こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
先日発表された、FUJIFILMの新しいフラッグシップモデル「X-H2S」
これまでにない動体撮影性能を持ったミラーレスで、今までFUJIFILMのカメラに興味が無かった人も気になるカメラとなっています。
X-H2Sが登場しても足りないのが望遠レンズ。
FUJIFILMは望遠ズームレンズを数本リリースしていますが、他社に比べると長い焦点距離のレンズがありませんでした。
現行品で最も望遠なのが「XF100-400mmF4.5-5.6 RLM OIS WR」
35mm換算で150-600mmをカバー。
しかし野鳥撮影では「600mmは標準レンズ」と言われることもあり、本格的に野鳥撮影をしたいならそれ以上のレンズが欲しくなります。
そんな中、X-H2Sの合わせるよう登場したのが「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」
35mm換算で約225-900mmをカバーし、テレコンバーターにも対応しているので、最大で1800mmまで焦点距離を延ばすことが出来ます!
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRの特長
※画像引用元:フジフイルム
クッキリと写す解像力
※画像引用元:フジフイルム
レンズの性能がざっくりと分かるMTF曲線を見ても、コントラスト・解像力共に高いですね。
周辺部の画質もかなり粘っています!
軽量設計で手持ち撮影も可能
※画像引用元:フジフイルム
35mm換算で約900mmまでカバーしますので、このクラスで手持ち撮影が出来るとなると、これまでとは撮影スタイルがガラリと変わりますね!
インナーズームを採用していますので、ズームしてもレンズの全長が変わりません。
カメラの性能を引き出すAF性能
※画像引用元:フジフイルム
海外の写真家さんの評価では「超高速」と言われていますので、150-600mmとして新時代のAF性能を誇っているのでは無いでしょうか?
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRの公式作例
※画像引用元:フジフイルム
XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WRのスペック
発売日 | 2022年7月14日 |
対応マウント | FUJIFILM Xマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 17群24枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 150-600mm(35mm換算:約225-900mm) |
最短撮影距離 | 2.4m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
開放F値 | F5.6-8 |
画角 | 10.8~2.7° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 82mm |
本体サイズ | 99x314.5mm |
重量 | 1605g |
実売価格 | 260,000円前後 |
まとめ
これまでは「写真を撮る」という楽しさを提供してくれていたFUJIFILMですが、X-H2Sを起点に動体撮影もこなせる様になりました。
それを支えるレンズが、今回の「XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR」
FUJIFILMのレンズラインナップでは、カバーされていなかった焦点距離を一気にカバーし、900mmという超望遠域を撮影出来るようになりました。
品薄となるのは間違いありませんので、欲しい方は早めにゲットしておきましょう!