※2026年10月23日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2021年に登場した「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)」は、ソニーEマウントの大口径望遠ズームレンズです。
第2世代となるこのG Masterレンズは、従来モデルから描写性能やAF性能、携帯性を大きく進化させました。

特に目を引くのが、AF性能の向上と両立した約3割の軽量化。
70-200mm F2.8という本格的な望遠ズームを、より軽快に扱えるようになったのがポイントですね。
今回は、FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの特長やスペックを確認しながら、国内外のレビュー・評判をもとに、選ぶ理由と気になる点を整理します!
記事の信頼性

梅野
- 写真歴 11年目/ブログ運営歴 11年目(月間PV数12万)
- メーカー様からのレビュー案件多数
- YouTubeチャンネルで撮影テクニックなど情報発信中(2025.10現在登録者数5500人)
- お仕事依頼やレビュー案件など、お問い合わせはこちら
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の主な特長
まずは、FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の軽さ・画質・オートフォーカスという3つの特長を見ていきましょう。
約29%の軽量化で持ち歩きやすくなった

※画像引用元:ソニー
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの大きな進化は、前モデルより高い性能を備えながら、重量を約29%削減したことです。
本格的なF2.8望遠ズームで、この軽さを実現できたのはうれしいですね。
ポイント
軽量化には、鏡筒内部へのマグネシウム合金部品の採用など、部材と構造の見直しが役立っています。
AF駆動部を含めた設計の改良により、重量は1045g(三脚座を除く)に抑えられました。
軽くなっただけでなく、レンズ全体の重量バランスも考えられています。
インナーズームで全長が変わらないこともあり、撮影時に構え直しやすいのがメリットですね。

