こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
良いカメラとはデカいもの。
一眼レフしかなかった時代にはそれが当たり前でしたが、ミラーレスが登場してからは小型で軽く、それでいて性能も高いカメラが多く登場しました。
カメラと同じくレンズも小型化されており、以前よりもカメラ機材の軽量化が出来るようになってきましたね。
1人で写真撮影に出かけるのなら、カメラやレンズが大きくて重くても我慢できますが、お子さんやペットと一緒にお出かけするときは、大きくて重いカメラ機材は正直ジャマになります…。
それでも子供と出かけるとバタバタしてしまいます。
こどもはまだ小さいですので手を繋いで歩かないと危ないですし、子供の荷物(水筒とか)も持ち歩かなくてはいけない。
なので片手でフルサイズ一眼レフと大口径単焦点レンズを持ち歩いているのですが、地味に手にダメージが来ます。
また機材が大きいので、カメラバッグへの出し入れもスムーズにいかずめんどくさい!
そんなこともあり、最近は性能に特化したカメラよりも、コンパクトで軽量なカメラが気になりつつあります。
カメラ本体が軽くて小型、それでいてカメラの性能も高いモデルをまとめてみました!
Nikon Z50
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
いま売れに売れ、Nikonの救世主となっているカメラが「Nikon Z50」
Nikon初となるAPS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラで、超人気モデルとなっています。
126.5(幅)×93.5(高さ)×60(奥行き)mmのコンパクトサイズで、重量は450g(バッテリーとSDカードを含む)
フルサイズ一眼レフを使っている方からすれば、おもちゃみたいに小さなカメラです。
出た当初はAPS-Cセンサーに大口径のZマウントは過剰すぎるんじゃないかと思っていたのですが、このZマウントのおかげでコンパクトなのに高画質なレンズが開発でき、機材全体の軽量化につながっています!
まだAPS-Cセンサー用のNikonレンズは数が少ないですが、今後とてもたのしみなシリーズだと思います!
Nikon Z50の作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
Nikon Z50のスペック
発売日 | 2019年11月22日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2088万画素 |
高感度 | ISO100~51200(拡張:ISO100~204800) |
連写速度 | 高速連続撮影:約5コマ/秒 高速連続撮影(拡張):約11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 209点 |
液晶モニター | 3.2インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 1.02倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:280枚 液晶モニタ使用時:320枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 126.5(幅)x93.5(高さ)x60(奥行) mm |
重量 | 395g(本体のみ) |
実売価格 | 100,000円前後(ボディのみ) |
Nikon D3500
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
Nikon最小の一眼レフ。
小さいながら数年前のエントリーモデルに比べると、はるかにパワーアップして使いやすいカメラ!
特に初心者に優しいカメラで、「ガイドモード」を搭載しており、カメラの専門用語や難しい設定もかんたんに出来てしまいます。
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
2416万画素APS-Cセンサーを採用しており、スマートフォンと比べると巨大なセンサーなので、高画質な写真が撮影出来ます。
コンパクトで軽く画質も良い!
それでいてお値段も安いですので、サブカメラとしても人気が高いですね。
Nikon D3500の作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
Nikon D3500のスペック
発売日 | 2018年9月28日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2416万画素 |
高感度 | ISO100~25600 |
連写速度 | 5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 11点 |
液晶モニター | 3インチ・92万ドット |
ファインダー倍率 | 0.85倍 |
ファインダー視野率 | 95% |
撮影可能枚数 | 1550枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 124(幅)x97(高さ)x69.5(奥行) mm |
重量 | 365g |
実売価格 | 38,000円前後(ボディのみ) |
sony α7iii
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
さきほどご紹介したNikon Z50と似たサイズでありながら、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス!
コンパクトで高画質なカメラと言えば、Sonyのα7シリーズは外せません。
3代目となるsony α7iiiは基本性能を高め、もはやベーシックモデルとは呼べないほど高性能なカメラとなりました。
画質・高感度・ダイナミックレンジ・連写速度・オートフォーカスなどなど。
あらゆる性能がスペックアップし、色んな撮影をこの1台でこなせます。
価格が高くなってしまったのは残念ですが、小型で高画質な写真を撮影したいならsony α7iiiはオススメのカメラ!
sony α7iiiの作例
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
sony α7iiiのスペック
発売日 | 2018年3月23日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | ISO100~51200(拡張:ISO50~204800) |
連写速度 | 約10コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 693点像面位相差AF 425点コントラストAF |
液晶モニター | 3インチ・92.16万ドット |
ファインダー倍率 | 0.78倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:610枚 液晶モニタ使用時:710枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード メモリースティックPRO Duo メモリースティックPRO-HG Duo |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | 〇 |
本体サイズ | 126.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行) mm |
重量 | 565g |
実売価格 | 195,000円前後(ボディのみ) |
SONY α7RIV
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
SONY α7シリーズのコンパクトさはそのままに、6100万画素フルサイズセンサーを搭載した超高画素機。
現在発売しているフルサイズミラーレスでは、頭一つ飛びぬけた画質を誇ります。
α7シリーズの中では一番大きなボディとなっていますが、グリップ部分が大型化しこれまで不満点として挙げられていたカメラの持ちにくさを克服しています。
これで大口径のレンズを使うときでも、安定してカメラを構えられますね!
