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■SONYの新型ミラーレス「α9 ILCE-9」がフラッグシップ機のトップに立つ!

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*2020年2月3日更新しました*

 

こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

今年の春に発表された異次元のミラーレス一眼カメラ。

 

それがソニーのα9です!

 

2世代ほど先を行っているんじゃないかと思うほどのハイスペックで、現在販売されているフルサイズデジタルカメラの中では、最も動体に強いカメラでしょう。

 

なのでスポーツ系の撮影に向いているので、あと数年に迫った東京オリンピックでの活躍が期待されますね!

 

α9の特徴を簡潔に言うと?

 

 

ポイント

SONYのミラーレスと言えば、α7 RIIの様な高画素機のイメージが強いのでは無いかと思いますが、α9は超高画質で感動的な写真が撮れる!って言う路線とは少し違って、シャッターチャンスを逃さないためのカメラと言った方向性です。

 

これまでの連写性能に特化したカメラと言えばNikonやCanonのフラッグシップ機や、OLYMPUSのOM-D E-M1 Mark IIでした。

 

OLYMPUSはマイクロフォーサーズのセンサーサイズを生かして、唯一無二の高速連写機と成りえましたが、
α9はフルサイズ機の連写機としては一眼レフの大御所であるNikonとCanonのフラッグシップ機よりも大分先を行く革新的な次世代機として登場となったのです。

 

 

激震!最高1/32000秒シャッター


※画像引用元:SONY(http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9/index.html

 

梅野
私がまず驚いたのがこのシャッタースピード。

 

今までは最高1/8000秒が定番でしたから、1/32000秒?記載ミスかなってレベルです。

 

1/32000秒を使うにはマニュアルかシャッタスピードのモードでしか使えず、1/16000-1/32000秒の間は選択出来ないと言う制限があるものの、驚異的なシャッタスピードですよね。

 

マニュアルとシャッタースピード以外のモードでは、最高1/16000秒まで設定することが出来る様です。

 

太陽がギラギラのお天気の日でも、白飛びとは無縁そう。
白飛び対策のNDフィルターはこのカメラには不要ですね。

 

未知の領域なので一体どんな瞬間を撮影できるのか想像も出来ません。

 

 

AF/AE追随 最高20コマ/秒の連続撮影

 


※画像引用元:SONY(http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9/index.html

 

動体撮影をするときは連写速度が速い方が良いですよね?

 

例えばピッチャーの投げた球をバッターがミートした瞬間を撮ろうと思った時に、連写が遅いカメラだと中々その瞬間は撮れません。

ですが連写が速ければ速いほどそんな瞬間も捉えられます!

 

フルサイズのカメラは画質が良い長所がある一方で、連写性能を上げるのは困難でした。

 

技術の塊であるNikonとCanonのフラッグシップ機でも、Nikon D5(約12-14コマ/秒)Canon EOS-1D X Mark II(約14-16コマ/秒)です。

 

ココが違う

上記の機種もこれまでであれば驚異的な速さだったのですが、α9は約20コマ/秒と同じフルサイズ機でありながら2段飛ばしの様なスペックを出したのです。

 

意外と画素数が高い

 


※画像引用元:SONY(http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9/index.html

 

上で書いた様な連写性能を出そうとすれば低画素機が主流でした。

かつてのフラッグシップ機は1600万画素程度で抑えられていましたし、現在のD5やEOS-1D X Mark IIも約2000万画素です。

 

α9は新型センサーが採用され有効画素数2420万で、常用ISO100-51200・拡張ISO50-204800を誇り十分な解像度と高感度性能を持っているんです。

 

画素数ではNikonとCanonに勝っています。

しかし高感度性能は2社より劣っているんですね…。

 

常用ISO100-51200は十分高い性能なのは間違いないです。

ですがニコンのD5は常用100-102400なので、単純に考えると半分ほどのスペックになってしまいますね。

 

 

693点のAFセンサー


※画像引用元:SONY(http://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9/index.html

 

画面の93%をもカバーする像面位相差検出AFセンサーを採用。

 

思わず「やり過ぎでしょw」と言いたくなってしまいます(笑)

 

AFの速度も高速で数年前に話題と注目を振りまいた高スペック高画素機α7R IIと比べて約25%もスピードアップしていて、EV-3にも対応していますので暗い場所でも確実にオートフォーカスを利かすことが出来ます!

 

まとめ

 


ソニー SONY フルサイズミラーレス一眼 α9 ボディ ILCE-9

 

シャッタースピードや連写性能など速さに重きを置いたのがα9で、1/32000秒は革新的です。

 

それにこれだけの性能を持っていても、ミラーレスなので一眼レフのフラッグシップと比較するととても小型で軽量!

 

弱点であったバッテリーの容量問題も少しずつ改善してきていまして、α9では従来の約2.2倍にパワーアップ!
だいぶ長持ちするようになってきました。

 

しかしながらこのカメラが必要だと言う人は限られるでしょう。

スペックの数字だけで見ればモンスター級のカメラですが、操作性や使い勝手についてはまだNikonやCanonには及ばないと思います。

 

小型なミラーレスである事は長所でもあり、欠点になってしまう事もあるんです。

上部の液晶モニターは無いですし、NikonやPENTAXの様な夜間照明も無いです。

 

梅野
レンズラインナップも充実して来ましたが、まだ十分とは言えない状況では無いでしょうか?

 

ですがオリンピックまでは約3年ほどあるので、その間に「S」や「R」を付けた派生機が登場するかも知れませんので、そちらで現状の劣る部分のブラッシュアップが行われより最高のカメラへと鍛え上げられることを期待します!

 

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