手持ち撮影や移動を伴う撮影では、わずかな重量差も積み重なります。持ち歩く負担を抑えたい方にとって、見逃せない改良です。
高い解像力と自然なボケを両立した光学設計

※画像引用元:ソニー
ポイント
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIは、シャープな描写と、G Masterらしい自然なボケ味の両立を目指したレンズです。
14群17枚のレンズ構成に、ED(特殊低分散)ガラス2枚とスーパーEDガラス2枚を採用しています。
これらの特殊ガラスが色にじみを抑え、ズーム全域で細部まで描き分ける高い解像力を支えています。
さらに、ナノARコーティングIIによって、逆光時に発生しやすいフレアやゴーストを抑える工夫も施されています。
光が強く差し込む場面でもコントラストを保ちやすい設計ですが、写り方は光源の位置や撮影条件によって変わります。
ズーム全域で開放F2.8を使えるため、背景を大きくぼかしたポートレートや、光量が限られる場面の撮影にも対応しやすくなっています。
レンズごとに球面収差を細かく調整し、11枚羽根の円形絞りによって、絞った状態でも自然なボケの形を保つよう工夫されています。
超高度非球面XAレンズの精密な加工技術に加え、EDガラスやスーパーEDガラスで色にじみを抑え、輪線ボケが目立ちにくい滑らかなボケ描写を追求しています。
従来比で最大約4倍のAF高速化
ポイント
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIは、スポーツや動物など、動きのある被写体を撮影したい方にも注目してほしい望遠ズームです。
従来モデルからAF性能が強化され、被写体への素早いピント合わせや追従性能の向上が図られています。
AF性能を支えているのが、フローティングフォーカス機構と高度なレンズ制御技術です。
ソニー独自の高推力XD(extreme dynamic)リニアモーターを4基搭載し、フォーカスレンズ群を効率よく駆動します。
ソニーの測定条件では、AF速度が従来比で最大約4倍に高速化しています!
動体への追従性能も改善され、ズーム中のフォーカス追随性能は、ソニーの比較条件で従来モデルより約30%向上。素早く動く被写体を追う撮影でも役立ちます。
ただし、実際のAFの速さや追従性能は、組み合わせるカメラや撮影条件によっても変わります。
例えば、対応するソニーのカメラ「α1」と組み合わせれば、最高30コマ/秒の高速連写を活かした撮影にも対応します。
スポーツや野生動物など、一瞬の動きを狙う場面で、このレンズのAF性能が頼りになりますね。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の公式作例で画質を確認
※画像引用元:ソニー
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の主なスペック
| 発売日 | 2021年11月26日 |
| 対応マウント | SONY Eマウント |
| フルサイズ対応 | ○ |
| レンズ構成 | 14群17枚 |
| 絞り羽根 | 11枚 |
| 焦点距離 | 70-200mm |
| 最短撮影距離 | 0.4m~0.82m |
| 最大撮影倍率 | 0.3倍 |
| 開放F値 | F/2.8 |
| 画角 | 34~12.3° |
| 手ブレ補正 | ○ |
| 防塵 | ○ |
| 防滴 | ○ |
| フィルター径 | 77mm |
| 本体サイズ | 88x200mm |
| 重量 | 1045g |
| 実売価格 | 310,000円前後 |
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)の口コミ・レビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの良い口コミ・評価
控えめに評価したとしても、これは完璧な望遠ズームレンズ。
強いて云うならば、『神レンズ』か。
単焦点と比肩し得る(かのような)解像力。コントラストも申し分なし。
レンズ端まで文句なしなので、絞り解放から安心して使える。いや、寧ろ積極的にF2.8を使いたい。
-
特に声を大にして言いたいのが、AFスピードの速さ。
このレンズのAFスピードを「爆速」だという表現をよく目にするが、
それだと、重たい物体を強力なトルクで動かしているような印象を受ける。
私としては、より適切な表現として、”瞬速” を推したい。
レンズ内でピント調整している感触はほぼゼロなので、いつの間にかジャスピンになっている、といった感じ。
大きくアウトフォーカスした状態からのスピードはそれ程でもないが、
そうではない状態からのピント合わせは最早ヒトの目か、と。従って、追従性も素晴らしい。
これは、レンズの軽さも大いに寄与しているのだろう。
Ⅰ→Ⅱで約30%の軽量化だと。マジか。
いや、軽い。70-200F2.8とは信じられない程、軽い。インナーズーム故の重量バランス(の良さ)もあるのだろう。
なのに、描写力は旧型を凌駕するという。旧型よりずっと寄れるし。
スゲーよ。SONYのレンズエンジニア。
光学式手ブレ補正モードは、流し撮り用と不規則用を加えた3つもあるし。
スイッチ類。小さいね。確かに小さい。
素手だと不便さを感じないけど、手袋していると、確かにちょっとね。
でも、それも軽量化故のコンパクト設計なのだとしたら、それはそれで納得できるような気はする。
大体、撮影中に頻繁にスイッチ類触ることもないしね。
フードは丸型で、当然のごとく内部にはフェルト地が、また先端にはゴムがしっかり施されている。
Ⅰ型と比べると、カチッとハマる感触が心地いい。
また、フィルター操作用窓がついているのがなんともありがたい。これの起源は、可変ND用ではなくPLの操作のため。
三脚座のアルカスイス互換仕様でないことが残念との声も聞くが、アルカスイス互換用プレートを付けるだけで、問題なし。
-
α1やR V、9ⅢのAFポテンシャルを余すことなく引き出せるのは、やっぱGMⅡだよなー。
テレコンが使えるアドバンテージは大きい。
上記ボディならば、本レンズを導入しない選択肢はない。

