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写真もVlogもこれ1本!NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの実力と弱点

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こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!

 

「室内が狭くて全体が入らない…」
「自撮りやVlogで滑らかに寄り引きしたい」
「軽い広角ズームが欲しい」

——そんな悩みを持っている方には、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRがおすすめ!

 

焦点距離は換算18–42mmで、超広角から標準域までカバー。

約205gの軽さ、VR手ブレ補正、そしてZ初のパワーズーム(11段)を備え、初めての超広角や動画レンズとして、必要な要素がしっかり詰まっています。

ひらめいた人のイラスト(フリー素材)

  1. 超広角の12mmなら、狭いリビングやカフェでも“広さ”をそのまま再現。
  2. 28mm側では旅行スナップや日常の記録が自然な画角で撮影できる。
  3. 最短0.19mまで寄れるので、テーブルフォトや小物撮影も寄りの広角で背景ごと物語れるのが魅力。

 

今回は「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」の魅力や特長をご紹介しますので、このレンズを購入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです!

 

記事の信頼性

梅野

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このレンズはどんな人に最適?

 

 

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

結論から先に言うと

動画(Vlog・旅行・日常の記録)を軽快に始めたいDXユーザー、狭い室内や風景を広く撮りたい初心者の方に最適です。

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR はDX機で18–42mm相当をカバーする超広角ズーム。

約205gと軽く、VR(手ブレ補正)最大4.5段で手持ちでも安定、最短0.19mまで寄れるので、テーブルフォトや小物、自撮りでも大きく写せます。

フィルター径は67mmで、フィルター類も揃えやすいのが魅力ですね。

 

特に動画用途では、PZ(パワーズーム)が強力。

ズーム速度は11段階から選べ、滑らかな画角変化がワンオペでも簡単。

スマホ(SnapBridge)やPC、対応リモコンからリモート操作できるため、自撮りや固定アングル撮影でも無理なく“寄り/引き”ができます。

 

ジンバル使用時も内部駆動のズーム/フォーカスで重心変化が小さく、バランス調整の手間が少ないのも嬉しいポイントです。

 

 

一方で写真(スチル)でも、12mm側の圧倒的な広さは風景・建築・室内撮影で威力を発揮。

28mm側は目で見た印象に近い画角で旅行スナップにちょうどよく、「この一本で旅の動画も写真も」という使い方がハマります。

広角ならではのパース(遠近感)が強く出るため、前景を入れる/水平を取るといった基本だけ意識すれば、初心者でも“それっぽい”画が作りやすいのも利点です。

 

逆に、暗所で大きなボケを狙うポートレート中心の方には開放F値が控えめで物足りない場面も。

夜の動画はISOを上げる・明るい場所を選ぶ・手ブレ補正を併用といった工夫が必要です(VRはNORMAL/SPORT対応)。

 

ただ、軽さ・広さ・操作性(PZ)の三拍子が揃っていて総合力が高い!

Z30/Z fc/Z50など、DX機の“最初の広角”として魅力的な選択肢です。

 

こんな人におすすめ

  • Vlog・自撮り・旅行記録をDX機で手軽に始めたい
  • 室内撮影や風景・建築を“広く”撮りたい
  • 軽量セットで長時間の歩き撮り/ジンバル運用をしたい
  • スマホやリモコンからズームを遠隔操作したい(11段速のPZ)
  • **寄り広角(最短0.19m)**で被写体を大きく&背景も見せたい

 

まとめ:動画デビューと広角入門の決定版。軽さ・安定・操作性が揃い、一本で“引きの風景も、手軽な自撮りも”成立する万能DX広角ズームです。

 

 

12-28mmってどれくらい広く写せる?──換算18-42mmの使い道

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR は、DX機でフルサイズ換算18–42mm相当をカバーする超広角〜標準寄りのズームです。

画角は99°(12mm)〜53°(28mm)

室内や風景の“広さ”をしっかり写し込みつつ、旅スナップでは人の見た目に近い自然な画角まで対応できる懐の深さが魅力です。

 

  1. 12mm(18mm相当):狭い室内や建築、風景で“ぐっと広い”一枚に。前景を入れると遠近感が強調され、ダイナミックな構図が作りやすくなります。
  2. 20〜24mm付近(30–36mm相当):自撮りやVlogの定番。少しズームして顔を中央寄りに置くと歪みが目立ちにくく、背景も広く見せられます。
    電動ズーム(PZ)なら、フレーミングを保ったままスムーズに寄り引き可能。
  3. 28mm(42mm相当):旅行スナップの“万能域”。人物や料理、小物なども自然なパースで記録でき、一本で「広い景色も、日常の記録も」こなせます。

 


NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの推しポイント5選

 

1. NIKKOR Zで初のパワーズーム(PZ)で滑らかなズーミング

 

このレンズ最大の特長なのが、NIKKOR Zとして初のPZ搭載レンズと言うこと!

