※2024年3月1日内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
今回、初めてカメラのレンタルを利用してみました。
以前より水中写真に興味があったものの、一眼レフは防水機能がないため、準備が面倒で荷物も増えてしまうという課題がありました。
そこで今回、株式会社rentryにてNikonの防水カメラ「COOLPIX AW130」をレンタルし、水中撮影に挑戦してみました!
rentryはコンデジ、一眼レフ、交換レンズだけでなく、ドローンやアクションカメラなど幅広いカメラを取り扱っています。
地方在住で気になるカメラを試写したい場合でも、店舗に置いていないことが多いため、レンタルは非常に便利です。
記事の信頼性
- 写真歴 9年目
- ブログ運営歴 9年目(月間PV数12万)
- メーカー様からのレビュー案件多数
- YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2024.5現在登録者数4600人)
お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちらからお願いいたします。
株式会社rentryよりレンタル
そんなわけで株式会社rentryさんから防水カメラが到着。
レンタルが終わって送り返す時も、この段ボールをそのまま使えばいいので手間いらず。
返送用の伝票もrentry側が準備してくれていて、商品の同封してくれています。
COOLPIX AW130の外観
目を惹くロック式バッテリー・SDカードスロット
防水カメラAW130のバッテリー・SDカードスロットは、円形ダイアルを回すだけで開閉できるロック式。
最初は戸惑うかもしれませんが、慣れるとスムーズです。しっかりとしたパッキンで防水性を確保し、安心感を与えてくれます。
カメラ前面はシンプルでタフなデザイン
防水カメラらしいシンプルかつ逞しいデザイン。
F2.8の明るいレンズは大きく縁どられており、落下時の衝撃から保護します。
高精細な背面モニター
3.0インチ92万ドットの有機ELモニターは、日中の屋外でも見やすい高精細な画面表示を実現。
水中で見やすい仕様も、水中撮影を快適にサポートします。
COOLPIX AW130の特長
COOLPIX AW130は、水深30mまでの防水性能、タフなボディ、高画質を実現したアウトドアカメラです。
後継機であるCOOLPIX AW300が発売されていますが、AW130の方が根強い人気を誇っています。
AW130が選ばれる3つの理由
- 圧倒的な防水性能 水深30mまでの防水性能は、海やプールでの撮影はもちろん、ダイビングにも対応。水濡れや砂埃を気にせず、あらゆるシーンで活躍します。
- アウトドアに最適なタフなボディ 耐衝撃性能、耐寒性能、耐塵性能に優れ、過酷な環境でも安心して使用できます。アウトドアアクティビティのお供に最適です。
- 高画質な写真・動画撮影 高画質な写真と動画を撮影可能。風景、人物、スポーツなど、様々なシーンを鮮明に記録できます。
AW300はAW130よりも画素数向上などの機能アップがされていますが、バッテリー持ちの悪化や水中撮影性能の低下が指摘されています。
一方、AW130は長年愛用者から高い評価を得ている実績があり、水中撮影性能も優れています。
水深30mまで対応した圧倒的な防水性能
COOLPIX AW130は、IPX8等級の防水性能を備え、水深30mまでの水中撮影を可能にします。
海や川でのダイビングやシュノーケリングはもちろん、雨の日や水しぶきが舞う場所でも安心して撮影を楽しめます。
アウトドアに最適なタフボディ
COOLPIX AW130は、防水だけでなく防塵・耐衝撃・耐低温(-10℃)にも対応したタフなボディを実現。
砂埃や雨、雪、衝撃など、過酷な環境でもカメラを守ります。
濡れた手でも滑りにくいグリップと、落下時の衝撃を吸収するラバー素材を採用することで、アクティブなシーンでも安心です。
【スペック】
- 気圧計「表示範囲:約500~4600hPa」
- 高度計「表示範囲:約-300~+4500m
- (-984~+14760ft)」
- 水深計「表示範囲:約0~35m(0~114ft)」
