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■カメラを買う前に勘違いしていることや迷信。

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

これからカメラを買おうとおもっている方は、ネットで情報収集をしている人も多いと思います。

 

しかし、その情報は最新のものですか?

 

先日「カメラを買いたいんやけど、どんなんが良い?」と、相談を受けました。

色々と話を聞いていると、間違っていることや古い情報が多かったんですね。

 

なので、これからカメラを購入しようと思っている方が、勘違いしやすいことを見ていきましょう!

 

 

画素数=画質の良さ

 

やはり1番多いのはこれですね。

画素数が高いほど高画質という認識が多い。

 

間違いではないのですが、画素数は画質に大きな影響はありません。

写真をプリントするときにL版やはがきサイズでプリントするのなら、1600万画素のカメラでも必要十分なほど。

 

最近のエントリーモデルは軒並み2000万画素を超えていますので、画素数でカメラを選ぶこと必要はありません。

 

 

写真の画質を大きく左右するのはセンサーのサイズ!

 

中判←フルサイズ←APS-C←マイクロフォーサーズ

 

上記の順で画質が良くなります。

スマートフォンやコンデジは、マイクロフォーサーズよりさらに小型のセンサーを使っているので、一眼レフやミラーレスに比べると画質が劣るわけです。

 

例えば3000万画素のスマートフォンより、1000万画素フルサイズ一眼レフの方が圧倒的に高画質な写真を撮影出来ます。

ですので、初めてのカメラを選ぶときは画素数ではなく、センサーサイズで選ぶようにしましょう!

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ズーム倍率が高いレンズほと良い

 

ズーム倍率が高いほど、便利なレンズです。

しかし決して高性能と言うわけではありません。

 

「ズーム倍率が大きいほうが、新しくて高性能なレンズなんじゃないの?」

 

と聞かれた事もあります。

光学40倍ズーム搭載!なんて書かれてたら、良いレンズなんだなって思ってしまいますよね。

ですが、倍率が上がるほど便利さは増しますが、画質は劣化して行くんです!

 

 

例えば光学10.7倍の焦点距離28mm-300mmのズームレンズがあったとしましょう。

このレンズは28~300mmの全てで、そこそこの写りの良さを出さなければなりません。

 

もちろん全ての焦点距離で100点満点の写りを実現するのは不可能で、70点が出れば良い方。

反対に焦点距離28mmしか写せない単焦点レンズは、28mmの写りだけを追及すれば良いので100点満点に限りなく近い高画質なレンズになります。

 

なのでズーム倍率が大きいほど、画質は劣化するけど便利なレンズ。

ズーム倍が小さいほど不便だけど、高画質なレンズになります。

 

倍率が高いほど良いレンズと言うわけではないんですね。

 

 

どのメーカーが最強か

 

一眼レフならCanon一択!

ミラーレスならSONY一択!

 

はじめてカメラを購入するときは、こう言った話題がとても気になると思います。

私も初めての一眼レフを買う時はよく見てました(笑)

 

ですが敢えて言わせてもらうと、このメーカーが最強でこのメーカーは絶対選ぶな!

こんなことは有り得ません。

 

何故ならメーカーごとに目指しているもの、理想としているカメラが違うんですね。

ミラーレスではボディ内手ぶれ補正がついているのが当たり前ですが、FUJIFILMは画質を優先するためにボディ内手ぶれ補正を採用していません。

最近はフラッグシップで初めてボディ内手ぶれ補正を採用しましたが、他のモデルに広げる気配はない。

 

 

一眼レフだとPENTAXはネットで酷評されますが、高感度性能とボディの堅牢さは王者Canonにも勝ります。

PENTAXは確かにシャッター音はうるさいし、動体撮影は苦手だし、レンズの性能も悪くないけど特別良いわけでもない。

 

ですが、アウトドアで使う方にはマッチしたメーカーで、他のメーカーより耐久性の高いカメラを作っています。

また高感度性能も高いので、夜になっても手ブレしにくく、アウトドアはもちろんのこと夜の街でスナップ撮影もラクにこなせます。

 

この様にメーカーによってカメラの特長が全く違うので、どのメーカーが最強ってことは無いんですね。

あなたの使い道にあったメーカーを選ぶことが大事です!