画素数だけに特化したカメラではなく、連写速度も速いですし高感度性能も6100万画素という事を考えればかなり良い!
お値段は高額ですが、画質を重視したいのならぜひ欲しいカメラです。
SONY α7RIVの作例
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
SONY α7RIVのスペック
発売日 | 2019年9月6日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 6100万画素 |
高感度 | ISO100~32000(拡張:ISO50~102400) |
連写速度 | 10コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
AF測距点 | 567点像面位相差AF 425点コントラストAF |
液晶モニター | 3インチ・144万ドット |
ファインダー倍率 | 0.78倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:530枚 液晶モニタ使用時:670枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | ○ |
本体サイズ | 128.9(幅)x96.4(高さ)x77.5(奥行) mm |
重量 | 580g |
実売価格 | 360,000円前後(ボディのみ) |
FUJIFILM X-H1
FUJIFILMのミラーレスで、唯一ボディ内手ブレ補正を搭載したモデル。
手ブレ補正が無かったレンズでも手ブレ補正が使えるようになりましたので、これまで眠っていたレンズも日の目を見ることが出来るようになりました。
第3世代の2430万画素APS-Cセンサーを搭載し、画質・連写・高感度のバランスが良く、どんな場面でも活躍してくれるカメラ。
そしてFUJIFILMのカメラと言えば「フィルムシミュレーション」
フィルムの雰囲気を再現してくれる人気機能で、X-H1では新たなシミュレーション「ETERNA」が追加されています。
ETERNAは彩度を落とし、まるで映画のような雰囲気になる魅力的なフィルムシミュレーションです!
FUJIFILM X-H1の作例
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
FUJIFILM X-H1のスペック
発売日 | 2018年3月1日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2450万画素 |
高感度 | ISO200~12800(拡張:ISO100~51200) |
連写速度 | 約14コマ/秒(電子シャッター設定時) 約8コマ/秒(メカニカルシャッター使用時) |
シャッタースピード | 電子:1/32000秒~15分 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分 |
AF測距点 | 325点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.75倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:300枚 液晶モニタ使用時:310枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 139.8(幅)x97.3(高さ)x85.5(奥行) mm |
重量 | 623g |
実売価格 | 135,000円前後(ボディのみ) |
Canon EOS RP
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
ついに登場したCanonのフルサイズミラーレス。
その第二弾がEOS RPです。
フルサイズセンサーを搭載しつつ、ボディをコンパクトに仕上げたモデルで、
フルサイズミラーレスのエントリーモデルとしての役割を担っていますね。
本来であればSONY α7シリーズの競走馬となれるカメラなのですが、まだRFマウントレンズのラインナップが十分でなく、レンズも高性能で高価なものから発売していますので、EOS RPは思ったほど売れてない様子…。
廉価モデルのレンズが早々に登場してくれれば、一気に人気のモデルになれるポテンシャルを秘めたカメラですね。
Canon EOS RPの作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canon EOS RPのスペック
発売日 | 2019年3月14日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 2620万画素 |
高感度 | ISO100~40000(拡張:ISO50~102400) |
連写速度 | ワンショットAF時:最高約5コマ/秒 サーボAF時:最高約4コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 4779点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.7倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:210枚 液晶モニタ使用時:250枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 132.5(幅)x85(高さ)x70(奥行) mm |
重量 | 440g |
実売価格 | 125,000円前後(ボディのみ) |
Canon EOS Kiss X10
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
古くからCanonが発売している、超小型一眼レフKissシリーズ。
その最新型が「EOS Kiss X10」です!
超小型ボディですがグリップは深く、カメラを持ちやすい!
モニターが360°可動するバリアングルモニターを採用していますので、ハイアングルやローアングルでの撮影。
自撮り撮影もしやすい一眼レフとなっています。
Canon EOS Kiss X10の作例
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canon EOS Kiss X10のスペック
発売日 | 2019年4月25日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | ISO100~25600(拡張:ISO100~51200) |
連写速度 | 5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 9点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.87倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:1630枚 液晶モニタ使用時:350枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 122.4(幅)x92.6(高さ)x69.8(奥行) mm |
重量 | 402g |
実売価格 | 68,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
AOS-Cも大きなセンサーで高画質な写真が撮れますが、お金に余裕があるのでしたら更に巨大なフルサイズセンサーのカメラを選ぶと、超高画質な写真を撮影できます。
またフルサイズの良いところは、ボケも大きくなること。
より写真表現の幅が広がりますよね!
フルサイズのデメリットとしては、カメラとレンズの値段が高くなってしまいます。
コンパクトで高画質を求めるのでしたら今回紹介したカメラの中では、SONYのα7シリーズとα7Rシリーズがおすすめ!
どちらもかなりコンパクトなカメラながら、フルサイズセンサーを搭載しています。
お値段は高いですがきっと満足されるカメラで、このカメラを買ってしまえば他に目移りする事もなくなるのではないでしょうか。