- 防水(保護等級IPX8)
- 防塵(保護等級IP6X)
- 耐衝撃「MIL-STD 810F Method 516.5-Shockに準拠した当社試験条件をクリアー」
- 動作環境「-10℃~+40℃(陸上)
- 0℃~40℃(水中)」
画質も結構イイ
1/2.3型センサーに1605万画素を搭載し、スマホよりも高精細な写真撮影を楽しめるCOOLPIX AW130。
ニコンらしい鮮やかな色再現に加え、低照度でも高速なオートフォーカスを実現し、様々なシーンで感動的な瞬間を逃しません。
COOLPIX AW130を使ってみた感想
- 重量感: 確かにスマホより少し重く感じますが、すぐに慣れます。むしろ、ほどよい重量感はタフさを実感させてくれます。
- 操作性: 設定項目が少なく、すぐに高感度などの設定も変更できます。ズーム操作もスムーズでストレスフリー
- 携帯性: コンデジの中では大きい方ですが、ポケットに入れて持ち運べるので、旅行やレジャーにも最適
- ホールド感: 正直、グリップ部分は無いので、ホールド性は皆無です。しかし、厚みがあるので、他のコンデジよりはマシな方です。
- バッテリー持ち: スペックでは370枚と少ないですが、液晶画面を見る時間を短くすれば、一日撮影してもバッテリー残量はほぼ減りません。
【作例】COOLPIX AW130で撮った写真
さすが水中を撮るのが目的のカメラと言うこともあって、水の中なのにかなりの透明度です!
コンデジの苦手な暗いシチュエーションでも撮影してみました。
「ISO3200」に設定して撮影しましたが、割と見れるレベルです。
今度はCOOLPIX AW130の最大値である「ISO6400」で撮ってみました。
空の部分はさすがにノイズが目立ちますが、夜になりかけの空と夕焼けのグラデーションは再現してくれています。
上の写真は最大限ズームをして撮った写真ですが、全然つかえる範囲です。
明暗差ですが、明るい場所は明るく暗い場所は真っ暗になってしまっていますね。日中に撮影してみて感じたのは「白飛び」しやすいこと。
写真左の背景は岩肌なのですが、それが全く分からないほど黒くなってしまっています。
予想外のハプニング
「水中の写真が撮りたかったって言ってた割には、水中の写真少なくない?」と思われる方もいるかもしれません。
実は1週間レンタルした期間中に、2つの台風が連続で上陸。
普段は澄んだ川も濁流となり、せっかく訪れた中津渓谷も仁淀ブルーとは程遠い爆流に変貌していました。
結局、水中写真は3枚ほどしか撮れず、せっかくレンタルしたのに非常に残念な結果となりました。。。
COOLPIX AW130のスペック
発売日 | 2015年3月19日 |
タイプ | コンデジ |
センサーサイズ | 1/2.3型CMOS |
画素数 | 1605万画素 |
レンズ(焦点距離) | 24mm~120mm |
レンズ(ズーム) | 光学ズーム5倍 デジタルズーム4倍 |
高感度 | ISO125~6400 |
連写速度 | 120コマ/秒 |
シャッタースピード | 1~1/1500秒 |
液晶モニター | 有機EL3.0インチ92万ドット |
撮影可能枚数 | 370枚 |
内蔵メモリ | 473MB |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
PictBridge | 〇 |
Bluetooth | × |
NFC | × |
手ぶれ補正 | 〇 |
その他機能 | 防水(30m)/防塵/耐衝撃/耐低温/顔認識AF/笑顔自動シャッター |
本体サイズ | 110.4(幅)x66(高さ)x26.8(奥行) mm |
重量 | 221g |
実売価格 | 39,000円前後 |
まとめ
タフなカメラというと、耐久性にコストがかかっており、写真撮影性能は二の次というイメージが強いかもしれません。
しかし、COOLPIX AW130は防水性能と堅牢性が非常に高いカメラでありながら、写真撮影性能も非常に優れています。
今回、レンタルで利用させてもらったRentryさんは、カメラのレビューを主としたメディアRviews(アールビューズ)も運営されています。
カメラ好きの人はぜひ覗いてみて下さい!