こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
カメラを始めようと思った時に、まず悩むのが一眼レフにするのかミラーレスにするのか?
ネットを開けば「一眼レフの方が性能が良い」「ミラーレスは気軽に撮影出来る」など、色んな情報が溢れていて決めきれませんよね。
そもそも一眼レフとミラーレスってそんなに違うものなんでしょうか?
実は違いはたった1つしかありません。
カメラの内部にミラー(鏡)があるかないかの違いだけ。
ミラーが無いからミラーレスと呼ばれてるわけですね。
ミラーのメリット&デメリット
※画像引用元:日経電子版(https://style.nikkei.com/article/DGXNASFK16019_W2A410C1000000)
じゃあこのミラーは何のためにあるのか?
ミラーがあることによって、一眼レフは光学式ファインダーが使える。
光学式ファインダーは、まさに見たままを写してくれるのでタイムラグが発生しません。
なのでスポーツシーンや子供やペットなど、動きの激しい被写体を撮る時に有利になるんです。
一方、ミラーレスはミラーを排除したおかげで、一眼レフとは思えないほど小型軽量化する事が出来ました。
その代わりにエントリーモデルではファインダーが無いモデルが多く、コンデジやスマホのように液晶モニターを見ながら撮影します。
上位機種になると電子ファインダー(EVF)が付いていますが、タイムラグが発生するので動体撮影は少し苦手。
しかし近年の新型ミラーレスは電子ファインダーが大きく進化して、タイムラグはわずか0.007秒とほとんど遅延している事が分からないレベルになってきています!
ミラーレスの嘘ホント
一眼レフとミラーレスは良く比べられます。
こっちが優れてる、いやこっちは携帯性が良いなど。
確かに以前は両者に性能差がありましたが、いまはまさにミラーがあるかないかの違いだけになったと思います。
●画質はどっちが優れてる?
今なおネットの検索に残っている情報だと、画質は一眼レフが上でミラーレスは劣っていると書かれている物もありますね。
これは数年前ならホントのことで、一眼レフの方が画質が良かったです。
しかし、今は画質の違いは無くなってしまいました!
●ミラーレスはレンズが少ない
※画像引用元:OLYMPUS(http://cameras.olympus.com/zuiko/ja-jp/)
長年使われてきた一眼レフに比べると、ミラーレスは最近登場したのでレンズのラインナップが乏しい。
なので、レンズ交換を楽しめない。
これも昔なら本当のことです。
現在は一眼レフのレンズ並とは言えませんが、かなりラインナップが充実し大三元・小三元・単焦点・ズーム・高倍率・マクロと選ぶ楽しさがあります。
またミラーレスのレンズの方が少し低価格と言うメリットもありますね。
●バッテリー持ちが違う
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/)
一眼レフの方がバッテリー持ちが良く。
ミラーレスはすぐバッテリーが無くなってしまう。
これは本当です。
特に一眼レフからミラーレスへと乗り換えた方は、ビックリするくらい電池が持ちません!
一眼レフは光学式ファインダーを見ながら撮影しますが、ミラーレスは液晶モニターや電子ファインダーを使うので、その分消費電力が多いせいですかね。
ざっと言うと一眼レフの、3分の1くらいしか持たないイメージ。
なので1日撮影でミラーレスを使うなら、予備バッテリーか移動中でも充電出来る環境を整えなくてはいけません。
まとめ
一眼レフとミラーレスの違いは、カメラ内部にミラーがあるか無いかでした。
とは言えミラーが無くなる事で、あれだけ小型化軽量化に繋がるんですから凄いことです!
課題のあった電子ビューファインダーも年々改良されてきて、光学ファインダーの性能に迫ってきている。
カメラのラインナップ数が、一眼レフよりミラーレスの方が多くなるのも、そう遠くない話かも知れませんね!