 フルサイズ固定)

この機能を使う事で、バットにボールが当たる瞬間や、野鳥の飛び出す瞬間を、これまでより簡単に撮れるようになります!

 

 

ファインダー像の消失が起きない「Real-Live Viewfinder」

 

Nikon Z9の画像
※画像引用元:ニコン

 

ニコンZ9のEVFは、約369万ドットと、他社のフラッグシップ機と比べると低いドット数です。

しかし、実際に覗いてみると、その見やすさに驚くでしょう。

 

 

僕も一眼レフからミラーレスに乗り換える際、EVFの見え方が最も気になる点でした。

実際に、Canon、Nikon、ソニーなどのファインダーを覗いて比較しましたが、その中でもNikonのファインダーが最も見やすかったです。

特に、Z9のファインダーは自然な見え方が特徴です。

 

 

また、Z9のファインダーは、ブラックアウトフリーを実現しています。

「Real-Live Viewfinder」と名付けられ、記録するデータと表示するデータを分けることで、連写中でも実際の被写体の動きを常にそのまま表示し続けてくれる機能です。

そのため、動体撮影をされる方にとっては、かなり革命的なファインダーと言えるでしょう!

 

 

4571万画素積層型CMOSセンサー

 

Nikon Z9の画像
※画像引用元:ニコン

 

4571万画素積層型CMOSセンサー

Nikonの公式ページでは画質に関する紹介がありませんが、4571万画素フルサイズ積層型CMOSセンサーを搭載しており、高精細な写真を撮ることが出来ます。

風景・ポートレート・建築・広告など、高画素が必要な方にとっても必要十分な画素数ですし、

野鳥や野生動物を撮る方にとっては、画素数が多いことでトリミング耐性が高いのもメリットとなります。

 

Nikon Z9で撮影した写真

この先頭にいるカモメの顔をトリミングしてみます。

Nikon Z9で撮影した写真

トリミング後

 

画素機は初めてなのですが、トリミング耐性の高さには驚きました。

これだけトリミングをしても、羽毛のシャープさや瞳の丸みなどリアルに感じます。

 

 

圧倒的な利便性を持つ「縦横4軸チルト式液晶モニター」

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

縦横4軸チルト式液晶モニター

Nikon Z9では、バリアングル式の利便性をチルト式に取り入れた「縦横4軸チルト式液晶モニター」を採用しました。

このモニターは、従来のチルト式モニターと同様に上下方向に90度まで動かすことができます。さらに、横方向にも60度まで動かすことができるため、ローアングルやハイアングルの撮影も容易です。

これにより、Nikon Z9は、バリアングル式に匹敵する利便性を備えつつ、チルト式の耐久性も兼ね備えた、まさに最強のモニターを持つカメラとなりました。

 

カメラのモニターは、バリアングル式とチルト式の2種類に大きく分けられます。

バリアングル式は、縦横どちらの方向にも動かすことができるため、撮影シーンに合わせて自由に角度を調整できるのが利点です。

一方、チルト式は、上下方向にのみ動かすことができるため、バリアングル式に比べると利便性が劣ります。

 

Nikon Z9のレビュー画像

Nikon Z9のレビュー画像

従来通りの上下の動きに加えて…

Nikon Z9のレビュー画像

横方向にもモニターが動くように!

Nikon Z9のレビュー画像

縦構図のローアングルもこの様に撮りやすくなりました!

 

影の時にチルト式最大の欠点は、縦構図で撮るときにローアングルやハイアングル撮影がしにくい点でした。

縦横4軸チルト式液晶モニターはこの欠点を見事に解消し、縦構図でのローアングル撮影がしやすくなりましたね。

 

 

一眼レフのD6より約20%小型化されたボディ

 

Nikon Z9のレビュー画像

センサーをホコリから守るシャッターシールドを装備

 

2023年現在、各社から出ているフラッグシップ級カメラの中では、大きくて重いのがNikon Z9。

持って見ればそこまで重さを感じませんが、やはり軽い方が良いですよね。

 

  Nikon Z9 Canon R3 SONY α1 LUMIX S1R
サイズ(幅x高さx奥行き) 149x149.5x90.5mm 150x142.6x87.2mm 128.9x96.9x80.8mm 148.9x110x96.7mm
重量 1160g 822g 652g 898g

 

こうして並べてみるとNikon Z9だけ重量が4桁台。

同じ縦グリップ一体型のCanon R3と比べても、重量は338gも差があります。

 

 

しかし同じNikonで比べれば、結構小型・軽量化されているんですよね。

 

  Nikon Z9 Nikon D6
サイズ(幅x高さx奥行き) 149x149.5x90.5mm 160x163x92mm
重量 1160g 1270g

 

約1年違いのD6と比べても、ミラーレスの恩恵で小さく軽くなっています。

カメラ本体の幅と高さはかなりコンパクトになっており、持ち運びや撮影の時も、機動力が高まっています。

 