望遠の傑作!
インナーズームのため重心変化がなく非常に使いやすいです。
1型から軽量化されたコンパクトなボディーは持ちやすく操作性は抜群に良いです。
またフードに切り欠きがありPLフィルタが簡単に回せるのも地味ながらありがたい。
-
言うまでもなく開放F2.8からキチンと決めてくる優等生です
これ以上を求めるとなればEマウントだと一部の単焦点くらいしか無いでしょうね(GM単焦点も設計の古いものはこれに劣ると思います)
逆光のフレアも柔らかく気持ちのいい絵が取れます
また天体撮影では開放であっても周辺減光は非常に均一に(理想的な同心円に近い)現れるようで、Camera RAWの円形グラデーションだけでほぼ完全に補正が掛けられました
コマ収差も非常に少なく、テレ端の開放であってもメシエ天体(プレアデスと周辺の分子雲)をキレイに描き出すことができます
またx2テレコンを使えば140-400となり、100400GMには劣るものの超望遠としては及第点以上の描画能力があると思いました(追加投資金額は圧倒的にこいつ有利です)
-
AF速度が異常と言えるほど素早いので、もはやAIAFの乗ったBIONZ XR世代じゃないとフルスペックは使いこなせないでしょうね
競合はTAMRONの70180、Gの70200等ありますが、AF性能はこいつ一択になるでしょう
x2テレコンを使うとやや遅くはなりますが、超望遠域では100400GMには劣るものの200600Gよりもキレ味のよいAF合焦が得られていい感じです
また2型になってから接写能力が強化され、テーブルフォトやマクロのマネごとみたいなことも出来るようになったのも◎
結婚式などでも付け替えせずに気軽な撮影ができます
-
本当にズームできる単焦点みたいなやつです
AFもよく出来ていて、子供の運動会、動物、風景、そして天体まで何にでも使える万能な優等生です
まあ、奮発するにはちょっと躊躇するお値段は...笑

欠点がない素晴らしいレンズ
II型となりスイッチが増えました。
動画撮影にも力を入れていますが残念ながら私は動画は撮りません。
スイッチ類は堅めです。
ズームリング、フォーカスリングは軽いです。
軽いおかげでフレーミングも扱いやすいです。
ズーム回転幅も狭いので操作しやすい。
-
AF速度が爆速レベルになりました。
手振れ補正モードスイッチにモード3が追加されています。
テレコンは後々揃えようと思います。
-
以前GMI型を所有していました。
かなりズッシリしていて、加えてカメラ歴も浅かったので白レンズを出すのが恥ずかしかったりして、短い付き合いで売っちゃった経緯があります。
II型となりとにかく軽く肩掛けでも全然疲れないです。
AF速度も不満はないI型だったけど爆速レベルへ改善。
しっかり改良されていて買った甲斐がありました。
ちなみにメーカー直販で納期4週間(2023.6)マップカメラで4日ほどで入荷しました。
レンズフードは100400GMよりわずかに小さいです。
お互いのレンズフードは共用できないようになっています。
(レンズ径は同じだけど装着ロックができない)
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの気になる口コミ・評価
2024年2月の調査時点では、元記事で紹介できる明確な低評価レビューは見つかっていませんでした。ただし、上記の購入者レビューでは価格の高さやスイッチの操作感に触れた声もあり、購入前に確認したいところです。
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの海外レビュー・評価
【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの長所】
・優れたシャープネス
・低いCA
・低ディストーション
・低フレア
・周辺減光が少ない
・高速、正確で静かなAF
・滑らかなボケ
・防塵防滴
・スペックの割に軽量コンパクト
・優れたエルゴノミクス
【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの短所】
・価格が高いが適正価格
【FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIの総評】
カメラの要求がますます厳しくなり、よりシャープでシャープな光学系が求められるようになるにつれ、レンズもますます良くなっている。より速く、より軽く、よりコンパクトで、すでに素晴らしいレンズであったものをより高性能にしたこの新しいソニーのレンズほど素晴らしい例はないだろう。さらに、70-200mmというレンズの性質が、ポートレート、建築物、花のクローズアップ、クローズアップスポーツ、風景、動物、その他多くの可能性を使いやすいパッケージでカバーする、非常に多目的なものであることを加味すれば、実に強力な提案ができる。
素晴らしいレンズがこの価格で手に入り、快適な「エディターズ・チョイス」となった。
※引用元:ephotozine
FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIのレビューまとめ|向いている撮影は?

