こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
今年は気温が暖かかったこともあってか、紅葉の色付きがバラバラで写真を撮りにくい年。
これまでに行ってきた場所も大抵惨敗でした…。
そんな中やってきたのが高知県いの町にある中追渓谷。
でも景観は素晴らしいものでした!
中追渓谷へのアクセス
アクセス
〒781-2142
高知県吾川郡いの町中追
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高知市内からもそんなに離れていない場所にあり、とても行きやすい場所。
途中狭い道もありますが、大型の車でも十分通れるので大丈夫です。
中追渓谷の駐車場は、およそ18台ほどあります。
中追渓谷とは?
昭和46年に有料観光地として整備され、「新高知みどころ十景」に選ばれた高知屈指の観光地。
昭和50年代まではかなりの人気スポットだったようです。
中追渓谷内にかつてあった施設
- ゴンドラ
- ジェットコースター
- 猿や猪の飼育場
- フィールド・アスレチック
- ポニー乗馬
- 釣り堀
- 天然プール
- 郷土資料館
- 温泉
- 武道館
- 研修施設
- そうめん流し
- 茶室
- バンガロー
もし現代でも営業していれば、高知最大級ではないでしょうか?
今ではほとんどの施設が自然に飲まれ、どこに何があったのか分からない状態になっているよ・・
中追渓谷で紅葉と廃墟を撮影!
現在は老人ホームとなっており、そこが管理しています。
午後5時までは観光目的であれば、敷地内に入ることが許可されていますが、その他の施設、老人ホームや廃墟の施設は立ち入り禁止となっていますのでルールを守って観光してくださいね。
Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離85mm F/9.0 ISO1000 SS:1/60秒
駐車場から中追渓谷へと、降りていく道中で見える景色。
もうすでに廃墟だと分かりますね。
現存する建物の多さからも、規模の大きい観光地だったことが分かります。
Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離170mm F/2.8 ISO2500 SS:1/160秒
さっき見えた廃墟の中。
窓から見える室内が、光で良い雰囲気だったのと、当時の物が残っているのが良いですね。
消火器はとても新しそう。
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離24mm F/2.8 ISO100 SS:1/20秒
施設内にいくつか残っていたキリンのオブジェ。
釣り堀がありますので、このキリンさんも釣りをしているのでしょうか?
老人ホーム近くにある同じキリンのオブジェは、持っている釣り竿にタオルを干されていました(笑)
Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離135mm F/10 ISO100 SS:1/2秒
かつてあった遊歩道のなごり。
あったであろう橋が流されていて奥に行けなくなっています。
掛かっている木の梯子なんかも、おそらく腐っているでしょうね。
行けないと分かると「奥にどんな景色が広がっているんだろう?」と余計に気になる。
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離52mm F/4.0 ISO100 SS:30秒
現在、老人ホームになっている建物から100mほど奥に進むと滝がありました。
何か名前が付いていても良さそうな、高さのある滝ですが調べても分かりませんでした。
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離42mm F/10 ISO100 SS:1/3秒
中追渓谷の入り口付近は、紅葉は散っていましたが、奥の方はまだこれからの模様。
このモミジが真っ赤に染まれば、良いフォトスポットになりそう!
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/5.6 ISO100 SS:1/30秒
水面に紅葉の色が反射してキレイ!
ここの一段下の所には水門があり、水を溜めて自然のプールとして使われていてそう
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離47mm F/5.6 ISO100 SS:1/10秒
結構造りがしっかりしている椅子。
腐り果てている物が多い中、屋外なのにまだその形をとどめている姿が良かったので撮影。
ちょっとオーラがある椅子ですね。
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/2.8 ISO100 SS:1/6秒
懐かしの黒電話。
実家ではまだ現役で使われていて、今の電話と違い電話回線から給電するため、停電時でも電話を掛けることが出来る。
まぁ今どき相手側が黒電話なんてことはほぼ無いので、結局使えないに等しいんですが(笑)
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離52mm F/2.8 ISO100 SS:1/30秒
サビた秤。
釣り堀で釣った魚とか測っていたんだろうか?
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/2.8 ISO100 SS:1/60秒
釣り堀の横に設置されているBBQ(焼肉)コンロ。
釣った魚をその場で食べられる感じだったのでしょうか。
ファミリーでワイワイと楽しめそうな施設ですね!
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離24mm F/2.8 ISO100 SS:1/160秒
BBQ部分の窓からの景観もなかなか良い。
いずれここも崩壊すると思うと切ないですね。
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離39mm F/2.8 ISO100 SS:1/160秒
もう点くことはないであろう外灯。
営業していたころは、割と遅い時間帯までやっていたのでしょうか?
Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離42mm F/8.0 ISO100 SS:1/1000秒
最後は「夢の吊り橋」
当時、四国一の高さの歩道吊り橋だったようで、水面からの高さが100mもある!
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上から見た景色は、さぞ良い展望だったでしょうね。
ご覧いただいて分かるように、底が抜けてしまっていますので今は渡れません…。
当時の雰囲気を楽しみたいなら、ドローンとかが要りますね。
まとめ
当時を知る方でないとどこに何があるのかサッパリ分かりません…。
上から見ると高知の有名な観光地「にこ淵」のような、真っ青な水が溜まっている場所があったのですが、今はたどり着けそうもありませんね。
いつかドローンを購入することがあったら、ぜひ撮影してみたい。