こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
OLYMPUS(オリンパス)が映像事業から撤退するとなってから、結構な日が過ぎましたね。
別の会社に引き継がれたものの大きな動きは無く、一体どうなってしまうのかと思っていましたが・・・
遂に新生OLYMPUSが動き出しました!
OLYMPUSと言えばPENシリーズでカメラ女子を鷲づかみし、OM-Dシリーズは男性が好むクラシカルデザイン。
またAFと連写性能が高く、動体撮影をされる方に好まれてきました。
なので今後の動向が気になっている方も多いのでは無いでしょうか。
OLYMPUSからOM SYSTEMへ
OLYMPUSから事業を引き継いで発足した新会社「OMデジタルソリューションズ」
先月、ブランド名をOLYMPUSから「OM SYSTEM」へ変更すると発表されました。
名前が変わってしまうのは仕方がありませんが、OMの名前は引き継がれているのであまり違和感がありませんね。
このOMのは「常に困難なことに挑戦し、新しいものを生み出す姿勢」という意味が込められているそうです。
軽量・堅牢・コンパクト
OLYMPUSのレンズラインナップには300mm F/4(35mm換算600mm)の望遠単焦点があり、お値段は350,000円前後。
フルサイズでしたら1,000,000円オーバーになってしまうレンズが、この金額で買うことが出来るので、野鳥やスポーツなど望遠撮影をしたい方には魅力的!
E-M1XやE-M1 Mark IIIなどAF性能が高く連写も速いカメラの、新型モデルの登場が待ち遠しいですね。
新製品開発発表と新カメラをチラ見せ
新ブランド「OM SYSTEM」の発表会では新製品の開発発表と新カメラの外観がちらっと見えていました。
新しいカメラについては最終段階まで進んでいるようで、来年の早い時期にOM SYSTEMとして初めてのカメラが登場しそうですね。
OM SYSTEMとして初の新単焦点レンズも登場!
2021年12月には高性能な標準単焦点レンズも登場予定。
どんな状況下でも常に高画質を提供するプロフェッショナルレンズシリーズのM.ZUIKO PROから「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」がリリース。
35mm換算で40mm F/1.4の標準単焦点レンズとなります。
お値段は75,000円前後となっており、F/1.4の明るさを持つレンズとしては低価格ですね。
作例を見てみると周辺部でも高い解像度と、何よりもボケ感が素晴らしいレンズだと感じました。
ボケていくグラデーションがとても自然で、使って見たいなぁと思うレンズ。
スナップやテーブルフォトで、これまでにない雰囲気の写真が撮影出来そうです!
まとめ
ついに動き出したOM SYSTEM。
新しいカメラの性能に注目ですね!
新しいカメラからOLYMPUSロゴでは無く、OM SYSTEMのロゴが採用されますが見た目は結構カッコいいなと思いました。
OM-D E-M1Xなどハイエンドモデルでは、一眼レフのようなオールクロスAFを採用していましたので、これがいまの技術でどれほど進化するのか楽しみ。
また当時から鳥認識AFがありましたので、このあたりの進化も期待したいです!