こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
私がカメラを始めた2015年ごろは、まだ一眼レフ派が多かったのですが、現在ではすっかりミラーレスの方が人気となりましたね。
やはりコンパクトな事とカメラが軽いと言うのは、ライトユーザーに好評でカメラ界はSONYのミラーレスが大人気となっています。
一眼レフでは圧倒的に人気であったCanonも、だいぶ出遅れたもののミラーレスに進出!
ライバルのNikonよりも多くの機種を送り出しています。
今回は現在発売されているCanonのミラーレスをまとめてみました!
キャノンのミラーレス
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonのミラーレスは、登場当初はカメラの機能を抑えたエントリーモデルから登場し、そんなに話題にはなっていませんでした。
エントリーモデルのミラーレスと言えば、OLYMPUSやLUMIXが強いですからね。
一眼レフでは圧倒的なシェアを獲得していましたので、Canonもそんなに焦っていなかったんだと思います。
しかし徐々にミラーレスが売り上げを伸ばし、ついには一眼レフの販売台数を上回ってしまいました。
そのころにはいち早くフルサイズミラーレスを登場させていたSONYの一人勝ちとなっており、Canonも出遅れながらも高性能なミラーレスを次々と投入しました。
当初のついでに出したようなミラーレスではなく、現在のCanonのミラーレスはかなり出来が良く、ジリジリとシェアを獲得しています!
EOS M200
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonのエントリーモデルミラーレスで、2代目となる新型です!
コンデジのような小型ボディで、いつでも持って回れるのが魅力。
また通常のカメラには多くのボタンが配置されているのですが、EOS 200はボタン類を極力排除しシンプルな操作となっています。
主な操作はタッチパネルから行うようになっていますので、カメラ初心者の方でも使いやすいように配慮されていますね!
これからカメラは始めたいとお考えの方に、ピッタリなモデルとなっています。
実売価格は67,800円前後となっています。(レンズキット)
EOS 200の作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS 200のスペック
発売日 | 2019年10月18日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2410万画素 |
高感度 | ISO100~25600(拡張:ISO100~51200) |
連写速度 | ワンショットAF時:最高約6.1コマ/秒 サーボAF時:最高約4コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 143点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | |
ファインダー視野率 | |
撮影可能枚数 | 315枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 108.2(幅)x67.1(高さ)x35.1(奥行) mm |
重量 | 262g |
実売価格 | 67,800円前後(レンズキット) |
EOS M6 Mark II
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonエントリーモデルミラーレスの中では、上位モデルとなるカメラです。
初代と比べるとあらゆる面で大きくパワーアップしており、Canonが本気でミラーレスに力を入れていると言うことが分かりますね。
APS-Cでは少ない3000万画素を超えるセンサーを搭載し、とても高精細な写真が撮影出来ますし、連写速度は前モデルの9コマ/秒から14コマ/秒にまでスピードアップを果たしました。
なんでも対応できる万能カメラで、お子さんの姿を撮りたいパパさんママさん用カメラとして最適!
EOS M6 Mark IIがファインダーが無く背面モニターを見ながらの撮影となりますが、以前に一眼レフを使っていてファインダーが無いのは厳しいという方は、後付けのEVFファインダーもオプションにありますので安心ですね!
