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カメラ初心者がまず覚えるべき5つの専門用語!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

憧れていた一眼レフ・ミラーレスを買って見たものの、聞きなじみのない専門用語が多くて…。

 

梅野
こんな感じで困っている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

 

僕もカメラを買ったばかりの時は、専門用語が良く分からず、それはとりあえず置いておいて写真を撮っていました。

いま昔の写真を見返すと、とんでもないカメラの設定で撮影していたりして驚きと共に面白い(笑)

 

今のカメラは非常に優秀なので、カメラの事に詳しくなくてもシャッターさえ切ればキレイな写真を撮ってくれます。

でも少しずつカメラの知識を学んでいくと、学んだ分撮れる写真のクオリティも上がっていく!

 

苦手意識もあると思うけど、今回はカメラ初心者がまず覚えるべき専門用語を解説していくよー!

 

 

まず覚えるべきカメラの専門用語は5つ!

 

梅野
カメラや写真の専門用語は色々とありますが、まずは写真のクオリティに直結する部分から覚えていきましょう!

 

そうすることで撮れる写真の違いを感じやすく、楽しく学んでいけると思うよー!

 

まず覚えるべき専門用語はこちら

絞り

シャッタースピード

露出

ISO

ホワイトバランス

こちらの5つになります。

特に絞り・シャッタースピード・ISOは重要かつ基本の部分となります。

 

それでは早速、専門用語を学んでいきましょう!

 

絞り

 

レンズの画像

「絞り」を操ることで一眼らしい写真が撮れる!

 

覚えるべき専門用語その1

絞り(しぼり):ピントが合う範囲を変える

 

絞りって何?

「絞り」はカメラに入る光の量を調整することが出来ます。

これを数字で表しているのが「F値」

-

カメラのモニターにF/3.5やF/5.6みたいな数字が表示されていませんか?

それがF値であり絞りの事です。

 

F値の数字を変えることで写真がどう変わるの?

 

一番わかりやすいのは、ピントの合う範囲が変わります。

F値が小さいほどピントが合う範囲が狭く、背景が大きくボケます。

反対にF値が大きいほどピントが合う範囲が広くなり、背景はボケず全体にピントが合った写真が撮れます。

 

文字だけではイメージが湧かないと思いますので、私が撮った写真で違いを見てみましょう!
梅野

 

F/2.8で撮影した写真

F/10で撮影した写真

 

上のF/2.8で撮影した写真は、ピントが合っている紅葉の前後がボケていますね。

下のF/10で撮影した写真は、手前にある灯篭から奥の五重の塔までピントが合っています。

 

梅野
これが絞り(F値)を変えることで得られる違いです。

※ボケ具合はF値だけでなく、被写体との距離感や使うレンズによっても大きく変わりますので、この辺りはまた今度に解説します。

 

F値を変えるとピントの合う範囲が変わることが分かったと思いますが、もう1つ覚えてほしいことがあります。

それはF値を変えるとカメラに入って来る光の量が変わると言う事。

 

F値がF/2.8など小さいと多くの光をカメラに取り込みます。

F値がF/10など大きいとカメラに取り込む光の量が減ります。

 

これは次の項目「シャッタースピード」に影響するから覚えておいてね!

 

 

シャッタースピード

 


※画像引用元:Nikon

 

覚えるべき専門用語その2

シャッタースピード:シャッターを切る時間を変えて撮れる写真の種類を増やす

 

シャッタースピードとは?

シャッタースピードは字のまんまで、シャッターを切る速さの事。

カメラに1/1000とか1/2000って表示されているのがシャッタスピードのことです。

-

シャッタスピードが速ければ、0.001秒という一瞬を切り取ることが出来ます。

シャッタースピードが2秒など遅ければ、2秒間の間に写ったものを写真に記録してくれます。

 

シャッタースピードが速い(1/100秒)

シャッタースピードが遅い(3秒)

 

シャッタースピードの違いで水の表現に差が出ていますね。

滝や波打ち際など水の流れは、シャッタースピードを速くして一瞬を切り取ると迫力を表現でき、遅くすると水の流れを糸の様に写し優雅さを表現できます。

 

こんな経験ありませんか?

撮りたいものに対して適切なシャッタースピードに設定しないと、「被写体ブレ」と言うものが起こります。

夜にお子さんや友達と写真を撮ろうと思っても、ブレブレでまともに撮れなかったことはありませんか?

あれがシャッタースピードが遅すぎることで起きる被写体ブレ。

-

写真を撮る人が動いてしまったりして、写真全体がブレるのが「手ブレ」

 

梅野
これを防ぐにはシャッタースピードを速くする必要があります。

 

 

落ちてくる葉っぱを止めて撮影出来る

動きが速い被写体でも、その一瞬を切り取ることが出来る

 

シャッタースピードを速くすることで、人間の目では何が起こってるのか分からない一瞬の光景も、写真に写すことが出来ます。

公園で遊ぶお子さんやペット、スポーツシーンを撮るときは速いシャッタースピードになるよう設定しなければいけません。

 

 

シャッタースピードを遅くすることで、水の流れを糸の様に表現

わざとシャッタースピードを遅くすることで、スピード感を表現できる

 

シャッタースピードを遅くすることで、実際に見ることは出来ない独特な世界を表現することが出来ます。

ただしこの場合は手ブレしやすくなりますので、三脚を使わないと撮るのが難しいですね。

 

 

露出

 

写真を明るくしたり暗くしたりすることが出来る

 

覚えるべき専門用語その3

露出:ワンタッチで写真の明るさを変えることが出来る

 

露出値とは?

