こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
写真歴が長くなってくると、これまでに手にしたカメラ機材の数も多くなってきます。
それと同時に手放した機材も多くなる。
その時々に応じて機材を入れ替えていくのは良いのですが、中には手放して後悔したこともあるのではないでしょうか?
手放して後悔した「Nikon Z6」
手放して後悔した「Nikon Z6」
Nikon Z6はNikonのミラーレス第一弾として、Z7とほぼ同じ時期に登場。
僕にとっては初ミラーレスとなるカメラでした。
弱点もありましたが、初ミラーレスとは思えない完成度で、さすがNikonと感じたカメラですね。
気に入ってはいましたが、丁度その時期に野鳥撮影にハマってしまい、Nikon Z6の弱点でもあるオートフォーカスの追従性の悪さがネックとなっていました…。
そんな時に発表されたのが「Nikon Z9」
フラッグシップ機という事もあり、その段違いのAF性能に惹かれ、Z9を買う資金としてZ6を手放しました。
一番後悔しているのは圧倒的な高感度性能
Nikon Z6は2450万画素裏面照射型フルサイズセンサーを搭載しており、常用ISO感度はISO100~51200となっています。
圧倒的な高感度性能
スペック値では同時期に発売されていた、他社のカメラと同じぐらいのスペック。
実際に使ってみるとめちゃくちゃ高感度性能が高いんですよね。
ISO8000を超える数値で撮影しても、ノイズが気になりませんし、細かいデティールをしっかりと写してくれていました!
最近の進化したノイズ処理を持ったRAW現像ソフトを使えば、ISO25600で撮影しても余裕で見れる画質になるんじゃないかと思います。
Z6を手放して手に入れたZ9は、4571万画素積層型フルサイズセンサーを搭載。高画素機なので常用ISO感度は、ISO64~25600となっています。
Z9はノイズがのりやすい
Z9はZ6よりは高感度耐性が下がるため、ノイズが乗りやすくなります。
「高画素機だし、スペック上も高感度耐性低いし仕方ない」と思っていましたが、それにしてもノイズが乗ります。
一眼レフのNikon D750よりも、ノイズが乗りやすいんじゃないかと思うほど。
高画素によるものなのか、積層型センサーによるものなのかは分かりませんが、ISO2000・3000辺りの数値でもノイズが気になります。
4571万画素あるのでトリミング耐性が高く、野鳥撮影では重宝していますが、室内やちょっと薄暗い環境でもすぐにノイズだらけになっちゃうので「う~ん」と言う感じ。
小型だけど持ちやすいボディ
Nikon Z6は小型で軽量ボディ。それでいてとてもしっかりとしたグリップを持っていて、持ちやすいボディ形状。
Nikon Z6 | Nikon Z9 | |
幅 | 134mm | 149mm |
高さ | 100.5mm | 149.5mm |
奥行き | 67.5mm | 90.5mm |
重量 | 675g | 1340g |
いま使っているNikon Z9は、縦グリップ一体型なので大きいです。重量は約2倍の1340g。
当然この大きさや重さは分かった上で購入していますので、普段の撮影では特に不満に感じていません。
でも子供とお出かけする時はさすがにネック。
ジュースやアイスを買ってあげたりする時や、水筒を取ってあげたりする時など、Nikon Z9の大きさは猛烈に邪魔です(笑)
Nikon Z6は遥かに小型で軽いため、そんなシーンでは全然邪魔に感じませんでした。
上記の高感度性能のことも含めて、やはり手元に残しておけば良かったなと感じています。
まとめ:中古で安くなればまた欲しいカメラ
Nikon Z6は2023年現在、中古価格は130,000円前後。
もう少し値段が下がれば、サブカメラとして買い直したいなと思っています。
Z6の高感度性能と小型さ、Zレンズによる高画質さはやはり良いなと思いますね。
耐久性も高いですし、次は末永く付き合えそうです!