初めてシャッタースピードを操作すると、その難しさに挫折する人も多いかと思います。
川や滝の水の流れを美しく見せるためにはシャッタースピードを遅くして撮影するのですが
私は滝を初めて撮影しに行った時に、この機能を使って見たのですが
遅くしすぎて写真が真っ白に!
露出の設定をいじって暗くさせようとすると今度は真っ黒な写真に!
本当はこういう場合はNDフィルター(減光フィルターとも呼ばれます)を使って撮影するらしいのですが
その時はそんなフィルターがあることも知りませんでしたから「なんて難しいんだ……」と思いました。
※今でもNDフィルターは持ってません。早く買わねば(笑)
シャッタースピードを変えれば描写が大きく変化する
撮影モードを「S」モードにしてダイヤルを回せば「1/4000」「1/3200」「1/2500」と徐々に変化していきます。
カメラのスペックにもよりますが「1/4000」側が高速シャッターで「30秒」側がスローシャッターになります。
高速シャッター
水の勢いを表現したり、動き回るペットを撮る時は出来る限り高速シャッターで撮影すると
ブレること無く撮影ができます。
しかし室内での撮影の場合はどうしても外と違い、明るさが不足してしましますので
F値が1.8位ある明るいレンズを使用したり、ISOの上限を上げないと
高速シャッターでの撮影が出来にくいですので注意してください。
スローシャッター
滝や渓流の流れる水を滑らかに表現することが出来ます。
私はカメラを買って、写真投稿サイトなどに上がっていた美しい滝の写真に感動して
早くスローシャッターを使って滝を撮りたいと思ってました。
実際はNDフィルターを持って無かったのでその難しさに挫折しそうになってましたが(笑)
ただシャッタースピードを遅くして撮影してしまいますと、光を取り込み過ぎて真っ白な写真になってしまいますので
それを防ぐために必要なのが「NDフィルター」です。
これを付ける事で簡単にシャッタースピードを下げる事ができます。
ですがシャッタースピードを下げると手振れをしてしまう可能性が増えますので三脚が必須になってきます。
私は三脚を持っていなかった頃は地面にカメラを置いたり、カメラバックの上に置いたりして撮影してました(笑)
まとめ
私は「シャッタースピード」には大変苦労しましたが、
フィルターがあれば割と難しくないのかも知れません。
「絞り」を理解したら次はぜひ「シャッタースピード」の扱いをマスターしましょう。
スピードの設定次第で迫力を出したり、神秘的に見せたり自在に出来ますので
写真のクオリティが一段上がるはずです。
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