こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
前モデルVLOGCAM ZV-1の発売から約1年。
新しいモデルはレンズ交換が出来るようになったことと、センサーサイズが「1型」から「APS-C」に変更され、より高画質な撮影が可能になっています。
重量は5g差しかありませんが、カメラ本体は一回り大きくなっていますね。
ただレンズ交換が出来るようになって、撮れる写真や動画のバリエーションが増えたことが最大のメリットではないでしょうか。
「APS-Cセンサー」採用でさらに高画質に
「センサーサイズの大きさ」
公式サイトでもまず初めにアピールされているのが、センサーサイズの大きさですね。
前モデルの「1型センサー」から「APS-Cセンサー」に変更されたことで、さらに高画質な写真や動画を撮影出来るようになっています。
画素数が多いほど高画質と思われがちですが、実は画質の良さを決めるのは画素数の多さよりもセンサーサイズの大きさの方が影響が強いです。
例えば6000万画素1型センサーのカメラよりも、1500万画素APS-Cセンサーのカメラの方が高画質な写真や映像が撮影出るんですね。
APS-Cセンサーはどれほどの大きさかと言うと、画像にも書いてありますが、スマートフォンのカメラに搭載されているセンサーより10倍も大きいんです!
またセンサーサイズが大きいと、夜の撮影にも強くなりますし背景ボケも大きくなりますので、友達とは違う魅力的な写真や動画が撮りたいのなら、センサーサイズが大きいカメラを使うことで差別化を図ることが出来ます。
本格派ミラーレス並みのオートフォーカス性能
「オートフォーカス性能」
VLOGCAM ZV-E10はとても性能の高いオートフォーカスが搭載されています。
ビデオカメラや古いスマートフォンで
なんて経験はありませんか?
VLOGCAM ZV-E10ではこれらの事態とはほぼ無縁。
動画撮影にも対応した「リアルタイム瞳AF」により、被写体の目をカメラが自動で判断し、目にピントを合わせてくれます。
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なぜ目にピントを合わせるのかと言うと、人の写真を撮るときは目にピントを合わせるのが一番きれいに見えるから。
ただ目にピントをしっかりと合わせるのは難しかったのですが、リアルタイム瞳AFのおかげでカメラ初心者の方でも簡単にピント合わせが出来るようになっています。
それに加え「リアルタイムトラッキング」も搭載。
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リアルタイムトラッキングは、モニターでタッチした被写体にカメラが自動でピントを合わせ続けてくれる機能。
もちろん被写体が動いても、モニター画面から被写体が切れない限りずっとピントを合わせ続けてくれるんですね。
写真でも便利ですが動画だとより便利な機能となっています!
外部マイクなしでも質の高い音声
「ウインドスクリーン」
前モデルと同様に風切り音を低減してくれる「ウインドスクリーン」が標準装備。
高い集音性能とノイズリダクションを3つのカプセルマイクが搭載されており、クリアな音質を実現しました。
マイク構造自体も改良されており、前モデル以上にクリアでノイズの少ない音声記録が可能となっています。
さらなる高音質に拘るのであれば、外部マイクを使用することで高音質な音を記録することが出来ますよ!
VLOGCAM ZV-1で好評だった機能はもちろん搭載
今回のVLOGCAM ZV-E10はコンデジではなくミラーレスとなっていますが、Vlogに特化したミラーレスと言うこともありα7シリーズには無い機能が沢山搭載されています。
ワンタッチ操作で「背景ぼけ切り換え」
背景がボケているだけで被写体が際立ちますし、なんかプロっぽい雰囲気になりますよね。
ココがポイント
VLOGCAM ZV-E10はカメラ本体に「背景ぼけ切換ボタン」が用意されていて、このボタンを押すだけでより強力な背景ボケを得られるようになっています。
瞬時にピント位置が切り替わる「商品レビュー用設定」
カメラのオートフォーカスは左右の動きには強いですが、ピントを合わせる位置が前後に移動するのは弱いです。
なので急に前後に被写体が移動した場合は、ジワーとピントが移動し時間が掛かってしまうわけですね。
それを解決したのが「商品レビュー用設定」
ココがポイント
カメラ本体に用意されている「商品レビュー用設定ボタン」を押して専用モードになると、前後にピント移動が俊敏になります。
「商品レビュー用設定」の名前で分かると思いますが、商品を紹介したいときにカメラの前へ商品を持ってきたり話したりするときにとても助かる機能!
