こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
写真を撮るのが好きなら筋トレをするべきです。
「なに言ってんだ?」と思われるかも知れませんが、筋トレをすることで得られる効果はこちらの3つ。
筋トレすればこんな効果が!
しっかりとカメラを持つことで手ブレを軽減できる
良いカメラやレンズは重い
行動範囲が広がり、シャッターチャンスが増える
普段運動をすることが無い方には効果は絶段!
良い写真を撮りたいのなら、今日から筋トレを開始するべきです!
性能が高いカメラやレンズほど重くなる
カメラ機材は性能に比例して重量が重くなっていきます。
焦点距離50mmの単焦点でも、撒き餌レンズ(シンデレラレンズ)とF/1.4などの高性能レンズでは、ビックリするほど重量に差が生まれます。
またカメラもエントリーモデルとフラッグシップモデルでは、フラッグシップモデルの方が遥かに重い。
そしてセンサーサイズが大きくなると、重量の差はさらに広がっていきます。
フルサイズセンサーのカメラになると、カメラもレンズも重量級となるので、1日撮影した時の疲れが増えていきますね。
ふだん運動をしていない人ほど、疲労するのは早いし回復も遅いという悪いループ。
私もAPS-C一眼レフと安いレンズを使っていたころは、1日中夢中になって撮影していましたが、フルサイズに移行してからは午後になるころには「疲れた」「肩が痛ぇ…」が口癖になっている気がします…。
筋トレをすることで手ブレを軽減させる
カメラ機材が重いと言っても、1Kgや2Kgの世界。
これくらいの重さなら子供でも持てますよね。
でもカメラはその重さを持つだけでなく、写真を撮るときは構えて静止する必要があります。
その時に筋力が無ければプルプルしてしまうので、手ブレが起こる確率が増えますし、画面隅の入れたくないもの(電柱とか)細かい構図がズレます。
今までは問題が無かった人でも、ちょっと良いレンズとかをゲットした時に、「あれ?スペックの数値上では楽勝と思っていたのに、実際に使ってみると結構しんどい…」ってなることがあるはずです。
私はこれまでレンズの重量は問題になって来なかったのですが、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」を使い始めてから、腕がプルプルして狙いが定まらないようになりました。
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NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの重量は1360g。
望遠レンズ界では凄い重いレンズでも無いんですが、私自身は1Kg超えのレンズを持つのは初めて。
花とか普通の写真を撮るときは問題ないのですが、木の枝に止まっている鳥などを撮影するときは、ずっとカメラを構えていることが出来ません…。
腕が付かれてきてプルプルしちゃうんですね。
望遠レンズなので少しプルプルするだけで、画面は大きく乱れてしまいます。
それを改善するにはいつも三脚を使うか筋トレをするかです!
移動の疲れも軽減して行動範囲を広くできる
普段から運動不足の人にとって、長距離をあるくのはしんどいと思います。
まして重いカメラ機材を持っていると、足が疲れるのは早いですし姿勢が悪いので肩など体も痛くなっちゃったり。
私はここ数年、運動を全くしていなかったので、ビックリするくらい体力が無くなってきています。
カメラを持ってちょっと広い植物園を歩いて回るだけでかなり疲れてしまい、他に撮りに行きたい場所があっても「もう帰る…」ってなっちゃうんです。
これは脚など下半身の筋肉が少なくなっているから。
運動をしてないのも原因ですが、年齢と共に下半身の筋力は低下しやすいですので、スクワットなどで下半身を鍛えてあげる必要があります。
また姿勢が悪くなっているのも、腹筋や背筋など体幹が弱ってきているから。
体を支えられていないので、重いカメラバッグを背負っていると体がフラフラとしてしまい、余計に疲れやすい原因となってします!
下半身や体幹を鍛えることで疲れにくい体になり、行動範囲が広くなることでよりシャッターチャンスが多くなります。
2か月ほどダイエット&筋トレをした効果
昔は細マッチョだった私の身体はもう過去のもの。
すっかり中年男性らしい体形になってしまっていました(泣)
そして撮影に出かければすぐに疲れて、撮影に行くのが面倒くさい感じだす始末。
これはイカン!と思い、2021年5月からダイエットを開始しました!
