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■写真のクオリティをワンランク上げるマニュアルフォーカス縛り!

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

突然ですが、あなた壁にぶつかっていませんか?

物理的な意味じゃないですよ。

写真に限らず、人の上達にどんな時にでも訪れる、あのやっかいな壁のこと。

 

壁を乗り越える努力をせず、楽をしているといつまで経っても成長はしません。

 

「写真はいっぱい撮っているのに、上手くなっている気がしない…」

 

そんな行き詰っているあなたにオススメしたいのが、マニュアルフォーカス縛り!

「えー、めんどくさーい…」と言う声も聞こえてきそうですが、私が実践したところ思いのほか効果を感じたので、壁にぶつかっている気がするという方にはぜひ実践してみてもらいたい!

 

 

私がマニュアルフォーカス縛りをして得られたこと

 

私はカメラをはじめてから、もうすぐ4年が経ちます。

カメラを買ったばかりのころに比べれば上手くなったと思いますが、Instagramやほかの方のブログを見ていると、写真は全然上手くありません。

 

朝は眠いし夜は寝たい。

そんなダメダメカメラマンですが、写真は上手くなりたい。

 

なので地味~な努力をしているのですが、マニュアルフォーカス縛りもその地味な努力の1つ。

 

マニュアルフォーカス縛りをして得られたこと

  • ピントの重要性を再確認
  • ボケの活かし方が上手くなった
  • 構図の取り方が良くなった
  • 写真の幅が広がると楽しくなる

 

この4つのことが得られたことです。

それでは細かく見ていきましょう!

 

 

ピントの重要性を再確認

 

ほとんどの場合において、オートフォーカスを使いますよね。

撮影した場面ではしっかりとピント合わせたと思っても、パソコンで見てみると狙った場所から少しズレてたことありませんか?

 

梅野
「しまった…次は気を付けよう!」

 

 

 

気を付けないんですよね~。

ダメダメカメラマン梅野は~。

 

 

せっかくいい構図なのに、ピントだけが残念って写真が結構あるんですよ。

反省しろよ!って話ですが、オートフォーカスの便利さに頼り切っちゃってる。

そこで思い立ったのが、このマニュアルフォーカス縛りなわけです。

 

 

 

私が使っているカメラは一眼レフですので、ピント位置を知らせてくれるピーキング機能はありません。

ピントリングをじわじわと動かして、じっくりとピントを合わせるしかありません。

 

普段はマニュアルフォーカスを使う頻度があまりないので、撮った後は写真を拡大してピントが合っているかチェックしたくなる。

 

「撮るたびにピントを確認する」これがとても良かった。

 

ピントが合ってないという初歩的なミスが無くなったのはもちろんのこと、「あれ?こっちにピントを合わせたほうが面白いんじゃないか?」と、撮影現場で考える・分析することが多くなった。

 

これまでは家で勉強して、撮影場所では覚えていることを試しているだけでしたが、いまは撮影場所でも勉強し試行錯誤してる。

1つの被写体にかける時間がグンと長くなったことで、納得のいく写真が撮れる頻度が高くなりました!

 

 

ボケの活かし方が上手くなった

 

「背景はとりあえずボケとけば良いんですよ」

 

こんなテキトーに考えていませんか?

私はボケとければそれっぽいんですよって考え方でしたw

 

 

写真が上手い人はボケ1つとってもね

 

・ボケさせる意味

・ボケの量

・どこからボケさせるか

 

などなど、1つ1つに明確な意図をもってボケさせているわけです。

 

梅野
「背景がボケてれば一眼っぽいんすよ~」

なので、これではいつまでも写真が上手くならないわけです。

 

 

 

マニュアルフォーカス縛りでピントの重要性を再確認した私ですが、ピントの位置を変えればボケの位置も変わるわけです。当然のことなんですが。

 

そこでやっと気が付くわけです。

 

「あれ?ボケの感じが普段と違う」

「ボケさせ方を変えると写真全体のイメージが変わる」

 

と言うことに。

 

 

ボケを操れば、被写体を立体的に見せたり視線を誘導したり思いのまま。

また被写体と背景に気を配れば、ボケの量やボケの色を利用したりと、表現は大きく広がります。

 

頭の中では分かってたんだけど、ちゃんと実践できたのはここ最近のこと。

 

「お前、4年間何やってたんだ。」

 

と、仕事なら怒られてしまうようなことですね(笑)

まぁ実践できるようになってきたので良しとしましょう。

 

マニュアルフォーカスを使い、ボケを自在に使いこなせる練習をすることで、写真の雰囲気は結構変わります!

 

 

構図の取り方が良くなった

 

マニュアルフォーカスを使うことで、ピント位置をいつも以上に気にしたり、ボケの使い方を考えたりするようになります。

するとこれまでパシャと撮ってハイOKだったのに、構図のおかしいところ・もっと良くできるところにも気が付くようになりました。

 

1枚1枚じっくりと時間をかけるようになったおかげですね。

 

これまでは撮った時点で60点、レタッチして70点になればオッケー!みたいな感じでした。

ですが撮る時点で80点以上を狙う姿勢に変わりました。

 

「もっといいアングルがあるんじゃないか?」

「ボケの使い方はこれで良いのか?」

「この写真は見てみてワクワクするか?いいやしないな」

 

朝と夜は寝てますが、お昼の撮影では少しストイック風になってきました。

おかげさまで、以前は100枚撮影したら80枚はボツ写真でしたが、今は50枚くらいに減ってきた。

 

 

傍から見ると不審者度は増したと思うんですけど、写真のクオリティは上がりましたね。

 

 

写真の幅が広がると楽しくなる

 

ピントのこと・ボケのこと・構図のことを書いてきましたが、結局はマニュアルフォーカスになることで、今まで以上に考える試行錯誤することが多くなったと言うことですね。

 

考える機会や時間が増えれば、勝手に写真のバリエーションが増えてきます。

バリエーションが増えればマンネリから脱し、一気に写真が楽しくなる。

 

 

 

子どものころに、知らない道を通るのって楽しくなかったですか?

 

「この先には何があるんだろう?」

「どこにつながっているんだろう?」

 

それと同じ感覚で、写真のバリエーションが増えれば「あの花をこういう方法で撮ると、どんな写真に仕上がるんだろう?」と、とにかく目に入る被写体を撮りたくて仕方なくなってくる。

オッサンでも童心に帰ったようなワクワクを感じるわけです。

 

 

マンネリしてる。あるいは成長してる感じがしない時は、写真を撮っても楽しくないし苦しい。

撮る枚数も減るだろうし、悪い流れですよね。

 

写真撮るの楽しい!あれもこれも試してみたい!となるだけで、全然世界が違って見えてくる。

「写真撮るのが楽しくて仕方がない!」って時は、何らかの壁を1つ乗り越えた時なんだと思います。

 

 

まとめ

 

梅野
「だまされたと思ってやってみろ」

 

私から言えるのはこの一言。

 

マニュアルフォーカス縛りをしてみて、壁を越えられる人もいれば超えられない人もいるでしょう。

人それぞれ問題は違うので、仕方がないこと。

 

でもチャレンジしないと何も変わりません。

 

最近写真が楽しくない!上手くいかない!と思っていても、写真のクオリティを上げたい・現状を打破したいと少しでも思っているのなら、ぜひマニュアルフォーカス縛りを試した見てください!

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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