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【フルサイズミラーレス】SONY α7lllの評価やレビューをまとめてみた!

2019年10月31日

梅野

2015年からカメラを始めました。使用しているカメラはNikon Z9。
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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

フルサイズミラーレスと言えばSONY。

CanonやNikon、Panasonic(LUMIX)も参入していますが、フルサイズミラーレスという土俵ではやはりSONYが強い!

 

その中でも人気なのがSONY α7IIIですね。

SONYのフルサイズミラーレスの中でも、もっともベーシックなモデルという位置づけですが、SONYさんが力を入れ過ぎてやたらとハイスペックとなってしまったカメラ。

それでいて価格は187,000円ほど(2019年10月現在)

 

フルサイズ入門用としても人気が高いSONY α7III。

買おうか悩んでいる方も多いと思いますので、実際にSONY α7III購入された方のレビューを見てみましょう!

 

 

SONY α7IIIのレビュー

 

レビューは価格.comより引用しています。

 

SONY α7IIIの良い評価

【素晴らしい瞳AF性能が動物対応でさらに♪】

AF性能が素晴らしいの一言☆
7Ⅱでは暗い所になるとかなり迷ってましたが、7Ⅲではそれがほぼ無くなりました♪

α9のAFシステムを搭載してるだけありますね!
明るい場所ならまさに本領発揮。

動画も4K、スローモーションなど多彩でAFも
もちろん素早く働いてくれて無闇に動画撮影をしたくなります(笑)

(追記)動物瞳AFが想像以上に良くて驚いています(笑)
アップデートでの大事だったのでオマケ程度の性能かと考えてましたが、素晴らしいの一言。

買って損はないカメラだと思います。
写真機、動画機として正に万能カメラ。
シャッターチャンスを逃す確率も大幅に減りました♪

悩んでる人が居るなら間違いなく、そして強くオススメします。
悩んでる間にどんどん二度と戻らないシャッターチャンスが消えていきますよ!

(追記)
なんでも撮れる万能カメラという評価は、1年以上使い込んでさらに確信に変わりました。
イルカショーや瞳AFを多用した動きのある動物撮影、ポートレートや運動会と大活躍です。

これで撮影出来ないものは、ほぼないのでは?

【色々と期待して】

ほんとに撮影しやすいカメラだと思います。
レンズの品薄でなかなか購入に踏み切れなかったんですが、撮ありえず実質+5000円のキットズームと、舞台写真3日前に
必要に駆られ購入した、いわゆる撒き餌の50ミリF1.8しか持っていませんが、この2本も思ったより良く写るし、これからの
レンズ構成に夢が膨らむカメラだと思います。
上記2本が検討しているので、標準ズームは後回しにして、純正100-400と社外70-200F2.8は購入を視野に入れています。

音響、映像の専門メーカー、白物は作らないSONY!(損保はあるけど(笑))

むかし、創業者の一人、故盛田会長の著書を読んで以来、SONYは好きですが、ペンタ部ののロゴは・・・

再レビューです

その後、孫怪獣たちが2週にわたりやってきたので、FE50ミリF1.8で室内撮影してみました。

AF-Cでの瞳AFは優秀でした!

1歳の方はそんなに動き回れないのでいいのですが、3歳児の方はやたら動きますので、室内での撮影は難しいと思ったんですが、瞳を追い続けて非常に簡単に撮影できました。

絞り優先で解放F1.8ですと、SSが1/50秒 ISOが100ぐらいになるぐらいの室内ですので、被写体ブレが起こりやすく、MモードでSS1/200前後、絞り開放でISO600~800程度だと思いますが、これで被写体ブレも抑えられ、高感度も強いので十分でした。

以上、万年ビギナーがこれからαをご検討されていて、室内でお子様を撮りたいと思っている方に少しでもご参考になれば幸いです。FE50のレビューもさせて頂きましたので、ご覧いただければ幸いです。

