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写真の明るさを調整してみよう。カメラの露出補正機能でイメージ通りの写真を撮影!

梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。
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写真を撮影した時に

「なんだか花の色が暗いなぁ」

「思ったより白っぽく写って、見た景色と全然違うなぁ」と言う事が無いですか?

 

人間の目とカメラは違うので、イメージ通りの写真に仕上がらない事が多いです。

そんな時はカメラに付いている「露出補正」の機能を使えば解決出来ます。

 

露出の値を変えれば「優しい写真」「重厚な雰囲気」など
自分の意図した雰囲気を出すことが出来るようになるのです

 

 

明るい、白い被写体の場合

 

明るい、白い被写体の場合は見たままの状態より暗い、グレーがかった写真になる事が多いです。
白い花や青空に見える白い雲などが薄い灰色がかかると、くすんで見えるので台無しですよね。

 

この場合は露出の数値を+側に調整していきます。数値を上げれば上げるほど明るい写真になって、優しくふんわりした印象が出てきますね。

 

最近の流行りなのか写真投稿SNSのインスタなどでは、露出を過剰に+補正した白っぽい写真が非常に多くなってます。
どんなことでもそうですが、やりすぎは逆効果です!

せっかくのキレイな花も、可愛い自撮り写真もぜんぶ眩い霧の中にいるような写真になってます。

 

もちろん意図的にそう言う表現をする事もありますが
基本は自分が見たままの明るさになるように補正する事です。

 

 

これは実際見た色より暗く写ってしまい、せっかくの白いチューリップが少しグレーがかって見えてしまっています。


実際に自分の目で見た明るさになるよう、露出値を+側に補正していきます。

 

 

+補正をした後の写真です。
こちらの方が見たまんまの状態に近いですし、花もよりキレイに見えると思います


あえて+補正をするエアリーフォトも流行っています!

こちらの記事でエアリーフォトの撮り方や設定・加工のやり方をご紹介しています。

 

関連記事
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暗い、黒い被写体の場合

 

暗い、黒い被写体の場合は見た目よりも、白っぽく写る事が多いです。

 

森の中の薄暗さを写真に収めたくても、普通に撮った場合は自動で明るく補正されて雰囲気が出せません。
薄暗い雰囲気にするには露出の数字を-側に調整して下さい。

 

また白い花を撮った時に過剰に白くなって、のっぺりとしてしまう場合も
少し-側に補正して花びらがシャキッと見えるようにしてみましょう。

 

 

これはこれでキレイに撮れたと思うのですが、実際の風景と比べるとかなり明るく写ってしまっています。

ですので露出値を-側に補正していきます。

 

 

-補正をしたあとの写真ですが、こちらは森の中と言う雰囲気が良く出ていると思います。

薄暗い森の中に、差し込んでくる光が強調されて上の明るい写真よりいい写真になりました

 

 

まとめ

 

まずは基本である「自分が見た明るさに調整する」これを意識してみて下さい。
これに慣れてきたら次は「イメージする明るさに調整」です。

 

優しい雰囲気を出すために、わざと+補正を大きくしてみたり、重厚感を出すために-補正を大きくしてみる事です。

 

梅野
露出を変えれば写真の持つ雰囲気がガラリと変わりますので
明かるしてみたり、暗くしてみたりして感覚を掴んでみましょう!

 

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