※2019年11月22日記事内容を更新しました※
こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
ただ写真を撮るだけなら、エントリーモデルのレンズキットを買って終わりだけど、
ハマって来ると「もっとこんな写真撮ってみたい!」と新しいレンズを買うし、画質や連写速度を求めて違うカメラに買い替えたりします。
なのでお財布には優しくない趣味なんですが、そこで強い味方になってくれるのが中古品です!
カメラやレンズの中古を買うメリットは、低価格で手に入れられる事だけ!
※希少なオールドレンズの場合はクソ高い場合がありますが…
価格が安いこと以外はデメリットの塊でもあるので、中古を買う時に気を付けたい事をご紹介します。
一眼レフの注意点!
最新モデルの場合は中古でもあまり価格が変わらないので、私は新品を買ったほうがいいと思う。
中古で狙うなら型落ちして値段がグッと下がったモデルです!
お店の方がカメラを点検し清掃しているので、外観はキレイですがカメラは中身が大事になるので、
中古カメラを買う時には見た目よりも中身がヘタっていないかを見ます!
シャッター回数
写真を撮るときには必ずシャッターを切る必要がある。
このシャッター機構は無限に動いてくれるわけでは無いんです。
メーカーが試験した耐久回数
エントリーモデルなら約5万回。
中堅機なら約10万回。
フラッグシップモデルは約40万回のカメラも出てきています。
※この数字はあくまでメーカーが試験した耐久回数なので、5万回シャッターを切ったら壊れると言うものじゃなくて、
5万回までは問題無く使えますけどこれを超えると壊れる可能性が出てきますよ!と言う数値。
中古カメラを買おうとした時に
外観は汚れ小キズがあるけど、シャッター回数は2万回
外観はとてもキレイで新品みたいだけど、シャッター回数は9万回
この2つのカメラが同じ100,000円で売られていたとしたら、
私としてはシャッター回数の少ない方がオススメ。
理由はシャッター機構は壊れると修理に数万円掛かってしまうので、そんなにお金がかかってしまうと中古品を買う意味が無くなっちゃうから(笑)
カメラの状態は様々
シャッターの回数以外にも、前の持ち主がどんな使い方をしていたかによって、カメラの状態は大きく変わってきます。
カメラにキズが多く入っていたりなんか薄汚れているのなら、お手入れをしっかりとしていたとは言えないし、過酷な使い方をしていたはずなのでそう言ったカメラは避けた方が良いです。
あとは、ちゃんと防湿していたかも重要。
湿度80~90%になる梅雨時も除湿せずに放置していたのなら、機械部分はダメージを受けています。
友達のお母さんが湿気に対してノーガードでカメラを置いていましたが、あんまり使っていないのにシャッターが壊れました。
撮れるんですけどシャッタースピードを高速に出来ない症状が出てしまって、常に可変式のスローシャッター状態。
もちろん手ブレしまくりです(笑)
●壊れかけの可能性も
現状では正常に動いているけど、寿命が尽きる直前と言う可能性もあります。
カメラじゃないけど私が購入した中古車は、
買った時はなんの問題も無く走ってくれていましたが、買ってから1年以内に
・サイドブレーキ破損
・ブレーキローター破損
・排気漏れ発生
・エアフロセンサー破損
・雨漏り発生
こんな感じで次々と壊れていきました(笑)
そもそも中古品は前の持ち主が「最近調子悪くてそろそろ壊れそうだから、新しい物に買い換えよう」と思って売ったカメラである可能性もあるので、私の車と同じことが起こりうるんです。
中古を買うならハズレ個体に当たってしまう覚悟も必要ですね。
レンズの注意点!
カメラ本体と違ってレンズの中古市場の規模は大きく、とても数が多いので欲しいレンズの中古はほぼ見つかります。
カメラのシャッター回数みたいに、レンズにはレンズの問題点もあるのでしっかりと確認をしましょう!
●カビやほこり
レンズにはどうしてもホコリが混入してしまうもので、中古のレンズにはホコリが絶対に入っていると思ってもらって大丈夫です。
多少のホコリが入っていても、写真には写らないのであまり神経質にならなくても良い。
そもそも神経質な人は中古品を買うべきではありませんが(笑)
そんな中でも厄介なのはカビ!
カビは1度発生してしまうと、レンズをメーカーに送ってクリーニングをして貰っても完全に除去するのは難しい。そして僅かに残ったカビが時間と共に何度も発生してしまい埒があきません。
カビはホコリと違って、レンズにフィルターを掛けるように広がっていきますので写真の写りにも影響が出てきます。
なので価格が安くてもカビが発生しているものは買わない方が無難ですね…
●ピントのずれ
純正レンズでは少ないですが、社外品レンズの中古では起こりえます。
ピントがズレているとオートフォーカスで被写体にピントを合わせようとしても、カッチリ合わずにモヤッと写真になってしまうんです。
なのでそのまま使うのならマニュアルフォーカスで使うしかないですね。
レンズメーカーによっては、カメラ本体とレンズを送ればピント合わせをしてくれますが、手間と時間がかかるのでこう言ったレンズは避けたいところ。
純正レンズの場合も、前のオーナーさんが落としたりして衝撃が加わっていると、ピントが合いにくい症状が出る場合があるので注意です!
この記事を書こうと思ったキッカケ
私のブログに良く登場するカメラ友達の森澤くん。
彼は中古レンズマニアか!?って言うくらい中古レンズを買い漁っていて、会うたびに新しいレンズ買ったんだ~と言ってます(笑)
しかし、彼の買うレンズはこの記事でこういう所は注意してくださいね~と言っている事をすべて無視したレンズばかり(笑)
今までに森澤くんが買ったレンズで、私が触らしてもらった物は
オートフォーカスがピンぼけ連発の58mm単焦点レンズ カビ?汚れ?がレンズの半分を侵食している超広角ズームレンズ
それもそのはず。
彼の買うレンズはどれも2000円~5000円のものばかり。
普通の店ならジャンク品扱いにされるか、そもそも店頭に並ばないレベルのものです。
本人は全然不満が無いみたいですが、新たに買ったレンズを見せられる度に驚かせられます(笑)
出来れば実店舗で買う
中古品を買う場合は自分の目で見て買いましょう!
店舗にもよると思いますが、自分のカメラに中古レンズを装着して試写させてくれるので、ピントがしっかりと合うかどうか?ズームリングなどにひっかかりが無いかとかチェックする必要があります!
ネット購入は探している商品が見つかりやすいですが、実際に商品を見ることが出来ないので中古品を買う時はやめておいたほうが良い。
利用するとしても大手で評判の良いお店を利用しましょう!
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