※2024年3月26日に内容を更新しました!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ここ数年は健康志向の高まりで、自転車通勤をされる人が多くなってきました。
私の住んでいる高知県でも学生の子はクロスバイクに乗っている子が多くなりましたし、最近は社会人の方もクロスバイクやロードバイクで通勤されている姿を見ます。
でも朝の時間がないときに、自転車での移動で困るのはパンク!
パンクしてしまうと修理に慣れているひとでも、10分~15分はかかると思うので朝の時間帯では大きなタイムロスです。
-
■【2019-2020年モデル】おすすめのクロスバイク17選!
※2020年6月22日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 通勤・通学といえばクロスバイク! 数年前まではプレミアムな自転車というイメージでしたが、今ではすっかりスタン ...
続きを見る
クロスバイクのタイヤサイズについて
◆check
クロスバイクに多く採用されているタイヤのサイズは
700×28C
700×32C
700×35C
この3タイプが多いです。
スピード重視のモデルだと700×25Cを採用していることもありますね。
28Cや32Cと言うのはタイヤの横幅の事で、28Cなら横幅が約28mm。
32Cだと約32mmなので横幅が広いタイヤと言うことになります!
ほんの僅かな違いなんですが、このタイヤサイズの違いによって、走行性能はガラリと変わります。
速さを取るのか、耐パンク性能を取るのかは、タイヤサイズ選びから始まりますよ。
タイヤサイズ 700×28C
タイヤサイズ 700×28C
クロスバイクの中では細い部類に入るタイヤ。
タイヤの接地面が少なくなるのでスピードが出やすく、また地面とタイヤの抵抗が少ないのでスピードを維持しやすいメリットがあります。
デメリットは段差をガンガン乗り上げて走ってしまうと、パンクのリスクがありますので、ちょっと気を使って走らないといけない事と、タイヤのエアボリュームが少なく高圧なので、乗り心地が硬めになってしまう事。
タイヤサイズ 700×32C
タイヤサイズ 700×32C
スピードと耐パンク性能、乗り心地などのバランスが一番よく取れているサイズ。
クロスバイクを購入した時に、始めから付いているタイヤは700×30Cであることが多いです。
速さと耐パンクを両立したいとお考えの方にオススメのサイズ!
タイヤサイズ 700×35C
タイヤサイズ 700×35C
28Cに比べるとパンクリスクが低くなり、乗り心地も良くなるサイズ。
通勤通学でパンクを避けるのであれば、オススメのサイズになります。
またこのサイズから耐パンクタイヤの選択肢が多くなってきますね。
砂利道などオフロードもガンガン走れるタイヤを選べます!
その代わりにタイヤ自体が重くなるので、加速が悪く上り坂を登るのもしんどくなってきます。
スピードを維持するのも苦手なので、体力を消費してしまいますね。
通勤・通学用の「低コストタイヤ」
毎日に通勤通学に自転車を使うと、タイヤの劣化も早くなります。
高性能タイヤは安心安全ですが、お値段が高くコストが掛かりますね…。
クロスバイクやロードバイクで通勤通学される方におススメのタイヤをご紹介します!
パナレーサー PASELA JACKET(パセラジャケット)
パセラジャケット
2017年に登場したばかりの「パセラジャケット」
低価格でパンクに強いパセラのトップモデルで、アンチフラットケーシングを採用し耐サイドカットと耐リム打ちパンク性能が強化されています。
参考価格:3,700円
サイズ | 重量 |
700×25C | 290g |
700×28C | 310g |
700×32C | 390g |
パナレーサー Tourkinist(ツーキニスト)
ツーキニスト
ツーキニストは名前からも分かるように、通勤や通学用のタイヤ。-
タイヤ内面をフラット加工する「ハイパーテックスケーシング」の採用し、タイヤの重量は重くなってしまうものの、耐パンク強化モデルとなっています!
