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ニコンのオールラウンダー「Nikon Z 6II」の評価やレビューをまとめてみた!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

Nikonのフルサイズミラーレスの中で、バランスの良い性能を持っているのが「Z 6II」

 

高感度性能が高く、連写も速い。

ファームウェアアップデートによって、登場した時よりもAF性能が向上しています!

 

一方でネックとなるのは価格面。

2020年11月登場のカメラですが、現在でもほぼ値下がりしていないので、初めてのカメラとしては高額ですね。

 

しかし、持っている方の評価は高く、Nikonフルサイズミラーレスのスタンダードモデルで人気!

 

梅野
今回はNikon Z 6IIの評価やレビューをまとめてみました。

 

Nikon Z 6IIの特長

 

Nikon Z 6IIの画像
※画像引用元:ニコン

 

まずはざっくりとNikon Z 6IIとはどんなカメラなのかをご紹介します。

詳しいことは下記の記事で書いていますので、ぜひ良かったらご覧ください!

 

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Nikonらしい高画質さ

 

Nikon Z 6IIのイメージセンサー
※画像引用元:ニコン

 

Nikonらしい高画質さ

Nikon Z 6IIは2450万画素フルサイズセンサーを採用。

画素数としてはオーソドックスですが、Nikonと言えばレンズ性能!

ミラーレス用に新開発されたZマウントレンズが使用できるので、画面中央部から周辺部まで高い解像度の写真を撮ることが出来ます。

 

高感度性能は常用ISO100-51200となっており、ノイズ耐性が高く躊躇なくISO感度を上げて撮影に臨めます。

裏面照射型センサーを採用していますので、高いISO感度を使用してもディティールが潰れにくく、クッキリとした描写をしてくれますね!

 

 

Nikon初の画像処理エンジン2基搭載

 

Nikon Z 6IIの画像処理エンジン
※画像引用元:ニコン

 

画像処理エンジン2基

EXPEED 6を2基搭載した画像処理エンジン「デュアルEXPEED 6」を採用。

これにより処理速度が向上し、連写速度やAF性能がパワーアップしています。

 

更に、4K/60pの動画撮影にも対応しました。

 

連写性能はAF/AE追従で約14コマとなっており、スポーツ撮影や野鳥撮影でも十分に使える性能。

AFはファームウェアアップデートで更にパワーアップしており、低輝度撮影時のAF精度向上・瞳AF / 顔検出AFおよびターゲット追尾AF中のフォーカス速度が向上しています!

特に瞳AF / 顔検出AFは「別のカメラか!?」と思うほど性能が上がりましたね。

 

 

メモリーカードダブルスロット

 

Nikon Z 6IIのメモリーカード
※画像引用元:ニコン

 

ダブルスロット

Z6IIはダブルスロット仕様。

使えるカードはCFexpress(Type B)とXQD。そしてSDカードが使えるようになっています!

 

Nikon Z6とZ7が発売された時に、ボコボコに叩かれたシングルスロット仕様。

メモリーカードが壊れることは少ないですが、壊れる時は壊れるので、人に頼まれて撮影している人や、二度とは撮れない結婚式などのイベントを撮影するときは、やはりメモリーカードを2枚差せるダブルスロットが安心ですよね。

 

データの読み書きは圧倒的にCFexpress(Type B)とXQDが優れますが、値段が高いこととSDカードほど何処でも売っているカードではありません。

もし出先でトラブルがあった場合、どこでも手に入るSDカードに対応してくれているのは安心感がありますね!

 

 

Nikon Z 6IIのレビュー

 

梅野
それでは実際にNikon Z 6IIを使われている方のレビューを見てみましょう!

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

Nikon Z 6IIの良い評価

 

最初のミラーレスに良いと思う

D850、D7000も使いましたが、ハッキリした精細さは画素数に比例してます。拡大しても思ったよりも綺麗で驚きました。
高感度ノイズはやはり低画素なので良好です。

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思った以上にバッテリー持ちが良いです。D7000に使ってた古いバッテリーでも長持ちしました。背面液晶付けっぱなしで拡張の高速連射してても2000枚は撮れたので予備が一つあれば自分の用途では間に合いそうです。

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ファインダーが発売当初のz6と比べると雲泥の差ですね。z6もファームウェアアップデートで変わりましたが、z6IIにして良かったです。
電子シャッターではストロボ撮影が出来ないのが残念ですね。
仕事でストロボ撮影するため、シャッター耐久がいずれ寿命がくるでしょう。
酷使すると思いますので、z9のようなシャッター耐久を気にせず撮影出来る機材が良いとは思いますが、z9より後に期待して後継機が出るまでは使いたいと思っています。

