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■Nikon D7500を発表!待望の新機種ですが進化した部分と退化した部分があります

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

先日、ニコンから新商品の発表されました。

DX機(ASP-C)の上位機種である7000シリーズから、D7500がついに登場です!

 

Nikonの7000シリーズとは

 

去年に登場したモンスターカメラ「D500」が現れるまでは、D7000シリーズがASP-C機の中では最上位機を担当していました。

・ファインダー視野率100%
・シャッタースピード1/8000対応
・SDスロット2つ
・高感度に強め

この様に、画質以外の性能ではフルサイズの上位機種と同じ機能が搭載されていて、ニコンの一眼レフの中でも人気のシリーズです。

 

 

D7500の発売と価格

 

4月12日に発表されましたが、発売までは少し日が空いていて、2017年6月の発売予定となっています。

価格はボディ単体が159,300円(税込)。
レンズキットが199,800円(税込)

 

※レンズキットには高倍率ズームレンズの「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」が付属しますので、買ってすぐに色んな写真が撮影できますね!

 

 

D7500の進化した部分

 

前機種D7200と性能を比べてみて、D7500の良いところを見ていきましょう!

 

最新の画像処理エンジン


※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7500/

 

まずは画像処理エンジンがD500などにも搭載されている「EXPEED 5」が採用されました!

一眼レフの画像処理エンジンと言うのは、パソコンやスマホで言うCPUの様な物で、新しいタイプであればあるほど処理速度が高速になったり、高感度に強くなったりと良いことしかないので出来るだけ新しい画像処理エンジンが良いです。

 

7000シリーズ初の4k UHD対応


※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7500/

 

D7500はシリーズで初めてとなる4K UHD(解像度は3840×2160ピクセル)に対応し、30フレームでの動画撮影が可能になりました。

 

最長記録時間は29分59秒ですので、あまり長時間の撮影には向きませんが、ちょっとした撮影でも高画質な動画を撮ることが出来ます。

 

ファイル形式はMOVに加え、新たにMP4にも対応しました!

 

連写速度アップ


※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7500/

 

前機種のD7200は連続撮影約6コマ/秒だったのに対して、D7500は連続撮影約8コマ/秒になりました。

 

連続撮影可能枚数も18枚から50枚へと増えています。

連写速度が速いほど、子供やペットなど良く動く被写体を撮影しやすいので、これは嬉しい進化ですね!

 

高感度耐性が大きく上昇


※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7500/

 

夜間や暗い室内などで、シャッタースピードが落ちてしまう時に活躍するのがISO性能。

ISOの性能が高ければ高いほど、暗い場所でも手ブレせずに撮れたり、ノイズが少なくなったりします。

 

D7200はISO100~25600
これでもかなり優秀な数値なのです。

 

D7500はISO100~51200
比べると2倍にまで上がっています。この数値はNikonのDX機(ASP-C)で最高機種D500と同じ値になり、かなり性能が高いと言うことが分かると思います!

 

 

D7500の退化した部分

普通は新モデルの場合、全体の性能が上がるもんですが、D7500は良くなった部分もあれば悪くなってしまった部分もあります。

それではD7500の悪い部分も見ていきましょう。

 

SDカード シングルスロット化

上位機種に与えられる特権の1つでもあったダブルスロットが廃止され、シングルスロットになってしまいました。

簡単に言えば、前はSDカードが2枚指せたのに今回は1枚しか指せなくなったのです。

シングルスロットのカメラしか使っていなければ特に不都合も感じないのですが、1回でもダブルスロットのカメラを使ってしまうと、その便利さからシングルスロットへは戻れないほどなんです。

 

 

2枚指せるって事は、それだけ撮影枚数が増えます。

星空の撮影やタイムラプス動画などの、長時間撮影では容量が多い方が良いのは間違いないので、これは前モデルと比較すると劣化したと言えるでしょう…。

 

 

その他にもカメラの設定を変えることによって、スロット1にはRAWデータ・スロット2にはJPGデータと写真を分けて保存する事も出来ます。

こんなに便利な機能をなぜ外してしまったのか…。

 

モニター画質低下

※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/products/slr/lineup/d7500/

 

モニターは上位機種と同じチルト式タッチパネルが採用されました。

しかしモニターの画素数が、122.9万ドットから92.2万ドットへと低下。

荒い画質よりは高画質の方が良いに決まっていますから
撮影後の写真の確認や、ライブビュー撮影時に影響がありそうですね。

 

画素数低下

以前は2416万画素ありましたが、今回は2088万画素になりました。

しかし画素数が下がった分、連写速度の向上や高感度には強くなっています!

 

一概に画素数が多ければ良いというわけではありませんが、風景写真を撮る方は出来るだけ高画素であった方が良いと思いますので、画素数の低下は痛いところですね。

 

縦グリップ非対応


※画像のカメラはD7200です。

 

縦グリップ(バッテリーグリップ)は現在のところ非対応の様です。

 

私はバッテリーグリップを使った事が無いので、利点がイマイチ分からないのですが、名前の通りバッテリー容量が増えますし、カメラを縦に構えた時にも回しやすい場所にダイアルが配置されていたりと、便利なアイテムの1つです。

 

使っている方は結構多いはずなのに、これもなんで非対応になってしまったのでしょうか…。

 

 

まとめ

 

約2年ぶりとなる新しいD7000シリーズ機種ですが、前機種から正統進化した部分もあれば、なぜか改悪されてしまった部分もあります。

 

D500と同じセンサーが搭載されたりと、総合的に見れば良いカメラなのですが、かゆい所に手が届かないイメージがありますね。

 

個人的にはD7500は価格も強気の設定ですので、もう数万円足してD500の中古を購入した方が良いかなぁと思ってしまいます。

 

 


Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 ボディ

 

 

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