坂道が多い方はすこし登りにくくなる重量になりますが、その代わりに圧倒的な耐パンクタイヤ。
安心して通勤通学できそうですね。カラーバリエーションが豊富なのも魅力の1つ。
参考価格:3,972円
サイズ | 重量 |
700×25C | 350g |
700×28C | 380g |
700×38C | 550g |
ビットリア ZAFFIRO3(ザフィーロ)
ザフィーロ
完成車によく付いてくるザフィーロ。
対磨耗性が強くてパンクにも強い。それでいて低価格なので通勤通学用のタイヤに向いています。
カラーバリエーションが豊富で、ブラック/レッド/ブルー/イエロー/ホワイトの5色展開。
参考価格:2,300円
安いので仕方ないですが、重量以上に重く感じるのと固いタイヤなので、微振動が結構伝わってくる。
あとサイド部分はノーガードなので、サイドカットには弱い欠点があります。
サイズ | 重量 |
700×23C | 275g |
700×25C | 300g |
700×28C | 550g |
リジッドバージョン(参考価格:2,000円)
サイズ | 重量 |
700×23C | 340g |
700×25C | 350g |
700×28C | 400g |
700×38C | 430g |
通勤・通学用の「耐パンクタイヤ」
通勤通学に一番困るのは、パンクでは無いでしょうか?
パンクした場所によっては確実に遅刻してしまいますので、自転車に乗られている人にとって一番怖いですよね。
コンチネル GATORSKIN(ゲータースキン)
コンチネル ゲータースキン
使っている方が非常に多い人気の、コンチネル ゲータースキン。
パンクに強くてグリップもある。耐久性も良くてしかも軽量と、かなり高いレベルでバランスの良いタイヤとなっています!
パンク修理が困難なサイドカットを防止するため、タイヤの側面にはデュラスキンと言うポリアラミド繊維が張り付けられており、ちょっとした段差や小石でサイドカットしてしまうのを防いでくれます。
参考価格:4,800円
\コンチネル ゲータースキンを購入しました!/
-
ロードバイクを通勤仕様にカスタム!
※2021年3月20日に内容を更新しました。 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! 片道30km以上の通勤を始めると、以前の記事で書かせてもらいました。 その後ですね、ちゃんと通 ...
続きを見る
サイズ | 重量 |
700×23C | 230g |
700×25C | 250g |
700×28C | 320g |
700×32C | 350g |
シュワルベ MARATHON(マラソン)
マラソン
世界一周用タイヤとして良く使われる「マラソン」
耐パンク性能は圧倒的に高く、パンクリスクを徹底的には避けたい方におすすめ。
グリーンガードと言う3mm厚の耐パンクベルトがタイヤ内部にありますので、釘などを踏んでもこのグリーンガードが弾き返します!
ただ耐パンク性能が高い分、重量がかあり重いので走行性能が犠牲になりますね。
耐摩耗性も高く、コストパフォーマンスの高さも売りの1つ。
参考価格:3,000円
サイズ | 重量 |
700×23C | 430g |
700×25C | 520g |
700×28C | 560g |
700×32C | 640g |
700×35C | 730g |
700×38C | 810g |
シュワルベ MARATHON PLUS(マラソンプラス)
マラソンプラス
マラソンの上位バージョン「マラソンプラス」
「マラソン」では厚さ3mmのグリーンガードが装備されていましたが、マラソンプラスは厚さ5mmのパンクガードを内蔵して、耐パンク性能がさらに向上したモデルです。
通勤通学中のパンクは絶対に避けたい方にオススメ!タイヤの側面にリフレクターも付いているので、夜間の帰宅でも光って安心ですね。
参考価格:6,600円
サイズ | 重量 |
700×28C | 750g |
700×32C | 810g |
通勤・通学用の「高性能タイヤ」
スピードの出しやすさ・耐パンク性能など、隙がなく性能が高い「高性能タイヤ」
グリップも良く、雨の日などでも安心して走ることが出来ます!
安心安全で快速仕様にするのなら高性能タイヤ1択ですが、ネックとなるのはお値段の高さ。
「低コストタイヤ」と比べると、約4倍もの価格になってきます。
コンチネル GRAND PRIX 5000
Grand Prix 5000
性能の高さから、使っている方がとても多い有名なタイヤ「Grand Prix 4000s Ⅱ」
その待望の新型タイヤがGrand Prix 5000.です!
フルモデルチェンジはなんと14年ぶりとのこと。
それだけ4000シリーズの完成度が高かったんですね。
重量も軽いですし、グリップ力も高い。
そしてパンク耐性も強くて走りも速い通勤最強タイヤ!
