※2026年10月26日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
写真の雰囲気をガラッと変えられることで人気のブラックミスト系フィルター。
H&Yの「REVORING Black Mist 1/4」を購入して、夜の街灯や逆光、夕暮れの風景を撮ってみました。光のにじみ方はどのくらい違うのか、複数のレンズで使える可変リングは便利なのか。比較写真と実写作例を交えて、使ってみた感想をご紹介します!
※私が使っているほかのH&Yフィルターはこちら↓
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梅野
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H&Y REVORING Black Mist 1/4とは?

REVORING Black Mist 1/4
ブラックミストフィルターとは
REVORING Black Mistは、光の強い部分をふんわりとにじませ、写真のコントラストをやわらげるブラックミストフィルターです。夜景の街灯や逆光のハイライトなどに効果が出やすく、見慣れた景色にも少し懐かしい空気感を加えてくれます。私が使っているのは、効果の強さが1/4のタイプです。
【具体的な効果】
- 光源を柔らかく拡散:街灯や看板、逆光のハイライトの周りに光がにじみ、やわらかい印象になります。
- 幻想的な雰囲気を演出:光のにじみとコントラストの変化で、夜景や夕暮れに映画のワンシーンのような空気感が生まれます。
- 肌質をなめらかに:ポートレートでは細かな肌の質感がやわらかく見えやすくなります。ただし、肌の補正やピント合わせをする機能ではありません。
REVORING Black Mistを使って撮影した動画も公開しています。写真だけでは分かりにくい光のにじみ方も、動画だとイメージしやすいと思います!
67〜82mmのレンズに使える可変式リングが便利

REVORING Black Mist
H&YのREVORING Black Mistは、ブラックミストと可変式ステップアップリングが一体になったフィルター。写真の仕上がりだけでなく、レンズを交換するときの使い勝手にも工夫があるんです。
一般的なねじ込み式フィルターは、レンズのフィルター径に合ったサイズを選ぶ必要があります。別の口径のレンズへ使い回すには、ステップアップリングなどのアダプターが必要です。
例えば67mmのレンズには通常67mm用のフィルターを使いますが、今回購入したREVORING Black Mistは可変式リングを採用し、フィルター径67〜82mmのレンズに対応しています。
67mm、77mm、82mmなど口径が違うレンズを持っていても、対応範囲内なら1枚を使い回せます。ただし、フィルター径だけが合っていても、前面の形状によっては取り付けられないレンズがあります。レンズ先端との干渉がないか、装着前に確認しておきたいですね。

1枚を使い回せるので買い足す枚数を減らせますし、持ち歩くフィルターの枚数も減らせます。サイズごとにフィルターやアダプターを管理しなくていいのは、撮影に出かけるときに助かりますね。
REVORING Black Mistは、外周のリングを操作すると取り付け部分の径が変わる仕組み。レンズのフィルターねじに合わせて固定するので、サイズの違うレンズでも同じフィルターを使えます。


実際に操作してみても、リングを回して取り付け径を変えられるのは便利でした。
ねじ込み式のフィルターを何回もクルクル回す必要がなく、装着がスムーズ。とはいえ、はめるだけで終わりではなく、リングを操作してしっかり固定するのが大切です。外出先で使う前には、緩みがないかも確認しておくと安心です。
REVORING Black Mistの効果を実写比較で確認

ブラックミストの変化が分かりやすいのは、街灯やお店の看板など、明るい光源が写っている場面です。
光の周りがふんわり広がり、硬い印象だった夜景がやさしい雰囲気に変わります。実際の比較写真を見ていきましょう!
真ん中のバーを動かすと違いが分かります


左がフィルターなし、右がREVORING Black Mistを付けた写真です。バーを動かして、街灯の見え方を比べてみてください。
街灯の明るい部分がふんわりと広がり、強い光と周囲の境目がやわらかくなっているのが分かります。暗い夜景でも、少しレトロな印象になりますね。
他の例も見てみましょう。


こちらの写真も外看板の光が拡散していますね。
フィルターなしだと看板の輪郭や明るさがはっきりしていますが、装着すると光がにじんで、ぐっと柔らかい雰囲気になります。
そこから色や明るさを調整してみると、こんな写真になりました。

REVORING Black Mist&レタッチ
最初から光のにじみが写っているので、レタッチするときも普段とは違う仕上がりを楽しめます。こういうエモい感じ、好きなんですよね!
お次は田舎の駅前です


タクシー乗り場では、街灯の光が拡散し、写真奥の小さな光もにじんでいるのが分かります。
少しレタッチすると、こんな感じ。

REVORING Black Mist&レタッチ
いつもの駅前なのに、ポートレートを撮りたくなるような雰囲気になりました。身近な景色の見え方が変わるのは面白いですね。
最後はベコベコになっている看板を照らす照明。


