こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
Canonが送り出したフルサイズミラーレス「EOS R5」
4500万画素の高画素機でありながら、最大で20コマ/秒の連写性能も備えているカメラ。
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EOS史上最高画質!8K・8段手ブレ補正を備えた「Canon EOS R5」がついに登場!
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です! ミラーレスの数で言えばCanonも結構多くの機種をリリースしています。 ですが、これまでは手探りと言うか、ガチなモデルは出してきませんでした。   ...
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低価格なEOS R6よりも人気のモデルとなっており、EOS R5の登場を待ち望んでいた人がかなり多かった。
ただ残念なことに半導体不足の影響で、発売から1年半が経過した今でも納期が不安定…。
欲しいけど手に入りにくいカメラとなっております。
今回は超人気モデル「EOS R5」の特長と、購入された方のレビューをご紹介します!
Canon EOS R5ってどんなカメラ?
人気モデルとなっているEOS R5の特長をご紹介します!
4500万画素フルサイズセンサー搭載
ポイント
EOS R5に搭載されるセンサーは4500万画素。
高画素機と言われる画素数となっています。
画像処理エンジンは「DIGIC X」を採用しており、これほど高画素でも常用ISO感度は51200。
連写速度は1秒間に20枚と、かなりの高速処理を実現しました。
高画素機で心配になるネガな部分は、かなり解消されていますね!
公式サイトでも「EOS最高解像性能」と謳われており、かなりの高解像度が期待できるカメラ。
解像感を重視される方や、トリミングを多用する方には、この画素数は魅力的ですね。
8K動画撮影に対応
ポイント
EOS R5の目玉機能と言えば「8K動画撮影」が出来ると言う事。
ミラーレスカメラにおいて初の事ですので、とても話題性がありましたよね。
8Kは30p、4Kは120pまでのフレームレートに対応しています。
その他にも8Kタイムラプスや、8K動画から静止画を切り出したりと色んな機能が搭載されています。
しかし残念なところは、熱暴走問題。 さすがに8Kは厳しいのか、カタログスペックより早い段階で熱停止が発生するようで、長時間の撮影は出来ません。
プロの現場では使用できないと思いますが、個人での使用でしたら短時間の動画を繋ぎ合わせて、8Kの映像が作れると思います!
世界最高8.0段分の手ブレ補正
ポイント
Canon EOS R6と同様に、レンズの手ブレ補正と協調することによって、最大8.0段分の手ブレ補正を発揮します。
真っ暗な環境でない限り、三脚要らないんじゃないかってレベルですね。
手ブレ補正が強力でしたら、これまでよりもISO感度を下げて撮影することが出来ますし、その場の明るさによっては三脚要らずとなり荷物を少なくすることも出来ます。
手ブレ補正の機能ではCanonが他社より一歩リードしましたね!
Canon EOS R5の公式作例
※画像引用元:キヤノン
Canon EOS R5のレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
1DX3と5D4で撮影していると、ぱっと見の画質差が明らかにありましたが、この機種に変えてからは分からなくてなりました。
最高画質を謳うだけのことはあります。
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仕事で運動会を撮影しましたが、バッテリー1個で1000枚近く取れました。撮らずに弄っているとあっという間に減りますが、撮り続けていればそれなりに撮れます。しかし、やはりレフ機と比べるとまだまだ劣ります。
ファインダーは詳細でとても見やすいと感じます。OVFが好きでミラーレスのザラついたファインダーが好きではなく、今までミラーレスを敬遠してましたが、この見え方なら問題ないと感じます。
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バッテリーの持ちはイマイチですが、画質、その他全てにおいて良い製品だとも思います。これなら全てミラーレスに移行しても問題ない、と思わせる機種でした。R3の発売が楽しみです。
オートフォーカスが素晴らしい
さすがのキヤノン。ほぼ無難なカメラかなと思います。
オートフォーカスにおいては完璧でほぼ外す事はありません。
画質においても以前使っていた5DSRよりも画素数は減ったものの正確でISOを上げてもかなりノイズが少なくディテールが残ってます。
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マウントアダプタ経由で過去のEFレンズが動作する事からまずはボディ+マウントアダプタで価格の安いEFレンズを使用し余裕ができたらRFレンズで良いと思います。レンズの手ブレ補正とボディの手ブレ補正が両方生きて素晴らしい手ブレ補正になっていますね。
キャッシュも多いので遅いカードでも多少連写できるのも良いです。正確なAF 連写性能 レンズ汎用性 そして手ブレ補正、間違いなく最高傑作のカメラボディ。
あえて言うならシャッター音が静かすぎるとか前ボケにフォーカスが合って離れないとかそれぐらいです。素晴らしいです。
文句なしの5つ星カメラ
まずはカッコイイです
わたしはCanonのデザインは良いと思う!
