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■これからは一眼レフではなくミラーレスが主流の時代が来る!

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※2019年8月30日更新しました※

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

カメラを買うときに中々決めきれず悩むのは、
メーカー選び以上に一眼レフにするのかミラーレスにするのかと言うカメラの種類選び

 

画質面で有利と言われる一眼レフにするのか
小型で軽量なミラーレスにするのかとても悩ましいですよね。

ですがこう言った判断の基準は、過去のものになりつつあるんです!

 

ミラーレスvs一眼レフでよく言われるフレーズ

「ミラーレスは一眼レフに画質面で劣る」

 

以前はよく言われていたフレーズですが、現在では両者に性能さが無くなってきてるんです。
画質に差が無いんだったら、みんな軽くてコンパクトな方が良いですもんね。

 

実際、プロのカメラマンの方でもミラーレスを使われている方が増えて来ていますので、
2017年はミラーレスのシェアが一気に拡大しそうです。

 

一眼レフとミラーレスの違いは?

 

カメラの内部にミラー(鏡)が入っているかいないか。

 

違いはたったのこれだけです。

 

一眼レフとミラーレスの違いをさらに詳しく

◆一眼レフはカメラの内部に、反射ミラーが入っていますので、
 自分の見ている実際の景色をファインダーを通して見ることが出来ます。

------

◆ミラーレスはその名前の通り、内部にミラーが入っていませんので、
 モニター画面で確認しながら撮影します。上位機種になると電子ファインダーと言う、
 一眼レフのファインダーと似た機能が付いています。

 

ミラーがあるなしでの性能差

 

一眼レフの場合

 

ミラーのあるファインダーは光学ファインダーと呼ばれます。
この光学ファインダーの最大のメリットは、
ファインダー越しに見ている景色はリアルタイムであると言う事!

 

光学ファインダーの強み

リアルタイムの景色を見ながらシャッターを切る事が出来るので
子供やペットなど動き回るものを撮影するのがとても得意なんです。

元気な子供が走り回っても、光学ファインダーではラグが起こることはありませんので、
最高の瞬間にシャッターを切れるのがメリットですね!

 

 

ミラーレスの場合

 

一眼レフと違ってミラーがありませんので、ミラーレスの場合はイメージセンサーに光を取り込み、
それをデジタル変換してモニターや電子ファインダーに映し出します。

 

電子ファインダーってなんかカッコいい名前ですが実はデメリットがあります。

 

電子ファインダーのデメリット

光をデジタル変換して映し出すので、
実際の風景とモニターに映し出される風景では少しラグ(遅延)が発生してしまう。

なので、たとえば走る子供を撮影した時に、モニター上ではど真ん中に捉えたとしても、
シャッターを切ると実際には真ん中からズレて端っこになってしまったり…。


昔のミラーレスに比べるとこの問題はかなり解決してきていますが、
最新の機種でも少し遅延してしまいます。

 

画質に差はあるのか

 

一昔前であれば一眼レフの方が間違いなくキレイだと言えます。

 

ココがポイント

その理由はセンサーサイズ。

 

 

以前のミラーレスはマイクロフォーサージからASP-Cサイズのセンサーまでしかラインナップにありませんでしたので、フルサイズを搭載した一眼レフと比べると、どうしても見劣りします。

 

ですが、現在のミラーレスはフルサイズセンサーを搭載したモデルが多数出てきており、その差は無くなってきているんです。

 

好みの違いもありますが、私はSONYのミラーレスはとてもキレイに撮影できるなぁと思います。
特に人肌の質感や色味は、実物以上にキレイに見えるのでポートレートにとても向いているカメラだと思います!

私の使っているNikonのフルサイズ一眼レフ「D750」と友達の使っているSONYのフルサイズミラーレスだと、正直なところ友達の写真の方が発色も良いし、解像度も高く見える。

 

画質以外の違いは?

 

画質はほぼ変わりない!

最新の一眼レフとミラーレスを比べると、画質はほぼ変わりない。
しかしその他の部分では大きな違いが出る部分があります。

 

連写性能

連写はミラーレスの方が得意で、一眼レフよりもかなり高い性能を持っています。
それぞれの最も連写性能が高い機種で比べてみましょう。

 

●ミラーレス

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II

AF/AE追従最高18コマ/秒
AF/AE固定最高60コマ/秒

 

●一眼レフ

Nikon D500

最高10コマ/秒
RAW200枚

 

Canon EOS 7D Mark II

秒間10コマ
RAW31枚

 

センサーサイズの違いもあるので、公平とは言えないんですが、それでも数値を見ると1.8倍もの差がありますね。

連写に関してはミラーレスの方が優れています!

 

操作性

 

こちらは一眼レフが優れています。

一眼レフのボディは大きくて重いですが、その分手に馴染むようなホールド感がありますし、ボタン類が多く設置されていてカメラの設定を素早く変更出来ます。

 

一方ミラーレスは小型なボディが災いして、ホールド感が低いです。

最近の機種はホールドしやすくなってきていますが、男性の方には少しキツイ。
それとボディの面積上、ボタン類があまり配置されていませんので、カメラの設定を変えるときはイチイチモニター画面からの変更になるので、カメラに慣れてくれば来るほど煩わしく感じます。

 

 

2017年の最新ミラーレスは超ハイスペックに!

 

2017年4月末に発表されたSONYの新型ミラーレス「a9」はまさに一眼レフと世代交代を感じさせるハイスペックカメラになりました!

 


ソニー α9【ボディ(レンズ別売)】ILCE-9/ミラーレス一眼カメラ

 

まず当然の様にフルサイズセンサーが搭載されていて、手振れ補正やWi-Fi・NFC・Bluetoothも内蔵されています。

 

特に際立った性能

●シャッタースピード【1/32000~30秒】
●AF測距点【693点】
●連写性能【約20コマ/秒】
●高感度性能【ISO100-51200】

 

それでいて本体の重量はたったの673g。
一眼レフのフラッグシップ機と比べると、3分の1に迫る軽さです。

 

他メーカーのカメラを一気に駆逐するほどのハイスペックっぷりで、NikonのD5やD500が登場した時の様な衝撃がありますね!

 

動体撮影に関しては、現状最強のカメラでは無いでしょうか?

 

スペックだけで比べてしまうと、
一眼レフは性能もこのカメラに遅れていて、大きく重いといったデメリットが目立ってしまう結果に…。

 

 

今まではミラーレス機に消極的であったNikonやCanonも、これからはミラーレスに力を入れていくようなので、あと2~3年もしたら一眼レフとミラーレスのシェアが逆転してしまいそうです!

 

 

まとめ

 

操作性では一眼レフにまだ劣るものの、画質も向上し連写性能は一眼レフを上回っていて小型で軽い!
プロ以外の一般ユーザーには、もはや一眼レフを選ぶメリットの方が少なくなりつつあります。
※ミラーレスはバッテリー持ちが悪いと言う弱点がありますので、予備バッテリーを構える必要があります。

 

一眼レフの大手、NikonCanonもミラーレスに力を入れ始めましたので、ミラーレスのラインナップも更に増えてきます。
そうなると2017年か2018年頃には、一眼レフよりもミラーレスユーザーの方が多くなっているんじゃないでしょうか?

 

私は一眼レフの光学ファインダーと、「写真撮ってる!」っていう感じが好きなので、ミラーレスに乗り換えるのはまだ先になりそうです。(買えない言い訳w)

 

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