「+1.0」や「-1.0」と言ったパラメーターで表示されているのが露出値。

+側に数値を大きくすると写真が明るくなり、-側に数値を大きくすると暗くなります。

-

撮れる写真の明るさは、絞り・シャッタースピード・ISO。

この3つの設定で決まります。

でもこの関係性を理解するのは中々難しい…。

そこで手軽に写真の明るさを調整出来るのが「露出」です。

 

梅野
露出値を+側や-側に変えるだけで、狙った明るさになるように、カメラが自動で絞り・シャッタースピード・ISOの数値を整えてくれるんです!

 

オートモードやプログラムモードでは、あなたが撮りたい明るさにカメラが自動で合わせてくれる。

Aモード(絞り優先)やSモード(シャッタスピード優先)では、カメラが自動で動かせる項目が減るので、露出値を+にしても明るくならない。

-にしても暗くならないと言うケースもあります。

 

 

ISO

 

覚えるべき専門用語その4

ISO:暗い場所でもシャッタースピードを速くすることが出来る

 

ISOとは?

ISO感度は数値を大きくするほど、カメラが受け取る光の量を増やすことが出来ます。

カメラのスペックで、「ISO100~」になっているカメラの場合、ISO200に設定するとカメラが受け取る光が2倍。

ISO400に設定するとさらに2倍と言った感じ。

-

ISO感度を上げることでシャッタースピードを速くすることが出来ます。

暗い場所で撮影したいときに「三脚を持っていなので手ブレしちゃう!」なんて時も、ISO感度を上げてあげれば三脚なしでも手ブレせず写真が撮れるようになります。

 

まさに夢のような機能なんですが、もちろん欠点もある。

ISOは電子的に無理やり光を増幅させていますので、ISO感度を上げるほど画質が劣化してしまうんです。

カメラのスペックで「常用ISO感度:ISO100~51200」と書いてあるカメラなら、その半分のISO25600ぐらいまでが許容範囲になるとおもいます。

ISO51200でも撮れますが、写真にはノイズが入りザラザラとした画質になってしまうんです。

 

梅野
ちなみに、動くものを撮りたい場合はシャッタースピードが命!
シャッタースピードが遅ければブレまくってまともに撮れませんので、その場合は躊躇なくISO感度を上げて下さい。

 

野鳥を写真撮影

 

この写真はISO2000まで上げているので、背景とかがザラザラしていると思います。

しかしシャッタースピードを上げないと、羽根を広げている瞬間は撮れませんので、躊躇なくISO感度はあげて下さい!

 

 

ホワイトバランス

 

正しい色に調整する機能

 

覚えるべき専門用語その5

ホワイトバランス:色調を変えることが出来る機能

 

ホワイトバランスって?

一言に白色と言っても、黄色がかった白や青みがかった白色など様々です。

カメラは人間ほど万能では無いので、環境によっては実際に目で見ている色と撮った写真の色にズレが出ることがあります。

色のズレを少なくする・無くすために使うのがホワイトバランス!

 

最近のカメラは非常に優秀なので、基本的にホワイトバランスの設定は「オート」で大丈夫。

それよりも、ホワイトバランスを変えてわざと写真全体の色を変えて表現する使い方の方が多いかも知れませんね。

 

例えばヤフオクやメルカリなど、個人売買をするときの写真撮影ではこのホワイトバランス機能が活躍する面もあります。

人間の目と同じようにカメラは写真を撮れませんので、室内の照明や壁紙の反射などによって、商品の色も微妙に違う色になってしまう事があります。

色味を調整せずに出品していると、「写真と色が違う!」と言うクレームに繋がりかねません…。

こんな時に便利なのがホワイトバランス。

 

「あれ?実際の色よりなんかオレンジっぽく見えるな」と思ったときは、ホワイトバランスで青みを足して、目で見ている色味に近づけていきます。

商品の撮影や実際の色味に拘りたい方は必須の機能となります。

 

 

まとめ

 

梅野
カメラを買ったらまず覚えた方が良い専門用語を5つご紹介しました。

 

まとめ

この5つの中でも、特に優先して学んでもらいたいのが

絞り

シャッタースピード

ISO の3つ。

 

この3つを理解できると、自分が撮りたいように写真を撮れるようになります!

これまでオートモードだけで撮ってきた人だと、撮れる写真が大幅に変わり写真がとても楽しくなるはず。

インスタやTwitterで憧れている人の写真を真似することだって出来るようになるんですね。

 

その3つを覚えたら、明るさを変える「露出」

色味を変える「ホワイトバランス」という順番で勉強していくと良いと思います。

 

もっと分かりやすいように、文を変えたり写真を使いながら記事を更新していきますので、また分からなくなったときはや復習するときは見に来てくださいね!
梅野

 

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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