※2022年11月15日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
性能の良いレンズを低価格で販売しているのがTAMRON(タムロン)
F/2.8通しのズームレンズ、いわゆる大三元レンズでも純正レンズの半額ほどのお値段で手に入るため、使っている方は非常に多いです。
特にタムロンはデザイン・性能ともにリニューアルを行ってからはとても評判が良く、レビューでも高評価ばかり。
今回はそんなタムロンのレンズの中でも、神レンズと呼ばれる高性能で高評価なレンズをまとめてみました。
一眼レフ用のタムロン神レンズ
※画像引用元:ニコン
一眼レフ用に発売されている神レンズをご紹介します!
SP 35mm F/1.8 Di VC USD
※画像引用元:タムロン
SP 35mm F/1.8 Di VC USD
40,000円台で購入できるレンズとは思えない写りをしてくれる!
色はタムロンにしてはあっさり目ですが、とてもシャープで鮮明な描写が売り。
-
実売価格 62,000円前後
また最短撮影距離0.2mと、とんでもなく寄れるレンズなので非常に使い勝手が良いですね。
単焦点レンズでありながら、手ブレ補正を搭載しているのも評価が高い!
SP 35mm F/1.8 Di VC USDの作例
※画像引用元:タムロン
SP 35mm F/1.8 Di VC USDのスペック
発売日 | 2015年9月29日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント/SONY Aマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群10枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 35mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 1:2.5倍 |
開放F値 | F/1.8 |
画角 | 63.26° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 80.4×80.8mm |
重量 | 480g |
実売価格 | 57,000円前後 |
SP 35mm F/1.4 Di USD
※画像引用元:タムロン
SP 35mm F/1.4 Di USD
タムロン史上最高画質と公式が言っているほどの、超高画質を誇る渾身の広角単焦点レンズ。
その言葉に噓偽りのない高性能レンズで、とんでもない解像力を持っています。
-
実売価格 92,000円前後
解像度は高いのですがギラギラとしたシャープさではなく、タムロンらしい優しさを含めた解像力で、自分の目でみた景色をそのまんま切り取ってくれるかのようです。
最新の光学設計と次世代のコーティング「BBAR-G2」によって、色収差を極限まで抑えヌケ感に優れるレンズですね!

SP 35mm F/1.4 Di USDの作例
※画像引用元:タムロン
SP 35mm F/1.4 Di USDのスペック
発売日 | 2019年6月26日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 35mm |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 1:5倍 |
開放F値 | F1.4 |
画角 | 63.26° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 80.9x102.3 mm |
重量 | 805g |
実売価格 | 92,000円前後 |
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
※画像引用元:タムロン
ポイント
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
「タムキュー」の愛称でおなじみの神レンズ。
2016年にリニューアルされたばかりの最新型。
タムロンでは数少ない単焦点レンズで、90mmの焦点距離となっています。
-
実売価格 57,000円前後
圧倒的な解像度が魅力のマクロレンズで、そのシャープな写りは純正レンズ以上ととても高評価!
マクロレンズを購入するのなら「TAMRON SP90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD」を検討してみてはいかがでしょうか。
-
-
マクロレンズ TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDを実写レビュー!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 2019年に入って買った機材第1弾は、単焦点レンズ。 「タムキュー」の愛称で知られる、タムロンのマクロレンズです! 私が購入したのはタムキュ ...
続きを見る
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDの作例
※画像引用元:タムロン
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USDのスペック
発売日 | 2016年2月25日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 90mm |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 1:1倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 27,2° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 62mm |
本体サイズ | 79×114.6mm |
重量 | 600g |
実売価格 | 57,000円前後 |
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
※画像引用元:タムロン
※このレンズはAPS-C機専用となっております。
ポイント
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLD
世界初の光学22.2倍を達成した、超高倍率ズームレンズ。
18-400mm(35mm換算:27-600mm)という、とんでもない倍率のレンズとなっています。
-
実売価格 73,000円前後
ズーム倍率が高くなるほど画質が犠牲になりますが、こちらのレンズは高倍率レンズの中では解像度が高め。
とは言え、作例を見る限りではあっさりとした描写。悪く言えば1世代前の画質って感じです。
ですがこのレンズの良さは画質ではなく高倍率であるということ。
お子さんの運動会やイベントの時なども、レンズ交換をせずにこの1本だけですべての撮影を円滑に行うことが出来ます。
18-400mmの焦点距離であればレンズを交換する必要がないので、シャッターチャンスを逃しにくいレンズですね!