顔の明るさを優先する「顔優先AE」
写真や動画を撮っているときに画面が真っ暗になっちゃったことがありませんか?
カメラは明るい場所と暗い場所の明暗差に弱いので、環境によっては真っ白になってしまったり真っ暗になってしまったりします。
せっかく動画を撮影していても、顔が真っ暗で分からなくなっちゃったらVlogが台無しですよね…。
ココがポイント
VLOGCAM ZV-E10では前モデルに引き続き、「顔優先AE」が搭載されていますので大丈夫です!
これはどんな時でも顔が真っ暗にならないように明るさを合わせてくれる機能ですので、室内の窓際など明暗差の激しい場所でも安心して動画撮影に集中することが出来ます。
自然な仕上がりの「美肌効果」
ココがポイント
自然な仕上がりの「美肌効果」も搭載!
OFF / LO / MID / HIの4段階で効果の大きさを変えられますので、自然な仕上がりを重視するのも良いですし、ガッツリとお肌をきれいに見せることも出来ます。
歩きながらの撮影でも安心の手ブレ補正
ココがポイント
動画専用の電子式手ブレ補正機能「アクティブモード」を搭載!
アクティブモードが最も手振れ補正効果が高いですが、少しだけ画角が狭くなってしまいます。
さすがにGoProレベルの手ブレ補正ではありませんが、有るのと無いとでは動画のクオリティに大きな差がありますね。
手ブレ補正が無いとガタガタと画面が揺れてしまい、見づらい作品となってしまいます。
別売りでより動画撮影が快適になるシューティンググリップも用意されていますよ。
4K動画やスローモーション動画どちらもこれ1台で
「これ1台で高画素4K動画もOK」
VLOGCAM ZV-E10は6K画質をオーバーサンプリングしての4K動画を撮影出来ますので、通常の4Kビデオカメラよりも高い解像度の動画が撮影出来ます。
また常用ISO感度は32000にまで対応していますので、暗い場所での撮影も出来ますし、センサーが大型化したことでノイズに強くなっていますね。
簡単にフレームレートが変更できる「スロー&クイックモーション」が搭載されており、フレームレートを1fpsから120fpsまでの8段階の中から選択できます。
複雑な操作がなく、すぐにスローモーションなどフレームレートを変更した動画の撮影が可能。
カラーグレーディングする方には嬉しい「S-Log3」にも対応しています。
VLOGCAM ZV-E10の写真作例
動画性能の高いカメラですが、もちろん通常の写真撮影も出来ます。
今回からAPS-Cセンサーを採用したことと、レンズ交換が出来るようになりましたので、一眼レフやミラーレスと同様に高画質な写真撮影が可能です!
※画像引用元:SONY
VLOGCAM ZV-E10のスペック
発売日 | 2021年9月17日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | SONY Eマウント |
センサーサイズ | APS-Cセンサー |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~51200 |
連写速度 | 最高約11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 425点位相差AF+425点コントラストAF |
液晶モニター | 3型(インチ)・92.16万ドット |
ファインダー倍率 | - |
ファインダー視野率 | - |
撮影可能枚数 | 液晶モニタ使用時:440枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo メモリースティックPRO-HG Duo |
(動画)記録ファイル | XAVC S |
(動画)圧縮形式 | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264 |
(動画)音声記録方式 | XAVC S: LPCM 2ch |
撮影モード(XAVC S 4K) | 30p (60 Mbps / 100 Mbps)、24p (60 Mbps / 100 Mbps) |
撮影モード (XAVC S HD) | 120p (60 Mbps / 100 Mbps)、60p (25 Mbps / 50 Mbps) 30p (16 Mbps / 50 Mbps)、24p (50 Mbps) |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 115.2x64.2x44.8 mm |
重量 | 299g |
実売価格 | 67,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
お値段はカメラ本体で67,000円前後と、スペックを考えればリーズナブルだと思いますので、ワンランク上の撮影をしたい方はVLOGCAM ZV-E10がオススメですね!
VLOGCAM ZV-E10に使える高性能レンズが知りたい方は、こちらの記事も良かったらご覧ください!
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