こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
Nikon製品を愛する人には朗報が届きました。
修理受付がとっくに終了していた旧製品のメンテナンスサービスを始めるのです!
車ではNAロードスターやGT-R32などがレストアサービスが始まり話題となっていましたが、カメラ界でもこういったサービスが行われるとは思いませんでしたね。
ただ今回のニコンのサービスで注意したいのは、修理をしてくれるんじゃなくてメンテナンスをしてくれるという事。
すでに部品交換が必要な故障をしているカメラは対象外となっています。
カメラの修理事業をやっている会社はいくつか存在しますが、メーカーがやってくれるとなるとなんか嬉しいですよね!
対象機種とメンテナンス項目
メンテナンスと言っても何をしてくれるのか気になるところ。
現在発表されている点検項目を見て行きましょう!
●サービス対象の機種
F、F2、F3、ニコマートなどのマニュアルフォーカス一眼レフカメラ
MFレンズ。
公式サイトに一部製品を除くと書かれていますので、あまりにも年式の古いカメラは一度問い合わせておいたほうが良さそうです。
●MF一眼レフカメラ
・巻き上げ機構点検
・巻き戻し機構点検
・シャッタースピード点検
・露出精度点検
・無限合致点検
・ボディバック点検
・ミラー作動点検
・スピードライト発光・同調点検
・外観モルトプレーン確認・交換
・外観清掃
●MFレンズ
・無限合致点検
・距離環作動点検
・ズーム環作動点検
・絞り環作動点検
・絞り羽根作動点検
・レンズ内、ゴミ・カビ点検
・外観清掃
思っていた以上に点検箇所が多い。
特に動作部分やカビ・ホコリなどは、古いカメラだとどうしても気になる部分なのでメーカーでチェックしてくれるのは安心感があります。
メンテナンス受付期間
今回のサービスは期間限定となっています。
ですので、家に眠っているMFカメラやレンズ。
今も現役で使っていらっしゃる方は、この機会を逃さないようにしたいですね!
受付期間
2017年12月1日(金)~2018年3月31日(土)
サービスの利用方法
特別な準備は必要なく、普段の修理を申し込むときの変わりないですので、かんたんにメンテナンスサービスを受けられます。
①ニコンサービスセンターに持ち込む
銀座・新宿・名古屋・大阪のサービスセンターに製品を持ち込んで依頼します。
こういったときにサービスセンターがお住まいの地域にある方は羨ましいですね。
②ニコン修理センターへ送る
サービスセンターへ持ち込めない方はこちらの方法になります。
送る際はカメラ/レンズのほかに「修理申込票」が必要になります。
公式サイトでダウンロード出来るので、印刷して必要事項を記入し同封してください。
「修理申込票」のダウンロードは下記のURLからどうぞ!
http://www.nikon-image.com/support/repair/receipt/repair_center/
あと修理が終わり、返送されてくるときの送料が1,200円掛かります。
送付先住所
〒230-0052
横浜市鶴見区生麦2-2-26
株式会社ニコンイメージングジャパン 修理センター
0570-02-8200
③電話での手続き
パソコンを使って「修理申込票」のダウンロードが出来ないという方や、梱包材の手配とかがめんどくさいといった場合は電話でも対応してくれます。
ニコンピックアップサービスといいますが、電話で必要事項を伝えれば修理用の梱包材を自宅に送ってくれるので、あとはカメラ/レンズを入れて発送するだけで良い。
このサービスは全国一律で1,700円掛かりますが、めんどくさいところはニコンさんがやってくれますので大変便利なサービスですね!
まとめ
今回は期間限定ですが、定期的にこういったサービスをしてくれると嬉しいですね。
いまの一眼レフはコンピュータ制御されている部分が多いので、これから先になってもこういったサービスは難しいと思います。
こんなところもマニュアルカメラ/レンズの強みですかね。
また次もメンテナンスサービスが行われるかは不明ですので、この機会をお見逃し無く!
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