こんにちは、梅野（@kerocamera_ume）です！
Canonから新たに、超低価格なカメラが登場しました！
ボディ単体価格は実売価格で74,000円前後となる「Canon EOS R100」
Canon EOS R100の特長
※画像引用元：キヤノン
Canon EOS R100の特長
このカメラのメインターゲットは、スマートフォンからのステップアップされたい方々。
価格を抑え、初心者でも分かりやすい機能が搭載されています。
カメラが初めてと言う方のサポート機能「ビジュアルガイド」
※画像引用元：キヤノン
カメラは専門用語が多く、初めての方には分からない事が沢山あります。
これまでは説明書やネットを見ながら、これはどういう事なのか1つずつ覚えて行く必要がありました。
Canonのカメラでは数年前から「ビジュアルガイド」と言う機能が搭載され、初心者にとても人気の機能となっています。
ビジュアルガイドとは？
カメラのパラメーターを変えると何が分かるのかを、イラストと説明文が表示される機能で、背景をボケさせたい時や写真が暗すぎる＆明るすぎるなんて場合も、このビジュアルガイドを見ながら行えば解決できるんですね！
いちいち本やネットで勉強しなくても、カメラが基本的な事を教えてくれる便利機能。
低価格でも高画質
※画像引用元：キヤノン
Canon EOS R100は低価格なカメラですが、画質は非常にキレイです！
低価格でも高画質
画質の良さは画素数の多さではなく、センサーのサイズとレンズで決まるのですが、Canon EOS R100ではスマートフォンのカメラに搭載されているセンサーより遥かに大型の「APS-Cセンサー」を採用。
画素数は2410万画素となっており、かなり大きくプリントしても高画質さを保ちます。
センサーが大きいことで背景もナチュラルにボケますし、夜間や室内など暗い環境でも高画質な写真を撮ることが出来る。
お子さんもペットも逃さない高性能オートフォーカス
※画像引用元：キヤノン
高性能オートフォーカス
Canon EOS R100は低価格を実現するために、機能の削れるところは削っているカメラですが、オートフォーカスは全く削っておらず、高性能なオートフォーカスシステムが搭載されています。
最新型である「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されており、爆速＆高追従性を持つ高性能なオートフォーカス。
さすがにAIオートフォーカスは搭載されていませんが、人の顔を認識してピントを合わせてくれる「顔＋追尾優先AF」がありますので、初心者でもしっかりとピントを合わせられます！
「デュアルピクセルCMOS AF」は動く被写体にピントを合わせるのも得意ですので、公園で遊ぶお子さんや運動会などの行事。
走り回るペットなど、動きの速いものを撮るときにもカッチリとピントが合いますので、撮影チャンスを逃してしまう事も少なくなりますね！
Canon EOS Rシリーズ最小・最軽量ボディ
※画像引用元：キヤノン
Canonのミラーレス「EOS Rシリーズ」ではこれまでも、小型さが売りのカメラはいくつか登場してきました。
そのたびに「ちっさ！」と思わされてきましたが、Canon EOS R100はその中でも最も小型で軽いカメラになっています！
| Canon EOS R100 | |
| サイズ（幅x高さx奥行き） | 116.3x85.5x68.8mm |
| 重量 | 356g(バッテリー、メモリーカードを含めて) |
iPhone13の重さが173g～238gですので、iPhoneよりちょい重いくらい。
カメラのCanon EOS R100の方が大きいですので、356gと言う重量がいかに軽いかが分かるかと思います。
カメラは小さくて軽い物ほど持ち出しやすく、写真撮影を楽しむ機会が増えます。
Canon EOS R100はカバンとかにもサッと入ると思いますので、お友達と遊ぶ時やカフェのお料理とか撮るときにも良いですね！
4K動画撮影にも対応
4K動画撮影にも対応
Canon EOS R100は4K動画撮影にも対応しています。
スマートフォンでも4K動画は撮れますが出来ますが、Canon EOS R100の方がセンサーが大型で、レンズも高性能ですので、スマートフォンで撮影する4K動画よりもキレイな4K動画撮影が可能！
高性能なオートフォーカスが搭載されていますので、動画撮影でもお子さんのお顔にしっかりとピントを合わせ続けてくれます。
フルHD画質ではスローモーション撮影にも対応。
色々な撮影表現が楽しめますね。
動画編集ソフトを使えば、決定的な場面だけをスローモーションにしたりすることが出来ます。
撮った写真はスマホにすぐ送れる
撮影してすぐにLINEで写真を送ったり、SNSにアップできる
※画像引用元：キヤノン
Canon EOS R100にはBluetoothが内蔵されていますので、撮った写真をすぐスマートフォンに送りSNSにアップすることも出来ます。