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDの作例
※画像引用元:タムロン
18-400mm F/3.5-6.3 Di II VC HLDのスペック
発売日 | 2017年7月20日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント※両方APS-C機用 |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 18-400mm |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 2:2.9倍 |
開放F値 | F/3.5-F/6.3 |
画角 | 75.33~4° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | 79×123.9mm |
重量 | 710g |
実売価格 | 73,000円前後 |
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
※画像引用元:タムロン
ポイント
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2
タムロン史上最高の、超広角ズームレンズとして登場した新型モデル。
新開発されたAXコーティングは、従来以上の逆光耐性を誇るのと同時に、クリアで高い解像度を実現しています。
-
実売価格 117,000円前後
開放F値で撮影してもしっかりと解像していて、タムロン史上最高の超広角ズームレンズのうたい文句に偽りはありませんね!
4.5段分の手ブレ補正も搭載されているので、スローシャッター撮影もある程度は手持ちで撮れちゃいます。
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の作例
※画像引用元:タムロン
SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2の作例
発売日 | 2018年9月21日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 13群18枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 15-30mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 1:5倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 110.32~71.35° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | ○ |
フィルター径 | フィルター不可 |
NFC | × |
最大径×長さ | 98.4×142.5mm |
重量 | 1100g |
実売価格 | 117,000円前後 |
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
※画像引用元:タムロン
ポイント
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
リニューアルされた、タムロンの新たな標準大三元レンズ。
これまで以上の高画質な写りはもちろんのこと、レンズの使い勝手が大幅に進化しました。
-
実売価格 100,000円前後
新制御システム「デュアルMPU」が採用され、演算処理能力がアップ!
この恩恵でオートフォーカスがかなり高速になっています。
手ブレ補正も5.0段分と、かなり強力なものになりましたので、いかなる時でも安定して撮影に臨める標準ズームレンズとなりました。
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2の作例
※画像引用元:タムロン
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2のスペック
発売日 | 2017年8月2日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 24-70mm |
最短撮影距離 | 0.38m |
最大撮影倍率 | 1:5倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 84.04~34.21° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 82mm |
最大径×長さ | 88.4×108.5mm |
重量 | 900g |
実売価格 | 100,000円前後 |
ミラーレス用のタムロン神レンズ
※画像引用元:ソニー
ミラーレス用に発売されている神レンズをご紹介します!
17-28mm F/2.8 Di III RXD
ポイント
17-28mm F/2.8 Di III RXD
広角側の画角を抑えることで、小型化と軽量化を実現!
広角大三元レンズとは思えないコンパクトさで、気軽に撮影出来るレンズに仕上がっています。
-
実売価格 87,000円前後
コンパクト化したことで、フィルターの装着も可能。
出目金レンズでは無いので67mmのフィルターが使用でき、タムロンの大三元レンズは67mmで統一されていますので、使いまわすことも可能ですね!
最短撮影距離は広角端17mmで0.19mとなっており、かなり寄れるレンズとなっています。
広角のワイドな写りと組み合わせることで、非現実的な写真表現をすることが出来ます!
17-28mm F/2.8 Di III RXDの公式作例
※画像引用元:タムロン
17-28mm F/2.8 Di III RXDのスペック
発売日 | 2019年 7月25日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群13枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 17-28mm |
最短撮影距離 | 0.19m |
最大撮影倍率 | 1:5.2 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 103.41~75.23° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 67mm |
本体サイズ | 73x99mm |
重量 | 420g |
実売価格 | 87,000円前後 |
20-40mm F/2.8 Di III VXD
※画像引用元:タムロン
ポイント
20-40mm F/2.8 Di III VXD
焦点距離20-40mmでズーム全域F/2.8の、これまでにないレンズが登場!
写真と動画どちらでも活躍する、新時代のレンズですね。
-
実売価格 87,000円前後
写真ではスナップ撮影で活躍し、動画では自撮り撮影をするVlogやYouTuberの方に需要があるレンズ。
F/2.8通しと明るいためボケの表現や、シャッタースピードを速く保てることで、画質向上に繋がります。
AF駆動にはリニアモーターを採用し、高速・高精度・静粛性に優れたオートフォーカス。
最短撮影距離は0.17mとなっており、かなり寄れるレンズなので、撮影の幅が広がりますね!