ズームするスピードは11段階から選択でき、ズームリング以外にもカメラ本体の拡大ボタン、MC-N10リモートグリップ、ML-L7 Bluetoothリモコン、SnapBridge、NX Tetherからリモート操作が可能。

テイク間で同じ速度を再現できるので、Vlog・商品紹介・ルームツアーなどで“プロっぽい”画作りが簡単です。

 

2. VR手ブレ補正(最大4.5段相当)で手持ち動画が安定

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

レンズ内VRは最大4.5段相当の補正効果。

Z 30 / Z fc / Z 50と組み合わせても安定した効果が得られ、歩き撮りや腕伸ばし自撮りの“ブレ”をしっかり抑えます。

 

手ブレ補正はボディ側のメニューから、状況に合わせて「NORMAL」と「SPORT」の2種類を使い分けれます。

静止画など動きの少ないときは「NORMAL」動きながら撮影する時は「SPORT」が最適!

 

3. 205gの軽量コンパクトで Z fc / Z30 と好相性

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは電動ズームを搭載していますが、レンズは約205g・全長約63.5mmの軽量&コンパクト設計。

小型ボディのZ fc / Z 30と組んでも前玉が重くなりにくく、長時間の撮影や旅行でも疲れにくいバランスです。

スマートフォンからミラーレスへのステップアップにも最適ですね!

 

4. 最短0.19mの“寄れる広角”でダイナミックな表現

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

良いレンズの条件の1つに「いかに被写体へ寄れるか?」と言うのも重要となって来ます。

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは、驚異のズーム全域で最短0.19m最大撮影倍率0.21倍!

テーブルフォトや小物を大きく写しつつ、背景も広く取り込む“寄り広角”ならではの迫力を手軽に楽しめます。

 

5. インターナルズーム機構でジンバル運用が快適

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの画像

※画像引用元:ニコン

 

ズームをしてもレンズが伸び縮みしない「インターナルズーム」を採用!

焦点距離を変えても重心のバランスが崩れにくいので、ジンバルでの動画撮影がぐっとラクになります。

フォーカスブリージングの抑制設計も映像向きですね。

 

まとめると:“広く・軽く・ブレに強く・ズーム操作も美しい”。はじめての広角&動画用レンズとして、DXユーザーの失敗しにくい一本です。

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRのデメリット

 

開放F値は控えめで暗い場所が苦手

 

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは可変開放F値 f/3.5–5.6

ズームで望遠側(28mm)へ寄るとf/5.6まで暗くなります。

 

室内や夜景、ライブ会場など暗所ではシャッター速度やISOを上げる必要が出やすく、大きなボケ量も得にくい点は割り切りが必要です。

 

また可変F値ですので、ズーム中にF値が変わり露出が変化が起こります。

動画なら最小F値をあらかじめf/5.6に固定しておき、Auto ISOで追従させると露出の段差が目立ちにくくなります。

静止画では手ブレ補正(VR)4.5段を活かしてSSをやや遅く設定し、ISO上昇を抑えるのが良いかと。

どうしても暗い場面が多い方は、明るい単焦点と使い分けが現実的です。

 

暗いF値への対策法

  • 動画:フレームレート30pなら1/60秒を目安に、f/5.6固定+Auto ISO。ズームしても露出変化が滑らか。
  • 静止画:被写体ブレ対策で人物は1/125秒前後、風景なら1/15〜1/30秒まで下げてもVRで歩留まりを狙えます。
  • 共通:小型LEDNDフィルターを併用すると、屋外・屋内どちらでもコントロールしやすくなります。

 

ズーム操作音の対策と録音のポイント

 

 

PZ(パワーズーム)は静粛性に配慮されており、内部ズーム機構で鏡筒が伸びないため、機械音や重心変化の影響は少なめです。

ですが静かな室内や高速側(8〜11)のズームでは、マイク位置や環境次第でわずかな作動音を拾う可能性があります。

公式情報でも静粛・内蔵PZ・速度選択(11段)が強調されていますが、完全無音ではない点は注意しましょう!

 

収音をきれいに保つコツ

  • ズーム速度は遅め(1〜3)を基本に。作動音・振動の伝達を最小化。
  • 外部マイクをオフセット設置(ショックマウント+風防)。レンズ直上から数cm〜10数cm離すだけでも機械音の回り込みが減ります。
  • 指向性を被写体側へ。自撮りはショットガンをやや外側に振る/ワイヤレスラベリアで口元に近づける。
  • AF音の予防:本レンズは静粛AF/ブリージング抑制設計ですが、念のためAF-Cの感度を一段落とし、不要なピント移動を抑えると録音が安定します。

 

まとめ:暗所・ボケ量・露出変化は可変F値ゆえの弱点。ただし、f/5.6固定+Auto ISOVRの活用で多くの場面はカバー可能。PZは静かで滑らかですが、録音重視なら低速ズーム+外部マイクのオフセットが最適解です。

 

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRの公式作例

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRで撮影した写真

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRで撮影した写真

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRで撮影した写真
※画像引用元:ニコン

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRのスペック

 

 