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4500万画素は伊達じゃなかったです、高感度も意外に頑張っています。
個人的な感覚だとISOは6400を超えるなら、1DX系に軍配が上がりますが、1DX系を使った事のない方ならこれで充分綺麗です!
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初代1DXとEOS Rを R5一台にしました。
時代は進んだな・・と納得させられました。
ミラーレス機ならではのAF、そして充分な精度も兼ね備え圧倒的な高画素機です
そらCanon史上最高画質ですわ。
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連写も早いしファインダーも綺麗、正直なところミラーレスは遠ざけてましたね。
素直に向き合ってR5の素晴らしい性能に、感心させられるばかりです。
非の打ち所がない完璧なカメラです。
唯一もう少しなところを挙げるならやはり高感度耐性ですが、これは1DX系を実際に高感度上等ってくらいわたしはガンガン使っていますんで、こんな高画素機にそれは求めてはいけない事です。
文句なしの5つ星カメラです。
一日でも早く手に入れたい名機
特に低感度時の解像度や質感、立体感、透明感は素晴らしいの一言。
画素数的にISO10000以上の高感度が苦手で、解像度が大きく落ちる。
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動画は4K高画質モードが秀逸。
高解像な8Kも撮影できるため、カメラを動かさずに動画編集時に好きな画角で映像を動かし、滑らかな4K動画とすることも可能。
ボディ内手振れ補正がとても良く、スチルには鬼に金棒。
動画撮影時の広角側の微振動は、もう一歩。
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瞳オートフォーカスも驚き。当初こそEVFの表示遅 延が気になっていたが、実用上は問題なく、レフ機の狭い測距点には戻れない。
連写枚数やバッファも性能上言うこと無いがバッテリー残量により、枚数低下する点はやや残念で注意が必要。
動画撮影時に熱停止してしまうことがあるため、撮影プランに注意が必要。
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バッテリーと熱停止が弱点ではあるが、吐き出される絵のクオリティは間違いない。
高精細動画も撮れ、軽量、高機能で一眼レフには戻れない。
何世代も飛び越えたようなワクワク感が味わえます。
値段は高いが、一日でも早く手に入れ、機会損失を無くしたい名機だと思います。
15年ぶりにメイン機買い替え
画質という面ではレンズ次第なのでなんとも言えないが、カメラまかせのJPEGで出てくる写真の色合いが文句なしに安心感があります。
4500万画素はちょうどよく、クロップしても1700万画素程度残るため文句なし。
あと、やはりCANONさんノイズ処理上手いです。
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CANONにあまり思い入れがないのであれば、第一候補にソニーでしょうか。
タムロン28-75mm F2.8のような安くて良いレンズがたくさんあります。
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ただ、最近時間がなく編集している余裕もあまりないので、JPEG撮って出しでも編集いらずな素晴らしい写真がでてくるこのR5にしてよかったと思っています。
R5、R6迷われている方多いと思いますが、みなさん書いているようにクロップしても約1700万画素残るので1つのレンズで2役、そんなにたくさんレンズが買えないからこそ
クロップで楽しむ。これが決め手でした。
やっぱりCANON、いいですね。いろいろな部分でしっくりきます。
私のドール写真の作風に最も影響を与えたカメラです。
ドールの肌色が、とても素晴らしく綺麗に撮れるカメラです。
4500万画素クラスのカメラは、SONYさんのα7RIII、NikonさんのD850と使ってきましたが、その中では一番描写が自然で、好感が持てます。
このカメラを使っている最大の理由でもあります。
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パワーアップした新型バッテリーなのですが、減るペースは速いです。
それと1時間くらいの撮影でも、かなりバッテリーが発熱します。
私は「熱いカメラ」と、勝手に渾名を付けてますが。
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ドールの写真を10年以上、撮り続けています。
最初はOLYMPUSさんの500万画素のコンデジがスタートラインでした。
以後はSONYさんの1000万画素のDSC-R1。
そしてNikonさんの3600万画素のD800。
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私に最も衝撃を与えたのは、やはり高画素機時代の代名詞とも言えるD800でしょうか。
D800は人生最初のフルサイズ機でもあり、今でも印象に残っている名機です。
以後は、SONYさんのα99II からミラーレス機のα7RIII、α7RIVと、遍歴を重ねてきました。
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そんな中で、初めてのCanon機であるEOS R5と遭遇して、とても強い衝撃を受けました。