 

バランスの取れたオールラウンダー

ソニーα7RⅢ、ニコンZ6と使ってきて2世代目のこちらを購入しました。

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・やはりソニー機に比べてユーザビリティが格段にいいです。メニューの見やすさや、カスタムボタンの割り当て、何よりマウントの横にFnボタン2つがあり、これにプレビューや撮影モードを割り当て瞬時に設定変更できるのが気に入っています。

・動きものを取らないのでAF性能はそこまで重視していませんが、2度目のファームアップ後に明らかに瞳AFの精度と速度が上がりました。Z9も発表され、こちらのトラッキングなどの機能が降りてくるのを期待するのもアリかも。

・高感度に強く、ISO12800あたりまでは普通に常用で使えます。動画にも強くオールラウンダーです。3200くらいならほぼノイズを感じないレベル。(個人的に)

ニコンZマウントレンズが本当に素晴らしいので、その母艦としてバランスの取れた機体だと思います。ファイルサイズも高画素機と比べて非常に処理がしやすいです。

 

写真撮影の楽しさが改めて感じられるカメラ

画質はやはりクリアでいいですね!、高感度もD750よりいいです♪
星を撮るのに750だとISO3600が個人的に限界でしたが、Z6Ⅱは6400で同等な感じです。

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乗り換えてホントによかったです!初心に戻ったようで、写真撮るのが楽しくて仕方ないです♪
早く変えればよかったと思えるカメラです!
まだ、Zレンズの数が少ないですが、今後のサードパーティー参入に期待ですね!

 

 

Nikon Z 6IIの悪い評価

 

ユーザーに寄り添わないカメラ

画質は普通です。今どきのカメラならこれぐらいは写るという感じ以上はありません。ただ相変わらず黄色傾向は強いです。D850と違って新品購入時から黄色傾向が強くてガッカリしました。そもそもホワイトバランス選択で電球色を残すなどと、寝とぼけたメニューが未だにある時点でニコンはこの黄色傾向で困ってきた歴史を、今この世の口コミ社会の中、さんざん批判されてきたのを知らないのだと思います。ムカつきました。呆れてないだけまだましです。

一眼で携帯性を言うなら写真をやめたほうがいいと思います。小型軽量は神とかかばんに入るか入らないかとか?かばんに入らないなら入るかばんを買えばいいと思いますけど。

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とにかくAF性能は厳しいですね。どのモードを使ってもピントが合う爽快感はないです。ってか使えるエリアモードがシングルポイントしかありません。AF-CでAFが合致した表示が全くないのが馬鹿じゃないのって思いました。ニコンは瞳とか動物AFする以前にする事があると思います。

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今持っているD850も古くなり、別にミラーレスじゃなくてもいいけれど、もうFマウントは厳しいし今後を考え世代交代のつもりで購入。このカメラはニコンが作りたかったミラーレスで、例えエントリー機だとしてもユーザーに寄り添って作られていないと感じました。Z6からの改善はあるものの、ニコンが作ったミラーレスなんだから当然買うよね?というふざけたメッセージしか感じません。褒めるところはあまりないです。

 

動き物には使えない

AFは被写体が動き物に対してはからきし弱いです。
風景やあまり動きのない人物、スナップにはいいですが、列車や鳥などかなり早い速度で動いているものにはピントを外すことが多いです。
斜め方向からでは50%ぐらいかな。
これはⅠ型と変わりないですね。

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また、夕方近くあるいは夜明け前の薄明かりの時にはZレンズを使用しても、まったくAFが効かないことがあり、この点はFマウントのD6、D5やD850方が信頼感があります。
位相差AFではないこと、70-200㎜の望遠ズームレンズも超音波モータではないこと、クロスセンサーではないこと、などが影響していると思います。
Z9が話題になってますが、どうなんでしょうか。
ただし、Zカメラはファインダーがいいので、サードパーティーのコンバーターを装着して他社のマニュアルレンズを付けて使用してます。これはなかなか良いです。

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今後は、AFに頼らずこういう使い方をしようと思ってます。

 

 

Nikon Z 6II 海外での評価

 

Nikon Z 6IIのグッドポイント

 

・優れた画質
・人間工学に基づいて設計されたコンパクトなボディと豊富なコントロールポイント
・強力なビデオ機能
・さまざまな状況での安定したAFパフォーマンス
・ビデオAFでの一貫した経験とパフォーマンス
・良好なビルド品質
・自動シャッターモードは、シャッターショックやボケカットを回避します
・SBの充電と操作
・外部バッテリー充電器が付属しています

