※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
Canonからフルサイズミラーレスの第2弾が登場しました。
その名は「Canon EOS RP」
先に発売したEOS Rの下位モデルとなるのですが、売上はEOS RPの方が上になるでしょう!
SONY以外のフルサイズミラーレスは、どれもボディが大型。
やっぱりフルサイズセンサーを搭載してると、小型化するのは難しいのかなー。
なんて思ってたところに出てきたのがEOS RP。
Canon EOS RPの特長
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
Canon EOS RPの特長
- コンパクトで軽量なボディ
- フルサイズセンサーを搭載
- RFマウントを採用
- 高性能オートフォーカス
コンパクトで軽量なボディ
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
現在フルサイズ一眼レフを使っている方が、フルサイズミラーレスへ乗り換えるメリットはまだ少ないです。
フルサイズミラーレスもSONYのαシリーズ以外は大型ですし、持ち運びは一眼レフと大差無い。
しかし、Canon EOS RPは超コンパクトボディで登場しました!
EOS Rのデカさは何だったんだ?と言いたくなるほどの小型ボディ。
このサイズ感でフルサイズだと、乗り換えたくなってくる!
重さはバッテリーとSDカードを含めても、485gしかありません。
機動力の高さは、SONYのフルサイズミラーレスと勝負出来ますね!
フルサイズセンサーを搭載
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あまりにも小さなボディなので、APS-Cのミラーレスかな?
と思ってしまいますが、ちゃんとフルサイズセンサーが搭載されているのでご安心を!
2620万画素フルサイズセンサーに、最新の画像処理エンジン「エンジンDIGIC 8」を採用。
高感度性能はEOS Rと同じで、常用ISO40000にまで対応しています。
RFマウントを採用
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
EOS RPも、もちろんRFマウントを採用。
これまでのレンズよりも、さらに上の光学性能を持った「RFレンズ」が使えます!
写真の画質を決めるのはセンサーとレンズ。
EOS RPはフルサイズセンサーにRFレンズの組み合わせで、とても満足の行く写真が撮れることでしょう!
高性能オートフォーカス
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
上位モデルであるEOS Rよりは、さすがにスペックダウンされています。
しかし、それでも高性能なオートフォーカス!
最速0.05秒のピント合わせに、低輝度合焦限界EV-5に対応。
AFポジションは4779点と、かなりハイスペックですね。
Canon EOS Rとの違いは?
さきに発売したCanon EOS RとCanon EOS RPの違いを見比べて、あなたに必要なカメラはどっちなのか見極めましょう!
発売日 | 2018年10月25日 | 2019年3月 |
タイプ | ミラーレス | ミラーレス |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
画素数 | 3030万画素 | 2,620万画素 |
高感度 | ISO100-40000 | ISO100-40000 |
連写速度 | 8コマ/秒 | 5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 | 1/4000~30秒 |
AF測距点 | 5655点 | 4779点 |
液晶モニター | 3.15インチ・210万ドット | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.76倍 | 0.7倍 |
ファインダー視野率 | 100% | 100% |
撮影可能枚数 | ファインダー使用時:350枚 液晶モニタ使用時:370枚 |
ファインダー使用時:210枚 液晶モニタ使用時:250枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ | 〇 |
Bluetooth | ○ | 〇 |
NFC | × | × |
本体サイズ | 135.8(幅)x98.3(高さ)x84.4(奥行) mm | 132.5(幅)x85(高さ)x70(奥行) mm |
重量 | 580g(ボディのみ) | 440g(ボディのみ) |
実売価格 | 188,000円前後(ボディのみ) | 156,000円前後(ボディのみ) |
こうやって比べてみると、けっこう違いがありますね。
EOS RPのほうは、本当にフルサイズのエントリーモデルとして作られたのが分かります。
性能はこんなに違うのに価格差は30,000円ほどしかありません。
発売から日が経てばEOS RPも、もっと値段が下がってくると思いますが、EOS Rのほうがコスパが良く見えますね。
現状では正直なところ、EOS RPは割高!
よっぽど直ぐに欲しいという方以外は、値下がりするまで待った方が良いと思います。
Canon EOS RPは買いか?
130,000円台にまで価格が下がれば買いです!
フルサイズミラーレスのエントリーモデルとしては、かなりいい性能で「フルサイズを使ってみたい!」という方にはオススメ。
カメラも小型ですので、色んなところに持ち出していきたくなるはずです!
ただ、Canonユーザーだった人にはオススメですが、このカメラでCanonデビューする方にはあまりオススメではないかも。
それは後記しているレンズ問題ですね。
良いところだけでなくEOS RPの悪いところも言っておくと、まずバッテリー持ちが悪すぎです…
スペック値とはいえバッテリー満タンで、撮影可能枚数250枚は少なすぎるのでは?
使い方しだいで250枚以上撮影はできますが、予備バッテリーか充電できる環境を整える必要があるので、旅行とかに持っていくなら余分な荷物が増えちゃいますね。
次にRFマウントが諸刃の剣過ぎる…
Canonのフルサイズミラーレスを使うなら、やはり欲しくなるのがRFレンズ。
しかしRFレンズは今のところ、ほぼ高性能レンズしかラインナップがないので、カメラ本体よりも高いレンズを買わなくてはなりません。
一番安い35mm単焦点でも定価75,000円もします。
※画像引用元:Canon(https://canon.jp/)
元々Canonユーザーの方ならEFレンズを持っていると思いますので、マウントアダプターでお持ちのレンズを使えますが、初めてCanonデビューする人はRFレンズを買うか、マウントアダプターとEFレンズを買うかの2択になる。
RFレンズ買える財力があるならEOS Rで良いんじゃね?ってなるし、EFレンズを使うならせっかくのRFマウントが活かせないというジレンマが出てきますね。
まとめ
フルサイズのエントリーモデルとしては、なかなか良いカメラだと思います。
また、コンパクトなフルサイズミラーレスが欲しかった!という層にも、Sony以外に選択肢が増えたのはとても良いこと!
ただ、EOS Rもそうですが、現状ではボディ内手ブレ補正が無いのは残念ですね。
手ブレ補正を使うためには、高級なRFレンズを使う必要があり、このカメラをメインカメラとして使う人には中々財布がキビシイです…。
気軽にフルサイズミラーレスを使いたいと思っている方にはオススメ!
カメラのコンパクトさをそれほど重視していない人でしたら、EOS Rの方がオススメですね。