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Nikon Z50の特徴とデメリットは?画質・AF性能・サイズを比較して解説

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※2026年11月1日に内容を更新しました。

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

2019年11月に発売されたニコン初のDXフォーマット(APS-C)ミラーレス「Z50」!

Zマウントを採用し、約450gの小型ボディーに2088万画素のAPS-Cセンサーを搭載。軽さと画質のバランスを重視した、ニコンらしい一台です。

 

発売日は2019年11月22日。ニコンのZシリーズに、初めてDXフォーマットが加わりました。

フルサイズ機のZ7・Z6から、どこまで小さく、使いやすくできたのか。発表を見て気になったのはそこでした。

 

それでは、Z50の画質・AF・携帯性と、購入前に知っておきたい弱点を見ていきましょう!

 

 

Nikon Z50の発売時価格と中古で選ぶ際の注意点

 

発売前はD500に近いセンサーが使われるという噂もあり、価格も高くなるのかと思っていました。ところが、発表された価格帯は予想より身近なものでした。

 

発売当初に見られたボディー単体の実売価格は、およそ120,000円。

標準ズームの16-50 VRレンズキットは、およそ140,000円。

望遠ズームも付くダブルズームキットは、およそ170,000円という価格帯でした。いずれも発売時の目安で、現在の販売価格とは異なります。

 

発売当時のAPS-Cミラーレスとしては安い部類ではありませんが、小型ボディーとAF性能のバランスを考えると、納得しやすい価格だと思いました!

中古で購入するなら、価格だけで決めず、シャッターや液晶の状態、付属品、保証の有無も確認したいところ。後継のZ50IIとの価格差も選ぶ基準になりますね。

 

 

Nikon Z50の画質は?2088万画素とZマウントの実力

 

Z50はフルサイズのZ7・Z6と同じ、ニコンの新世代レンズマウント「Zマウント」を採用しています。

高い光学性能を追求したZレンズS-lineを装着でき、コンパクトなDX専用レンズも選べます。FX用レンズも使えますが、画角は35mm判換算で約1.5倍になります。

 

NikonのZマウントは何が凄いのか?
 こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! Nikonの新たなミラーレス「Z7/Z6」と共に、Zマウントレンズも登場しました。 今回のミラーレスは、これまで長年にわたって維持し続けてきたFマウントでは無くZマウントに変わったのですが、マウントを変えた理由は何でしょうか? Nikonユーザーとしては、もちろん今までのFマウントレンズが使える方が嬉しいですよね。マウントを変えて「新しいレンズで儲けよう!」なんて卑しい考えでは決してありません。 ZマウントはFマウントを大きく上回る、光学性能を引き出す...

 

大口径のZマウントはレンズ設計の自由度が高く、優れた描写を狙えるのが強み。ただし、Fマウントより必ず高画質になるわけではなく、レンズごとの性能や撮影条件で変わります。

 

 

画像処理エンジンには、Z7・Z6と同世代の「EXPEED 6」を搭載しています。

静止画の常用ISO感度は100~51200。暗い場所でもシャッタースピードを確保しやすい設定幅です。

EXPEED 6とセンサーの組み合わせで高感度画質にも力を入れています。とはいえ、ISOを上げればノイズや細部の描写に影響するので、暗所性能はレンズの明るさと合わせて考えたいですね。

 

 

画素数は2088万画素。

数字だけ見ると控えめですが、一般的なスナップや旅行写真には十分な解像度。画素数が少なければ必ず高感度に強いわけではありませんが、画素数と高感度性能のバランスを考えた設計です。

A4サイズへのプリントにも対応しやすい画素数です。4K UHD/30pの動画も撮れるので、写真に加えて動画を楽しみたい方にも使い道がありますね!

 

 

209点のハイブリッドAFと瞳AFは動体撮影に使える?


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)

 

 

Nikon Z50は像面位相差AFとコントラストAFを合わせた「ハイブリッドAF」を採用。

フォーカスポイントは最大209点。撮像範囲の横約87%、縦約85%をカバーし、画面の端に近い位置でもピントを合わせやすくなっています。

 

発表時は上位機のAFを見慣れていたので、正直なところ数字だけでは物足りなく感じました。でも、Z50の価格帯で広範囲のAFと被写体を追える性能が備わっているなら、十分魅力的です。高速連続撮影(拡張)では、条件により約11コマ/秒でAF・AE追従にも対応します。

 

「ローライトAF」を有効にすると、AF-Sでの低輝度AF検出範囲は条件付きで-4EVまで対応します。

これはISO100、F2.0のレンズ、20℃というニコンの測定条件での数値。通常のAF検出範囲は-2EVからで、暗所なら必ず素早く合焦するという意味ではありません。

 

人物の瞳AFにも対応しているので、ポートレートでは目にピントを合わせる操作がぐっと楽になります。動く人物にも便利ですが、被写体の動きや明るさによって認識状況は変わります。

Fマウントレンズも別売りのマウントアダプター「FTZ」を介して使用でき、対応レンズなら瞳AFも利用できます。ただし、レンズによってAFなどの機能制限があるので、手持ちのレンズは対応表を確かめてください。

 

 

 

Nikon Z50のサイズと重さ|Z7・Z6よりどれだけ小さい?