 

Nikon Z 6IIのバッドポイント

・AF機能は、他の同業他社ほどユーザーインターフェイスに統合されていません。
・焦点距離を大きく変えるとAFがハンティングできる
・バッテリーの寿命は中途半端です
・10ビットログまたはHLGビデオには外部レコーダーが必要です
・生のビデオ出力はサブサンプリングされ、品質が低下します
・一部のメニューセクションが長くなり、ナビゲーションキューが不十分になる

 

総評

Z6 IIは非常に高性能なカメラであり、ほとんどすべての状況で写真家をサポートします。使いやすく、素晴らしい写真を撮り、非常に効果的なAFシステムを備えており、非常に優れたビデオ映像をキャプチャするために使用できます。

これは、元のZ6からの大きな前進ではありませんが、垂直コントロールを備えたバッテリーグリップを追加する機能、および2番目のカードスロットの追加は、すでに幅広い機能を拡張するのに役立つだけです。これらの変更と私たちが見たさまざまな小さな改善により、家族写真から結婚式やスポーツ撮影まで、あらゆるものにZ6IIをお勧めできます。

 

ただし、ほとんどの点で非常に優れていますが、モードを切り替える必要がなく、同等のAFパフォーマンスを提供するカメラや、外部レコーダーを必要とせずに、より柔軟な10ビットビデオ映像を提供するカメラがあることは注目に値します。 。Zシリーズレンズモーターの時折のかすかなチャタリングと焦点距離の大きな変化に先立つ一瞬の狩猟は、2020年に競争力を維持するために必要な最低限の「非常に良い」であることを思い出させます。

Z6 IIの人間工学は素晴らしく、メニューは一般的によく整理されており、AF foiblesは別として、撮影するのに非常に楽しいカメラです。バッテリーの寿命は、長時間の撮影や長時間のビデオキャプチャでの体験に影響を与える可能性がありますが、一般的には使いやすいカメラです。Bluetooth / Wi-Fiシステムでさえ、一度設定すれば非常にスムーズに機能します。

検討する価値のあるカメラですが、特にライバルから際立っているものではありません。この幅広い機能により、Z6 IIはD750やD780(発売時にこれまでに製造された中で最高のDSLRの2つ)のようなものを超えていますが、同じくらい優れた競争に対して、獲得するのに必要な程度に眩惑することはありません私たちの金賞。

 

結論

Z6 IIは、ほぼすべての機能を備えたカメラです。一緒に撮影するのは快適で、そのパフォーマンスは確実に良好です。そのAFシステムは効果的ですが、ライバルとして使用するのは簡単ではありません。バッテリーの寿命は特に印象的ではありませんが、すべてを少しでも実行できる熱狂的なカメラを探しているなら、検討する価値があります。

※引用元:dpreview

 

 

Nikon Z 6IIの公式作例

 

Nikon Z 6IIで撮影した写真

Nikon Z 6IIで撮影した写真

Nikon Z 6IIで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

 

 

Nikon Z 6IIのスペック

 

発売日 2020年11月6日
タイプ ミラーレス
レンズマウント Nikon Zマウント
センサーサイズ フルサイズ
画素数 2450万画素
高感度 標準:ISO100~51200
拡張:ISO50相当、204800相当
連写速度 高速連続撮影:約5.5コマ/秒
高速連続撮影(拡張):約14コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30秒
AF測距点 273点
液晶モニター 3.2型(インチ
210万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 ファインダー使用時:340枚
液晶モニタ使用時:410枚
記録メディア XQDカード
CFexpressカードTypeB
SDカード
SDHCカード
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行)  134x100.5x69.5mm
重量 615g
実売価格 240,000円前後(ボディのみ)

 

 

まとめ

 

画質や使いやすさと言った点はとても高評価!

Nikonの頑丈さや信頼性の高さも魅力ですね。

 

一方で悪い評価となっているのがAF性能。

Nikonのミラーレスに搭載されているオートフォーカスは、他社に比べると遅れており、風景やポートレートなどでは一切問題はありませんが、スポーツシーンや野鳥など素早く動く被写体を捉えるのは苦手となっています。

撮れないことはありませんが、他社に比べると劣ると言った感じですね。

 

逆に言えば欠点は素早い被写体に対するAF性能ぐらいで、その他の点は非常にバランスよくまとまったオールマイティモデルです!

Zレンズを使用できるので、画質の面では他社に有利だと思います。

 

梅野
値下がりしていないので、今なお240,000円前後と高価ですが、フルサイズデビューにおススメの1台ですね!

 

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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