梅野の撮影日記 2020年

■廃墟と紅葉のコラボが楽しめる中追渓谷に行ってきました!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

今年は気温が暖かかったこともあってか、紅葉の色付きがバラバラで写真を撮りにくい年。

これまでに行ってきた場所も大抵惨敗でした…。

 

そんな中やってきたのが高知県いの町にある中追渓谷

 

梅野
かつては高知県でも屈指の観光地だったようですが、今では廃墟となっておりひっそりとした雰囲気。
でも景観は素晴らしいものでした!

 

中追渓谷へのアクセス

 

アクセス

〒781-2142
高知県吾川郡いの町中追

-

高知市内からもそんなに離れていない場所にあり、とても行きやすい場所。

途中狭い道もありますが、大型の車でも十分通れるので大丈夫です。

 

 

中追渓谷の駐車場は、およそ18台ほどあります。

 

中追渓谷とは?

 

昭和46年に有料観光地として整備され、「新高知みどころ十景」に選ばれた高知屈指の観光地。

昭和50年代まではかなりの人気スポットだったようです。

 

中追渓谷内にかつてあった施設

  • ゴンドラ
  • ジェットコースター
  • 猿や猪の飼育場
  • フィールド・アスレチック
  • ポニー乗馬
  • 釣り堀
  • 天然プール
  • 郷土資料館
  • 温泉
  • 武道館
  • 研修施設
  • そうめん流し
  • 茶室
  • バンガロー

 

梅野
これほどの施設があったそうです。
もし現代でも営業していれば、高知最大級ではないでしょうか?

 

2000年前半までは釣り堀など、一部の施設が営業していたみたいだけど現在は廃業。
今ではほとんどの施設が自然に飲まれ、どこに何があったのか分からない状態になっているよ・・

 

中追渓谷で紅葉と廃墟を撮影!

 

 

現在は老人ホームとなっており、そこが管理しています。

午後5時までは観光目的であれば、敷地内に入ることが許可されていますが、その他の施設、老人ホームや廃墟の施設は立ち入り禁止となっていますのでルールを守って観光してくださいね。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離85mm F/9.0  ISO1000 SS:1/60秒

 

駐車場から中追渓谷へと、降りていく道中で見える景色。

もうすでに廃墟だと分かりますね。

 

現存する建物の多さからも、規模の大きい観光地だったことが分かります。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離170mm F/2.8 ISO2500 SS:1/160秒

 

さっき見えた廃墟の中。

窓から見える室内が、光で良い雰囲気だったのと、当時の物が残っているのが良いですね。

 

消火器はとても新しそう。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離24mm F/2.8 ISO100 SS:1/20秒

 

施設内にいくつか残っていたキリンのオブジェ。

釣り堀がありますので、このキリンさんも釣りをしているのでしょうか?

 

老人ホーム近くにある同じキリンのオブジェは、持っている釣り竿にタオルを干されていました(笑)

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
焦点距離135mm F/10  ISO100 SS:1/2秒

 

かつてあった遊歩道のなごり。

あったであろう橋が流されていて奥に行けなくなっています。

 

掛かっている木の梯子なんかも、おそらく腐っているでしょうね。

行けないと分かると「奥にどんな景色が広がっているんだろう?」と余計に気になる。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離52mm F/4.0 ISO100 SS:30秒

 

現在、老人ホームになっている建物から100mほど奥に進むと滝がありました。

何か名前が付いていても良さそうな、高さのある滝ですが調べても分かりませんでした。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離42mm F/10 ISO100 SS:1/3秒

 

中追渓谷の入り口付近は、紅葉は散っていましたが、奥の方はまだこれからの模様。

このモミジが真っ赤に染まれば、良いフォトスポットになりそう!

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/5.6 ISO100 SS:1/30秒

 

水面に紅葉の色が反射してキレイ!

ここの一段下の所には水門があり、水を溜めて自然のプールとして使われていてそう

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離47mm F/5.6 ISO100 SS:1/10秒

 

結構造りがしっかりしている椅子。

腐り果てている物が多い中、屋外なのにまだその形をとどめている姿が良かったので撮影。

 

ちょっとオーラがある椅子ですね。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/2.8 ISO100 SS:1/6秒

 

懐かしの黒電話。

 

実家ではまだ現役で使われていて、今の電話と違い電話回線から給電するため、停電時でも電話を掛けることが出来る。

まぁ今どき相手側が黒電話なんてことはほぼ無いので、結局使えないに等しいんですが(笑)

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離52mm F/2.8 ISO100 SS:1/30秒

 

サビた秤。

釣り堀で釣った魚とか測っていたんだろうか?

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離70mm F/2.8 ISO100 SS:1/60秒

 

釣り堀の横に設置されているBBQ(焼肉)コンロ。

釣った魚をその場で食べられる感じだったのでしょうか。

 

ファミリーでワイワイと楽しめそうな施設ですね!

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離24mm F/2.8 ISO100 SS:1/160秒

 

BBQ部分の窓からの景観もなかなか良い。

いずれここも崩壊すると思うと切ないですね。

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離39mm F/2.8 ISO100 SS:1/160秒

 

もう点くことはないであろう外灯。

営業していたころは、割と遅い時間帯までやっていたのでしょうか?

 


Nikon Z6+NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
焦点距離42mm F/8.0 ISO100 SS:1/1000秒

 

最後は「夢の吊り橋」

当時、四国一の高さの歩道吊り橋だったようで、水面からの高さが100mもある!

-

上から見た景色は、さぞ良い展望だったでしょうね。

 

ご覧いただいて分かるように、底が抜けてしまっていますので今は渡れません…。

当時の雰囲気を楽しみたいなら、ドローンとかが要りますね。

 

まとめ

 

梅野
いま立ち入れる場所は、全施設の3分の1程度だそうで その他は藪に覆われており、
当時を知る方でないとどこに何があるのかサッパリ分かりません…。
遊歩道もダンジョン感があるけど、底が抜けていたり橋が流されていてとてもじゃないけど進めないね~

 

上から見ると高知の有名な観光地「にこ淵」のような、真っ青な水が溜まっている場所があったのですが、今はたどり着けそうもありませんね。

いつかドローンを購入することがあったら、ぜひ撮影してみたい。

 

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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