この看板でも光はにじんでいますが、ぱっと見では少し控えめな印象です。
こういう写真は、レタッチでハイライトや全体の明るさを調整すると、にじんだ光がより目立ちます。
※ハイライトや露出を上げると、すでに写っている光のにじみを強調しやすくなります。ただし、明るい部分が白飛びしないように調整しましょう。

REVORING Black Mist&レタッチ
色味をオレンジ寄りにすると、ベコベコになった看板の古びた雰囲気ともよく合いますね。
こんな感じで、ブラックミストは強い光をにじませるのが得意。どんな写真でも同じように変わるわけではなく、光源の位置や明るさによって効果の見え方が変わります。
REVORING Black Mist 1/4の実写作例
マジックアワーの作例|夕暮れの光を柔らかく
夕暮れの写真でも、ハイライトの輪郭がやわらかくなり、落ち着いた雰囲気になりました。日中のパキッとした描写とは違う感じがいいですね。
街灯のような強い光源がなくても、空や木々の間から差し込む明るい部分に変化が出ています。
少し解像感が落ちたように見える部分もありますが、ブラックミストによる光の拡散と、高感度撮影によるノイズの両方を考えたいところ。
この日は夕暮れの木々の間で撮っていて、ISO感度を5000くらいまで上げていました。ノイズの影響もありそうなので、フィルターだけが原因とは言い切れません。
逆光の作例|ハイライトのにじみを楽しむ
逆光は、ブラックミストの効果が分かりやすい撮影条件のひとつ。木々の間から入る光がどんなふうに写るのか、試してみました!
クリックすると写真が拡大表示されます。
強い逆光がふわっと広がって、木々や草花を包み込むような雰囲気になりました。光の当たる部分のコントラストがやわらぐのが、このフィルターらしいところです。
これだけ逆光を入れると、手前の被写体は暗く写りやすいもの。それでも今回はHDR合成やストロボを使わず、こんな雰囲気の写真が撮れました。ブラックミストが暗部を明るくするわけではないので、露出は被写体に合わせて調整する必要があります。
逆光の光を柔らかくにじませたい人には、REVORING Black Mistはかなり面白いフィルターだと思います。
ただ、カリッとした解像感や強いコントラストを重視したい場面では、フィルターを外して撮る方が合うこともありますね。
まとめ|REVORING Black Mist 1/4を使って感じたこと
街灯の光をふわっとにじませたり、夕暮れを少し懐かしい雰囲気にしたり。REVORING Black Mist 1/4を使うと、いつもの景色がちょっと違って見えるんですよね。
私が使ってみて特に気に入ったのは、夜の街灯や逆光で見える自然な光のにじみ方。それに67〜82mmの複数のレンズで使える可変リングも便利です。光が強すぎる場面ではコントラストが下がりすぎることもあるので、撮りたい写真に合わせて使い分けるのが良さそうですね。
もっと早く買っておけば良かったなぁと思う反面、先に普通のブラックミストを買っていたら、このREVORING Black Mistには出会わなかったかもしれません。そう考えると、これはこれで良かったのかも。
H&Y filters Japanさんのオンラインショップでも取り扱いがあります。購入する際は、1/4という効果の強さと、67〜82mmなどの対応径を間違えないように確認してくださいね。
REVORING Black Mistのよくある質問(FAQ)
REVORING Black Mist 1/4を付けると写真はどう変わる?
街灯や逆光のハイライトがふんわりとにじみ、写真のコントラストがやわらかくなります。特に夜景や夕暮れでは、光が少し懐かしい雰囲気に変わるのが分かりやすいですね。光源が少ない場面では、変化が控えめに感じられることもあります。
67〜82mmタイプは、その範囲のレンズなら何でも装着できる?
基本的にはフィルター径67〜82mmのレンズに対応しています。ただし、レンズ先端の形状などによっては干渉して装着できない場合があります。初めて使うレンズでは、無理に固定せず装着状態を確かめてください。
ブラックミストの1/8・1/4・1/2は何が違う?
数字はフィルターの効果の強さを表し、H&Yでは1/8が弱め、1/4が中間、1/2が強めです。私が使っている1/4でも、夜の街灯や逆光では光のにじみが十分分かります。控えめな変化が好きなら1/8、より強いソフト効果が欲しいなら1/2も選択肢になります。
昼間の風景やポートレートにも使える?
使えます。日中でも逆光のハイライトを柔らかくしたり、ポートレートの雰囲気を変えたりできます。ただし、細部までくっきり写したい風景写真などでは、フィルターなしの方が好みに合う場合もあります。
光のにじみはレタッチだけでも再現できる?
編集ソフトでも光を柔らかく見せる加工はできますが、撮影時に実際の光が拡散して写るブラックミストとは仕上がりが必ずしも同じではありません。私の作例でも、フィルターで作ったにじみをレタッチで強調すると、また違う表情になりました。撮影と編集を組み合わせるのも楽しいですよ。
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