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SONY Aマウント最後のフラッグシップモデル「α99 II」

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

2016年9月28日、SONYから驚きの発表がありました。

新しいフルサイズ一眼レフカメラ、「α99 II」が登場しました!

 

これは、「α99」の後継機として約4年ぶりに登場したフラッグシップモデルです。

性能面では前機種を大きく超える進化を遂げ、SONYの一眼レフラインアップの頂点に立つカメラとして期待されています。

 


ソニー デジタル一眼カメラ「α99 II」ボディ ILCA-99M2

 

 

「α99 II」の大幅な進化ポイント

ilca-99m2_rear3

 

 

圧倒的な高画質への飛躍

 

「α99 II」は、4240万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、前モデル「α99」の2430万画素から大幅に画素数を増加させました。

これにより、細部まで鮮明な写真を撮影することが可能になります。

 

さらに、常用ISO範囲がISO100-25600、拡張時にはISO50-102400まで対応し、低光量の環境でもノイズを抑えたクリアな撮影が可能です。

高画質と高感度撮影のバランスが、これまでにないレベルで実現されています。

 

 

強力な新画像処理エンジン「BIONZ X」

 

「α99 II」は、画像処理エンジンを従来のBIONZから最新バージョン「BIONZ X」にアップグレードしました。

 

この「BIONZ X」は、「α99 II」専用にチューニングされ、新開発のフロントエンドLSIを組み込むことで、高感度撮影におけるノイズを大幅に抑制し、解像感と質感の再現性を向上させています。

 

4240万画素の高画素による大容量の画像データも、「BIONZ X」の約3倍の処理速度によりスムーズに処理。

これにより、高画質な写真を効率良く撮影し続けることが可能になります。

 

 

 

Aマウント最速のオートフォーカス

 

「α99 II」は、Aマウントカメラの中で最速のオートフォーカス機能を実現しました。

 

前モデル「α99」の「19点位相差AFセンサー(クロスセンサー11点)と102点像面位相差センサー」から、「79点位相差AFセンサー(クロスセンサー15点)と399点像面位相差AFセンサー」へと大幅に進化しています。

 

この399点の像面位相差AFセンサーは、現在の技術の中で世界最多を誇ります。

この革新的なオートフォーカスシステムにより、迅速かつ正確なフォーカスが可能になり、撮影の幅が格段に広がります。

 

 

高速連写が可能

 

「α99 II」では、最大12コマ/秒という驚異の高速連写が可能になりました。前モデルの「α99」でも10コマ/秒の高速連写が可能でしたが、「α99 II」はさらにその速度を上回ります。

また、カメラのレリーズ耐久性も向上しています。「α99」の約20万回耐久から、新しいシャッター機構により約30万回と1.5倍の耐久性を実現しています。これにより、より多くの瞬間を捉えることが可能になり、撮影の機会が広がります。

 

新開発の光学式5軸ボディ内手ブレ補正

 

「α99 II」は4240万画素の高画質撮影を実現しており、この高画素に対応するために、新しく開発された光学式5軸ボディ内手ブレ補正機構が搭載されています。

この機構により、最大4.5段分の手ブレ補正効果があり、静止画はもちろん動画撮影においても、手ブレを大幅に軽減できます。

 

これにより、撮影者は手ブレを気にすることなく、自由な撮影を楽しむことが可能になります。

 

 

よりコンパクトで堅牢な設計

 

「α99 II」は、軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を採用し、放熱性にも優れています。

また、防塵と防滴設計が施されているため、少々の悪天候でも気にせずに撮影が楽しめますが、強い雨の中での使用は避けた方が良いでしょう。

 

サイズも前モデル「α99」に比べて一回り小さくなりました。

具体的には、「α99 II」の幅が142.6mm、高さが104.2mm、奥行が76.1mmで、重量は770gとなっており、「α99」から幅で4.4mm、高さで7mm、奥行で2.3mm小さくなっています。

 

重量は約40グラム増加しましたが、その分、全体のサイズがコンパクトになっている点が注目されます。

 

 

まとめ:SONYのフラッグシップが大幅進化

 

original_ilca-99m2_img_02

 

約4年の時を経て発表されたソニーの新型フラッグシップモデル「α99 II」は、前モデルを大きく凌駕する性能向上を果たしました。

この待望の新型モデルには多くの期待が寄せられています。

 

通常、フラッグシップモデルの画素数は1600万画素前後に収められることが一般的ですが、「α99 II」は4240万画素という高画素数を誇り、他のメーカーのフラッグシップモデルと比較しても特異な存在です。

 

2016年11月の発売が予定されており、価格は約30万円前後に設定されています。

ソニーのカメラファンとしては、ミラーレス「a7R II」も魅力的ですが、高価なため手が出しづらいのが現実です。

 

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