こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
今回は、プロフェッショナル向けのマクロレンズ、HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWの特長と、実際に購入された方のレビューをご紹介します。
このレンズは、優れた光学性能と使い勝手の良さを兼ね備え、自然の微細な美しさを捉えるために設計されています。
さあ、このレンズがどのように写真撮影の可能性を広げてくれるのか、見ていきましょう。
記事の信頼性
- 写真歴 10年目
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HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWの特長
まずは「HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW」の特長をご紹介します。
先進の光学設計による卓越した描写力
ポイント
特殊低分散ガラス素材とED(特殊低分散)ガラス、HDコーティングを採用した高度な光学設計により、パープルフリンジやゴースト、フレアを抑制。
全撮影距離で極めてシャープでコントラストに富んだ描写を実現します。
クリアな解像力で被写体の精緻な細部まで忠実に再現されます。
堅牢な防塵・防滴構造で過酷な環境にも対応
ポイント
本体には6か所のシーリングが施され、防塵・防滴性能に優れています。
雨天や湿度の高い環境下においても安心して使用できる頑丈な作りとなっており、アウトドアでのマクロ撮影をより快適に楽しめます。
円形絞りが生み出す美しいボケ表現
絞り開放からF5.6までの範囲で円形絞りを採用し、背景をきれいにぼかすことができます。
絞り羽根は滑らかな描写を実現する8枚構成で、自然でクリーミーなボケ味を演出。
被写体をくっきり際立たせる表現が可能です。
ポイント
「HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW」は、卓越した光学性能と実用性の高さ、そして芸術的な表現力を兼ね備えています。
自然の神秘的で華麗な世界を鮮明に切り取り、写真の新たな地平を開いてくれるでしょう。
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWの公式作例
※画像引用元:リコー
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWのスペック
発売日 | 2022年11月18日 |
対応マウント | PENTAX Kマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 8群10枚 |
絞り羽根 | 8枚 |
焦点距離 | 100mm |
最短撮影距離 | 0.303m |
最大撮影倍率 | 1倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 24.5° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 65x80.5mm |
重量 | 348g |
実売価格 | 75,000円前後 |
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWのレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWの良い評価
旧型と比べ、パープルフリンジが出難いそうです。
(僕は旧型を知らないのですが、実際の撮影で気になった事はありません)
初めてのマクロレンズなので、マクロ域での撮影は被写界深度など用心しなきゃいけませんが、僕にとって新しい領域のレンズです。
オートフォーカスはレンズ内モーターではないけれど、マクロ域ではマニュアルが基本になると思うので、ハンデとは思いません。
寧ろそのことで軽量コンパクト、ついでにお値段もお手頃と、良い事ばかりです。
良い写りと「軽量コンパクト、ついでにオールウエザー対応と、良いレンズだと思います!
フルモデルチェンジを期待してしまうのは出来が良いから
新設計のレンズ構成とHDコーティングで、パープルフリンジの解消と現代的な描写を得ることに成功している。
元々、価格がお手頃なところも魅力の1つというマクロレンズだったため、フルモデルチェンジでレンズ内モーター駆動にしたりせず、ほぼそのまま進化させ、お手頃価格もコンパクトさも継承したところはとてもPENTAXらしい。
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しかし、どうしてもフルモデルチェンジを期待してしまう。やはりAFはレンズ内モーター駆動にして音の低減や精度向上を計って欲しい。いくらMFを使うマクロレンズとはいえ、AFがここまで古い仕様だと残念感は否めない。描写は大変素晴らしく向上しているので、どうしてもカメラレンズとしての総合的完成度の向上を期待してしまう。
しかしそうすると、この価格では出せない訳だ。
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今できる精一杯のことをやる。そのようなPENTAXの姿勢はやはり評価すべきか。シルバーを出してくれたことも、もちろん評価すべきだな。
1段良くなりました。
先代smcWR版はK-mountの中では長い間、また一番出番が多かったレンズだったので、こちらの改良版はその気になったら買おうと思ってました。
そして、お花の季節が近付いたので購入です。
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HD化と光学系の改良で、開放付近で出やすかったフリンジがかなり抑えられています。ただし全く出ないわけでは無いです。
smcWR版だとフリンジを目立たなくするのに2段ほど絞ってた所を1段絞るだけで充分な感じになります。
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先代より画質や使い勝手などが改良されて、総じて1段良くなった感があります。
特殊レンズを組み込んだせいか、お値段はちょっと高くなってしまいましたが、それだけの価値はあると思います。
ただ、先代もフリンジの出やすさ以外は悪くないレンズなので、まだ在庫がある内ならお財布と相談して選んでも良いかなと思います。
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWの悪い評価
現在の所、悪い評価はありませんでした。
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW 海外の評価
【長所】
・シャープで詳細なマクロ写真を撮影
・偽色を効果的に抑制
・防塵・防滴・SPフッ素保護機能付き
・1:1の倍率で近くにピントが合う
・クイックシフトフォーカス対応
・カラーはブラックとシルバーの2色【欠点】
・外付けフォーカスのデザインが古い
・ソフトウェアベースのフォーカスリミッターはメニューに埋もれている
・スクリュー駆動のオートフォーカスがうるさい【総評】
PENTAX HD D FA Macro 100mm F2.8 ED AW(549.95ドル)が旧型のD FA Macro 100mm F2.8 ED WR(2009年発売)によく似ていると思ったら、それには理由がある。ペンタックスは、全く新しい設計を開発する代わりに、高画素デジタルセンサーでの画質を向上させるために、古いレンズの内部にあるいくつかの光学素子を更新した。このレンズはその点では成功しており、素晴らしいクローズアップ写真を提供しているが、ネジ駆動の伸縮式フォーカスシステムは前世紀のもののように感じられる。しかし、このレンズはペンタックス製であるため、より現代的なマクロレンズは他のカメラシステムで探す必要があるだろう。
ペンタックスHD D FAマクロ100mm F2.8 ED AWレンズは、高画素デジタルカメラとの相性が良くなるよう光学式が刷新された恩恵を受けているが、ペンタックスは時代遅れのデザインに他の変更を加えることをしなかった。
引用元:pcmag
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AW レビューまとめ
HD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWは、先進的な光学技術と実用性を兼ね備えたマクロレンズです。その特徴を以下にまとめました。
- 卓越した光学性能: 特殊低分散ガラスとHDコーティングの採用により、パープルフリンジの抑制と高いコントラストの描写が可能です。
これにより、全撮影距離でのシャープでクリアな画質が実現しています。また、絞り開放からF5.6までの円形絞りにより、美しいボケ味を提供し、被写体を際立たせることができます。 - 堅牢な構造と全天候型の耐久性: レンズは六箇所のシーリングが施された防塵・防滴設計で、悪天候や厳しい環境下でも使用が可能です。これにより、アウトドアや雨天時のマクロ撮影も安心して行えます。
- ユーザーレビューによる高評価: ユーザーからは、その高画質と操作性の良さで好評を得ています。特に、パープルフリンジの抑制や素晴らしい描写性能が評価されています。
ただし、古いタイプのフォーカスシステムについては改善の余地があるとの意見もありますが、全体的にはその価格帯で非常に優れたマクロレンズであると高い評価を受けています。
このレンズは、マクロ撮影を極めたいプロフェッショナルフォトグラファーや、自然の細部を鮮明に捉えたい写真愛好家にとって、非常に魅力的な選択肢です。高い光学性能と堅牢な構造を持ちながら、芸術的な表現も可能にするHD PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8ED AWは、写真撮影の幅を広げる一本と言えるでしょう。
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