こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
カメラやレンズを保管するドライボックスの中に、ごろんと転がっていた50mmの単焦点レンズ。
名前は「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」
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ニコンのシンデレラレンズ(撒き餌レンズ)の1つで、私がNikon D750と同時に購入したレンズです。
重量185gと言う軽さに、お値段25,000円前後という安さ。
そして写りもなかなか良いレンズなんですが、ここ最近はほとんど出番がなくドライボックスの中が定位置に。
そういうわけで今回は、この50mm単焦点レンズだけを持って写真撮影に出かけてきました!
(望遠レンズも持って行ったんだけど、使ったのは50mmの単焦点レンズだけです)
Nikon Z6とAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gで写真撮影!
動画でも撮影して来ましたので、ぜひよろしければご覧くださいませ!
Nikon Z6は「Zマウント」を採用するカメラですが、マウントアダプターの「FTZ」を使用することで、Fマウントレンズが付けられるようになります。
FTZのでっぱり部分(三脚座)を無くした「FTZ II」も登場しますね!
元々は50mmの単焦点レンズをメインに使っていてすごく好きなレンズなんですが、ここ数年は広角か望遠の画角を使用することが多く、50mmの画角は苦手になってきていました。
標準ズームレンズの24-70mmを使って撮影した写真を見ても、24mm側か70mm側のどちらかに寄っている写真が多く、50mmを避けているのかと言うくらい50mmで写真を撮っていませんでした(笑)
久しぶりにAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを使って見ると、どう撮ってい良いのかなかなか決まらず難しかったですが、あーだこーだと考えているのも楽しかった。
そしてこの「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」
25,000円前後で買えるとは思えないほど、解像度が高くないですか?
でもさすがにオートフォーカスは遅いですね。
元々Nikonはオートフォーカスの速さよりも、ピントの精度を重視する傾向にあるので、一度AFが迷ってしまうとピントが行ったり来たりします。
明るい場所ではスッとピントが合ってくれます。
ただ、蝶々や鳥など、動きが速い被写体にピントを合わせるのはかなり難しいですね。
ポートレートや風景写真をされる方にはオススメのレンズです。
f/1.8のレンズを久しぶりに使ったんですが、1.8開放で撮影しているとシャッタースピードが爆速になってくれるので、いつもと違ってラフな感じに撮影しても手ブレなんて全く気にしなくて良いから楽でした(笑)
今回植物園に行ってきましたが草や花は風でユラユラと揺れるため、風の強い日に日陰にある植物を撮るときはISO感度を上げてでもシャッタースピードを稼ぐ必要があります。
とくにカメラを買ったときに付いてくる、キットレンズをお使いの場合はかなりシャッタースピードが落ちるので、被写体ブレと言うものが起こります。
それを防ぐために、ISO感度を上げてシャッタースピードを速くする必要があるのですが、ISO感度を上げると代償として画質が劣化します。
私が普段使っているレンズも開放F値は2.8ですので、日中でも暗い場所ではISO800やISO1600などに上げて撮影しているので、写真をよく見るとノイズが出ていたりするんですよね。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8GはF値「f/1.8」で撮影すれば、暗い場所でも十分なシャッタースピードを出せるので、ISOを上げる必要が無く高画質な写真を撮影出来ました。
私だけの問題かもしれませんが50mmを使っていると、いつの間にか構図がワンパターン化しちゃうんですよね。
50mmの画角だと三分割構図が使いやすくて、そればっかりになっちゃいます。
写真がマンネリ化してしまい、それを変えるために広角レンズと望遠レンズを買った経緯があります。
この写真は結構トリミングしているんですけど、蝶々の羽根の感じとかしっかりと写っていますよね。
シンデレラレンズ恐るべしです。
25,000円のレンズでこれだけ写りが良ければ
とドンドンレンズ沼にハマってしまいますね(笑)
レタッチ前&レタッチ後
左がレタッチ前・右がレタッチ後です。
真ん中のバーをスライドしてみて下さい。
私が「白飛び絶対イヤマン」なんで、RAWの状態だと暗い写真が多いですね(笑)
「ハイライト重点測光」&「露出値±0~-1.0」に設定していることが多いです。
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まとめ
写真がワンパターン化してしまったのが反省点ですが、久しぶりに使った50mm単焦点レンズは、カメラを買ったばかりの頃のような面白さを味合わせてくれました!
シンプルだし、背景は良くボケるし、手ブレ気にしなくて良いし、何よりレンズが軽い。
じっくりと撮影すると言うよりはサクサクと撮影出来て非常に軽快。
本当はもっと被写体を観察して撮らなければいけませんが、こういうラフに次々と撮影していくのも楽しいですね!
いま思えばNikon Z6じゃなくて、Nikon D750を持って行けばよかったな後悔…。
また写真がマンネリ化したり行き詰った時は、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを持って撮影に出かけたいです。