今まで見たことのない肌色でした。
とにかく色表現が素晴らしいのです。
私はドールをポートレイト撮影の感覚で撮っています。
もはや人として扱っています。
撮影中の対話で覚えた記憶色を完璧に再現してくれるカメラと出会ったのは、EOS R5が初めてでした。
もう離れられない存在です。
このカメラなくして、今後、私のドール撮影はあり得ません。
Canon EOS R5の海外での評価
Canon EOS R5の良いところ
・印象的な画質
・優れた人間工学、使いやすさ
・100%カバレッジの印象的なAF
・内部HDRまたは10ビット4:2:2ビデオキャプチャ
・優れた体内安定化
Canon EOS R5の悪いところ
・過熱はビデオの問題のようです
・120fpsのEVFでのバッテリー寿命
・HDRはまだオプションを少し埋め込んでおり、内部ディスプレイはHDRに対応していません
総評
キヤノンEOSR5は、最大20フレーム/秒で45メガピクセルの静止画を撮影し、8Kビデオをキャプチャできる、用途が広く高性能なフルフレームミラーレスカメラです。
EOS R5は、快適なグリップ、適切に配置されたオートフォーカスコントロール、および設定をすばやく変更するための3つのコントロールダイヤルを備えています。ビューファインダーと画面は見栄えがするがバッテリー寿命を縮める「高fps」設定で素敵です。カメラは重くなりすぎずにしっかりと感じ、耐候性を約束します。
AFシステムはフレームを100%カバーし、人間と動物の両方を検出し、あらゆる種類の動く被写体に非常に効果的です。カメラが起動し、ほぼ瞬時に応答します。電子シャッターを使用して最大20fps(メカニカルシャッターを使用して12 fps)で長いバーストを撮影できます。高速ビューファインダーモードによって減少しますが、バッテリーの寿命はかなり良好です。
JPEG画像は、心地よい色、優れたディテール、低ノイズを提供します。生のダイナミックレンジは優れていますが、クラスをリードするものではありません。ボディ内の手ぶれ補正機構は、非常に遅いシャッタースピードでも鮮明な手持ち写真を保証するのに役立ちます。
熱が問題になりますが、最高の設定でのビデオ品質は本当に優れています。「標準品質」の4Kモードでは、ほぼ無制限の録画が可能で、出力は同業他社よりも少しだけ詳細です。静止画からビデオへの切り替えは非常に簡単で、ビデオAFは信頼性が高く、10ビットキャプチャはHDRまたは柔軟なログオプションを提供します。
熱の蓄積により、超高品質のビデオを撮影できる時間が制限されますが、EOS R5は、あらゆる種類の写真家にとって優れた万能オプションです。EOS R5は、風景、結婚式、イベント、さらにはスポーツ写真家の間で、しっかりと構築された、すべてを行うミラーレスカメラを探している家を簡単に見つけることができます。
引用元:DPREVIEW
Canon EOS R5のスペック
発売日 | 2020年7月30日 |
タイプ | ミラーレス |
レンズマウント | RFマウント |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 4500万画素 |
高感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50、102400 |
連写速度 | 電子シャッター時:最高約20コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 |
シャッタースピード | 電子:1/8000秒~0.5秒 電子先幕・メカニカル:1/8000秒~30秒 |
AF測距点 | 5940点 |
液晶モニター | 3.2型(インチ)・210万ドット |
ファインダー倍率 | 0.76倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:220枚 液晶モニタ使用時:320枚 |
記録メディア | SDカード SDHCカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ (幅)x(高さ)x(奥行) | 138.5x97.5x88 mm |
重量 | 650g |
実売価格 | 440,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
期待の8K動画撮影は残念ながら熱問題があるものの、写真・動画のどちらも高い次元でバランスの取れたカメラ。
高画素機の新しいスタンダードとなるモデルですね。
4500万画素センサーとRFレンズが組み合わさることで、EOS史上最高解像度を発揮するため、海外での評価も「風景を撮る人には最高の1台だ!」と高評価!
また連写性能も高く、AF性能も抜群に良いですので、トリミングが必要になる状況での動体撮影なんかもこなせてしまうので、本当の意味でのオールマイティモデルと言えるのでは無いでしょうか。
ただ残念なことにCanon EOS R6と同様に、人気があり過ぎるのと半導体不足が重なって、現在も納期が不安定となっており、1か月から2ヵ月待ちとなっています。
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フルサイズミラーレス「Canon EOS R6」のレビューや評価をまとめてみた!
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欲しい!と思ったときにすぐ買えないのを我慢するのはつらいですよね…。
でも待ってでも手に入れる価値のあるカメラですので、欲しいと思っている方は予約しに行きましょう!
ミラーレスに移行する気にさせる機種でした。