発売日 2023年5月19日
対応マウント Nikon Zマウント
フルサイズ対応 ×
レンズ構成 11群12枚
絞り羽根 7枚
焦点距離 12-28mm(換算18-42mm)
最短撮影距離 ズーム全域0.19m
最大撮影倍率 0.21倍
開放F値 F/3.5-5.6
画角 99~53°
手ブレ補正
防塵
防滴
フィルター径 67mm
本体サイズ 72x63.5mm
重量 205g
実売価格 46,000円前後

 

まとめ

 

NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRは、DX機ユーザーの「動画デビュー+広角入門」にちょうどいい一本。

換算18–42mmの使いやすいレンジ、約205gの軽さ、VR手ブレ補正、そしてZ初のパワーズーム(11段階*が生む“滑らかな寄り引き”。自撮り・ルームツアー・旅Vlogから、室内スナップや風景写真まで、一本で「広く」「安定して」「手軽に」撮れる総合力が魅力です。

さらに最短0.19mで“寄り広角”の表現ができ、テーブルフォトや小物撮影でも背景ごと物語れるのも強み。

 

一方で、可変開放F値(f/3.5–5.6)は暗所や大きなボケ量を求めるシーンでは不利。

夜の動画や室内はf/5.6固定+Auto ISO、歩き撮りはレンズVR+(対応ボディなら)E-VR併用で安定度を上げるのがコツ。

録音重視ならPZは低速(1–3)+外部マイクをオフセットで運用すると安心です。ここを理解して使えば、弱点は十分コントロールできます。

 

こういう人にハマる

  1. Vlog・自撮り・旅行記録をDXで始めたい
  2. 狭い室内や風景を“広く”きれいに残したい
  3. ジンバル/三脚/リモコン一定速度のズームを再現したい
  4. 軽量セットで長時間の歩き撮りを楽しみたい
  5. 寄り広角で“被写体+背景”を一枚にまとめたい

 

購入の目安

  • 広さと動画のしやすさ」を最優先 → 12-28mm PZ VR
  • より明るい描写」を重視 → 明るい単焦点をサブに併用
  • 極小・超軽量の一本化」が最優先 → 16-50mm系も比較検討

 

軽さ・広さ・安定・操作性が高次元でバランスしており、Z 30/Z fc/Z 50のパートナーとして失敗しにくい選択。

初めての超広角や動画用レンズとして、長く活躍してくれるはずです。

 

よくある質問(FAQ)

 

Q1.フルサイズ機(Z f/Z6シリーズなど)でも使えますか?


A.  使えますが、DXクロップでの使用になります。画角はフルサイズ換算で18–42mm相当、記録画素数はボディのDX相当まで低下します。フル解像度が必要な撮影はFX用広角の検討もおすすめです。


  

Q2.自撮りやVlogで顔が歪んで見えます。どうすれば防げますか?


A. 超広角の12mm側は端が引き伸ばされやすいため、20–28mm側にズームし、顔をフレーム中央寄りに配置。カメラは水平を保ち、腕をやや離して撮ると自然に写ります。


 

Q3.スマホやリモコンからズームできますか?


A. 可能です。SnapBridgeやML-L7、MC-N10、PCのNX Tetherなどから速度を揃えてリモートズームでき、ワンオペの商品紹介/ルームツアーで威力を発揮します。

 

Q4.ンバルで使うメリットは?


A. 内部ズーム機構のため鏡筒長が変わらず、重心移動が少ない=再バランスの手間が減ります。広角で歩き撮りの揺れも目立ちにくく、安定したフレーミングが可能です。

 

Q5. フィルター径と相性の良いアクセサリーは?


A. 67mmです。動画では可変ND、静止画ではC-PLが便利。フレアを抑えたい場合はフード使用+角度調整で光源の位置を工夫しましょう。

 

Q6. どの被写体に向いていますか?


A. 室内・建築・風景・旅スナップ・商品紹介・自撮りなど“広さ”が効くシーン。最短0.19mを活かしたテーブルフォト/小物+背景の「寄り広角」も得意です。

 

Q7. 大きなボケを出すコツは?


A. 広角はそもそもボケにくいので、被写体に思い切り寄る/背景との距離を離す/28mm側を使うの3点で後ボケ量を稼ぎます。背景の光源を入れて玉ボケを狙うのも◎。

 

Q8. 16-50mmキットズームと迷っています


A. “広さと動画のしやすさ”重視 → 12-28mm PZ VR。“超軽量で1本化”重視 → 16-50mm。あなたの撮影比率(室内・自撮り・ジンバル運用の多寡)で選ぶと後悔しにくいです。

 

Q9. オートフォーカスの追従は動画でも大丈夫?


A. 日常のVlogや商品紹介、歩き撮りでのAF追従・静粛性は良好。不要なピント移動を避けたい場合は、AF-Cの被写体検出感度を一段落とす、重要シーンはAF-S/MFで固定するのも有効です。

 

Q10. 買い替えの決め手は何ですか?


A. 超広角の使い勝手(18mm相当)、PZの再現性とリモート運用、205gの軽さに価値を感じるなら“買い”。暗所・ボケ量を最優先するなら、明るい単焦点との併用や別レンズの検討が現実的です。

 

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