こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
一眼レフVSミラーレスの論争が長い間続いていて、「ミラーレスと一眼レフ、どっちを買ったら良いでしょう?」という質問もよく見ます。
特に今年はハイスペックなミラーレスが続々と登場していて、ついに一眼レフと世代交代になるのかなと思っていました。
そんな中、売上で完全に差がついたんです!
一眼レフ 前年同月比約29%減
ミラーレス 前年同月比約31%増
一眼レフの売上が下がりミラーレスの売上が上がりました。
新しくカメラを購入される方や、一眼レフからの買い替えが多くなっているんでしょうね!
一眼レフのメリットってなに?
若い世代の人には一眼レフ=ミラーレスみたいな感じなんでしょうか。
ミラーレスが薄型液晶テレビなら、一眼レフはブラウン管テレビみたいなイメージかも知れません。
では、いま一眼レフを選ぶメリットって、一体なにがあるのでしょうか?
光学式ファインダー
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
これから先、ミラーレスの電子ビューファインダーが進化しても勝てないと思うのが、一眼レフに搭載されている光学式ファインダー。
一眼レフの内部にあるミラーを反射させ、ファインダーから見える景色はリアルタイムそのもの。
ミラーレスの電子ビューファインダー(EVF)は、センサーに映ったデジタルデータを映し出すため、若干の遅延と映像を見ているという違和感があります。
これは今後数年で、光学式ファインダーより優れた性能になることはないでしょう。
圧倒的な持ちやすさ
※画像引用元:Nikon(http://www.nikon-image.com/)
ミラーレスはコンパクトさが売りですが、小型すぎるがゆえに男性はカメラを持ちにくいデメリットもある。
一眼レフはカメラ本体が大きくグリップの部分も深いため、とても持ちやすいですししっかりと構えて撮影できるので手ブレしにくいです!
レンズが重くて長い望遠レンズを装着しても、安定して撮れるのもメリットですね。
バッテリー持ちが良い
ミラーレスは電子ビューファインダー(EVF)やモニター画面を見ながら撮影するため、電力の消費が多くバッテリーがあまり持ちません。
それに比べると一眼レフは、電力消費0の光学式ファインダーをメインに使いますので、バッテリーが長く持ちます。
機種によって違いがありますが、ミラーレスでは満充電した状態で300~700枚ほど撮影できる。
一眼レフは600~1500枚までとだいたい2倍も差があるんですね。
丸一日撮影に出かけた日は、ミラーレスだとバッテリーの残量にヒヤヒヤしなくては行けませんので、撮影に集中できないしストレスがたまります…
なぜミラーレスが人気になったのか?
いまや一眼レフと言えばミラーレスのこと。
特に若い世代ではこの傾向が顕著で、大学生とかはミラーレスをよく首から下げている姿をみます。
なぜキングオブカメラである一眼レフよりも、ミラーレスの人気が大きくなったのでしょうか?
持ち運びしやすいコンパクトさ
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
私的には一眼レフの最大のデメリットは、カメラ本体が大きすぎることです。
カメラバッグからの出し入れも窮屈だし、お店とかで写真を撮ろうと思っても一眼レフの存在感が大き過ぎる…
ミラーレスはコンデジよりも一回り大きいサイズで、重量も軽く持ち運びがしやすい!
またステキな食事を撮ろうとしても、一眼レフほど存在感がないので撮影しやすいですね。
一眼レフはその大きさと重さのせいで、「今日は持っていくのやめよう」と思ってしまうことがある。
やっぱりそんな時に限って良い被写体に出会うもので、いつでもカバンに入れておけるミラーレスが羨ましくおもいますね。
デザインがカッコかわいい
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
一眼レフってモデルが違っても外観ってほとんど同じで、男趣味全開の無骨なデザイン。
ミラーレスは個性豊かなデザインが多く、男性向けの機種はクラシカルでレトロなオシャレ差があり、女性が向けはとにかく可愛いデザインに豊富なカラーバリエーション!
都会的なオシャレさがあるのがミラーレス。
なので若い世代に人気が出るのは当たり前のことですよね。
性能も一眼レフと大差ない
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
小型でコンパクト、さらにデザインにも力を入れているってことは、カメラ自体の性能はそこそこに抑えられてもおかしくないですよね?
しかし、写真をとる能力も一眼レフとほとんど同じ。
むしろ連写性能はミラーレスの方が高い場合が多いです。
今はフルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズと、搭載されるセンサーも出揃っていますし、画質重視や動体撮影重視と撮影の目的べつに選べるほどラインナップも充実してきました。
価格も高すぎない
電化製品の場合、性能が良くて小型で軽いとなるとお値段も高くなっちゃいますよね?
しかしミラーレスは一眼レフと差のない価格設定!
フルサイズのミラーレスだって100,000円台から購入出来ちゃいます。
それに一眼レフのエントリーモデルは、上位機種に比べ機能が削減されている部分や、上位機種の前モデルのお下がり部品が使われていることが多かった。
ミラーレスは何故かエントリーモデルでも、最新型のセンサーや出たばかりの上位機種に使われたパーツがそのまま採用されている事が多いため、価格以上にお得感があります。
まとめ
ミラーレスが人気の理由
- 持ち運びがとてもラク
- 気軽に撮影しやすいコンパクトさ
- カメラの性能は一眼レフと同等
- デザインが良い
- コスパの良い機種が多い
こうやって書き出してみると、ミラーレスの欠点ってほんとにあまり無いんですよね。
バッテリー持ちが悪いのも年々改善されていますし、電子ビューファインダー(EVF)の性能も上がって来ています。
以前にはあれだけ「遅延する、遅延する」と言われていた電子ビューファインダーも、最新のタイプだとわずか0.06秒しか遅延しなくなりました。
構造上どうしても改良しにくいのは、持ちやすさに関わってくるグリップ部分くらいのもの。
それでデザインが良いんですから、人気が出て当たり前。 これからのカメラはミラーレスがメインとなるでしょうね。