 

 

古い情報もゴッチャになってる

 

色々なサイト・ブログから情報収集をしているうちに、新しい情報収集と古い情報がゴッチャになってしまう。

また、まだカメラに詳しくないので、どれが古い情報かも分からないこともあります。

 

代表的なのは

 

・Nikonの写真は黄ばむ
・Canonのカメラ故障しやすい
・〇〇はオートフォーカスが遅い

 

メーカーの特徴やウワサ話的なのが多いですかね。

 

いまのNikonの写真は黄ばみませんよ。

確かに以前は「Nikonは黄ばむ」と言われていましたが、現行ラインナップのカメラではそんなことは起こりません。

 

Canonは故障しやすいと言うのも、どこかのメーカー、例えばNikonと比べると故障しやすいと言う話で、「Canon=故障しやすいメーカー」ではありません。

いま故障しやすいメーカーと言えばSONYです。

 

 

最後にオートフォーカスが早いか遅いかの話。

カメラに付けるレンズによって、オートフォーカスの速さはガラリと変わるので、メーカーだけでどっちが上か下かって決めるのは難しいですね。

 

 

社外品レンズはショボイ!

 

純正レンズ以外はクソであると言う話ですね。

これも今言ってたら、SIGMAのバズーカレンズで殴られますよ。

 

 

 

確かに数年前まではサードパーティ製レンズは、純正レンズの劣化版でその代わり値段が安い。

安かろう悪かろうのレンズと言うイメージが強かったです。

 

 

レンズの総合的な性能の良さは、やはり純正レンズが勝ります。

しかし、今のサードパーティ製レンズは特化した性能を目指していて、純正レンズを上回る部分もある。

 

代表的なのがSIGMA・TAMRON・カール・ツァイス。

とくにSIGMAは「Artシリーズ」をリリースし始めてから、これまで以上に解像度の高さを追及し、くっきりしっかりと写すレンズが得意。

 

これから高画素時代になるのを見越して、解像力重視のレンズを開発しているんですね。

 

 

TAMRONは安かろう悪かろうの、代表といえる存在でした。

ですが、価格の安さはキープしたまま、レンズの性能を押し上げていまして、安かろう悪かろうのイメージは過去のものになっています。

 

カール・ツァイスに至っては、昔も今もレンズの王様として君臨しておられる高級レンズメーカー。

このメーカーが存在するのに、「社外品レンズはショボイ」と一括りに言えるのでしょうか。

 

 

今は社外品レンズ(サードパーティ製)も、安かろう悪かろうのショボイレンズではありません。

それぞれ特化した部分をもち、純正レンズすら上回る性能になってきているんですね!

 

 

まとめ

 

ネットで得られる知識は、本当なのかウソなのか・新しいのか古いのかは自分で判断するしかありません。

しかしこれからカメラを購入しようとしている人の場合、カメラのことがよく分かっていないのでその判断をするのも難しい…。

 

なので、あーだこーだと言っているより、早くカメラを手に入れて実際に使ってみたほうが早いです。

 

初めての一台は画素数が多い少ないとかのスペックではなく、気に入ったメーカーデザインに惹かれたカメラなど見た目の部分で決めましょう。

スペックは高いけど見た目は気に入っていないカメラなんて買っても、使わなくなるのは目に見えていますからね。

 

自分の気に入ったカメラが、あなたにとって最高のカメラです!

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    カメラ歴9年目、高知県在住のアマチュアカメラマン。本ブログはカメラ関連の記事や撮影テクニックなどが中心の内容となっております。その他、youtubeチャンネルでは初心者向けカメラ講座も更新しているので是非ご覧ください!
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