※2026年10月26日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
2020年ごろから野鳥撮影にチャレンジしています。小さくてよく動く鳥を撮るのは、風景写真とは勝手が違って難しいんですよね。
私の住んでいる高知県中部では、冬場でも雪が降ることはめったにありません。スタッドレスタイヤを履く機会もないので、雪景色を撮りに行くのもなかなか難しいんです。
花も少なく、いつもの風景撮影では被写体探しに困る季節です。
というわけで冬のシーズンは野鳥撮影にハマっています。
野鳥撮影で頼りになるのは、離れた鳥を大きく写せる望遠レンズ。警戒心の強い鳥を撮るなら、焦点距離の長さが欲しくなります。
一眼レフの頃から望遠ズームレンズを使っているのですが、チラチラと横目に見えるのが超望遠の単焦点レンズという存在。
「ここに手を出したら終わりだ…」
と思いつつも、ズームとは違う写りや使い心地が気になってしまうんですよね。
野鳥撮影で望遠単焦点レンズが欲しくなる理由
野鳥を撮るほど欲しくなってきた望遠単焦点レンズ。
焦点距離を変えられない不便さはありますが、それでも気になる理由があるんです。
羽毛まで写し取りたい!望遠単焦点レンズの解像感
※画像引用元:ニコン
ポイント
高性能な望遠単焦点レンズは、特定の焦点距離に合わせて光学設計を追い込めるため、細部の描写に期待できます。ただし、単焦点だから必ずズームより高画質というわけではありません。
ニコンの公式作例を見ると、超望遠の作例では羽毛の細かい描写が目を引くと感じます。
望遠ズームでももちろんキレイに撮影出来るんですが、憧れている望遠単焦点の作例では、鳥の羽毛の1本1本までクッキリと写っている写真があるんですよね。レンズだけでなく、被写体との距離や光の条件、ピントの精度なども関係しますが、やっぱり見入ってしまいます。
作例を見た瞬間に「キレイ過ぎる!」と思ってしまいます。
野鳥撮影ではオートフォーカスの速さも気になる

※画像引用元:ニコン
ポイント
オートフォーカスの速さは、単焦点かズームかだけでは決まりません。AF駆動方式やレンズの設計、カメラとの組み合わせによっても違います。
同じ時期のレンズ同士でも性能差はありますが、望遠単焦点レンズには高速AFを重視したモデルもあるので、動き回る野鳥を撮るなら気になるところです。
飛んでいる鳥や枝を飛び移る小鳥を撮るときは、AFの速さと追従性能が大事。
狙った瞬間にピントを合わせてくれる組み合わせが欲しいです。
私が使っている望遠ズーム「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」は、テレコンなしならAFがとても速いレンズです。ところが野鳥撮影で「Z TELECONVERTER TC-2.0x」を付けると、140-400mm F5.6になり、私の撮影ではAFの反応がワンテンポ遅く感じられます…。焦点距離が2倍になる代わりに、開放F値も2段暗くなるんですよね。
この写真も、テレコンなしならピントが合っていたかも知れませんが、テレコンを付けた状態ではAFが追い付かず、ちょっとピンボケしてしまいました…。
もちろんピンボケの原因はAFの速さだけではなく、被写体の動きや撮り方にもあります。それでも野鳥撮影では、AFが素早く反応してくれるありがたさを痛感します。
超望遠単焦点レンズのデメリットは価格の高さ

※画像引用元:ニコン
高い解像力と素早いAFを備えた超望遠単焦点レンズは本当に魅力的ですが、購入するとなると大きな問題があります。
それは値段がとにかく高いということ。
例えばニコンの「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」は、発売時の希望小売価格が税込2,013,000円。F2.8の明るさに加えて、1.4倍テレコンバーターまで内蔵する本格的な超望遠レンズですが、お値段も別格です…。
さすがに「欲しい!」だけでは、なかなか手が出ない価格ですよね。
現実的に狙うなら、F2.8より暗くても軽量な400mmクラスの単焦点レンズ。
当初は30万~40万円くらいで出てくれたら嬉しいなと考えていました。もっとも、焦点距離やF値、メーカーによって価格は大きく変わります。
そのくらいなら、大手カメラ店の無金利ショッピングローンという禁断のチートも頭をよぎります(笑)。もちろん、支払総額や返済計画はしっかり考えないといけませんね。
ニコンZマウントで気になっていた400mm単焦点レンズ
私はニコンのカメラを使っているので、気になるのはZマウントの超望遠単焦点レンズです。
気になっていた1本が、2021年10月に開発発表され、2022年2月に発売された「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」。
開放F2.8と明るいうえ、1.4倍テレコンバーターを内蔵。スイッチ操作で400mm F2.8と560mm F4を切り替えられる、憧れの超望遠単焦点レンズです。
