こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ついに登場した、Nikonフルサイズミラーレス用大三元レンズ。
標準ズームを担当する「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」
先に登場していた、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sですらかなり良いレンズでしたので、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの期待度は高すぎるくらいでしたが、それを楽に上回っていくレンズ性能には驚きを隠せない!
60年以上続いたFマウントではなく、新しいZマウントを採用したのには大きな決断だったでしょう。
しかし、Zマウントを開発して大正解だったと思わせてくれるレンズになっています!
ズームできる単焦点レンズみたいな画質
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
ズームレンズは便利さ、単焦点レンズは高画質が特長です。
Fマウントの標準大三元「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」も、単焦点レンズを散りばめたレンズと評価されましたが、ほめ言葉であって画質は単焦点レンズには適いません。
しかしNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは、24mmから70mmまでの単焦点レンズを格納しているのかと思うほどの画質!
とてもシャープで透明感があり、明暗差があるところの表現もすごくて、ダイナミックレンジが広がったような描写になります!
そんなこれまでの評価を覆しそうなNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S。
画質はFマウントの単焦点レンズに匹敵するんじゃないかと思う。
おなじZマウントの単焦点には勝てないでしょうが、ズームレンズの新時代を切り開くような高画質ズームレンズです!
2つのコーティングで新次元の逆光耐性に
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは従来のナノクリスタルコートに加え、新開発のアルネオコーティングが採用されています。
ナノクリスタルコートは様々な角度からの光に対して、反射を抑えてくれるコーティング。
アルネオコーティングは、垂直に入ってくる光に対して反射を抑えるタイプ。
それぞれ単品でも逆光耐性の高いコーティングですが、ナノクリスタルコートとアルネオコーティングを併用することで、超低反射を実現!
これまでにない逆光耐性を手に入れたレンズとなっています。
高性能なのに小型化しちゃってる
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
最近のレンズってバカでかいですよね。
カメラの画素数が上がってきていますので、高画素に対応するためレンズも大口径化しています。
なので、ズームレンズも単焦点レンズも大型化してきています。
性能が上がるほどレンズも大きくなるのは必然で、前モデルと同等の大きさか1mmでも小さくなっていれば凄いと言える!
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは、これまでのNikon標準ズームレンズの最高傑作と言っても良い高性能レンズ。
それなのにメッチャ小型化に成功しています!
FマウントのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは「88.0mm(最大径)×154.5mm・1070g」
ZマウントのNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは「89mm(最大径)× 126mm・805g」
レンズの径は1mm大きくなっていますが、全長が-28.5mmで重さは-265g!
マウントが異なるけれど同じ立ち位置にいるレンズを、これほどもコンパクトに軽量化したのは凄い技術!
新マウントを採用したおかげですね。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのレビューまとめ
Zマウントのカメラを持っていない私が「凄い凄い!」と言ったところで説得力はありません(笑)
作例を見ればNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの凄さが伝わると思いますが、やはり生の声が一番信頼できる!
すでにNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを、手に入れた方のレビューをまとめてみました。
※レビューは価格.comより引用しています。
【かなり良いです】
3月にZ7キット(24-70 f/4S + FTZ)を購入し、しばらくキットレンズを使用してきましたが、本レンズの発売によりキットレンズと入れ替えました。
D850で24-70 f/2.8E を使っていましたが、老眼のため、持っているフジX-T2のミラーレスに優位性を感じ、Fマウントに未練はありましたが総入れ替えに踏み切りました。
使用してみて、やはり今後のZシステムを担うべく世に送り出された大三元標準ズームだと感じました。他の方々が言われるようにゴースト、フレアにとても強く、四隅の解像もこれまでのズームレンズを超えていると感じられました。しかし、現実に忠実な描写は個性が少ないと評価されるかもしれません。まあ、そこは表現者の腕次第なんでしょうね。私はいつまで経っても初心者に近いアマチュアなのですが。。。
あと、Z7は(写りは別として)操作性の観点から24-70 f/2.8Sの実力を引き出すのは難しいと個人的に感じました。操作ボタンが少なく設定変更をスパスパできません。iボタンでは手間がかかりすぎます(機動性に欠けます)。Z7のこのサイズを実現するには仕方なかったと思いますので、D850までは求めませんが、それに近い操作性のミラーレスの登場を今後望みます。
具体的には、①Fnボタンを増やすか、②四つ葉ボタンを導入するか、③マルチセレクターボタンを止めてフジのようなFn機能を持たせた4方向のセレクターボタンにしてほしいです(サブセレクターが今のマルチセレクターの役割を果たせます)。記録メディアのスロットルも不足です。あ、Z7のレビューになってしましました(汗)
まだちょっとしか本レンズを使っていませんが、写りに関してはZマウントの将来性を感じることができました。情報パネルも夜間の使用には有効で良いと思います。