※画像引用元:ソニー
FE 70-200mm F2.8 GM OSS II(SEL70200GM2)は、従来モデルの持ち味を残しつつ、軽量化・AF・描写性能を磨き上げた第2世代の望遠ズームです。
改めて、主な進化と購入前に知っておきたいポイントを整理します。
- 約435gの軽量化に成功。手持ち撮影や持ち運びの負担を抑えやすい。
- AF速度はソニーの測定条件で最大約4倍に向上。
- ズーム中の動体フォーカス追随性能が約30%向上し、スポーツや野生動物の撮影でも心強い。
- 別売の1.4倍・2倍テレコンバーターに対応し、焦点距離を延ばせる。
- 新しい光学設計で、高い解像力と自然なボケの両立を追求。
70-200mm F2.8を使いたいけれど、重さが気になっていた方には、思わず手に取りたくなる進化ですね!
ポートレート、運動会、スポーツ、風景など、1本でさまざまな被写体を撮りたい方に向いています。

なお、元記事の調査時点である2024年2月の実売価格は約310,000円でした。価格は時期や販売店によって変動するため、購入時には確認が必要です。
決して手頃なレンズではありませんが、軽さ・AF性能・開放F2.8の描写に価値を感じるかどうかが、購入判断の分かれ目になりそうです。
SONY FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIは、ポートレートからスポーツまで幅広く使える、明るい望遠ズームレンズです。
一方、野鳥や遠くの被写体をもっと大きく写したい場合は、望遠端600mmの「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」も比較候補になります。
SONY FE 200-600mmの特長とレビューも参考にしながら、撮影目的に合った望遠レンズを検討してみてください。
-
-
SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSのレビュー・評判|野鳥撮影に選びたい理由と弱点
※2026年10月23日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 今回は、ソニーの超望遠ズームレンズ「SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS(SE ...
続きを見る
ほかのSONY Eマウントレンズも比較したい方は、こちらの記事もご覧ください!
-
-
SONY Eマウントの神レンズ16選!単焦点・ズームの特徴と作例を紹介
※2026年10月16日に更新しました! こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! SONY Eマウントのレンズは種類が豊富で、どれを選べばいいか迷いますよね。 画質だけでなく、撮りたい写真や予算に合う1本を選 ...
続きを見る
よくある質問(FAQ)
Q1. FE 70-200mm F2.8 GM OSS IIはどんな撮影に向いていますか?
ポートレート、子どもの運動会、スポーツ、動物、風景など、幅広い撮影に向いています。70〜200mmをカバーし、ズーム全域でF2.8を使えるので、背景をぼかしたい場面や光量の少ない場所でも活用しやすいレンズです。
Q2. 初代FE 70-200mm F2.8 GM OSSとの違いは何ですか?
II型の大きな違いは、約435gの軽量化とAF性能の向上です。重量は約1045g(三脚座除く)となり、ソニーの測定条件ではAF速度が最大約4倍に向上しています。持ち運びや動く被写体の撮影で違いを感じやすい改良です。
Q3. 1.4倍・2倍のテレコンバーターは使用できますか?
はい、ソニー純正のSEL14TCとSEL20TCに対応しています。1.4倍なら98〜280mm、2倍なら140〜400mmまで焦点距離を延ばせます。ただし、開放F値もそれぞれF4、F5.6となるため、明るさや撮影条件を考えて使い分けましょう。
Q4. 手持ち撮影でも使いやすいレンズですか?
約1045gと、このクラスの望遠ズームでは軽量化が図られており、インナーズームで重心の変化が少ないのも利点です。レンズ内手ブレ補正も備えていますが、長時間の手持ち撮影では機材全体の重量や撮影姿勢にも注意が必要です。
Q5. 購入前に確認しておきたい弱点はありますか?
主な注意点は価格と、持ち運ぶ機材全体の大きさです。軽量化されたとはいえ望遠ズームなので、気軽なスナップ撮影には大きく感じるかもしれません。また、200mm以上の焦点距離を頻繁に必要とするなら、別の超望遠レンズとも比較して選ぶのがおすすめです。
ブログランキングに参加しています








最新ボディのポテンシャルを活かすには、やはりGMⅡ