こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
春のお花の代表格「チューリップ」
色んな場所でチューリップの花畑があると思います。
しかし実際に撮りに行ってみるとどうでしょう。
チューリップの撮り方5選!
動画でもチューリップの撮り方をご紹介していますので、ぜひ良かったらご覧ください!
それでは5パターンのチューリップの撮り方をご紹介しますね。
縦構図で撮ってみよう!
step
1チューリップはお花の中でも背が高いので、縦構図で高さを表現してみましょう!
横構図で撮るよりも、凛として咲く様子を強調出来ますよ。
この時にF値を低くして背景がボケるようにしてあげると、ピントを合わせたチューリップが浮き上がり、より良い雰囲気で撮れると思います。
望遠の圧縮効果を使って見よう!
step
2望遠の圧縮効果を使って見よう!
お花畑を漠然と撮ってしまうと花と花の間が空いていて、なんかイメージと違う写真になっちゃいますよね。
そんな時は望遠レンズの「圧縮効果」を使うのがオススメ!
圧縮効果は遠近感を無くす効果があり、手前と奥の距離感を無くすことが出来ます。
お花畑で使うと、花がギュッと密集しているように撮影出来るんですね。
◆今回の写真は400mmのレンズで撮影しました。
圧縮効果は望遠であればあるほど強くなります。
135mmより200mm、200mmより300mmの望遠を使った方が、お花をギュっと撮ることが出来ます。
花畑の角っこで三角構図を狙って見よう!
step
3花畑の角っこで三角構図を狙って見よう!
三角構図は使い方でダイナミックさ・奥行き感・視線誘導・安定感などを表現することが出来ます。
お花畑の角っこに立ち、ハイアングルから見ると三角構図が見えると思います。
そのまま撮ってしまうと地面や花のスカスカ感が出てしまいキレイに撮れないので、ハイアングルでは無くローアングルから撮ることで、この写真の様な三角構図で撮ることが出来ます!ダイナミックさと奥行き感が出ますね。
広角+ローアングルで撮ってみよう!
step
4広角+ローアングルで撮ってみよう!
チューリップは背の高いお花なので、広角とローアングルで撮ると力強さを表現できます。
しかし、ただローアングルだけで撮ってしまうと、メリハリのない乱雑な写真になってしまう…
この写真では、左側に一番背の高いチューリップを配置して右に行くほど下がっていくような配置で撮ってみました。
この日は曇り空でイマイチですが、青空の日に撮影すれば映える写真になりますよ。
はぐれ者を見つけてみよう!
step
5「はぐれ者」を見つけよう!
チューリップは高く伸びている花で、背の高さはそれぞれ違います。
その中に一際背の低いチューリップや背の高いチューリップがあるので、それをメインにして撮ってみましょう!
どのレンズでも撮影出来ますが、望遠レンズをお持ちでしたら望遠レンズを使った方が撮りやすいです。
先ほどご紹介した圧縮効果で、背の高いチューリップをより目立たせることが出来ますし、背の低いチューリップを狙う場合は前ボケなどを活かしやすい!
ポイント
F値は開放では無く、ちょっと絞って撮ることで、メインのチューリップをより強調することが出来ます。
F/1.8のレンズならF/2.8からF/4.0くらい。
F/3.5のレンズならF/5.6からF/7.0くらいがおすすめ。
まとめ
今回は初心者の方でもスグに真似できるチューリップの撮り方5つをご紹介しました!
広角レンズや望遠レンズを使って撮影していますが、ダブルズームキットのレンズで撮れますのでぜひ試してみて下さい。
今回ご紹介した撮り方はチューリップだけでなく、他のお花を撮るときにも活用できます。
特に夏に咲くひまわりは、背が高くチューリップと同じような撮り方をするだけで、ワンランククオリティの高い写真になるはず。
ぜひ色んなお花でも試してみて下さい!