20-40mm F/2.8 Di III VXDの公式作例
※画像引用元:タムロン
20-40mm F/2.8 Di III VXDのスペック
発売日 | 2022年10月27日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群12枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 20-40mm |
最短撮影距離 | 0.17m(WIDE) 0.29m(TELE) |
最大撮影倍率 | 1:3.8(WIDE) 1:5.1(TELE) |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 94.3~56.49° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 67mm |
本体サイズ | 74.4x86.5mm |
重量 | 356g |
実売価格 | 87,000円前後 |
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
※画像引用元:タムロン
ポイント
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
大人気となった前モデル「28-75mm F/2.8 Di III RXD」 早くも第二世代へとリニューアルされました!
サイズ感はそのままに光学設計を見直し、前モデル以上の解像感を発揮し、より高画質な写真を撮れるようになりました。
特に画面端の画質が大幅に改善しています!
-
実売価格 93,000円前後
オートフォーカスの駆動には、リニアモーターフォーカス機構VXD (Voice-coil eXtreme-torque Drive)を採用!
これまで以上に高速・高精度・静寂性を手にしました。
写真だけでなく動画撮影にも有利なAF機構です。
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の作例
※画像引用元:タムロン
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2のスペック
発売日 | 2021年10月28日 |
対応マウント | Sony Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 15群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 28-75mm |
最短撮影距離 | 0.18m(WIDE)/0.38m(TELE) |
最大撮影倍率 | 1:2.7(WIDE)/1:4.1(TELE) |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 75.23~32.11° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 67mm |
最大径×長さ | 75.8x117.6mm |
重量 | 540g |
実売価格 | 93,000円前後 |
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2
※画像引用元:タムロン
ポイント
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2
タムロンの新型大三元望遠ズームレンズ。
光学性能・オートフォーカスのレスポンス・手振れ補正。
これら全ての性能がアップし、今回からテレコンバーターにも対応しました!
-
実売価格 134,000円前後
ズームレンズと言えばズームするほどレンズが長くなっていきますが、このレンズは「インナーズーム機構」を採用。
ズームしてもレンズの全長が変わらないメリットと、レンズ内部が動くので通常のズームレンズより密封性が高く、防塵防滴性能がアップしています!
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2の作例
※画像引用元:タムロン
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2のスペック
発売日 | 2017年2月23日 |
対応マウント | Canon EFマウント/Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 17群23枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 70-200mm |
最短撮影距離 | 0.95m |
最大撮影倍率 | 1:6.1 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 34.21~12.21° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 77mm |
最大径×長さ | 88×191.3mm |
重量 | 1485g |
実売価格 | 134,000円前後 |
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
※画像引用元:タムロン
ポイント
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
焦点距離500mmまでカバーする超望遠ズームレンズ。
ミラーレス用に最適化され、このクラスのレンズとは思えないほどコンパクトで、携帯性に優れます。
重量も1725gとなっており、手持ち撮影も行けます!重いですけど。
-
実売価格 123,000円前後
AF駆動にはタムロン最新レンズで採用されている、リニアモーターフォーカス機構VXDを搭載。
高速・高精度・静寂性に優れるAF機構で、動体撮影でもしっかりとピントを合わせてくれます!
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDの公式作例
※画像引用元:タムロン
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDのスペック
発売日 | 2021年6月10日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 16群25枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 150-500mm |
最短撮影距離 | 0.6m(WIDE)/1.8m(TELE) |
最大撮影倍率 | 1:3.1(WIDE)/1:3.7(TELE) |
開放F値 | F/5-6.7 |
画角 | 16.25~4.57° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 82mm |
本体サイズ | 93x209.6mm |
重量 | 1725g |
実売価格 | 123,000円前後 |
まとめ
タムロンと聞くとズームレンズが頭に思い描かれますが、単焦点レンズの評判もなかなか良いんです。
そして圧倒的なズームレンズのラインナップはさすがタムロン。
高倍率ズームだけでも数種類が展開されています。
リニューアル前のタムロンだと、見向きもしなかった方も多いのではないかと思います。
しかしリニューアル後のタムロンはとても性能がアップし、それに伴って評判が良くなりましたね。
こうして神レンズを何種類も紹介できるようになりました。
昔のイメージでタムロンには抵抗があって、使っていないという人はとても勿体ない!
お店でぜひ一度試写してみてください。