こんにちは、梅野(@kerocamera_ume)です!
定年退職後に暇を持て余している人は居ませんか?
あるいは定年退職が間近だけど、特に趣味もないしどうしようか?と悩んでいる人は居ませんか?
定年後にすることが無くて毎日暇すぎると嘆いている人も居ますが、写真を撮り始めればそんな暇は無くなりますよ!
今回は定年後の趣味としてカメラ・写真をおススメさせて頂きます。
定年退職後の趣味としてカメラ・写真をおススメする理由
定年退職後の趣味とおススメされるのは、ウォーキングや読書。
楽器・卓球・将棋などなど、色々とありますが、それらの趣味は基本的にはインドアなんですよね。
かといってアウトドアな趣味となると例えば「登山」などもありますが、登山はこれまで運動をしていなかった人には結構ハードルが高い。
というわけで手軽に体にも頭にも良いのが、カメラ・写真なんです!
とにかく時間を潰せる、むしろ足りないくらい
定年退職後に趣味を持っておけば良かったと悩む方が多いですが、その理由は暇すぎる時間が苦痛と言うことですよね。
現役の頃は働くことが中心の生活なので、仕事終わりや休日にダラダラ過ごすのが至福だったと思います。
しかしそれは、仕事と休みというメリハリがあったからではないでしょうか。
ダラダラするのって普段忙しいから幸せなんですよね。
定年退職後は仕事のストレスもない。かといっても趣味がなければ毎日がなんとなく過ぎていく。
次第にそんな生活にも飽きてきて、1日が長く感じて苦痛だ…。
そんな方にカメラ・写真がオススメ!
撮影に出かけるとあっと言う間に1日が終わってしまいます。
写真撮影は適度に疲れるので、夜ごはんも美味しいし「次は何を撮りに行こうかな?」と家に帰って来てからもあれこれ考えて楽しいと思います。
撮影に出かけると運動になる
写真を撮りに行こうと思うと、強制的に外出することになりますね。
インドア派であんまり外に出かけることが無い方に写真はおススメの趣味。
私自身、超インドア派で1日中1歩も外に出なくても大丈夫な人間だったのですが、写真を始めてからは家にいるのが勿体無いと思うようになりました。
「家にずっと居るのは良くないんだろうけど、なにか用事が無いと出かけるのが面倒だな…」
そんな方におすすめです。
カメラ撮影が趣味になると、外に出るとどんな写真を撮ろうかと歩き回る事にもなりますので、運動にもなります。
そして足腰が鍛えられ疲れにくい体になります。
良い写真を撮ろうと思うと頭を使う
キレイなお花が咲いていて写真を撮ろうと思っても、何も考えずに写真を撮ると、ただ撮っただけの面白くない写真になります。
写真が趣味になると頭を使う
なぜこの花がキレイと思ったのか?
どの角度から撮るのが、いちばん花をキレイに見せられるか?
自分の頭に思い描いている写真を撮るには、どんなレンズを使いどんなカメラの設定にすればいいのか?
と、色々と考えないと誰が見ても「キレイ!」と思えるような写真は撮れません。
「え!そんな色々と考えるの無理!」と思うかもしれませんが、写真を撮ってみて「もっとキレイな写真を撮りたいな」と思い始めた瞬間から自然と「どう撮ると良いのかな?」と考え始める。
1年目より2年目、2年目より3年目の方が、これまでの経験と1年目2年目より良い写真を撮るにはどうしたら良いのか?と様々なことを考えながら写真を撮影するので頭をフルに使います!