高い買い物でしたがとても満足です。
【新世代Zマウント用24-70 f2.8に相応しいスーパーレンズです】
Nikon Z発売以降Zマウントへの移行を検討していましたが、2019年GWバックパッカー旅直前の24-70 f/2.8S リリースという好タイミングに背中を押され、Fマウント用機材の一部と入れ替える形にしてZ6と同時に導入しました。結果その凄まじい画質に感動しています。色乗り、ピントピークにおける解像感、ボケのナチュラルさが全て高いレベルで成立している、正統派のスーパー標準ズームレンズです。
24-70 f/2.8E VRの画質も標準ズームの常識を超越しており、その溶けるようなボケとピントピークにおけるシャープネスはまさに規格外。画質については甲乙つけ難いですが、Z6/Z7 + 24-70 f/2.8 Sの携行性の高さは特筆に値します。現在のメイン機材であるD800 + 24-70 f/2.8E VR (=約2.1kg)と比べるとZ6/Z7 + 24-70 f/2.8S(=約1.55kg) は約550g軽く、持ち上げる際の負担がまるで違います。また、コンパクト。これだけの軽さと大きさでこのレベルの画質が得られるとなるとガンガン持ち出してどんどんシャッターを切りたくなってきます。
24-70 f/4 Sの評判が抜群に良く、24-7 f/2.8 Sと価格差が非常に大きいのに加え、何より携行性が優れているため、当初は24-70 f/4 Sレンズキットを導入するつもりでした。しかし、ニコンプラザで実物を触り比べてみたところZボディとf/2.8Sの組み合わせが想像以上に軽く、また思った以上にf/4Sの沈胴ズーム繰出の手間が気になり、これまでの経験からいっても最も使用頻度の高い標準レンズには妥協が無い方が良いと思い直し、土壇場でこちらのレンズを選択しました。用途を考えた際にこの選択は大正解だったと確信しています。
新世代Zマウント用24-70 f/2.8レンズに相応しい素晴らしい画質を誇る、期待を裏切らないスーパーレンズです。どんどん持ち出したいと思います。というより、カメラを持って旅に出たくなってきます。
高揚感が止まりません。
【順調に沼にハマっています】
高級感があり、他社も含め、今出ているフルサイズミラーレスの中で一番かっこいいと思います。
大三元と組み合わせると魅力が倍増します。
まさに男のカメラといった感じで、女性が持っていたらいい意味で2度見してしまうかもしれません。
f4キットズームと50mm, 35mmの単焦点を持っているため、正直かなり迷いましたが、買ってよかったです。
キットのほうは風景写真を撮るときなど、浅い被写界深度が不要で、
かつ携帯性がほしいに引き続き使っていこうと思います。
作例はもう少しまともなものをそのうちアップできれば。
【ワクワクです!】
Z6のキットレンズを手放し、こちらを購入。大きさはかなり違うけれども、D850と24-70の時より軽くなってるし、とても携帯しやすい。F4もコンパクトで画質も特に不満なかったですが、やっぱり所有した満足感が違います。
D850と併用している方が多いようですが、私は予算面で両持ちは難しかったのと、これからの携帯スタイルを変えようと、敢えて一眼レフは手放してしまいました。普通に考えればZ7の選択なのでしょうけれど、連写性能や高感度でZ6に魅力を感じました。
各社ミラーレスが出揃い、雑誌などではソニーやキャノンの評価が高いみたいですね。でもニコンになぜか愛着があり、手に持った感じやシャッターの感触も好きです。
撮影暦は8年ですが、腕前はまだまだ素人です。
時折、夜景スポットや好きなSL撮影に旅行してカメラライフを楽しんできましたので、Z6とこれでも早く試してみたいです。
大三元揃えたいので望遠と広角も待ち遠しいです。
モックアップの展示品で70-200F2.8や14-24F2.8はAF-Sとほとんど変わらない大きさに見えましたが、設計変更してもう少しコンパクトにしてほしいなぁ。
5月にはファームアップで改善もされるし、
まだまだニコンのフルサイズミラーレスは進化して行くでしょうから
Zレンズを含め、シリーズの充実に期待です。
【水を得た魚のよう】
私の場合日常の撮影が全体の半分は暗い室内で、ズームを使う時は跳ね回る子供撮りがメインなので非常に重宝します。Nikon Z6は今までチマチマf1.8の単焦点やFTZ経由でFマウントf2.8レンズだったので正直あまりミラーレスの恩恵を感じられませんでしたが今晩からはZ6が(撮影者か?)水を得た魚の様、に大活躍です。
非常にコンパクトで軽くAFも速く見やすいEVFのお陰で深夜でも明るいファインダーは最高です。Z6とレンズのバランスは丁度、新設ディスプレイの後ろの(カメラより)くびれのあたりでホールドバランスは頗る良いです。
取り敢えずレンズファンクション現在の設定は画面拡大コントロールリングはデフォルトの絞りで使ってますがやはり絞り環はレンズに有った方が直感的で慣れ親しんだ操作感は評価に値します。
f4では使い物に成らないのでFTZ経由で我慢してましたが最初に一番欲しかったf2.8通しの標準ズームがリリースされ次回、望遠側が先にリリースされるとオールラウンダーユーザーは嬉しいですが当然広角側と同時発売がベストですね。
宵っ張り家族のお父さんもやられてる方は跳ね回る子供シューターには最高の組み合わせ小さな子供や素人のスナップやポートレートではONストロボは(目を瞑るので)使えないので高感度に強いZ6とこの絞り一段がシャッタースピードにまわせる事で歩留り向上し大変有難いレンズですね。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのスペック
発売日 | 2019年4月19日 |
対応マウント | Nikon Zマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 15群17枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 24-70mm |
最短撮影距離 | 0.38m |
最大撮影倍率 | 0.22倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | 84~34.20° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 82mm |
本体サイズ | 89x126mm |
重量 | 805g |
実売価格 | 260,000円前後 |
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)