こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
はじめての交換レンズに標準レンズを選ぶ方は多いです。
ですが広角レンズや超広角レンズも捨てがたい!
広角レンズは広い範囲を写せますので、風景や星空を撮るのに向いています。
またパースが効くので、スナップ写真やポートレートでもダイナミックな表現が出来るので使っていて楽しいレンズなんですね。
今回はキャノンEFマウント用の超広角レンズ・広角レンズをまとめてみました!
EFマウント用 広角単焦点レンズ
広角レンズは焦点距離28mm~35mmのレンズを差します。
標準レンズよりは写る範囲が広くなり、風景や集合写真が撮りやすくなりますね!
扱いやすい画角でパースも効くので、広角レンズ入門用としてもオススメ。
EF35mm F2 IS USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
F/2.0と明るい単焦点レンズ。
単焦点レンズですが手ブレ補正が搭載されており、補正効果は4.0段分となっております。
これなら夜間の街角スナップも快適に撮影出来そうですね!
Lレンズではありませんが画質の評判も良い。
画面中央部の画質は素晴らしいですが、画面周辺に行くにつれ解像度が下がります。
実売価格は59,000円前後となっています。
EF35mm F2 IS USMのスペック
発売日 | 2012年12月7日 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 8群10枚 |
絞り羽根 | 8枚 |
焦点距離 | 35mm |
最短撮影距離 | 0.24m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
開放F値 | F2 |
画角 | 63° |
手ブレ補正 | ○(4.0段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 67mm |
本体サイズ | 77.9x62.6mm |
重量 | 335g |
実売価格 | 59,000円前後 |
EF28mm F2.8 IS USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
広角単焦点レンズとして、世界初となる手ブレ補正を搭載したレンズとして登場しました。
焦点距離35mmのレンズと比べると、写る範囲がグッと広がり高層ビルなども撮影しやすくなります。
その反面写る範囲が広くなることで、余計なものも写りこんでしまうため、しっかりと構図を決めないと散漫な写真となってしまいますので難易度が上がりますね!
実売価格は57,000円前後となっています。
EF28mm F2.8 IS USMのスペック
発売日 | 2012年6月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 7群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 28mm |
最短撮影距離 | 0.23m |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | |
手ブレ補正 | ○(4.0段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 58mm |
本体サイズ | 68.4x51.5mm |
重量 | 260g |
実売価格 | 57,000円前後 |
EFマウント用 超広角単焦点レンズ
焦点距離24mm以下のレンズが超広角と呼ばれます。
広角レンズよりも更に写る範囲が広くなり、パースも強力に効くためダイナミックな写真が撮影出来ます。
ですが何も考えずに撮っていると、何を撮りたかったのかが分からない写真になってしまいますし、水平を撮るのも難しくなるため難易度が高いレンズですね。
デメリットもありますが使っていて楽しいレンズですので、遊びながら使い方を学んでいくと良いと思います!
EF24mm F2.8 IS USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
超広角の入り口と言われる24mm。
歪みなども少なく超広角レンズの中では扱いやすい焦点距離です。
24mmはとにかく万能なレンズ。
35mmレンズよりもスナップ撮影やテーブルフォトなど、使い勝手のいいレンズで活躍する場が多いと思います。
まずは24mmのレンズに慣れてから、さらに超広角のレンズへとステップアップするのも良いですね!
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実売価格は59,000円前後となっています。
EF24mm F2.8 IS USMのスペック
発売日 | 2012年6月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群11枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 24mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | |
手ブレ補正 | ○(4.0段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 58mm |
本体サイズ | 68.4x55.7mm |
重量 | 280g |
実売価格 | 59,000円前後 |
EF24mm F1.4L II USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonの中でも高性能なレンズに付けられる「Lレンズ」の24mm単焦点レンズ。
F1.4と非常に明るいレンズであり、特殊コーティング SWCを採用しよりフレアやゴーストを抑えています。
発売は2008年と古くなってしまいましたが、その高性能さから今なお人気の高いレンズ!
しかし高性能なのでお値段は一気にお高くなります(笑)
実売価格は175,000円前後となっています。
EF24mm F1.4L II USMのスペック
発売日 | 2008年12月19日 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 10群13枚 |
絞り羽根 | 8枚 |
焦点距離 | 24mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
開放F値 | F1.4 |
画角 | 84° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 83.5x86.9mm |
重量 | 650g |
実売価格 | 175,000円前後 |
EF20mm F2.8 USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
24mmと比べると使いどころが難しくなってくる超広角レンズ。
風景や星空、室内での撮影で活躍してくれます!