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)

 

発表前は、Z7やZ6と比べても、そこまで小さくはならないと思っていました。

というのも、Zマウントの大きな口径が、ボディーの高さを制約しそうだったから。

 


写真はNikon Z7

 

 

フルサイズのZ7を見ても、レンズマウントがボディーの上下いっぱいまで迫っています。

これ以上高さを削るのは難しいんじゃないか、と感じていたんです。

 

幅や奥行きは少し短くできても、高さはあまり変わらない。そんな予想をしていました。

 

ところがNikon Z50は予想以上にコンパクトなボディーで登場しました。

 

  Nikon Z50 Nikon Z7/Z6
幅 126.5mm 134mm
高さ 93.5mm 100.5mm
奥行 60mm 67.5mm
重量 450g 675g

※重量はバッテリーと記録カードを含み、ボディーキャップを除く公称値です。

 

高さはZ7・Z6の100.5mmから93.5mmへ、しっかり7mm小さくなっています。重量差も約225gあるので、持ち運びでは見逃せない違いです!

 

 


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)

 

写真で見る限り、大きなマウントがボディーの存在感を上回っていますよね(笑)

それでもグリップは握りやすい形にまとめられ、バッテリーとSDカードを含めても約450g。APS-C機らしい携帯性がしっかりあります。

 

※余談ですが、Zマウントが大きいせいか、APS-Cセンサーが妙に小さく見えるんですよね(笑)。

 

 

Nikon Z50のデメリット|購入前に知りたい3つの弱点

 

Z50は上級者専用のフラッグシップというより、幅広い人が使いやすい位置付けのカメラです。

その分、スペックを眺めていると惜しく感じるところもあります。特に気になるのは次の3点です。

 

バッテリー持ちは控えめ|撮影可能枚数を比較


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)

 

ミラーレスはファインダーやモニターで電力を使うため、電池持ちが気になるところ。ただ、バッテリーが長持ちする機種も増えているので、Z50の数字は少し気になりました。

 

Z50は小型のEN-EL25バッテリーを使っていて、公称の撮影可能枚数がZ7より少なめなんです…。

 

  Nikon Z50 Nikon Z7 SONY α6600
撮影可能枚数 EVF使用時:約280枚
モニター使用時:320枚
EVF使用時:約330枚
モニター使用時:400枚
EVF使用時:約720枚
モニター使用時:810枚

 

ニコンの公称値を比べると、Z7よりもEVF時で約50枚、モニター時で約80枚少ない計算になります。実際の枚数は撮影条件で変わります。

一方、同じAPS-CミラーレスのSONYα6600はモニター使用時で約810枚という公称値。電池持ちの差は、撮影旅行などで気になる部分です。

 

長時間撮影するなら、Z50には予備バッテリーを用意しておくと安心ですね。

 

小型ボディーを優先した設計との兼ね合いもありそうですが、撮影可能枚数は機種や使い方によって異なります。Z50を選ぶなら、持ち歩きやすさと電池持ちのどちらを重視するか考えておきたいところです。

 

 

ボディー内手ブレ補正なし|VRレンズとの組み合わせが重要


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)

 

暗い室内や夜景を手持ちで撮りたいときは、手ブレ補正の有無が気になります。Z7やZ6はボディー内手ブレ補正を備えています。

一方、Z50にはセンサーシフト式のボディー内手ブレ補正がありません。

 

Zシリーズなら全部付くだろうと思っていただけに、これはちょっと残念。レンズを選ぶときにも影響します。

 

発売時に登場した16-50mmと50-250mmのDXズームにはVR(光学式手ブレ補正)があるため、Z50ではVR搭載レンズで補正するのが基本です。

キットズームを使うなら困りにくいものの、レンズによってVRの有無が違うのは注意点。

明るい単焦点レンズには、光学式手ブレ補正がない製品もあります。

 

たとえば2023年発売の「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」には光学式VRがありません。暗い場所で手持ち撮影をするなら、明るいレンズを使い、シャッタースピードにも気を配りたいですね。

単焦点レンズでも手ブレを抑えたいと考えると、ボディー内手ブレ補正が欲しかった!と感じる方もいるでしょう。特に手ブレ補正なしの単焦点をよく使う場合は、無視できない差です。

 

 

SDカードはUHS-I対応のシングルスロット

 