実売価格は140,000円前後となっています。(レンズキット)
EOS M6 Mark IIの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS M6 Mark IIのスペック
発売日 | 2019年9月27日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 3250万画素 |
高感度 | ISO100~25600(拡張:ISO100~51200) |
連写速度 | 1/4000~30秒 |
シャッタースピード | ワンショットAF時:最高約14コマ/秒 サーボAF時:最高約14コマ/秒 |
AF測距点 | 143点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | |
ファインダー視野率 | |
撮影可能枚数 | 305枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 119.6(幅)x70(高さ)x49.2(奥行) mm |
重量 | 361g |
実売価格 | 140,000円前後(レンズキット) |
EOS M5
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS M6のEVFファインダーが初めから備わったバージョン。
Canonの新技術「デュアルピクセルCMOS AF」を始めて搭載したミラーレスで、EOS M5から本格派のミラーレスが登場し始めました。
エントリーモデルとしては高性能なカメラ性能を持っており、不満を感じることはほぼ無いはず。
唯一残念なのなEF-Mマウント用のレンズがあまり揃っていないこと…。
別売りのマウントアダプターを使うことで、ラインナップの豊富なEFマウントレンズを使用できますが、出来ることならコンパクトでミラーレスらしいEF-Mマウントのレンズを充実させてほしいところですね。
実売価格は76,000円前後となっています。(レンズキット)
EOS M5の作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS M5のスペック
発売日 | 2016年11月24日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | ISO100~25600 |
連写速度 | ワンショットAF時:最高約9コマ/秒 サーボAF時:最高約7コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 49点 |
液晶モニター | 3.2インチ・162万ドット |
ファインダー倍率 | |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:295枚 液晶モニタ使用時:295枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
本体サイズ | 115.6(幅)x89.2(高さ)x60.6(奥行) mm |
重量 | 380g |
実売価格 | 76,000円前後(レンズキット) |
EOS Kiss M
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonの一眼レフでは人気のシリーズだったKiss。
ついにミラーレスでも、Kissの名前を冠するモデルが登場しました!
EOS 200はコンデジに近いミラーレスですので、EOS Kiss Mがエントリーモデルの中でスタンダードなカメラとなります。
Kissの名前に相応しいカメラとなっており、カメラの重量はたったの390g。
本体もかなりコンパクトで、持ち運びには大変便利です。
またカメラが初めての方でも分かりやすいガイド機能が充実しており、「この数字を変えると写真の写りはこんな感じになるんです!」とイラスト付きで教えてくれるので、カメラに飽きにくいと思います!
実売価格は79,000円前後となっています。(ダブルズームキット)
※関連する記事
-
■ついに来た!Canon KissシリーズにAPS-Cミラーレス「EOS Kiss M」登場!
※画像引用元:キヤノン(http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissm/index.html) ※2018年9月9日に更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! &nb ...
続きを見る
-
■【実機レビュー】Canon EOS Kiss Mをrentryでレンタルしてみた!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! キヤノンのミラーレスで、初めてKissの名前を冠した「EOS Kiss M」 初めてのカメラやサブカメラとして人気の機種となっています。 どんな使用感なの ...
続きを見る
EOS Kiss Mの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS Kiss Mのスペック
発売日 | 2018年3月23日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2410万画素 |
高感度 | ISO100~25600(拡張:ISO100~51200) |
連写速度 | ワンショットAF時:最高約10コマ/秒 サーボAF時:最高約7.4コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 143点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:235枚 液晶モニタ使用時:235枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
本体サイズ | 116.3(幅)x88.1(高さ)x58.7(奥行) mm |
重量 | 354g |
実売価格 | 79,000円前後(ダブルズームキット) |
EOS R
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS RはCanon初となる、フルサイズミラーレスとして登場しました!
フルサイズミラーレスを扱う、SONY・Nikon・LUMIXは2000万画素と4000万画素の2機種を登場させていましたが、EOS Rはその間をつく3000万画素のふるさいずミラーレス。
当初は中途半端なイメージが拭えませんでしたが、実際に使用している方たちのレビューで、なんでもこなせるオールマイティさが評価されプロでもEOS Rを使っている方が増えてきています。
またCanonのフルサイズミラーレスは、EFマウントでもEF-Mマウントでもない新型のRFマウントを採用。
マウント径の拡大とショートバックフォーカスとなったことで、これまでよりレンズ設計の幅が広がり高性能なレンズを使用することが出来ます!
実売価格は166,000円前後となっています。
※関連する記事
-
■【Canon EOS R】フルサイズミラーレスに満を持してキャノンも参戦!
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/) こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ついにキヤノンからもフルサイズミラーレスが発表されました! その名は「Canon EOS ...
続きを見る
-
Canon EOS Rを購入した方の評価やレビューをまとめてみた!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 2018年末に登場した、Canonのフルサイズミラーレス「EOS R」 一眼レフの王者が、ついに発売したフルサイズミラーレスと言うことで、多くの話題を集め ...
