2022年 梅野の撮影日記 写真の撮り方

50mm単焦点と広角レンズを使って撮る紫陽花の写真5選!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

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ただ、どちらの記事も望遠レンズを使って撮っていましたので、今回は広角レンズと単焦点レンズを使って紫陽花の写真の撮り方をご紹介します!

 

 

今回使用するレンズ

 

TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSDの画像

 

広角レンズは、TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)

新品でも60,000~70,000円ほどで購入出来る、広角ズームレンズです。

一眼レフ用ですが、マウントアダプターを使うことで、ミラーレスでも使用できます。

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gの画像

 

50mm単焦点レンズは、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G。

新品でも28,000円前後で販売されている、とてもリーズナブルな単焦点レンズ。

いわゆるシンデレラレンズ(撒き餌レンズ)と呼ばれるもので、キットレンズ以上の画質とボケ感が手に入りますので、カメラを始めたばかりの方の初めての交換レンズとして人気!

 

 

単焦点と広角で紫陽花を撮影!

 

 

動画でも撮影してきましたので、ぜひご覧ください!

 

 

1:二分割構図と三角構図を使って撮る

 

◆真ん中のバーをスライドさせてみて下さい

 

step
1
二分割構図と三角構図を使って撮る


1枚目の写真は、紫陽花が咲いている場所の全体を撮って行きます。

焦点距離17mmで撮って、広く写していきます。

 

画面を上下二分割で分けていきます。
上半分は空や木など明るい部分、下半分は紫陽花や道など暗い部分にします。

 

広角レンズを使うことで、手前の物は大きく、離れているものはより小さく写ります。

この効果でパースが使えますので、紫陽花が生えているラインを使って、三角構図で撮ってみました。

奥行き感を感じる写真になったと思います!

 

使用レンズと設定

使用レンズ:TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
焦点距離 17mm
F値 F/8.0
シャッタースピード 1/30秒
ISO感度 400
露出値 ±0

 

2:パースを効かせて三分割構図で撮る

 

◆真ん中のバーをスライドさせてみて下さい

 

step
2
パースを効かせて三分割構図で撮る

今度は縦構図で撮って行きます。

三分割構図の左下の交差点に、メインの被写体である紫陽花を配置。

 

紫陽花の生えているラインでパースを効かせつつ、パース線が終着する「消失点」を三分割構図の左上の交差点に配置しました。

 

梅野
何を撮りたかったのか明確ですし、写真にも奥行き感を出せたのでは無いでしょうか。

 

使用レンズと設定

使用レンズ:TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
焦点距離 27mm
F値 F/4.5
シャッタースピード 1/50秒
ISO感度 100
露出値 -0.7

 

3:縦の三分割構図で撮る

 

◆真ん中のバーをスライドさせてみて下さい

 

step
3
縦の三分割構図で撮る

今回はシンプルに三分割構図で撮って行きます。

横構図で撮った場合、左側に紫陽花街道の道が入ってしまうため、縦構図にして要らない物は写らないようにしています。

 

三分割構図の右下の交差点に、キレイなアジサイを配置。
左上の交差点とそのライン上に、古びた橋を配置して撮ってみました。

 

梅野
三分割構図を使うことでバランスの良い写真になったことと、紫陽花のところは明るく、奥の方は暗くなっていますので、明暗の対比にもなりました。

 

使用レンズと設定

使用レンズ:TAMRON 17-35mm F/2.8-4 Di OSD (Model A037)
焦点距離 30mm
F値 F/11.0
シャッタースピード 1/40秒
ISO感度 100
露出値 -0.7

 

4:前ボケを使って撮る

 

50mm単焦点と広角レンズを使って撮る紫陽花の写真

 

step
4
前ボケを使って撮る

レンズを交換して、50mm単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」で撮って行きます。

単焦点レンズはF値が明るいので、それを活かして前ボケを作り撮って行きます。

 

前ボケを使うことで

前景(前ボケ)

中景(被写体)

後景(背景)の、三層構造にしやすいので、写真に立体感や奥行きを出すことが出来ます!

 

今回は前ボケを使いつつ、三分割構図の左上の交差点に紫陽花を配置して撮ってみました。

 

使用レンズと設定

使用レンズ:AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
焦点距離 50mm
F値 F/2.2
シャッタースピード 1/400秒
ISO感度 100
露出値 -1.3

 

5:ハイアングルから日の丸構図で撮る

 

50mm単焦点と広角レンズを使って撮る紫陽花の写真

 

step
5
ハイアングルから日の丸構図で撮る

最後はシンプルに「日の丸構図」で撮って行きます。

日の丸構図は撮りたい被写体を、ど真ん中に配置して撮る方法。

 

カメラに興味が無い方でも、必ず使っている構図ですね。

撮りたいものを明確にするメリットがありますが、多くの人が見慣れている構図なのでインパクトに欠けます・・・

 

そこで一工夫。例えばカメラを構える角度を変えてみる。
真正面から紫陽花を撮るのではなく、背の低い紫陽花を探して、その真上からハイアングルで撮ることで、被写体が浮き出してくるような写真が撮れるんです。

 

ちなみに上記の方法でハイアングルから撮るときに、写真に入ってしまうのが地面。

地面は汚いのでなるべく写真に入れたくありませんよね。

今回はどうしても地面が入り込むので、F値を低くしてボケさせた事と、露出値を下げて暗くしたことで、地面を消しています。

 

使用レンズと設定

使用レンズ:AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
焦点距離 50mm
F値 F/2.0
シャッタースピード 1/250秒
ISO感度 100
露出値 -2.0

 

まとめ

 

 

梅野
広角レンズを使うのは久しぶりだったので不安でしたが、それなりに撮れたんじゃないかと思います。

 

紫陽花は梅雨の季節を代表する被写体ですが、撮りに行ってみると単調でワンパターンな写真になりやすい…。

意外と撮るのが難しい被写体なんですね。

 

「バリエーションを増やすには色んな構図を覚えないといけない!」

と思ってしまいますが、カメラを始めたばかりの方でも使いやすい「日の丸構図」と「三分割構図」だけでも、かなりのバリエーションを出すことが出来ます。

 

新しいことを覚えるのも大事ですが、覚えたことを実際に使いこなす事も重要!

 

「今日は三分割構図だけで、色んなバリエーションの写真を撮ってみる」など、目的を決めて撮影に行くのも良いと思います!

 

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