※2026年10月30日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
発表されるのを楽しみに待っていたレンズが、ついに登場しました!ニコンのZマウント用マクロレンズです。
「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」と「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」
レンズのロードマップには結構初期のころから載っていたんですが、なかなか発表されなかったんですよね。どちらも最大撮影倍率1倍の等倍マクロに対応します。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの特徴と描写性能

大本命の105mm等倍マクロ。S-Lineの描写が楽しみです!
105mmと50mmのマイクロレンズが同時に発表されましたが、私が以前使っていたのは焦点距離90mmのマクロ。だから私が欲しいのは「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」
105mmの中望遠なら50mmより被写体から距離を取りながら大きく写しやすいので、花や昆虫を撮るときにも使い勝手が良さそうです。もちろん、最短撮影距離の0.29mはレンズ先端ではなく撮像面からの距離ですよ。
高い光学性能を追求するニコンの「S-Line」に属するレンズ!最大撮影倍率1倍で、小さな花や身近な小物をぐっと大きく写せます。
マクロレンズは接写専用と思われがちですが、無限遠までピントを合わせられます。近距離を得意とする一方で、遠景の画質が必ず通常の単焦点レンズより劣るわけではありません。このレンズは近距離から遠距離まで高い解像性能を目指して設計されています。
このレンズは等倍のマクロ撮影だけでなく、105mmの画角を生かしたポートレートや風景にも対応。花を大きく写す日も、人物を自然な距離から撮る日も、1本で楽しめるというのが良いですね。

レンズ構成と光学性能
- レンズ構成は11群16枚。近距離から遠距離までの解像性能を追求。
- 非球面レンズ1枚を採用し、収差の補正に配慮。
- EDレンズを3枚使用し、色にじみの低減を図っています。
一眼レフ用の「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」は12群14枚でEDレンズ1枚。こちらはEDレンズ3枚と非球面レンズ1枚を使う構成です。枚数だけで画質を決められるわけではありませんが、ニコンも従来製品を上回る光学性能をうたっています。
ゴーストやフレアの低減を図る「ナノクリスタルコート」「アルネオコート」と、汚れが付きにくい「フッ素コート」を採用。
逆光の中で花びらを透かして撮ったり、明るい光源を画面に入れたりする場面では気になる部分ですよね。コーティングに加え、EDレンズなどで色収差の低減も図られています。

AF駆動には新開発のSTM(ステッピングモーター)と、複数のフォーカス群を制御するマルチフォーカス方式を採用しています。
近距離でも高速・高精度なAFを目指した構造で、フォーカス範囲を切り替えるスイッチも備えています。ピントが迷いやすい接写では、このあたりが助けになりそうです。
私が以前使っていたマクロレンズでは、接写時のオートフォーカスがなかなか決まらないことがありました。
ピントが前後に迷ってしまい、結局マニュアルフォーカスに切り替えて撮ることも多かったんですよね。マクロ撮影はピントが合う範囲が狭いので、AFだけに任せず拡大表示なども使い分けたいところ。

そして気になるのが、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SのMTF曲線。
MTF曲線は、画面中心から周辺へ向かってコントラストや細部の再現性がどう変わるかを知る手がかりです。数値が1に近いほど、その条件での再現性が高いことを示します。
グラフを見ると、画面周辺まで高い数値を保っているのが分かります。ZマウントのS-Lineらしく、なかなか期待させてくれる曲線ですね。
ただしMTF曲線だけで、絞ったときの写りやボケの美しさまで全部分かるわけではありません。公式作例とあわせて判断したいところです。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの公式作例写真





NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sの仕様・最短撮影距離・重量
| 発売日 | 2021年6月25日 |
| 対応マウント | Nikon Zマウント |
| フルサイズ対応 | 〇 |
| レンズ構成 | 11群16枚 |
| 絞り羽根 | 9枚 |
| 焦点距離 | 105mm |
| 最短撮影距離 | 0.29m(撮像面から) |
| 最大撮影倍率 | 1倍(等倍) |
| 開放F値 | F2.8(無限遠時)/F4.5(最短撮影距離時の有効開放F値) |
| 画角 | 23°10′(FX)/15°20′(DX) |
| 手ブレ補正 | レンズシフト式VR:4.5段(CIPA規格準拠・NORMAL時。近距離では効果低下) |
| 防塵 | 防塵に配慮した設計(完全防塵を保証するものではありません) |
| 防滴 | 防滴に配慮した設計(完全防滴を保証するものではありません) |
| フィルター径 | 62mm |
| 本体サイズ | 約85mm(最大径)×140mm(全長) |
| 重量 | 約630g |
| 発売時の実売価格目安 | 120,000円前後(発売時の目安。販売価格は変動します) |
まとめ|NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sはこんな撮影に使いたい
待ちに待ったニコンZマウント純正の105mm等倍マクロ。
90mmのマクロレンズが好きだった私には、105mmという焦点距離だけでも気になる存在です。
最短撮影距離0.29mで等倍まで寄れて、レンズ内VRやマルチフォーカス方式も搭載。接写だけでなくポートレートや風景にも使えるので、出番が多くなりそうですよね。ただし、約630gあるので、軽い標準単焦点と同じ感覚で持ち歩けるレンズではありません。
気になるのは、やっぱりお値段。
10万円台後半になるんじゃないかと思っていましたが、2021年の発売発表時の希望小売価格は税込144,320円。S-Lineの105mmマクロとしては、予想より手が届きそうな印象でした。
実売価格は販売店や購入時期によって違うので、レンズ貯金をしながらじっくり検討したいですね。
以前のタムキューで味わったマクロ撮影の楽しさを、今度はZマウントでも。私も欲しいレンズですので、レンズ貯金をしたいと思います!
よくある質問(FAQ)
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR SとMC 50mm f/2.8はどちらが使いやすい?
花や昆虫を少し離れた位置から大きく写したいなら、105mmが候補になります。50mmは標準画角で日常の撮影にも取り入れやすく、約260gと軽量です。どちらも最大撮影倍率は1倍なので、撮影距離や好みの画角で選ぶと分かりやすいですね。
最短撮影距離0.29mはレンズ先端から29cmという意味?
いいえ。最短撮影距離はカメラの撮像面から被写体までの距離で、レンズ先端からの距離ではありません。105mmは0.29mまで近づいて等倍撮影ができますが、被写体とレンズ先端の間隔はそれより短くなります。
マクロ撮影でもF2.8で撮影できますか?
レンズ名のF2.8は無限遠での開放F値です。最短撮影距離0.29mでは有効開放F値がF4.5になるとニコンが案内しています。接写では光量と被写界深度の両方を意識して撮りたいですね。
手ブレ補正4.5段は等倍撮影でも効きますか?
レンズ内VRは搭載されていますが、4.5段はCIPA規格に基づく所定条件での値です。ニコンも撮影距離が短いほど補正効果が減ると案内しています。等倍付近では三脚やシャッタースピードにも気を配ると安心です。
マクロ以外にポートレートや風景も撮れますか?
はい。無限遠までピントを合わせられる105mmの中望遠単焦点なので、ポートレートや風景にも使えます。背景をぼかして被写体を引き立てたいときにも面白いレンズですが、室内など狭い場所では撮影距離を確保できるか確認しておきたいですね。
ブログランキングに参加しています



