※2026年10月25日に内容を更新しました。
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
夏の終わりから秋にかけて咲く花といえば、真っ赤な彼岸花。
細く反り返った花びらと長い雄しべが特徴的で、赤い花が集まる姿には独特の華やかさがあります!
見頃の時期が限られるので、休日と開花のタイミングが合わず、撮り逃してしまう年もあるんですよね。
今回は、彼岸花を日の丸構図やハイキーなど、少しずつ撮り方を変えながら撮影してきました!写真を見ながら、背景ボケやF値の悩みも含めてご紹介します。
※撮影は2022年9月です
彼岸花の撮り方を工夫して写真撮影!構図・背景ボケ・露出の違い
動画でも撮影してきましたので、ぜひご覧ください!
1枚目は、彼岸花を画面の中央に配置するオーソドックスな「日の丸構図」で撮影しました。
背景は大きくぼかしたいものの、F値を小さくして絞りを開きすぎると、彼岸花の奥側までボケてしまいます。複雑に広がる花びらや雄しべをどこまでシャープに写すか、いつもF値の設定に悩みますね。
背景に緑の草を選んだことで、赤い彼岸花との色の対比が生まれました。花の形を引き立てたいときは、背景の色にも注目したいですね!
2枚目は、彼岸花の周りをひらひらと舞っていた黒い蝶と一緒に撮影。花だけを写すのとは違い、蝶が加わることで秋の風景らしい動きが出ました。
こちらは後から再レタッチした写真ですが、全体をもう少し明るく仕上げれば、蝶と彼岸花の様子が見やすかったかもしれません。ちょっと後悔しています…。
3枚目は、道に沿って並ぶ彼岸花を縦構図で撮影しました。奥へ続く花の並びを使うと、写真に自然な奥行きが生まれます。
本当は手前の花をぼかす「前ボケ」も入れたかったのですが、撮影位置には巨大な蜘蛛の巣が!写真には写っていませんが、近づくのを断念しました…。
背景には木漏れ日の玉ボケも狙ってみたものの、思ったほど数が出ませんでした。玉ボケは背景の光の位置にも左右されるので、撮影位置を少し変えて探すのもよさそうですね。
4枚目は、これまでの暗めの仕上がりとは反対に、露出を上げたハイキーな写真に挑戦しました。彼岸花の赤を強調するだけでなく、背景を明るく見せると、同じ花でも柔らかな印象になりますね。赤い花びらの階調が飛びすぎないようにするのがポイントです。
5枚目は、彼岸花を上から見下ろすハイアングルで撮影。花の広がり方を見せやすい反面、地面が背景に入りやすい構図です。
そこでF値を小さくして地面をぼかしてみましたが、被写界深度が浅くなり、肝心の彼岸花も一部がぼやけてしまいました…。背景を整理しながら花全体にもピントを残すのは難しいですね。
こういう場面では、ピント位置を変えて複数枚撮影し、後から合成する「被写界深度合成(フォーカススタッキング)」も一つの方法です。僕が使っているNikonのカメラではカメラ内で合成まで完結できないので、撮影後の作業が面倒で、まだ挑戦していません。
Luminar Neoも手に入れたので、対応するフォーカススタッキング機能を使い、機会があれば被写界深度合成にも挑戦してみたいですね。
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最後の6枚目は、彼岸花を縦構図に収め、露出を高めたハイキーな雰囲気で撮影しました。
画面下部の暗いシャドーから、上部の明るい部分へとつながるグラデーションが気に入っています。縦構図にしたことで、明暗の変化も見せやすくなったと思います!
ただ、編集した写真を別のモニターで見ると、思っていた色と違って見えることがあるんですよね(笑)。MacかWindowsかだけでなく、モニターの色域や設定、色の管理状態によっても発色は変わります。
実際の彼岸花はもう少し赤い印象だったのに、いま見ているパソコンのモニターでは、だいぶ朱色寄りに見えています。レタッチするときは、色の再現性も気になりますね。
色を安定して確認できるカラーマネジメント対応モニターにも憧れますが、やっぱりお値段が高い…。
どうしても「その予算があるなら新しいレンズを買いたい!」となってしまうので、モニターを手に入れるのは、まだ先になりそうです。
よくある質問(FAQ)
彼岸花の写真はどんな構図で撮るときれいに見えますか?
まずは一輪やひとまとまりの花を画面中央に置く、日の丸構図から試すと分かりやすいです。緑の草を背景にすると赤色が引き立ちますし、道沿いに咲く花を縦構図で写せば奥行きも表現できます。
彼岸花を撮るとき、背景をぼかすF値はどれくらいがよいですか?
決まったF値はなく、花の奥行きと背景までの距離で調整します。F値を小さくすると背景はぼけやすくなりますが、細い雄しべや奥の花びらもぼけるため、撮影画像を拡大して確認しながら必要に応じて少し絞るのがおすすめです。
彼岸花の周囲に玉ボケを作るにはどうすればよいですか?
背景に木漏れ日などの小さな光がある場所を探し、F値を小さめに設定すると玉ボケを作りやすくなります。花と背景の距離、光の位置、レンズの特性でも見え方が変わるので、撮る位置や角度を少しずつ変えてみてください。
彼岸花をハイキーに撮るときの注意点は何ですか?
露出を上げると柔らかく明るい印象になりますが、赤い花びらや明るい背景の階調が失われることがあります。液晶画面の見た目だけに頼らず、拡大表示やヒストグラムも確認し、残したい部分の描写を優先して調整しましょう。
背景をぼかしながら彼岸花全体にピントを合わせる方法はありますか?
F値を少し大きくして被写界深度を深めるほか、複数のピント位置で撮影した写真を合成する「フォーカススタッキング」も方法の一つです。合成には対応ソフトが必要で、風で花が動くと仕上がりが乱れやすいため、撮影時の条件にも注意しましょう。
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