スムーズに写真を転送できる、Canon専用アプリ「Camera Connect」が用意されており、通信の事は良く分からないと言う方でも簡単に出来るようになっていますね！
また「Camera Connect」を使えば、スマートフォンからカメラを遠隔操作することも出来るので、友達と写真を撮りたい時、誰かに「写真撮ってもらえませんか？」と頼まなくても、手元のスマートフォンでシャッターを切れるので便利！
Canon EOS R100の欠点
これまでCanon EOS R100の良い部分をご紹介しましたが、もちろん「うーん…」と思うポイントもあります。
低価格を実現するために、コストカットされている部分がありますので仕方ありませんが、Canon EOS R100のイマイチな点もしっかりと知ったうえで購入しましょう！
固定式モニター
懐かしの地面に寝そべり族が増えるかも知れない固定式モニター
今出ている多くのカメラは、チルト式モニターやバリアングルモニターと言った、動かせるモニターを採用しています。
モニターが動かせると、ハイアングルやローアングルから撮影しやすくなるため、必須級の装備と言っても良い。
Canon EOS R100はコストカットのために、動くモニターは採用しておらず固定式モニターとなっています。
10年位前のカメラは固定式が当たり前でしたし、カジュアルなユーザーだとそこまで必要ないと言う事で排除されたんでしょうかね。
始めてカメラを扱う方は、そこまで不便を感じないと思うので大丈夫かと思います。
Canon EOS R100をサブカメラとして買いたい人は、固定式モニターと言うことをちゃんと知って買わないと後悔するかも。
小っちゃいファインダー
ファインダーも最小？
Canon EOS R100は最小・最軽量を達成したカメラですが、ファインダーはしっかりと設置されています。
しかし、このファインダー小さい…。
メガネを掛けている人は、かなり見づらいのではないかと思う。
いっそのこと排除して、ファインダーが必要な人は外付けのファインダーで対応する。みたいな感じの方が良かったのでは。
ですがファインダーが付いている方がカメラらしいし、こっちの方がカメラが欲しい方に受けると思ってとりあえず付けているのかな？
ファインダー自体は倍率0.95倍で視野率100％、236万ドットのEVFですので、裸眼の方は使いやすいと思います。
Canon EOS R100の公式作例
スマホより自然で大きなボケ感も表現できる
「顔＋追尾優先AF」を使えば、いつもで顔にピントを合わせ続けてくれる
大型センサーを採用しているので、暗い場所でも高画質な写真に
※画像引用元：キヤノン
Canon EOS R100のスペック
| 発売日 | 2023年6月下旬 |
| タイプ | ミラーレス |
| レンズマウント | Canon RFマウント |
| センサーサイズ | APS-C |
| 画素数 | 2410万画素 |
| 高感度 | 標準：ISO100～12800 拡張：ISO25600 |
| 連写速度 | ワンショットAF時：最高約6.5コマ/秒 サーボAF時：最高約3.5コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/4000～30秒 |
| AF測距点 | 3975点 |
| 液晶モニター | 3型(インチ)・104万ドット |
| ファインダー倍率 | 0.95倍 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時：320枚 液晶モニタ使用時：400枚 |
| 記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
| Wi-Fi | ○ |
| Bluetooth | ○ |
| NFC | × |
| 本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 116.3x85.5x68.8mm |
| 重量 | 356g |
| 実売価格 | 74,000円前後（ボディのみ） |
まとめ
最小・最軽量で低価格なカメラとして登場した「Canon EOS R100」
安さを実現するために削られている部分はありますが、高画質さと高性能なオートフォーカスが搭載されており、とても満足のいくカメラです。
最近はカメラの価格が上昇し、なかなか新規参入しにくい趣味となって来ていましたが、Canon EOS R100は一眼レフ時代の様なお値段ですので、これからカメラを始めてみたい方でも手が届きやすいカメラだと思います。
また初心者をサポートしてくれる機能「ビジュアルガイド」があるのも魅力ですね！
スマートフォンでは撮れない写真を、ぜひCanon EOS R100で撮ってみませんか？
特にお子さんの運動会や発表会をスマートフォンで撮影されている方は、写真の出来の違いに驚くはずです！