 

記録メディアはCFexpress Type Bに対応

 

Nikon Z9のレビュー画像

 

記録メディア

記録メディアは、現在最も高速な「CFexpress Type B」を採用。メディアスロットは2つとなっています。

XQDにも対応していますが、止まらない連写を体験したい場合はCFexpress Type Bですね!(高価ですが)

 

 

Nikon Z9の作例

 

ひまわりの写真

アサギマダラを写真撮影

第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺の写真

第37番札所 藤井山 五智院 岩本寺の写真

高知県土佐市のキバナコスモスを写真撮影

ブルービーの写真

梅の写真01

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

Nikon Z9で撮影した写真

 

 

Nikon Z9のスペック

 

Nikon Z9の画像
※画像引用元:ニコン

 

 

発売日 2021年12月24日
タイプ ミラーレス
レンズマウント Zマウント
センサーサイズ フルサイズ
画素数 4571万画素
高感度 標準:ISO64~25600
拡張:ISO32相当、102400相当
連写速度 高速連続撮影:約10~20コマ/秒
ハイスピードフレームキャプチャ+(C120):約120コマ/秒
シャッタースピード 1/32000~30秒
AF測距点 493点
液晶モニター 3.2型(インチ)・210万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:700枚
液晶モニタ使用時:740枚
記録メディア XQDカード
CFexpressカードTypeB
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  149x149.5x90.5mm
重量 1160g
実売価格 600,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

Nikon Z9 に関するよくある質問

 

Q1: Nikon Z9とはどのようなカメラですか?

A1: Nikon Z9はNikonの初のフラッグシップミラーレスカメラで、風景、野鳥、ポートレートなど多岐にわたる撮影ジャンルに対応する高性能カメラです。高画素、高速連写、優れたAF性能など、プロフェッショナルの要求に応える機能を備えています。

 

Q2: Nikon Z9の特徴は何ですか?

A2: Nikon Z9の特徴は、4571万画素の高画質、最高120コマ/秒の高速連写、AIによる被写体認識AF、縦横4軸チルト式液晶モニター、CFexpress Type Bカードに対応した高速データ処理能力などです。また、堅牢なボディと優れた電池持ちも特徴です。

 

Q3: Nikon Z9のAF性能について教えてください。

A3: Nikon Z9は、AIを用いた被写体認識AFを搭載し、人物、犬、猫、鳥などを自動で認識して最適なピントを合わせます。ファームウェアのアップデートにより、AF性能が大幅に改善され、追従性が高くなりました。

 

Q4: Nikon Z9で撮影した写真の画質はどうですか?

A4: Nikon Z9は、4571万画素フルサイズ積層型CMOSセンサーを搭載しており、非常に高い解像度でシャープな写真を撮影することができます。トリミング耐性も高く、細部までリアルに再現することが可能です。

 

Q5: Nikon Z9のバッテリー性能はどうですか?

A5: Nikon Z9のバッテリー性能は非常に優れており、スペック上は満充電で740枚の撮影が可能ですが、実際にはそれを大きく超える撮影枚数が期待できます。野鳥撮影などで2500枚撮影してもバッテリー残量に余裕があります。

 

Q6: Nikon Z9にはどのようなユニークな機能がありますか?

A6: Nikon Z9には、センサーをホコリや砂から守るシャッターシールドや、ブラックアウトフリーのReal-Live Viewfinderがあります。また、最高120コマ/秒の連写や、プリキャプチャ機能も特徴的です。

 

Q7: Nikon Z9の液晶モニターについて教えてください。

A7: Nikon Z9は縦横4軸チルト式液晶モニターを採用しており、上下左右に動かすことができます。これにより、様々なアングルから撮影が容易になり、特に縦構図のローアングル撮影が便利になりました。

 

Q8: Nikon Z9の価格はどの程度ですか?

A8: Nikon Z9の実売価格は約600,000円前後(ボディのみ)です。価格は徐々に下がりつつあり、購入しやすくなってきています。

 

 

まとめ:フラッグシップと呼ぶに相応しいモンスターカメラ

 

Nikon Z9は、高画素・高性能・低価格を兼ね備えた、ハイスペックミラーレス一眼カメラ。

発売当初は、高画素で高画質な写真が撮れるものの、オートフォーカス性能が想像以下で、ガッカリさせられた人も少なくありません。

しかし、Nikonはこれまでとは考えられない勢いでファームウェアアップデートを実施しており、発売時と現在では全く別のカメラと言っていいほどZ9はパワーアップしました。

 

特にオートフォーカス性能は、ファームウェアアップデートの度に改良されており、今ではほとんど不満はありません。

 

更にZ9を支えるZレンズも素晴らしいです。

ビックリするほどの高画質ですので、画質を重視する人にぜひおすすめしたいです。

 

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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