通勤通学に重要な要素、パンク耐性は従来より20%も向上。
もともとパンクに強いタイヤなのに、この進化は凄いですね。
参考価格:8,200円
サイズ | 重量 |
700×23C | 200g |
700×25C | 215g |
700×28C | 235g |
700×32C | 290g |
パナレーサー AGILEST
パナレーサー AGILEST
パナレーサーの新しいフラッグシップモデル「AGILEST(アジリスト)」
新開発された技術を使うことで、転がり抵抗の軽さ・タイヤ重量の軽さ・耐パンク性能。
全てがバランス良くレベルが高い、オールマイティモデルとなっています!
参考価格:5,700円
タイヤサイズが700×28Cでも、重量は210gと軽く、軽快な走りが出来ますね!
サイズ | 重量 |
700×23C | 180g |
700×25C | 190g |
700×28C | 210g |
シュワルベ PRO ONE
シュワルベ PRO ONE
シュワルベのハイエンドオールマイティモデル「PRO ONE(プロワン)」
コンチネル GRAND PRIX 5000と同格と言われており、かなり高いパフォーマンスを誇ります。
考価格:9,680円
少し柔らかいタイヤで、路面の衝撃を和らげてくれる効果もあり、街中を走られる方に良さそうですね!
耐パンクベルト「V-Guard」が内蔵されており、耐パンク性能の高さも魅力。
サイズ | 重量 |
700×23C | 215g |
700×25C | 235g |
700×28C | 250g |
700×30C | 280g |
700×32C | 310g |
通勤・通学用自転車タイヤに関するよくある質問
Q1: 通勤や通学に適した自転車タイヤの特徴は何ですか?
A1: 通勤や通学に適した自転車タイヤは、耐パンク性能が高いこと、乗り心地が良いこと、長持ちすることが特徴です。特に耐パンク性能は重要で、朝の忙しい時間帯にパンクしてしまうと大きなタイムロスになります。
Q2: タイヤサイズの違いとは何ですか?
A2: タイヤサイズは主に700×28C、700×32C、700×35Cなどがあります。数字が大きくなるほどタイヤの横幅が広く、乗り心地が良くなりますが、スピードはやや落ちます。自分の走行スタイルに合ったサイズを選びましょう。
Q3: 低コストで耐パンク性能が高いタイヤはありますか?
A3: パナレーサーの「パセラジャケット」や「ツーキニスト」、ビットリアの「ザフィーロ」などが低コストで耐パンク性能が高いタイヤとしておすすめです。これらのタイヤは、毎日の通勤通学に適しており、コストパフォーマンスに優れています。
Q4: 耐パンク性能に優れた高性能タイヤにはどのようなものがありますか?
A4: コンチネルの「ゲータースキン」やシュワルベの「マラソン」「マラソンプラス」が耐パンク性能に優れた高性能タイヤとして知られています。これらのタイヤは、パンクリスクを最小限に抑えつつ、優れた乗り心地や耐久性を提供します。
Q5: 高性能タイヤのメリットは何ですか?
A5: 高性能タイヤは、耐パンク性能の向上だけでなく、軽量で走行性能が高く、グリップ力にも優れています。雨の日でも安心して走れる安定性を持ち、長期間の使用に耐える耐久性を兼ね備えています。しかし、価格が高めである点は留意が必要です。
Q6: 自転車タイヤを選ぶ際のポイントは何ですか?
A6: タイヤを選ぶ際は、まず自分の使用目的や走行条件を明確にします。通勤・通学用なら耐パンク性能や耐久性を、スポーツ走行なら軽量性やグリップ力を重視するなど、目的に合ったタイヤを選びましょう。また、予算やメンテナンスの容易さも考慮すると良いでしょう。
まとめ
パンクのしにくいタイヤは数多くありますが、やはり重くなってしまうデメリットはありますね。
激坂が多い場所を通るひとは、耐パンクタイヤに交換するとハードな通勤になると思います…。
ゲータースキンはサイドまで耐パンク性能が高く、通勤通学に向いたタイヤで重量もパンク性能重視にしては軽めです。
ザフィーロはサイド部分の弱さがあるものの、耐パンク性能と対磨耗性が高くて、お値段はとても安い。
ランニングコストを低く抑えれます。
いくら評判の良いタイヤでも、走り方によっては合う合わないの問題もあるので、色んなタイヤを試してみて自分に合うものを見つけましょう!