Z7・Z6は発売当初XQDカードを採用していましたが、Z50は扱いやすいSDカードに対応しています。

ただし、カードスロットは1基のみ。2枚同時記録によるバックアップはできません。

 

SDカードはバッテリーと同じ底面のふたから出し入れする構造です。

三脚に載せたままだとカード交換しにくい場合があるので、撮影スタイルによっては少し不便かもしれません。

 

さらに、読み書きの高速化に関わるSDカード規格「UHS-II」には非対応となっています。

 

UHS-IIカードは規格上の転送速度に余裕がありますが、Z50で使ってもUHS-IIの高速転送性能を発揮できるわけではありません。

Z50には約11コマ/秒の高速連写(拡張)もあるので、連続撮影が多いならUHS-IIに対応してほしかったですね。書き込み待ちを避けるため、カードの速度だけでなく連続撮影可能枚数も確認したいところです。

 

 

Nikon Z50の主要スペック一覧

 

発売日 2019年11月22日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ APS-C
画素数 2088万画素
高感度 ISO100~51200
連写速度 約5コマ/秒(高速連続撮影[拡張]:約11コマ/秒)
シャッタースピード 1/4000~30秒
AF測距点 209点
液晶モニター 3.2インチ・104万ドット
ファインダー倍率 1.02倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 EVF:280枚 モニター:320枚
記録メディア SDHCカード
SDカード
SDXCカード
Wi-Fi ○
Bluetooth ○
NFC ×
本体サイズ 126.5(幅)x93.5(高さ)x60(奥行) mm
重量 450g
実売価格 発売時の実売価格目安:約120,000円(ボディーのみ)

 

 

まとめ|Nikon Z50はどんな人におすすめ?

 

Nikonらしい握りやすいグリップと、分かりやすい操作系。

約450gの軽さに2088万画素、209点のAFを詰め込んだZ50は、風景からスナップ、家族写真まで気軽に楽しみたい人に合うカメラだと思います。

 

とはいえ、何もかも満点というわけではありません。そこは正直に伝えておきたいです。

 

SONYのα6000シリーズと比べても、機種によって得意分野は違います。Z50はボディー内手ブレ補正や電池持ちの面で、気になる部分が残りました。

発売発表を見たとき、もっと分かりやすい目玉が欲しかったな、というのが本音でした。でも、小型ボディーでZマウントのレンズを楽しめる点は大きいですね。

 

Zマウントのレンズを活かして画質を追求できるのは魅力です。ただ、初心者の方にはマウントの違いが伝わりにくいかもしれません。カメラを選ぶときは、画質に加えて使いたいレンズがあるかも大切です。

ニコンのZシリーズを使っている人のサブ機としても、初めてのミラーレスとしても選択肢になります。ただ、AFの被写体認識や動画機能を重視するなら、後継のZ50IIとも比較してみてください。

 

発売時はDX用レンズがキット向けの2本だけだったため、D3500やD5600のような入門機に近い展開でもよかったのでは、と感じました。今はDX用単焦点レンズなども増えたので、中古のZ50を選ぶなら、撮りたい写真に合うレンズまで含めて考えるのがおすすめです。

 

Nikon Z50のよくある質問

Nikon Z50は初心者でも使いやすいですか?

はい。オート撮影やシーンモードがあり、軽いボディーで写真を始めたい方にも使いやすいカメラです。グリップが握りやすく、ファインダーも備わっています。ただし、レンズを含めた重さやバッテリーの持ちは確認しておきましょう。

Nikon Z50とZ50IIはどちらを選ぶべきですか?

価格を抑えて写真を楽しみたいなら、中古のZ50も候補になります。人物以外の被写体認識やAF性能、動画機能を重視するなら、画像処理エンジンEXPEED 7を搭載したZ50IIが有利です。予算と撮影する被写体で選ぶと分かりやすいですよ。

Nikon Z50にはボディー内手ブレ補正がありますか?

ありません。静止画の手ブレ対策には、VR搭載レンズを使う方法があります。VRのない単焦点レンズでは、シャッタースピードを速くするなど撮り方の工夫が必要です。なお、動画撮影には電子手ブレ補正機能があります。

Nikon Z50で一眼レフ用のFマウントレンズは使えますか?

マウントアダプターFTZなどを使えば、対応するFマウントレンズを装着できます。ただし、レンズによってオートフォーカスなどの動作に制限があります。購入前にニコン公式の対応情報を確認してください。

Nikon Z50の中古品を買うときは何を確認すればいいですか?

センサーやマウントの状態、シャッター、液晶モニター、各ボタンの動作を確認したいところです。バッテリーの劣化、充電器の付属、販売店の保証も見落とせません。ボディー単体かレンズキットかによって必要な予算も変わります。

 

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