こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
私の年齢的に結婚をする方が多くなってきまして、人生の晴れ舞台を写真に残してあげたいなぁなんてお節介な気持ちが湧きつつあります(笑)
結婚式に限らず、一眼レフを持っていると「写真を撮ってくれないか」と頼まれることが多くなった気がします。
一般の人から見れば
一眼レフ持ってる=写真の上手い人
と言う図式があると思いますので、知り合いだからタダで良い写真を撮ってもらおうと企んでるだと思いますが、申し訳の無いことに私はそんなに写真の腕はないんですよ(笑)
子供の写真を撮ってくれ!
一眼レフを使って被写体の背景をぼかした写真を撮れば、まるでスタジオで撮影したみたいに見えますよね!
特に子供なんかを撮影すれば、より可愛く見えるので一眼レフを持っていない人から「撮ってくれないか?」と言われます。
一眼レフを買ったばかりの人でも、今後そう言ったケースが出てくると思います。
二つ返事で「いいよー!」なんて言ってしまいがちですが、子供の撮影って結構難しいんですよ。
赤ちゃんとかならあまり動かないんで撮りやすいのですが、走り回れるくらいのお子様になると難易度が上がります(笑)
家で撮影する場合
もし室内で撮影するのなら、明るいレンズかストロボ欲しい所です。
キットレンズだとシャッタースピードが足りずに、動く子供のブレブレ写真ばかりになってしまう。
「バカめ!それは残像だ!」
って子供に言われてる気がしてイラッとするwww
F/1.8の単焦点レンズがあれば、手ブレしにくくなるのでオススメですね。
焦点距離は50mmがいいかなと思います。
ポートレートには70mm以上の中望遠が向いていますが、子供達は一瞬で間合いを詰めてきますので、中望遠では被写体との距離が近くなり過ぎて、ピントが合わない場面が多いかと…
反対に近づかれてもピントが合わせられる広角レンズの場合、無慈悲な「レンズに触る攻撃」をしてきますので注意しなくてはいけません(笑)
屋外での撮影
外で撮影するなら、公園とかが多いんじゃないでしょうか?
日中の屋外であればキットレンズでも十分にシャッタースピードは足りますので、機材を買い足したりしなくても良いです。
しかし、カメラの腕が要りますよ(笑)
子供たちは、まぁよく走り回ります。
奥手前・左右に全力疾走!
「よし、止まった!」と思えば、急にしゃがんだり。
動く被写体に撮り慣れていないと、ピントを合わせるのにも一苦労。
私みたいに風景しか撮影していない人間にとっては、かなり難易度が高いですね。
これはもう、動体撮影の練習をするしか解決方法はありません。
結婚式での撮影
撮影のお願いをされることが多いのが結婚式です。
この時にウエディング撮影の経験もないのに「人生の晴れの舞台、最高の瞬間を切り取ってやるぜ!」って答えてしまうと、後々青ざめる結果に…。
結婚式に出席された事がある方なら、イメージが湧くと思うのですが、多様な演出のおかげで照明の明るさがガンガン変わるんですよね。
初めて撮影するのなら、カメラの設定がまず追いつきません。
まともに写真が撮れたのは「前の方に集まって写真撮影どうぞ~」の時だけなんて事も。
一眼レフの持ち込みには注意が必要
新郎新婦に撮影を頼まれてなくても、他の方もスマホやコンデジで写真を撮ってますよね。
一眼レフを持っている方なら、もちろん一眼レフを持っていきたくなるところですが、これは持ち込んで良いのか主催者側に確認が必要です!
何故かと言うと、式場によっては一眼レフを持ち込むのに追加料金が発生するから。
私が見たことのある式場で言いますと
「スマートフォン・コンパクトデジタルカメラ以外の撮影機材の持ちこみ料金+100,000円」
と言うのを見たことあります。
なので勝手に一眼レフやミラーレスを持ち込むと、100,000円も追加料金が発生してしまいますので、せっかくの晴れ舞台なのに、新郎新婦とトラブルになりますよね。
事前に持ち込んでも大丈夫なのか、しっかりと確認をすることが大事です!
ストロボ(フラッシュ)をバンバン使わない
暗い場所での撮影にとても活躍してくれるストロボですが、結婚式では控えめに使う様にしましょう。
スマホとかのフラッシュと違って、一眼レフのストロボは光量が段違いです。
そんなものをバンバン使って撮影していたら、結婚式の演出が台無しになってしまうかもしれません。
使うなと言っているわけではありませんが、式場の空気を呼んで使用しましょう。
プロの邪魔はしない
新郎新婦が依頼していれば、プロのウエディングカメラマンがいる場合もあります。
その時はプロカメラマンが何よりも優先で、間違ってもプロの前でちょろちょろ移動したりして邪魔をしないようにしましょう。
本人の性格にもよりますが、中にはプロウエディングカメラマンと競うように撮影しようとするアマチュアカメラマンも居たりするらしく、当の本人は楽しいのでしょうがハッキリ言って迷惑ですよね。
向こうは雇われたプロですし、主役は新郎新婦なのですから。
良い写真を撮ろうとして、周りが見えなくならないように気をつけましょう!
他の出席者を勝手に撮らない
プロカメラマンが撮影するの主役である新郎新婦。
他はご両親くらいが主です。
なので、良かれと思って出席者の写真も撮ってあげようと思うのはとてもいい事だと思いますが、残念ながら迷惑行為になってしまうかもしれません。
友人関係とか仲の良い新郎新婦の家族とかならまだ良いのですが、見ず知らずの人(親戚とか)まで撮影する人も居るようなのです。
あなたは良かれと思ってやっていることでも、相手の人は嫌な気分になるかもしれません。
そらそうですよね。
全然知らない奴が勝手にテーブルにやって来て、写真をガシャガシャ撮るんですから。
最低でも「撮影してもよろしいですか?」くらいの挨拶をして、相手の方から許可が出たら撮るようにして下さい。
まとめ
カメラを買ったばかりの頃は、写真を撮る難しさがわかっておらず、少し慣れてきたけど時は慢心のせいで、撮影依頼を気軽に受けてしまいがちです。
別にそれが悪いといっているんじゃないですよ(笑)!
自分が好きな様に撮るのと違って、人に頼まれて撮るのは難しいと言うことを知って欲しかったのです!
ただ、写真が上手くなりたいと思っている方は、撮影して欲しいと言う機会があったら受けてみてはどうでしょうか。
ぶっつけ本番での撮影は良い経験にもなりますし、今後の糧にもなります。
なんでもやって見ることが大事でますからね!