またポートレートでもうまく使うと、とても迫力のある写真になるので、色んなアングルを試してみるのも面白いですね。
実売価格は52,000円前後となっています。
EF20mm F2.8 USMのスペック
発売日 | 2002年8月8日 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群11枚 |
絞り羽根 | - |
焦点距離 | 20mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.14倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | - |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 77.5x70.6mm |
重量 | 405g |
実売価格 | 52,000円前後 |
EF14mm F2.8L II USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonの中で最も広角な単焦点レンズ。
とても好評だった前モデルから、さらに進化した2代目。
Lレンズなので、とても高性能で画質に文句は出ないはずです。
レンズの前玉は出目金レンズとなっているので、通常のフィルターは装着できません。
撮影の時は木の枝などに注意しなければいけませんね。
実売価格は220,000円前後となっています。
EF14mm F2.8L II USMのスペック
発売日 | 2007年9月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群14枚 |
絞り羽根 | - |
焦点距離 | 14mm |
最短撮影距離 | 0.2m |
最大撮影倍率 | 0.15倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | - |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | - |
本体サイズ | 80x94mm |
重量 | 645g |
実売価格 | 220,000円前後 |
EFマウント用 広角ズームレンズ
広角側は焦点距離が1mm違うだけで、撮影出来る範囲が変わるため広角ズームレンズはとても便利です!
Canonは広角ズームレンズの種類が多いですが、低価格なレンズが無いのが残念ですね。
その代わりにほとんどLレンズであるため、写りの良さは折り紙付きです。
EF17-40mm F4L USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Lレンズながらコンパクトで軽量なのが特長のズームレンズ。
17mm~40mmとズーム域も広く、使い勝手に優れています。
近所を散歩しながらの撮影に良さそうですし、スナップレンズとして大活躍間違いなし!
また、Lレンズの中では低価格のなのも良いですね。
実売価格は85,000円前後となっています。
EF17-40mm F4L USMのスペック
発売日 | 2013年5月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 9群12枚 |
絞り羽根 | - |
焦点距離 | 17-40mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
開放F値 | F4 |
画角 | - |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 83.5x96.8mm |
重量 | 475g |
実売価格 | 85,000円前後 |
EF16-35mm F4L IS USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonの小三元広角ズームレンズ。
ズーム全域でF4通しのレンズとなっています。
発売は2014年と最近なこともあり、開放からシャープで高画質な写真が撮れる。
また周辺の画質も高く、新しい光学設計のレンズだと分かるレンズですね!
そして手ブレ補正も搭載していますので、薄暗いところでの撮影も安心して行えます。
実売価格は113,000円前後となっています。
EF16-35mm F4L IS USMのスペック
発売日 | 2014年6月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 16-35mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
開放F値 | F4 |
画角 | 108.1~63° |
手ブレ補正 | ○(4.0段分) |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 82.6x112.8mm |
重量 | 615g |
実売価格 | 113,000円前後 |
EF16-35mm F2.8L III USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canonの大三元広角ズームレンズ。
ズーム全域F2.8通しの明るいズームレンズとなっています。
2016年にリニューアルされたばかりの3代目。
贅沢なレンズ材に数種類のコーティングが施されていて、高い解像度と色収差を極限にまで抑えた高性能レンズ。
これぞLレンズと言える仕上がりですね!
また大三元レンズとしては軽いというのもメリットかと思います。
実売価格は210,000円前後となっています。
EF16-35mm F2.8L III USMのスペック
発売日 | 2016年10月 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 16-35mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
開放F値 | F2.8 |
画角 | 108.1~63° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 82mm |
本体サイズ | 88.5x127.5mm |
重量 | 790g |
実売価格 | 210,000円前後 |
EF11-24mm F4L USM
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
世界最広角を実現した超広角ズームレンズ。
広角側は驚異の11mmとなっています。
またこれだけのレンズにも関わらず、ズーム全域F4通しとなっているのも驚きですね!
レンズも大三元レンズと遜色のない造りとなっており、色々な超広角単焦点を買い足すよりもこのレンズ1本を買った方が良いんじゃないかと思うほど、高い描写力を持っています。
実売価格は320,000円前後となっています。
EF11-24mm F4L USM
発売日 | 2015年2月26日 |
対応マウント | EFマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 11群16枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 11-24mm |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
開放F値 | F4 |
画角 | 126.05~84° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | × |
本体サイズ | 108x132mm |
重量 | 1180g |
実売価格 | 320,000円前後 |
まとめ
広角と超広角だけでもレンズの種類が多いですね。
さすが一眼レフの王者と言ったところ。
発売が古いレンズが多いですが、元々の性能が高いため現在でも通用しています。
ただ最新のCanonのレンズはさらに高性能なので、出来ればそろそろリニューアルしてほしいですよね!
またCanonの単焦点レンズは、手ブレ補正が搭載されているモデルが多いのもグッド!
夜間でも撮影の幅が広がります。
広角・超広角は合う合わないレンズが多いと思いますので、あなたに合う焦点距離をお店で試写して見つけましょう!