誰でも撮影を続けていくと、似た構図の写真が多い事に気付き、マンネリを感じるはず。
例えば花の写真を撮るのが好きな方の場合だと、メインの花にピントを合わせて背景はぼかす。花畑の全景を撮影する。
この2つのパターンが多いと思いますが、この中で構図を意識して様々な構図で撮影するのは難しいですよね?
構図を考えるのが得意な方だと、楽しんで色んな構図を見つけれるのでしょうが、私は苦手で似た構図の写真が多くなってしまい、イライラします(笑)
そんな時は「構図」にばかり囚われるのでは無く、演出に目を向けて見ましょう!
例えば花火は目で見てもキレイですし、一眼レフで撮影すると花火の細かい色まで分かり、とてもキレイな写真に仕上がりますが、花火で「凄い!」と思われる構図は難しいです。
打ち上がった花火を何枚も撮影してみると、花火の色・形は違っても構図は似たものばかりになってしまいませんか?
どこに花火が打ち上がるか直前まで分かりませんし、消えるまで数秒しかありませんので撮影はスピード勝負になってします。
ですので、プロやハイアマチュアの方でない限り「構図を変えよう」なんて考えるのヒマも無いです。
そこで!花火の写り方を変えて、一味違う写真にしてみませんか?
まずはカメラの設定を変更します
撮影モードに「B(バルブモード)」がある機種はこれに設定して下さい。
Bモードが無い機種はM(マニュアルモード)で撮れますが、マニュアルに慣れていないと激ムズですので、本番前に練習が必要になります。
・バルブモードorマニュアルモード
・F値10以上に設定
・ISO100
・手ぶれ補正off
・マニュアルフォーカス(MF)
これらの設定が終わりましたら、花火に素早くピントを合わせるために、おおまかに遠景へ合わせておきましょう。
SONY a7 ILCE-7+Sonnar T FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z
カールツァイスのレンズですね。
花火ですが、星が爆発したみたいな写真になってます。
常識を捨てて撮ってみよう
バルブモードで撮影できる方は、花火が上がったらシャッターボタンを長押しして撮影します。
押し続けている間は露光されますので、露光する時間を色々と変えてみましょう。
・露光時間を少しずつ変えてみる。
・フォーカスリンクを動かしてみる
・カメラごと動かしてみる
・合わせ技!フォーカスとカメラを動かしてみる
難しいですがカメラを回してみるのも、面白い写真が撮れるかも知れませんね!
季節的に、もう花火を撮影できないので実際に試してみることが出来ないのが残念ですが…。
まとめ
SONY a7 ILCE-7+TAMRON SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical MACRO
写真を提供してくれたM君のinstagramはこちら→@kazuhiro1114
いつもと違う撮り方をしてみると新しい発見がありますので、カメラを始めたばかりの時みたいなワクワク感が蘇ります。
カメラの上達が感じられなくなったと思う方は、息抜きもかねて遊んでみましょう!
※今回の花火写真は友達からお借りしました。
友達の使っているカメラは、私をフルサイズ病にした「SONY a7 ILCE-7」です。
SONY ミラーレス一眼 α7 II ボディ ILCE-7M2
SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA フルサイズ対応
TAMRON 大口径標準ズームレンズ SP AF28-75mm F2.8 XR Di キヤノン用 フルサイズ対応 A09E
このレンズは変換機みたいなのを使用して、撮影してましたね。
「SONY a7 ILCE-7」は小型&多機能で画質もかなりキレイな機種ですが、バッテリー持ちが悪いのが難点ですね。
一緒に撮影しに行った時に、僕のD5300は電池の4段階表示で1つも減っていなかったのに、友達のこのカメラは電池残量28%と表示されててビックリしました!
予備バッテリーを持つ事と移動が車であれば、車の中で充電するように対策が必要です。
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