続きを見る
EOS Rの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS Rのスペック
発売日 | 2018年10月25日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 3030万画素 |
高感度 | ISO100~40000(拡張:ISO50~102400) |
連写速度 | 8コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 5655ポジション |
液晶モニター | 3.15インチ・210万ドット |
ファインダー倍率 | 0.76倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:350枚 液晶モニタ使用時:370枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 135.8(幅)x98.3(高さ)x84.4(奥行) mm |
重量 | 580g |
実売価格 | 166,000円前後(ボディのみ) |
EOS RP
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS Rよりはカメラの性能は落ちますが、その代わりにかなりの小型化に成功したフルサイズミラーレス。
EVFにおいて世界初の0.05秒でのピント合わせを可能にした、爆速オートフォーカスを装備しており、咄嗟の場面でもしっかりとピントを抑えるはず。
残念なのはこんなにも高性能なAFが搭載されたのに、連写速度はEOS Rよりも遅く5コマ/秒となっていること。
これは一眼レフのエントリーモデル並みとなっており、100,000円を超えるフルサイズミラーレスとしてはちょっと残念かなぁと思います。
ただフルサイズミラーレスとしてはかなりコンパクトなボディで、EOS Rより好評なカメラとなっています!
実売価格は120,000円前後となっています。
※関連する記事
-
■【Canon EOS RP】こういうミラーレスが欲しかった!コンパクトなフルサイズミラーレス登場!
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/) こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! Canonからフルサイズミラーレスの第2弾が登場しました。 その名は「Can ...
続きを見る
EOS RPの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS RPのスペック
発売日 | 2019年3月14日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2620万画素 |
高感度 | ISO100~40000(拡張:ISO50~102400) |
連写速度 | 5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 4779ポジション |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.7倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:210枚 液晶モニタ使用時:250枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 132.5(幅)x85(高さ)x70(奥行) mm |
重量 | 440g |
実売価格 | 120,000円前後(ボディのみ) |
EOS Ra
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS Rをベースとした天体撮影専用カメラ「EOS Ra」
天体用カメラは久々の登場ですね。
Nikon D810A以来でしょうか?
注意したいのはNikon D810Aは天体専用カメラながら、ふつうの撮影もそれなりに可能でした。
しかしEOS Raは完全な天体専用カメラとなっており、通常に撮影は赤みが掛かった仕上がりとなるためCanon公式でも不向きであると明言されています。
EOS Rに比べHα輝線透過率が約4倍となっており、赤い星雲をより鮮明に写すことが可能になっています。
お値段はEOS Rの倍に近い価格となってしまいますが、久しぶりの天体用カメラと言うこともあり「待ってました!」と言う方も多いのでは?
画素数などはNikon D810Aとそれほど差はありませんが、EOS Raは新世代の高性能レンズRFレンズが使えますので、レンズの面でも性能差が表れそうですね!
実売価格は300,000円前後となっています。
EOS Raの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS Raのスペック
発売日 | 2019年12月 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 3030万画素 |
高感度 | ISO100~40000(拡張:ISO50~102400) |
連写速度 | 8コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 5655ポジション |
液晶モニター | 3.15インチ・210万ドット |
ファインダー倍率 | 0.76倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 370枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 135.8(幅)x98.3(高さ)x84.4(奥行) mm |
重量 | 580g |
実売価格 | 300,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
Canonも多くのミラーレスをリリースしており、すでに2代目モデルも登場しています。
しかし出遅れたのが響いて、一眼レフの王者もミラーレスでは苦戦中…。
2代目となり高性能化したEOS 200やEOS M6 Mark IIで、これからミラーレスを買おうと言うユーザーを取り込みたいところですね。
カメラとしての性能はさすがCanonと言える性能を持っていますので、高画質な写真が撮れますし動く被写体もしっかりと捉えてくれるオートフォーカスが備わっているので、使ってみるとファンになるのは間違いなし!
あとはミラーレス用のレンズ、RFレンズとEF-Mレンズのラインナップが充実することに期待したいですね!