初心者向け記事 2022年 梅野の撮影日記 写真の撮り方

■【カメラ初心者向け】基礎中の基礎、三分割構図だけで撮るアジサイの写真を分かりやすくご紹介!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

5月~6月を代表するお花と言えば「紫陽花」

雨の日は写真を撮りに行く気力が無くなりますが、紫陽花は雨が似合うお花なので、雨の日でも撮影に行きたくなりますよね!

 

でも実際に紫陽花の写真を撮りに行ってみると、これが案外難しい…。

実際「撮った写真がワンパターンになってしまう」方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

 

梅野
今回はカメラを始めたばかりの方でも使いやすい「三分割構図」を使って、紫陽花の撮り方をご紹介します!

 

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮って行く!

 

 

動画でも撮影してきましたので、ぜひご覧ください!

 

 

シンプルに1輪だけ狙う

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

 

step
1
シンプルに1輪だけ狙う

まずは一番シンプルで簡単な、紫陽花を一輪だけ撮影します。

三分割の線上に被写体が入っていれば良いですが、線と線が重なる交差点に被写体を配置すると、とてもバランスが良い写真になります。

 

ポイント

今回の写真は、右下の交差点に紫陽花を配置して撮ってみました。

 

紫陽花の左側は大きく空間を空けていますので、写真がゴチャゴチャせず「何を撮りたかったのか?」が明確な写真になりましたね!

 

 

紫陽花を2輪狙って見る

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

 

step
2
紫陽花を2輪狙って見る

先ほどは1輪だけでしたが、今回は紫陽花の花を2輪、写真に入れてみます。

 

ポイント

メインとなるピントを合わせた紫陽花は、三分割構図の右下の交差点に配置。

サブとなるボケさせた紫陽花は、左上の交差点に配置しました。

 

ボケた花とピントが合った花がある事で、自然とピントが合っている方へ視線誘導になりますし、ボケた紫陽花がある事で写真に奥行き感も出ます。

 

梅野
カフェなどでテーブルフォトを撮るときにも使える構図ですので、ぜひ狙って見て下さい!

 

 

前ボケを入れて華やかさと奥行きを出す

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

 

step
3
前ボケを入れて華やかさと奥行きを出す

今度は縦構図にして前ボケを使いつつ、三分割の交差点の右上にメインの紫陽花を配置して撮影しました。

三分割構図もワンパターンになりやすいですが、横構図と縦構図を使い分けることで、ワンパターンになりにくくなります。

 

ポイント

今回は前ボケを使うことで、写真に華やかさと奥行き感を出してみました。

 

被写体の背景がボケている写真は、カメラを始めたばかりの方でもよく撮影されていると思います。

被写体の背景だけでなく、被写体の前側をボケさせる「前ボケ」も、写真のワンパターン化を防ぐ重要なテクニックとなりますので、ぜひ試してみて下さい!

やり方は簡単で、前ボケさせる紫陽花にカメラを近づけて、メインの被写体にピントを合わせれば前ボケを作れます。

 

動画内でも説明しておりますので、ぜひご覧ください!

 

 

露出を変えて写真の雰囲気に変化を付ける

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

 

step
4
露出を変えて写真の雰囲気に変化を付ける

これまでの写真は、日が当たっている明るい写真でしたが、今回は日陰に咲いている紫陽花を撮影。

 

ポイント

三分割構図の右下にメインの紫陽花を配置し、紫陽花の葉っぱで前ボケを作っています。

こうすることで、2次元の写真に高低差を感じますね。

 

日陰にある紫陽花で、さらにカメラの設定で「露出値」を-1.0くらいに設定してあげると、梅雨の花らしいシックな雰囲気の写真になります。

写真の明るさにも明暗差を付けることで、ワンパターン化を防止することが出来ますね!

 

 

紫陽花をサブにしてみる

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

 

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5
紫陽花をサブにしてみる

紫陽花をメインの被写体では無く、サブにしてみましょう!

例えば紫陽花が咲いている場所によく居る生物。蝶々やカエルです。

 

ポイント

紫陽花の花や葉っぱを前ボケと後ろボケに使いつつ、三分割構図の左下に配置したアマガエルを撮ってみました。

ボケが大きすぎると前景・中景・後景の3層構造になりにくく、奥行き感を表現できなくなります。

ですが今回は敢えてボケを大きくして、花の隙間にカエルが居る感じを出したくて、ボケを大きくして窮屈な印象で撮ってみました!

 

あとはカエルが向いている方向の空間を空けることで、さらにバランスが良い写真となります。

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

こうやって撮るのも、表現としてアリですが。。。

 

こうやって撮るのも、表現としてアリです。

ただ写真のバランスを重視する場合は…

 

三分割構図で紫陽花の写真を撮る方法

こっちのほうがいい。

 

こちらの方がバランスが整います。

ケースバイケースで使い分けて下さい!

 

 

まとめ

 

 

今回は写真の構図の中でも、基礎中の基礎と言える「三分割構図」だけで紫陽花の花を撮ってみました!

 

三分割構図を使って、線の交差点に被写体を配置する事だけを考えて撮ってしまうと、ワンパターンな写真を量産してしまいます…。

なので、三分割構図の配置だけでなく、F値や露出、前ボケなどを混ぜていくことで、三分割構図だけでも色んなバリエーションの写真を撮ることが出来ます。

 

梅野
被写体をど真ん中に配置する「日の丸構図」の次に、使いやすい構図だと思いますので、ぜひ色んな撮影で使って見て下さい!

 

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