ダイエットして2か月経った現在の状況
- 体重-3.6Kg
- 体脂肪率-2.9%
- 筋肉量±0くらい
- 体内年齢-4歳
まだ2か月ですがこれだけの効果が出ました!
行ったことは主に筋トレとウォーキング。
そしてお菓子やジュースを出来るだけ控えるということです(たまに食べちゃいます)
まだおなか周りにはお肉が残っているものの、ただ歩くだけでも身体の軽さを実感出来ますし、ちょっと猫背気味だった姿勢もピンと真っすぐ伸びるようになりました!
これまでは公園で遊ぶ子供に付いていくとすぐ疲れちゃってベンチで休んだりしていましたが、いまではずっと一緒に遊んでも疲れることがなくなりましたね。
写真撮影も同様で、歩き回っても疲れにくくなりましたし、ちょっと休めばすぐ回復します。
なのでこれまで以上に、色んな場所色んなアングルを狙えるようになりました!
おススメの筋トレグッズ
しかし少しでも早く結果を出したいなら、筋トレグッズを活用した方が早いです!
ジムに行くのが一番なんでしょうけど、そこまでの時間や移動が面倒だという方には、自宅で使える筋トレグッズがオススメですね!
プッシュアップバー
プッシュアップバー
筋トレと言えば腕立て伏せ!
その腕立て伏せををするための道具がプッシュアップバーです。
床に手を付いて行う腕立て伏せより、プッシュアップバーを使用した方がより深く体を下げられるので、筋トレ効果がアップします!
あと私は手首を壊していて、普通の腕立て伏せをすると痛みで出来ないんですが、プッシュアップバーを使うと不思議と痛みが出ないので使っていますね。
腹筋ローラー
腹筋ローラー
初めて使う人は行ったまま戻ってこれなくなる腹筋ローラー。
腹筋を鍛えるときは上体起こしをする人が多いと思いますが、腹筋ローラーを使うとより強力に効かせることが出来ます。
いきなり立った状態からゴロゴロするのは無理だと思うので、まずは膝を付いた状態からゴロゴロするのがおすすめ。
調子に乗ってゴロゴロしすぎると、1日から2日後に地獄を見るくらい良く効きます!
可変式ダンベル
可変式ダンベル
重量を買えられる可変式ダンベル。
腕や肩を鍛えるのに便利です!
ダンベルを持ったままスクワットするのも、負荷が増して良いですね。
写真のためにどこを鍛えるべきか?
理想は全身鍛えるのがベストですが、筋トレってしんどいのでそこまでは出来ない続かないって人も多いと思います。
全身じゃなくで一部だけを鍛えようとした場合、カメラを持つんだからと腕を鍛えようとする人が多いですが、私の個人的な意見ですけど腕を鍛えても効果は薄いかも。
それよりも脚と体幹(腹筋&背筋)を鍛えた方が効果的だと感じています。
脚と体幹を鍛えることで、体の安定性がグッと上がるんですよね。
カメラを持ってプルプルする人は、腕だけでなくて体もフラフラとしてしまっています。
なので脚と体幹だけ鍛えて、撮るときは脇をしっかり締めるだけで、プルプル・フラフラせず安定して撮ることが出来ます!
「あっちもこっちも筋トレするのめんどくさい」って方は、脚と腹筋&背筋の3つを頑張って鍛えてみてください。
スクワットとプランクをするだけでも、1か月後には体重や姿勢など体の変化を感じるはずですよ!
まとめ
そうなるとこれまで以上に歩けるようになりますし、脚や体幹の筋肉がちゃんと仕事をしてくれるようになるだけで、カメラを構えた時の安定性が上がり、思い描いたように写真が撮れるはず!
私は最近フルサイズカメラ機材の重さが嫌になってきてて、APS-Cかマイクロフォーサーズにしようかと考えていましたが、今となってはただの運動不足のせいだと実感しました。
私のようにしばらく運動をしていなかった人ほど効果が分かりやすいと思うので、騙されたと思って1か月だけでも筋トレをしてみてください!