【Fujifilmから乗り換え】

APS-Cからフルサイズに来たので、画質に不満はなく満足です。
ノイズ耐性も他社と比較しても優れていたので、購入を決める理由の1つにもなりました。

最初は癖がある操作性だと思いましたが、慣れると意外と普通に扱う事ができます。
カスタム設定をするのが前提っぽいので、少し面倒な感じはしますが、それらの設定をしていくうちに操作・設定も意外と覚えているので、結果として必要な作業なのかな?と感じました。

購入の決め手になった最大の理由になりますが、AF性能が他機種より優れています。
子供の撮影にとても有利な機能面も良いです。
ファームアップによって更にパワーアップし魅力のあるカメラになってきたと思います。

手振れ補正に関して、静止画は良いのですが、ちゃんと使える動画を撮影するには結局ジンバルが必要になります。

他社のミラーレスも検討しましたが、自分に必要な機能と、値段も含めたトータルバランスでa7iiiに決めました。
子供の撮影がとても楽に出来るのが本当に素晴らしく満足です。
が、下位機種なのでしょうがないと思いますが、ファームアップで機能面をもう少しアップさせて欲しい所です。

 

 

SONY α7IIIの悪い評価

【雨に弱いところと操作性】

あえて欠点を書くと
同じ価格帯のカメラと比較すると雨に弱すぎる
つまり防滴機能がないと思った方が良い。

梅雨の時期に撮影
液晶が映らなくなり復帰したら緑色に写る
引き取り修理に出す
部品がないので海外から取り寄せ
修理に1ヶ月以上
お盆も挟む

とても画質が良く高感度も凄く良いです。
写りもキヤノンセンサーと比べたら月とスッポンくらい違います。
しかしキヤノンの一眼レフは未だに操作性も高く雨で壊れることなく濡らして撮影も大丈夫です。
αは雨にわずかでも濡らすと壊れる可能性が高まります。
素晴らしいカメラなんですがそこです。

【寒さに弱いのだけがダメでした】

バッテリー、これだけがダメでした。レフ機ほどではありませんが通常撮影なら何ら問題無いレベルですが、冬山では使えません。

全体的によくできていて次世代を担うカメラとして皮切りになれると思っていたのですが、寒さに著しく弱く、厳冬期の雪山をメインフィールドにしている自分には使い物になりませんでした。マイナス20℃、ポケットで温めていたバッテリーをセットして電源を入れると20分ほどで落ちてしまいます(勿論メーカーはそんな環境で使えるとは言ってません)。しかしニコンD750は裸で2~3時間タイムラプスを撮っていても全く平気です。この辺りはさすがのニコン、宇宙でも使われる訳です。バッテリーだけでそこまで変わるものかな?もしかしたらミラーレスという機関が弱いのかも知れません。軽いのは嬉しいことなので自作に期待します。

【万能機だけど手に馴染まない】

性能を軸に見た「コスパ」はトップクラスで、実際の所ほとんどのシーンで万能機なんですが、
そうと分かっていても個人的にはイマイチ愛着が持てません。

ボディを複数台持ち歩くタイプなので、少しでも軽いのは確かに助かります。
ただ、ホールドやそれに伴うボタン配置、ダイヤル位置・感触、レスポンス、メニュー構成など
その辺りの人間工学的な使いやすさが『あぁまた直らなかったか…』とそろそろ諦めモードに入ってしまい、
手に取った瞬間も特にテンションは上がりませんでした。
(9や7RM3に比べて安っぽいというのもあるでしょうが。充電器も付かないし。)
一通り揃えているのでシステムとして活用はしますが、フィールド用にニコンを買い戻そうか検討中です。
肩肘張らないスナップ用にはいいんですけどね。

 

 

 

SONY α7IIIのレビューまとめ

 

写真を撮る、カメラとしての性能はとても好評。

特にオートフォーカスの性能は、多くの方が絶賛していました。

 

その代わりに、耐久性・操作性は不評ですね…。

SONY α7IIIはフルサイズミラーレスの中でも小型ですので、操作性が悪いのはトレードオフ。

グリップもモデルチェンジするごとに大型化してきていますが、他社のフルサイズミラーレスと比べると浅いですね。

 

ボタン類も少ないので、カスタム設定するのが前提。

この辺はカメラ初心者にとっては、めんどくさい要素でしょう。

 

そして耐久性の低さ。

これはSONYの弱点ですよね。

 

技術がないわけではありませんが、ギリギリまでのコストダウンをした結果、耐久性に難があるという気がします。

また修理に出した時に日数が結構掛かってしまうのも、残念な点ですね。

 

 

SONY α7IIIってどんなカメラ?