開発発表の段階から「100万円を超えるんだろうな…」と思っていましたが、発売時の希望小売価格は税込2,013,000円でした。
全く買える気がしませんね(笑)
※本体の質量も約2,950g。価格だけでなく、持ち歩くことも考えると相当な覚悟が要りますね(笑)
ただ、ニコンのZマウントレンズロードマップには、もう1本気になる400mm単焦点レンズが載っていたんです。
こちらも高い光学性能を目指すS-Lineのレンズですが、F2.8モデルより小型・軽量な400mm単焦点レンズが用意されていたんですね。
当初は「400mm F4で30万~40万円くらいだったら…」なんて想像していました。実際に登場したのは「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」で、2022年7月発売。発売時の希望小売価格は税込500,500円、三脚座なしの質量は約1,160gです。
比較していた望遠ズーム「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」なら100mmから400mmまで自由に画角を変えられます。一方、400mm F4.5の単焦点は焦点距離を変えられませんが、望遠端ではF5.6のズームに対して開放F4.5と明るく、手持ちで動き回れる軽さも気になります。
そんなふうに、手が届きそうな400mm単焦点レンズの登場を楽しみにしていました。
そして実際に「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」を購入! 野鳥撮影などで使う機会もできました。
Z 400mm f/4.5 VR Sの実写レビューと作例では、撮影した作例と使い心地を紹介しています。こちらもぜひご覧ください!
-
-
NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S購入レビュー|野鳥の実写作例とテレコンの使用感
※2026年10月17日内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 「望遠レンズが欲しい」と言い続けて半年。ついに念願の超望遠レンズ「NIKKOR Z 400mm f/4.5 ...
続きを見る
まとめ
野鳥撮影にハマると、レンズ沼が本当に恐ろしいですね。
欲しい!と思った機材の価格を見て、毎回ビックリします(笑)
超望遠単焦点レンズは高価ですし、使うレンズに合わせて三脚などの機材も気になってきます。軽量なレンズなら手持ち撮影も楽しめますが、長時間構えるとなると支えが欲しくなる場面もあります。
いくらお金があっても足りませんね。
買うとなれば禁断のチート ショッピングローンが頭に浮かびますが、価格だけではなく画質・AF・重さ・焦点距離を考えて選びたいところです。
望遠単焦点レンズのよくある質問(FAQ)
望遠単焦点レンズと望遠ズームレンズは何が違いますか?
単焦点レンズは焦点距離が固定されており、ズームレンズは焦点距離を変えられます。単焦点には高い解像力や明るさを重視した製品がありますが、写りやAF性能はモデルによって違います。鳥との距離が変わりやすい場所では、画角を調整できるズームも便利です。
野鳥撮影に400mmの望遠レンズがあれば十分ですか?
400mmでも野鳥撮影は楽しめますが、鳥の大きさや距離によっては足りないことがあります。小さな鳥を遠くから大きく撮るなら、さらに長い焦点距離が欲しくなる場面も。鳥を驚かせない距離を保ち、必要に応じてトリミングも考えたいですね。
400mm F2.8と400mm F4.5はどちらが野鳥撮影向きですか?
薄暗い場所で速いシャッタースピードを使いたいなら、明るいF2.8が有利です。ただし、NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sは約2,950gと大型で、価格もかなり高額。NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR Sは三脚座なしで約1,160gなので、手持ちで歩き回る撮影にも向いています。
2倍テレコンバーターを使うと画質やAFはどうなりますか?
2倍テレコンバーターは焦点距離を2倍にできますが、開放F値は2段暗くなります。70-200mm F2.8に装着した場合は140-400mm F5.6です。組み合わせや撮影条件によって画質やAFの反応に影響することがあるため、望遠の長さだけで判断しない方がいいですね。
超望遠単焦点レンズで野鳥を撮るなら三脚は必要ですか?
必須ではありません。軽いレンズなら手持ち撮影もできますし、動き回る鳥を追うときは取り回しの良さが助けになります。一方、長時間同じ場所で構えたり、重い超望遠レンズを使ったりするなら、三脚や一脚があると負担を減らせます。
ブログランキングに参加しています