年齢を重ねても成長を実感できる
年を重ねるごとに「成長より衰えを実感」することが多くなると思います。
学生の頃や社会人になったばかりの様に、次から次へと出来る事が増えていくような感覚はなかなか味わえなくなります。
かと言ってすぐに成長を実感できることは、飽きも早いかもしれません。
写真は上達が実感しにくいのですが、2年目に1年目の写真を見返してみると、1年前より上手くなったなと感じます。
徐々に徐々に長い期間を掛けて上達していくので、飽きにくいし長いこと楽しめます。
何気ない風景の美しさに気が付く
有名な観光地や秘境、あるいは海外に行かないと素晴らしい写真は撮れないと思っている方もいらっしゃると思います。
実際のところそんな事はなくて、近所の散歩コースでも良い写真はいくらでも撮ることが出来ます。
ただ単純に気が付いていないだけ。
私が写真を始めて気が付いたことがあります。
春ごろに写真を撮っていた時なのですが、つくし(つくしんぼ)が生えていたんです。
「つくしんぼなんて見るの小学生のころ以来かも」と。
幼いころと違って大人になると、足元なんて注意深く見ることはなくなります。
周りの風景は見るでしょうが、公園のフェンスにツタが絡まってきた・ボルトが錆びてきているなんて所まで見ることは無いでしょう。
つくしんぼは毎年生えているはずですので、私が10何年間も気が付かなかっただけなんですね。
写真を撮るようになると、今まで素通りしてしまっていた所も色々と見るようになります。
「今まで気が付かなかったけど、よくよく見てみると近所でも撮りたいと思うものが一杯ある!」と言うことに気が付くはず。
子どもの頃の様に、色んな発見があるのでとても楽しいですよ。
写真を趣味として始めるなら一眼レフかミラーレスが良い
最近のスマートフォンはカメラの性能が格段に上がりましたので、写真に興味が無い方でもキレイな写真が撮れてしまいます。
それでも写真を趣味で始めたいなら、一眼レフやミラーレスをおススメします。
理由としてはスマートフォンは全自動だからです。
スマートフォンの場合
「こういう色の鮮やかさで、明暗差を無くして、クッキリと写ってたらいいんでしょ?」とスマートフォンが自動で加工しまくった写真になっちゃうんですよね。
誰が見ても90点と思う仕上がりで写真を処理してくれるのは長所ですが、味気ない・代り映えしないという短所にもなります。
一眼レフやミラーレスの場合
ピントの位置・写真の明るさ・ピントの合う範囲(奥行)・シャッタースピードなどなど、色んな設定を組み合わせることで、無限と言えるパターンの写真を撮ることが出来ます。
写真に興味が無いころは、一眼レフで撮影された写真を色々とみても、そんなに変わらないという印象を持つと思います。
しかし1年2年と写真を撮っていると、似たような写真でも色んな違いに気が付く。
「この写真はこの人っぽい写真だな~」と、細かな個性に気が付くと思います!
一眼レフ
一眼レフとは?
フィルムカメラのころから存在する「The・カメラ」
一般的に本格的なカメラと言えば、一眼レフの事を指すと思います。
シャッターを切った時のシャッター音や手に伝わって来る振動は、写真を撮っているという感覚を味わえテンションが上がります。
カメラと言えば一眼レフと言うイメージが今でも強いですが、現在では一眼レフの進化版と言える「ミラーレス」が主流となってきているので、残念ながら一眼レフは終焉を迎えつつあります。
写真初心者の方が使う一眼レフのエントリーモデルがメーカーのラインナップから消え、中級機や高級機が残っています。
しかし一眼レフは根強い人気があるため、中古は玉数が豊富です。
プロの方々も一眼レフを愛用されている人が多いですね。
「一眼レフに憧れていた」「カメラらしい見た目の物が欲しい!」
と言う方は、一眼レフがオススメです。
自分が欲しいと思うものから始めるのが、一番飽きにくいですからね。見た目って非常に重要です。
現在一眼レフを販売しているメーカーは、Canon・Nikon・PENTAXの3社となります。
ミラーレス
ミラーレスとは?
一眼レフのレフ(ミラー)が入っていないので「ミラーレス」と言います。
一眼レフに入っていたパーツ、ミラーとペンタプリズムを排除して、小型軽量化された新しい一眼カメラ。
全ての性能が一眼レフを上回っているわけではありませんが、現在の主流となっていますね。
ミラーレスを販売しているメーカーは、Canon・Nikon・SONY・OM-SYSTEM(OLYMPUS)・LUMIX(Panasonic)・FUJIFILMと6社もあり、性能やデザインが個性的なカメラが揃っています。
メーカーが一番力を入れて開発していますので、最先端技術が詰め込まれた高性能モデルから、オシャレなデザインのカメラまで幅広いラインナップ。
これからカメラを始められる方は、一眼レフに拘りが無ければミラーレスがオススメです。
ミラーレス最大の欠点は、一眼レフに比べるとバッテリー持ちが悪いこと。
1日中撮影するのなら、予備バッテリーを持っていないと厳しいです。
まとめ
定年退職後の趣味としてカメラ・写真がおすすめの理由をご紹介しました。
運動になるし、美しいものが見れて、それを残すことが出来る。良い趣味だと思います。
実際、定年退職後にカメラを始められる方は多い。
写真は写真を撮る腕だけでなく「その日その場所に居ること」も重要。
プロの写真家さんたちは「アマチュアの方が写真が上手い」と発言される方も少なくないですが、定年退職されたアマチュアカメラマンの場合、撮影に出かける機会が多く、年に1回あるか無いかの凄い夕焼けや巨大な虹などに出くわすチャンスが多いから。
私が野鳥撮影に出かけた時も、「毎日鳥を撮りに来ている」と言う人も多く、珍しい鳥に出くわすチャンスも週に1回しか来れない私に比べはるかに多いですよね。
定年退職して時間があると言うのは、カメラマンにとって非常にうらやましい状況です。
家でテレビを毎日眺めているより、写真を撮りに出かけませんか!