 

SONY α7IIIは一言で言えば、ハイレベルなオールマイティタイプ。

カメラとしての性能では欠点が無く、なんでもこなせる優等生です。

 

SONY α7IIIの特長

  • 2420万画素フルサイズセンサー
  • 高い高感度性能(常用ISO100-51200)
  • 爆速ハイブリットAF(693点位相差AF+425点コントラストAF)
  • 連写速度10コマ/秒
  • 5.0段分のボディ内5軸手ブレ補正
  • 初代の2倍!新型バッテリーを採用
  • 進化した「リアルタイム瞳AF」
  • 4K 30p動画撮影に対応

 

いろいろと盛り込み過ぎじゃない?と言いたくなるほど、あらゆる性能が高いです。

これがベーシックモデルなんて言われたら、他社のカメラメーカーは頭を抱えるでしょう。

 

全てのスペックがハイレベルなSONY α7IIIですが、その中でも凄いのはオートフォーカスです。

 

SONYの動体撮影特化モデル「SONY α9」の技術がフィードバックされ、先代のSONY α7IIとは格が違うと言えるカメラに生まれ変わっています!

 

 

  SONY α7III SONY α7II
AF方式 ファストハイブリッドAF ファストハイブリッドAF
AF測距点 693点(位相差AF)
425点(コントラストAF)
117点(位相差AF)
25点(コントラストAF)
測距輝度範囲 EV–3~20 EV–1~20

 

 

車でいえば軽自動車とスポーツカー(普通車)くらいの差がありますね。

 

AF測距点が多くなるほど、動く被写体に対してスムーズにピント合わせが出来るようになり、ピントを外しにくくなります。

測距輝度範囲は、EV-側の数字が大きくなるほど暗い場所でも、オートフォーカスが使えることを表しています。

 

これだけのハイスペックさを持っていながら、カメラ本体はかなり小型なんですから、人気モデルになるのは必然と言えますね!

 

 

 

SONY α7IIIとSONY α7IIの比較

 

いまのSONYのカメラでは、先代のSONY α7IIの人気が高まっています。

オールマイティタイプで、価格が120,000円前後とフルサイズカメラの中では手に届きやすいから。

 

ですがSONY α7IIIも性能のことを考えればかなりお買い得で、コストパフォーマンスで言えばSONY α7IIより新型のSONY α7IIIの方が高いのではないかと思います!

 

 

  SONY α7III SONY α7II
発売日  2018年3月13日 2014年12月5日
タイプ  ミラーレス ミラーレス
センサーサイズ  フルサイズ フルサイズ
画素数  2420万画素 2430万画素
高感度  ISO100-51200(拡張ISO:ISO50~204800) ISO100-25600(拡張ISO:ISO50、64、80、51200)
連写速度  10コマ/秒 5コマ/秒
シャッタースピード  8000/1~30秒 1/8000~30秒
AF測距点 693点位相差AF
425点コントラストAF
117点位相差AF
25点コントラストAF
液晶モニター 3インチ・92.16万ドット 3インチ・122.88万ドット
ファインダー倍率  0.78倍 0.71倍
ファインダー視野率  100% 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:610枚
液晶モニタ使用時:710枚
ファインダー使用時:270枚
液晶モニタ使用時:350枚
記録メディア SDカード
SDHCカード
SDXCカード
メモリースティックPRO Duo
メモリースティックPRO-HG Duo
SDHCカード
SDカード
メモリースティックPRO Duo
SDXCカード
メディアスロット数 2 1
Wi-Fi
Bluetooth ×
NFC
本体サイズ 126.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行) mm 126.9(幅)x95.7(高さ)x59.7(奥行) mm
重量 565g 556g
実売価格 187,000円前後(ボディのみ) 120,000円前後(ボディのみ)

 

その他に進化した機能

・USB Type-C端子対応

・新型画像処理エンジン

・手ブレ補正効果が向上

・30p:4K動画に対応

・動物にも対応したリアルタイム瞳AF

 

 

モニター画面のドット数がダウンしていますが、その他の性能は向上していますね!

