※2019年10月21日更新しました※
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
かなりキレイな写真が撮れる様になりましたね。
ネット上では「iPhoneでキレイに撮れるから、一眼レフなんて必要ない!」と言う意見もよく見ます。
その意見と共に載せられているiPhoneで撮影された写真も、
とてもキレイで少し前のスマホカメラでは考えられないレベルになりました。
そう言った写真を目にすると「確かにスマホで十分だな」 と思う方もいらっしゃると思いますが、
それって「奇跡の1枚」なんですよ。
試しに持っているスマホで、 部屋の中でも外でも良いので写真を撮ってみて下さい。
その撮れた写真は誰からもすごいキレイだと言われる写真でしょうか?
何が言いたいかというと、スマホカメラなら何時でもそのクオリティで撮れるわけじゃなくて、
「最も良く撮れた写真を載せているだけ」なのです。鵜呑みにしてはいけません。
一方一眼レフなら初心者でも、
周りからキレイだと言われる写真を簡単に撮影出来るんです!
そもそもどうして一眼レフのほうが、スマホカメラよりいいの?
圧倒的に高画質
今やスマートフォンのカメラも、 1600万画素や2000万画素を超える物もあります。
対して一眼レフも一部を除けば2000万画素くらいが主流。
実は画素数で言えば、スマホも一眼レフも大差ないんですね。
じゃあなぜ、一眼レフの方が高画質に撮れるの?
その答えはカメラに入っているセンサーの違いです。
画素数の数字よりも、 このセンサーが大きければ大きいほど高画質になるのです!
スマホカメラは1/3.2型センサーか1/ 3型センサーが主流で、センサーの大きさはそれぞれ4.4×3. 3mm(1/3.2型)と4.8×3.6(1/3型)です。
対して一眼レフに使われているセンサーはASP- Cと呼ばれる物が多く、
大きさは23.6×15. 8mmもあるので、スマホとのセンサーサイズの差は、 なんと約21.5倍もあるのです!
一眼レフにはさらにフルサイズと言う大きいセンサーを搭載したカメラもありますが、
その場合はスマホよりも約59. 5倍も大きなセンサーを積んでいるんです!
画質の良さにはセンサーの大きさが重要です。
スマホと一眼レフには、これほども差があるんですよ。
背景ボケをカンタンに表現できる
一眼レフを買ったら、 まずは背景をボケさせた写真を撮影してみたいと思う方が多いのではないかと思います。
私は一眼レフを初めて手にしたときは、とにあえず何でも背景をボケさせて撮影しました(笑)
実はスマホでも、背景をぼかす機能があるアプリがあります。
私も使ってみたことがあるのですが、 正直な感想を言うとボケ感が不自然過ぎる!
ボカし機能を使うと、反対に写真を汚くしてしまってる感じ…
一方、一眼レフはカメラの設定を変えれば簡単にボケを作れますし、
とても自然で美しい写真になります!
これをスマホで加工などせずに再現してみろと言われても絶対に無理でしょう!
シャッタースピードを自由に変えられる
こう言う写真を見たことはありませんか?
流れる水が白い筋となって、美しく見えますよね。
これはシャッタースピードを遅くする事で、撮影出来る写真です。
反対にシャッタースピードを早くすると、最速で1/ 8000秒とまさに一瞬を写真に収める事も出来ます。
私の知る限りでは、シャッタースピードを変えられるスマホカメラは見たことないので 、
上に貼ってある滝の写真はスマホでは撮ることが出来ないんです。
同じ風景であっても、シャッタースピードを変えることで表現の仕方を変えられるのも
一眼レフの魅力ですね。
明るさや色を調整できる
一眼レフは「露出」と「ホワイトバランス」を変更出来ます。
露出の機能を使う事で、写真写りが明るすぎる時は暗めにしたり、暗すぎる場合は明るすることができるんです!
露出補正についての詳しい記事はこちらから!
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ホワイトバランスは「白い物を白く写す」
これを目指すために、写真の色味を変えられる項目です。
上手く使えば夕日をもっと赤く染まる夕焼けに変えたり、森林の写真なら青みを加えて神秘さを出したりできるんです。
近年のスマホでも、露出やホワイトバランスを変えられる様になってきましたが、設定値がザックリしているのと仕上がりが不自然になりがちなので、一眼レフにはまだまだ劣るのが現状ですね。
ズームしても画質がキレイなまま
スマホでズーム撮影しない理由
スマホカメラはズームにすればするほど画質が汚くなるから。
写真がザラザラした感じになり、とりあえず撮ったと言うだけで見れたもんじゃないです。
では一眼レフでズーム撮影するとどうなの?
一眼レフはズームしても、ズームする前と同じ画質で撮れるんです!
私は一眼レフを買ったばかりの時は、ボケ写真が撮れることの次に驚いた点がこの望遠の画質の良さでした。
まずはスマホの最大ズームで撮影したダンボー
はい、ザラザラしてシャープさが無いので輪郭が潰れてしまっていますね。
ハイスペックなスマホのカメラでも同じ状態になります。
つづいて一眼レフの望遠レンズで、ズームして撮影したダンボー
この違い、どうでしょうか?
ブログ用に画質をかなり落とした状態にも関わらず、スマホで撮影したダンボーとは全然違うことが分かると思います。
ガラケー時代からズームをすると画質がメッチャ悪くなるのが当たり前なんだと思っていたので、私自身これにはかなりビックリしました!
レンズ交換で撮れる写真がガラッと変わる
一眼レフはレンズを交換することが出来ます。
私も含め、携帯にカメラが付いているのが当たり前の世代だと、レンズを交換できるメリットが初めのうちはよく分かりません(笑)
一眼レフのレンズは「超広角」「広角」「標準」「中望遠」「望遠」「魚眼」「マクロ」と色々と種類があり、それぞれ特長が違いますし撮れる写真も変わって来ます。
一眼レフを買ったばかりの頃は、レンズの特徴なんて分かりませんが少しずつ勉強していって、
レンズを増やしていくと写真を撮る楽しさが増していきますよ!
まとめ
どうでしょう?
一眼レフの良さが伝わりましたでしょうか。
画質も良さもそうですが、一眼レフでは撮影できる写真の種類がとても沢山あるので、写真を撮るのがとても楽しく感じられます。
凄いメカメカしい外観をしていますが、操作は思っている以上に簡単で、1週間もあれば十分慣れると思います。
スマホでパシャッと記録を残すよりも、あなたの作品を一眼レフで作ってみませんか!?
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