メディアスロットもダブルスロットとなり、プロの方でも使いやすいカメラとなっています。

 

 

SONY α7IIIを使っている方のブログ

 

どんなに文字で紹介しても、分からないことだってありますよね。

サイズ感や使ってみてどんな写真が撮れるのか、実際にSONY α7IIIを使っている方のブログをご紹介します。

 

ついにウチに来ちゃいました。 ソニーα7ⅲ。 果たして使いこなせるのか? そもそも、フルサイズのカメラを買う必要あったのか? というわけで、買った理由をつらつらと書いてみます。ある意味、自分への言い訳ですね。
ハッキリ言えば衝動買いではない フルサイズミラーレスカメラの代名詞、SONYのαシリーズ。いつだって気になる存在で、カメラコーナーに行けば、必ず手にとって感触を確かめていた。ただ、既に登山で毎度出動するCanonのAPC-S機(EOS-80D)があり概ね不満はなく、SONYのコンデジもあるので、EOS-80Dが壊れたりした時にミラーレスも考えよう、と思い続けていた。 s-d-k10.hatenablog.jp しかし、今回、自分に褒美を授けるべきタイミングが発生する。このため、3月に入り月くらいから入念にリサーチを開始し、一世代前のα7ⅱと迷ったが、最終...
各社よりフルサイズのミラーレス一眼レフが続々と登場し、いよいよフルサイズ機が欲し
SONY α7Ⅲが家にやってきました。SONYのフルサイズ機を購入するのはこれで2度目になります。α7ⅢはCP+とSONYストアで実機を散々触ってきたつもりですが、購入後に分かってきたSONY α7Ⅲの残念だなあと思う部分をランキング形式で解説しようと思います。これからα7Ⅲを購入しようと検討している方は参考に読んでみてください。
はじめに いいところ ストレスのないAF、そして瞳AF 圧倒的ダイナミックレンジ 意外とありがたい5軸ボディ内手ぶれ補正 星撮りも便利!?ブライトモニタリング機能 これはもはや必須!?ダブルスロット 正当進化した操作性 その他 気になるところ クソメニュー まだまだ信頼性が高いとは言えない アプリ・リモコン機能の一部削除 避けられないセンサーダスト 良くはなったがもっと良くなってほしいWB 巷でよく言われること バッテリーチャージャー付属してないんでしょ? EVFの解像度 小指余り問題 マウント径の小ささ 宣伝 最後に 先...

 

まとめ

 

SONY α7IIIは大多数の方が満足していることが分かりました。

それと同時に、操作性と耐久性に不満を持っている人も多いという欠点も分かりましたね。

 

梅野
「SONYはハイスペックだけどトラブルが多い」

 

これが私の正直な感想。

友達がSONY α7を使っていますが、グリップのラバーはボロボロだしメディアスロットは壊れているし、修理に出したら2か月から3か月も掛かっていたのをみると、NikonやPENTAXのような耐久性は無いなぁと思ってしまいます。

 

もちろん当たりはずれはあると思いますが、他社に比べるとトラブルが多いと感じますね。

 

言うなればSONYはレーシングカー。

耐久性度外視の圧倒的なスペックが魅力のメーカーというイメージかと。(大げさに言うとね)

 

 

またSONY α7IIとSONY α7IIIは、どちらを買うか悩むと思います。

価格さで言うと、およそ60,000円もの差がある。

 

しかしSONY α7IIIは、差額60,000円分以上のパワーアップを果たしていますので、SONY α7IIの購入を考えているのなら、もう少しだけ貯金をしてSONY α7IIIを買った方が買い物上手だと思う。

とりあえずフルサイズミラーレスがどんなものか体感したい方は、SONY α7IIを選択すると良いと思います。

 

SONY α7IIIもファームウェアアップデートで、細かくパワーアップすると思いますので今後の進化も楽しみですね!

 

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